トヨタが、コンパクトハイブリッド車「アクア」の改良発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型アクアについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】クロスオーバー廃止!トヨタ「新型アクア」改良発売!
- トヨタ新型アクアの【主な変更点まとめ】
- グレード見直し!トヨタ新型アクアの価格は?
- スポーティ!トヨタ新型アクアの外装(エクステリア)デザイン
- 上質!トヨタ新型アクアの内装(インテリア)デザイン
- 迫力UP!トヨタ新型アクアにカスタムモデルも!
- 【特別仕様車】トヨタ新型アクアグランパーの専用装備は?
- 【特別仕様車】ビジネスに!アクア新型S“Business Package”ラインナップ!
- トヨタ新型アクアのパワートレインとスペックは?
- WLTCモード値に!トヨタ新型アクアの燃費は?
- 充実!トヨタ新型アクアの安全装備は?
- 2タイプ!トヨタ新型アクアのボディサイズは?
- いつ?トヨタ新型アクアの発売日は?
- トヨタ・アクアを「おさらい」
【最新情報】クロスオーバー廃止!トヨタ「新型アクア」改良発売!
トヨタが、「アクア」の改良発売を発表しました。
トヨタ・アクアは、ブランドのコンパクトハイブリッド車としてラインナップされ、販売開始から長期間国産車トップクラスの販売を継続。2019年7月にはマイナーチェンジが実施され魅力をアップしていました。
▼新型アクアGRスポーツ
最新の改良では、「G“GR SPORT”」に切削光輝+ダークグレーメタリック塗装を施した16インチのGR SPORT専用アルミホイールを標準装備し、軽快な走りを演出。
さらに「G“GR SPORT”」、「G“GR SPORT・17インチパッケージ”」に、バックカメラを含むナビレディパッケージが標準装備されています。
また、「G」グレードでは、「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」を標準装備することで安全性能を向上。
▼セメントグレーメタリック
▼ダークブラウンマイカメタリック
ボディカラーには、新色「セメントグレーメタリック」、「ダークブラウンマイカメタリック」が設定されています。
その他、新型アクアでは「アクアクロスオーバー」を廃止し、これまで装備を充実した特別仕様車として設定されていた「クロスオーバー”グラム”」を通常モデルとしてラインナップ。
また、新燃費規格WLTCモード値にも対応し、最高29.8km/Lとなっています。
改良された新型アクアは2020年8月6日に発売。価格は1,818,300円~2,610,300円となっています。
▼トヨタ・ヤリスクロス
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▼トヨタ・アクア(次期型)
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トヨタ新型アクアの【主な変更点まとめ】
▼トヨタ新型アクアの変更点
- 「G“GR SPORT”」に16インチGR SPORT専用アルミホイールを標準装備
- 「G“GR SPORT”」と「G“GR SPORT・17インチパッケージ”」に、バックカメラを含むナビレディパッケージを標準装備
- 「G」グレードに、「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」を標準装備
- ボディカラーに新色「セメントグレーメタリック」「ダークブラウンマイカメタリック」を設定
- 「アクアクロスオーバー」を廃止し、特別仕様車「クロスオーバー”グラム”」を標準モデル化。
メッキアウトサイドドアハンドルのほか、インテリジェントクリアランスソナーやスマートエントリーを標準装備 - 「Gソフトレザーセレクション」を廃止
- WLTCモード燃費値に対応
▽2020年6月の変更点
- 特別仕様車「S“Style Black”」に、「パノラミックビューモニター」を追加装備
▽2019年10月の変更点
- 特別仕様車となる「アクアGLAMPER」を設定。
専用ボディカラーやエクステリアアクセントを採用し、安全装備を充実
▽2019年7月改良での変更点
- 駐車時に車両周辺の状況をナビゲーション画面で確認できるパノラミックビューモニターを新設定
- オート電動格納式リモコンカラードドアミラーに、車両後退時に助手席側の鏡面が自動で下向きになり駐車ラインなどの確認が容易になるリバース連動機能を採用。
さらにドアミラーに、付着した霜や曇りを取り除くヒーターを全車に標準装備 - フロントグリルとホイールキャップの意匠、リヤコンビネーションランプの加飾を変更
- 外板色に新規設定色サーモテクトライムグリーン(オプション)を含む全11色(Crossoverは全12色)を設定
- 「G」グレードのシート表皮をダークブラウン基調とし、「S」グレードで内装色レッドを選択した場合、インストルメントパネルの助手席側カラーをブラック、レジスターリングをレッドに変更するなど落ち着きのある印象に仕上げ
- 特別仕様車「S“Business Package”」を新設定。
Sグレードをベースに、ビジネス用途に合わせて装備を厳選したほか、衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Senseやインテリジェントクリアランスソナー、荷物の積載に優れたフルフラットデッキボードなどを採用 - 特別仕様車「S“Style Black”」「Crossover“Glam”」の装備を充実。
「S“Style Black”」に専用LEDヘッドランプやナビレディパッケージを特別装備、シートには車内消臭・防汚・撥水機能付の高機能表皮を採用。
「Crossover“Glam”」にナビレディパッケージを特別装備したほか、アウトサイドハンドルにメッキ加飾を採用
グレード見直し!トヨタ新型アクアの価格は?
▼トヨタ新型アクアの価格
- L:1,818,300円
- S:1,921,700円
- G:2,126,300円
- Crossover“Glam”:2,198,900円
- G“GR SPORT”: 2,440,900円
- G“GR SPORT・17インチパッケージ”: 2,610,300円
▽特別仕様車
- S “GLAMPER”:2,083,400円
- S“Style Black”:2,068,000円
- S"Business Package":1,952,500円
改良されたトヨタ新型アクアは、「アクアクロスオーバー」を廃止し、特別仕様車「アクアクロスオーバー“Glam”」を標準モデルとすることで、クロスオーバーモデルのスタート価格がアップしています。
その他、「Gソフトレザーセレクション」を廃止することで、グレードが見直されています。
▼参考:トヨタ・アクアの価格(前モデル)
- L:1,818,300円
- S:1,921,700円
- G:2,097,700円
Gソフトレザーセレクション:2,125,200円 - Crossover:2,097,700円
- G“GR SPORT”: 2,372,700円
- G“GR SPORT・17インチパッケージ”: 2,581,700円
▽特別仕様車
- S “GLAMPER”:1,966,800円
- S“Style Black”:2,068,000円
- Crossover“Glam”:2,198,900円
- S"Business Package":1,952,500円
スポーティ!トヨタ新型アクアの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ・アクア(ベースモデル)
トヨタ新型アクアの外装には、2019年7月の改良時に新しいデザインが採用され、フロントグリルとホイールキャップの意匠、リヤコンビネーションランプの加飾が変更されています。
▼トヨタ・アクアクロスオーバー「グラム」
最新の改良では、クロスオーバーSUVモデルのベースグレード「アクアクロスオーバー」が廃止され、これまで特別仕様車として設定されていた「アクアクロスオーバー“Glam”」を標準モデルとしてラインナップ。
メッキアウトサイドドアハンドルのほか、インテリジェントクリアランスソナーやスマートエントリーが標準装備されています。
上質!トヨタ新型アクアの内装(インテリア)デザイン
トヨタ新型アクアの内装は、2019年7月の改良時に新デザインの採用により質感が高められています。
改良では、上位グレード「G」のシート表皮にダークブラウン基調を採用。
中間グレードの「S」では、内装色にレッドを選択した場合、インストルメントパネルの助手席側カラーをブラック、レジスターリングをレッドに変更するなど落ち着きのある印象に仕上げられています。
▼トヨタ新型アクアの室内サイズ
- 室内長×室内幅×室内高:2015×1395×1175mm
迫力UP!トヨタ新型アクアにカスタムモデルも!
▼トヨタ新型アクアGRスポーツ
トヨタ新型アクアには、トヨタのスポーツ車ブランド「GR」による「アクアGRスポーツ」が設定されています。
GRスポーツは改良で、ベースグレードに切削光輝+ダークグレーメタリック塗装を施した16インチGR SPORT専用アルミホイールを標準装備。
加えて、ベースグレードと「17インチパッケージ」グレードに、バックカメラを含むナビレディパッケージが標準装備されています。
▼トヨタ新型アクア モデリスタカスタムパーツ装着画像
▼トヨタ新型アクア TRDカスタムパーツ装着画像
その他、新型アクアでは、純正系カスタムとしてモデリスタとTRDが独自のパーツを設定し、多彩なスタイルを楽しむことができるようになっています。
【特別仕様車】トヨタ新型アクアグランパーの専用装備は?
▼トヨタ新型アクアグランパーの画像
トヨタ新型アクアには、特別仕様車となるアクアグランパーが設定されています。
新型アクアグランパーは、グランピングをはじめカジュアルなアウトドアの雰囲気に合う特別仕様車として制作。
専用LEDヘッドランプのほか、ドアミラー、ドアハンドル、ホイールキャップにブラック塗装を採用することで、デザインを引き締め。
インテリアもブラックインテリア、コハクを配色したファブリックシート表皮とすることで、外観とコーディネートし上質な仕上げに。
その他、「衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Sense」「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」「フルフラットデッキボード」を標準装備することで使い勝手がアップされています。
▼“GLAMPER meets TRD” アクティブキット
さらに、ブラック基調の特別アクセサリーとして、TRD製“GLAMPER”専用パーツが販売店装着オプションとして設定され、“GLAMPER”のアウトドアカジュアルテイストなデザインを引き立てることができるようになっています。
【特別仕様車】ビジネスに!アクア新型S“Business Package”ラインナップ!
▼アクア新型S“Business Package”の画像
新型アクアには、特別仕様車「S“Business Package”」が設定されています。
アクアS“Business Package”は、Sグレードをベースに、ビジネス用途に合わせて装備を厳選したモデルとしてラインナップ。
内装色には、自然な風合いのナチュラルグレーを採用。
また、衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Sense、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]、荷物の積載に優れたフルフラットデッキボードなどを特別装備し、様々なビジネスシーンでの活用に適した仕様に仕上げ。
外板色にはスーパーホワイトⅡを含む全3色が設定されています。
トヨタ新型アクアのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型アクアのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.5L+電気モーターハイブリッド
- エンジン出力:74ps/11.3kgm
- モーター出力:61ps/17.2kgm
- 駆動方式:FF(4WDなし)
- トランスミッション:CVT
トヨタ新型アクアのパワートレインには、1.5Lエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されています。
ハイブリッドシステムは、2017年の改良時にエンジンやハイブリッド制御の見直しにより環境性能を向上。
走り味をアップするためにボディ剛性が強化され、タイヤサイズを175/65R15から185/60R15に大型化することで操縦安定性と乗り心地を向上しています。
WLTCモード値に!トヨタ新型アクアの燃費は?
▼トヨタ新型アクアの燃費
※WLTCモード値
- アクア:29.8km/L~27.2km/L
- アクアクロスオーバー:27.2km/L
トヨタ新型アクアは新燃費規格WLTCモード値に対応し、最高29.8km/Lとなっています。
前燃費規格JC08モード値との比較では-8.2km/Lと、ダウン幅が大きくなっています。
▼参考:トヨタ・アクア(前モデル)の燃費
※JC08モード値
- アクア(ベースモデル):38.0km/L~34.4km/L
- アクアクロスオーバー:34.4km/L
充実!トヨタ新型アクアの安全装備は?
トヨタ新型アクアの安全システムには、以前搭載されていた「Toyota Safety Sense C」を進化させた衝突回避支援パッケージとして、「C」が外れた「Toyota Safety Sense」が装備されています。
▼パノラミックビューモニター
2019年の改良では新たに、駐車時に車両周辺の状況をナビゲーション画面で確認できるパノラミックビューモニターを設定。
また、オート電動格納式リモコンカラードドアミラーには、車両後退時に助手席側の鏡面が自動で下向きになり駐車ラインなどの確認が容易になるリバース連動機能を採用したほか、付着した霜や曇りを取り除くヒーターが全車に標準装備されています。
▼トヨタ新型アクアの安全装備
- トヨタセーフティセンス
・プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダー+単眼カメラ)
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム - インテリジェントクリアランスソナー
- ドライブスタートコントロール
- Bi-Beam LEDヘッドランプ
- LEDフロントフォグランプ
- LEDリヤフォグランプ
- ヒルスタートアシストコントロール
- 先行車発進告知機能
- 緊急ブレーキシグナル
- VSC&TRC
- EBD(電子制動力配分制御)
- 車両接近通報装置
2タイプ!トヨタ新型アクアのボディサイズは?
▼トヨタ新型アクアのボディサイズ
- アクア(ベースモデル)
全長×全幅×全高:4050×1695×1455mm
ホイールベース:2550mm
最低地上高:140mm
車重:1060kg~1090kg - アクアクロスオーバー
全長×全幅×全高:4060×1715×1500mm
ホイールベース:2550mm
最低地上高:170mm
車重:1100kg
トヨタ新型アクアのボディサイズは、ベースモデルとクロスオーバーで2タイプ用意されています。
アクアクロスオーバーはベースモデルより全長+10mm、全幅+20mmとすることでタフなボディスタイルとされ、全幅が1700mmを超えることで日本では3ナンバーサイズとなっています。
最低地上高は30mm高められており、クロスオーバーらしい余裕をもった走り味に仕上げられています。
いつ?トヨタ新型アクアの発売日は?
改良された新型アクアは、2020年8月6日に発売されました。
トヨタ・アクアは今後フルモデルチェンジも計画され、注目度もあがっています。
▼トヨタ新型アクア
【トヨタ新型アクア最新情報】フルモデルチェンジ発売日や価格、燃費、クロスオーバーは?
トヨタ・アクアを「おさらい」
▼トヨタ・アクア(初期モデル)
トヨタ・アクア(AQUA)は、初代となる現行モデルが2011年に登場したコンパクトハイブリッドカーです。
アクアのモデル名の由来はラテン語の「水」となっており、「透明感あるクリーンなイメージ」や、水の様に自由に広がることで従来のハイブリッドカーの印象にとらわれず広く楽しまれることを願って命名されました。
海外では、高い知名度を持つ「プリウス」シリーズの1モデルとして、「プリウスC」のモデル名で販売され、「C」は「City」を意味しています。
2003年に生産を終了した初代プリウス以来8年ぶりとなる5ナンバーサイズのコンパクトハイブリッドカーとなり、プリウスと同じく全てのトヨタ車取扱いチャネル(トヨタ店・トヨペット店・カローラ店・ネッツ店)で販売。
▼トヨタ・アクア(2014年改良モデル)
2014年には初のビッグマイナーチェンジが行われ、ちから強い新デザインやクロスオーバーとなる「X-URBAN」をラインナップ。
2017年には再度大幅改良され、現行モデルの表情に変更するとともに、車高を「X-URBAN」から10mmアップしてさらに走破性能をあげたアクアクロスオーバーがラインナップされました。
高い人気からフルモデルチェンジが行われず、コンパクトカーでは珍しい7年目の継続販売を迎えたロングライフモデルとなっています。
新型トヨタ・アクアについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!