MINIが、「MINIハッチバック」の新世代モデルとなる「MINIクーパー」を発表しました。
最新技術により魅力をアップした新型MINIクーパーのスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】モデル名は原点に!「新型MINIクーパーEV」フルモデルチェンジ発表!
- 新型MINIクーパーの【変更点まとめ】
- 凝縮!新型MINIクーパーの外装(エクステリア)デザイン
- 魅力UP!新型MINIクーパーの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型MINIクーパーのパワートレインとスペックは?
- アップ!新型MINIクーパーの価格は?
- いつ?新型MINIクーパーの発売日は?
- BMW・MINIを「おさらい」
【最新情報】モデル名は原点に!「新型MINIクーパーEV」フルモデルチェンジ発表!
▼新型MINIクーパーの画像
MINIが、「MINIハッチバック」の新世代モデルとなる「MINIクーパー」を発表しました。
MINIハッチバックは、ブランドの主力モデルとしてラインナップされ、軽快な走りが人気になっていました。
新世代では、モデル名をこれまでの「MINIハッチバック」から、原点に立ち返り「MINIクーパー」に変更。
最新プラットフォームを採用し快適性をアップしたほか、新世代EVパワートレインを搭載。
また、持続可能性を重要視し、レザーを使用しない新しいインテリアを採用。
大型インフォテインメントディスプレイを装備することで魅力がアップされています。
新型MINIクーパーは2023年9月1日に発表され、英国価格は30,000ポンド(約560万円)から。
MINIは今後、5ドアハッチバックやカブリオレ、前世代プラットフォームを使用した内燃機関モデルの設定を予告しています。
▼新型MINクーパーの動画
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新型MINIクーパーの【変更点まとめ】
▼新型MINIクーパーの変更点
- モデル名を「MINIハッチバック」から「MINIクーパー」に変更
- エクステリアに最新のデザインを採用
- 最新EVパワートレインを搭載し、これまでの内燃機関モデルと併売
- レザーを使用しない新しいインテリアデザインを採用
- 大型インフォテインメントディスプレイを搭載
- 5ドアハッチバックやカブリオレ、前世代プラットフォームを使用した内燃機関モデルの設定を予定
凝縮!新型MINIクーパーの外装(エクステリア)デザイン
▼新型MINIクーパーの画像
▼参考:MINIハッチバック(内燃機関モデル)
新型MINIクーパーの外装には、最新のブランドデザインが採用されています。
フロントには、先進的な印象をアップした新デザインのヘッドライトを装備。
▼新型MINIクーパーの画像
リアはテールライトに、特徴的なユニオンジャックのグラフィックを継続採用。
空気抵抗Cd値は、0.28まで低減。
足元には16インチ、17インチ、18インチのホイールが設定され、全体のバランスを整えることで、これまでより引き締まったスタイルに。
▼新型MINIクーパー5ドアのスクープ画像
ボディタイプには今後、5ドアハッチバックやカブリオレの追加が予定されています。
魅力UP!新型MINIクーパーの内装(インテリア)デザイン
新型MINIクーパーの内装には、レザーを使用しない最新のデザインが採用されています。
9.4インチ円形インフォテインメントシステムは、最新のAIアシスタントを搭載し、メーターや空調制御などを統合。
オプションとして、ドライバー前にメーター機能などを表示するヘッドアップディスプレイを選択することもできるようになっています。
センターコンソールには、パーキングブレーキ、ギアセレクター、スタート/ストップ、モードセレクター、ボリュームノブの5つのスイッチを配置。
ステアリングホイールの3番目のスポークには、インテリアとの統一感をアップするストラップが採用されています。
ラゲッジスペースは通常時で200Lとなっていますが、後席を収納することで800Lを利用できるようになっています。
パワフル!新型MINIクーパーのパワートレインとスペックは?
▼新型MINIクーパーのパワートレインとスペック
- 【クーパーE】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:184ps/29.6kgm
・バッテリー容量:40.7kWh
・0-100km/h加速:7.3秒
・航続距離:305km - 【クーパーSE】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:218ps/33.7kgm
・バッテリー容量:54.2kWh
・0-100km/h加速:6.7秒
・航続距離:402km - 駆動方式:FWD
▽内燃機関モデル(設定予定)
- 直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:102ps/19.4kgm - 直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:136ps/22.4kgm - 直列3気筒1.5ディーゼルターボ
出力:116ps/27.5kgm - 直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:192ps/28.6kgm - 直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:170ps/36.7kgm - 【ジョンクーパーワークス】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:231ps/32.6kgm
トランスミッション:7速DCT or 8速AT
駆動方式:FF
新型MINIクーパーには、新世代のEVパワートレインが搭載されています。
EVパワートレインは、フロントに搭載するモーターにより前輪を駆動。最新のバッテリーと組み合わせることで、前世代で最長270kmとされていた航続距離を大幅に延長し、実用性と高い走行性能を両立。
より大容量のバッテリーと出力を高めたモーターを搭載する「クーパーSE」も設定。
また、新型MINIクーパーには今後、内燃機関モデルの設定も予定されています。
アップ!新型MINIクーパーの価格は?
▼新型MINIクーパーの価格
- 電気自動車:30,000ポンド~(英価格/約560万円)
新型MINIクーパーの価格は、最新の電動パワートレインと装備を採用することによりアップします。
スタート価格は英国で約560万円からとされ、高い環境性能がアピールされています。
▼参考:MINI(内燃機関モデル)の価格
▽MINI3ドア
- MINI ONE 3 Door:3,150,000円
- MINI Cooper 3 Door:3,740,000円
- MINI Cooper D 3 Door:3,870,000円
- MINI Cooper S 3 Door:4,330,000円
- MINI John Cooper Works:5,160,000円
▽MINI5ドア
- MINI Cooper 5 Door:3,860,000円
- MINI Cooper D 5 Door:4,170,000円
- MINI Cooper S 5 Door:4,460,000円
- MINI Cooper SD 5 Door:4,590,000円
▽MINIコンバーチブル
- MINI Cooper Convertible:4,260,000円
- MINI Cooper S Convertible:4,870,000円
- MINI John Cooper Works Convertible:5,680,000円
いつ?新型MINIクーパーの発売日は?
新世代となった新型MINIクーパーは2023年9月1日に発表され、欧州で2024年春の発売が予定されています。
MINIは最新の電動パワートレインに対応するクーパーをラインナップすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
BMW・MINIを「おさらい」
BMW・MINIは、初代が2001年に登場したプレミアムコンパクトブランドです。
1994年に、BMWが「MINI」の権利を持つ英国「ローバー」を傘下に収めたことで開発が始まりました。
当初はローバーが中心となって開発が進行されましたが、ローバーの経営が悪化したことからほぼ開発が終わった状態でドイツに拠点を移し、インチを使用するヤード・ポンド法から、ミリを用いるメートル法で再設計し市販されました。
ファンの間では、ボディサイズが小さい旧型を「クラシックMINI」、BMWが開発した新世代モデルを「BMW MINI」「ニューMINI」などとし呼び分けられています。
FR車を中心としたプレミアムカーを販売するBMWグループで、以前はFF車の高効率な室内空間を持つプレミアムコンパクトカーとして独自の位置づけでしたが、近年はBMWもMINIとパワートレインを共有するFF車などを販売し人気になっています。
前モデルの3代目BMW・MINIは2013年に登場し、型式はF54がクロスオーバー、F55が5ドア、 F56が3ドア、F57がコンバーチブルになっていました。
ユーザーの要望にこたえ前世代からボディサイズを拡大し、プレミアムコンパクトとして利便性をさらに向上したことで人気になっていま。
新型MINIクーパーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!