MINIが、SUV「MINIクロスオーバー」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップする新型MINIクロスオーバーについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新型MINIクロスオーバーJCWマイナーチェンジ日本発売!
- BMW新型MINIクロスオーバーの【主な変更点まとめ】
- 最上位!BMW新型MINIクロスオーバーJCW改良発表!
- BMW新型MINIクロスオーバーの外装(エクステリア)デザイン
- BMW新型MINIクロスオーバーのボディサイズは?
- BMW新型MINIクロスオーバーの内装(インテリア)デザイン
- BMW新型MINIクロスオーバーのパワートレインとスペックは?
- BMW新型MINIクロスオーバーの燃費は?
- BMW新型MINIクロスオーバーの安全装備は?
- BMW新型MINIクロスオーバーの価格は?
- BMW新型MINIクロスオーバーの発売日は?
- BMW・MINIを「おさらい」
【最新情報】新型MINIクロスオーバーJCWマイナーチェンジ日本発売!
▼BMW新型MINIクロスオーバーJCWの画像
BMWが「MINIクロスオーバー」のハイパフォーマンスモデル「MINIクロスオーバージョン・クーパー・ワークス」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
BMW・MINIは現行モデルが3代目となっており、「MINIクロスオーバー」はブランドのSUVモデルとしてラインナップされ、その高い使い勝手が人気になっています。
マイナーチェンジしたMINIクロスオーバーは、ベースモデルに先駆けて登場し、最新のデザインやパワートレインなどを採用することで大幅にスペックがアップされています。
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▼MINIクラブマン
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BMW新型MINIクロスオーバーの【主な変更点まとめ】
▼BMW新型MINIクロスオーバーの変更点
- 「MINIクロスオーバージョンクーパーワークス」をマイナーチェンジ。
最新の外装デザインを採用し、より特徴あるスタイルに仕上げ。
70馬力アップし306馬力を出力する2Lターボエンジンを搭載
▽ベースモデルの変更予定
- 最新の外装デザインを採用し、より特徴あるスタイルに仕上げ
- トランスミッションを改良し、7速DCTを採用
- 安全装備に、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキを標準装備。
オプションでリアビューカメラ、パーキングアシスト、PDC(パーク・ディスタンス・コントロール)を設定
最上位!BMW新型MINIクロスオーバーJCW改良発表!
▼新型MINIクロスオーバーJCWの画像
MINI新型クロスオーバーは、ベースモデルに先駆け、ハイパフォーマンスモデルとなる「ジョンクーパーワークス(JCW)」のマイナーチェンジが発表されました。
改良された新型MINIクロスオーバーJCWは、エンジンをこれまでと同じ2Lターボとしながら、BMWの最新コンパクトクーペの上位モデル「X2 M35i」に採用された最新型に変更することで、70psものアップになる306psを出力。
駆動システムは8速ATに4WDをあわせ、従来モデルから25mm拡大された360mmフロントブレーキローター、新たに機械式のディファレンシャルロックを採用することなどによりチューニング。
エキゾーストは新デザインのデュアルタイプとされています。
インテリアにはJCWモデル独自のスポーツシートなどを採用し、走りを楽しむことができるように仕上げられています。
▼BMW新型MINIクロスオーバージョンクーパーワークスの動画
▼BMW X2
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BMW新型MINIクロスオーバーの外装(エクステリア)デザイン
▼新型MINIクロスオーバーのスクープ画像
BMW新型MINIクロスオーバーは、ベースモデルの改良も予定されています。
新型MINIクロスオーバーの外装は、SUVとしての力強いスタイルを維持しながら、ブランドの統一感をアップするデザインとされます。
フロントではグリルやバンパーのエアインテークが縮小され、よりシンプルなスタイルに変更。
リアでは新しい内部グラフィックを持つランプやバンパーを採用することで、フロントとのバランスがとられます。
新型MINIクロスオーバーを現行モデルと比較!
▼MINIクロスオーバー(現行モデル)
BMW新型MINIクロスオーバーを現行モデルと比較すると、ブランドの他モデルに近いスタイルに変化しています。
現行モデルではSUVならではのデザインが追求されていましたが、新型MINIクロスオーバーではブランドデザインが重視されます。
▼MINIクロスオーバーCooper SE ALL4の画像(現行モデル)
新型MINIクロスオーバーのラインナップには、プラグインハイブリッドモデルとなるMINIクロスオーバーCooper SE ALL4も設定され、電動パワートレインを搭載したモデルであることが専用のアイコンにより表現されます。
BMW新型MINIクロスオーバーのボディサイズは?
▼BMW新型MINIクロスオーバーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4315×1820×1595mm
- ホイールベース:2670mm
- ※参考
【MINI3ドア】
全長×全幅×全高:3835×1725×1430mm
ホイールベース:2495mm
【MINI5ドア】
全長×全幅×全高:4000×1725×1445mm
ホイールベース:2565mm
【MINIコンバーチブル】
全長×全幅×全高:3835×1725×1415mm
ホイールベース:2495mm
【MINIクラブマン】
全長×全幅×全高:4253×1800×1441mm
ホイールベース:2670mm
BMW新型MINIクロスオーバーのボディサイズは、ワゴンモデルのMINIクラブマンより一回り大きく設定され、ブランドで最大のモデルとなっています。
前世代からは全長を195mm、全幅を30mm、リアシート足元を50mm拡大することで、より広い室内空間が確保されています。
BMW新型MINIクロスオーバーの内装(インテリア)デザイン
BMW新型MINIクロスオーバーの内装は、MINIのブランドデザインを活かし質感が高められています。
インパネ中央には、大きな丸形のトリム内にインフォテインメントディスプレイを搭載。
室内空間は、ワゴンのMINIクラブマンより大きい450L~1309Lとされ、ラゲッジドアには電動テールゲートを採用することで使い勝手がアップされます。
▼BMW新型MINIクロスオーバーの室内サイズ
- 【MINIクロスオーバー】
乗員:5人乗り
ラゲッジ容量:450L~1309L - 【MINIクラブマン】
乗員:5人乗り
ラゲッジ容量:360L(最大1250L) - 【MINI3ドア】
乗員:4人乗り
ラゲッジ容量:211L - 【MINI5ドア】
乗員:5人乗り
ラゲッジ容量:278L - 【MINIコンバーチブル】
乗員:4人乗り
ラゲッジ容量:通常時215L、オープン時160L
BMW新型MINIクロスオーバーのパワートレインとスペックは?
▼BMW新型MINIクロスオーバーのエンジンとスペック
- 【ONE】
直列3気筒1.5Lターボ
出力:102ps/18.6kgm - 【クーパー】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:136ps/22.4kgm - 【クーパーD】
直列4気筒2Lディーゼル ターボ
出力:150ps/33.7kgm - 【クーパーS】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:192ps/28.6kgm - 【Cooper SE ALL4】
直列3気筒1.5L ターボ + リア電気モータープラグインハイブリッド
出力:224ps/39.3kgm
EV最高速度:125km/h
EV航続距離:42.4km - 【ジョンクーパーワークス】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:306ps/45.9kgm
0-100km/h加速:5.1秒 - トランスミッション:7速AT or 8速AT
- 駆動方式:FF or 4WD
BMW新型MINIクロスオーバーには、1.5Lから2Lのガソリンとディーゼルのターボエンジン、1.5Lのプラグインハイブリッドが用意され、多彩なスペックから選択することができるようになります。
ベースモデルの改良ではトランスミッションが変更され、以前6速ATだったモデルに素早い手動変速にも対応する7速DCTを採用。
8速ATのモデルも含め、全車でショートストロークの電子制御式シフトセレクターが採用されます。
先に改良が発表された最上位モデルのクロスオーバーJCWは、BMW「X2 M35i」に搭載されていた最新の2Lターボエンジンを搭載することでスペックを231ps/32.6kgmから306ps/45.9kgmにまで大幅にアップ。
走行システムには8速ATと4WDが組み合わせ、0-100km/h加速タイムは1.5秒も短縮されています。
プラグインハイブリッドモデルとなるMINIクロスオーバーCooper SE ALL4は、直列3気筒1.5Lターボエンジンにリアを駆動する電気モーターを組み合わせることで、4WD駆動と低燃費を両立。
40kmを超えるEV航続距離により、日常では電力のみを使用した走行も可能となります。
BMW新型MINIクロスオーバーの燃費は?
BMW新型MINIクロスオーバーの燃費は、最新のオートマチックトランスミッションの採用により前モデルから改善します。
1.5Lプラグインハイブリッドモデルは、ハイブリッドとしての使用時は17.3km/Lとなりますが、充電した電力を使用することでより低燃費で走行することができるようになります。
▼参考:MINIクロスオーバーの燃費(前モデル)
- 1.5Lガソリン:16.6km/L
- 2Lディーゼル:21.3km/L
- 1.5Lプラグインハイブリッド:17.3km/L(ハイブリッドモード時)
BMW新型MINIクロスオーバーの安全装備は?
BMW新型MINIクロスオーバーの安全装備には、ストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロールと前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが標準装備されます。
また、リアビューカメラ、パーキングアシスト、パークディスタンスコントロールもオプション設定され、安全性を高めることができるようになります。
BMW新型MINIクロスオーバーの価格は?
▼BMW新型MINIクロスオーバーの価格
- ONE:3,520,000円
- 3,770,000
- COOPER:4,050,000円
- COOPER D:4,240,000円
- COOPER D ALL4:4,480,000円
- COOPER S:4,730,000円
- COOPER SD ALL4:5,190,000円
- COOPER S E ALL4:5,080,000円
- ジョンクーパーワークス:6,050,000円
マイナーチェンジしたBMW新型MINIクロスオーバージョン・クーパー・ワークスの価格は、605万円となっています。
前モデルは579万円とされていましたが、消費増税とパワートレインの変更によりアップしています。
BMW新型MINIクロスオーバーの発売日は?
マイナーチェンジした新型MINIクロスオーバージョン・クーパー・ワークスは、2019年10月2日に日本で発売されました。
ベースモデルの改良は、2020年の発表が予定されています。
MINIは人気モデルになっているクロスオーバーを改良することで、MINIの魅力をユーザーにアピールしていく予定です。
BMW・MINIを「おさらい」
BMW・MINIは、初代が2001年に登場したプレミアムコンパクトブランドです。
1994年に、BMWが「MINI」の権利を持つ英国「ローバー」を傘下に収めたことで開発が始まりました。
当初はローバーが中心となって開発が進行されましたが、ローバーの経営が悪化したことからほぼ開発が終わった状態でドイツに拠点を移し、インチを使用するヤード・ポンド法から、ミリを用いるメートル法で再設計し市販されました。
ファンの間では、ボディサイズが小さい旧型を「クラシックMINI」、BMWが開発した新世代モデルを「BMW MINI」「ニューMINI」などとし呼び分けられています。
FR車を中心としたプレミアムカーを販売するBMWグループで、以前はFF車の高効率な室内空間を持つプレミアムコンパクトカーとして独自の位置づけでしたが、近年はBMWもMINIとパワートレインを共有するFF車「2シリーズアクティブツアラー」などを販売し人気になっています。
現行モデルの3代目BMW・MINIは2013年に登場し、型式はF54がクロスオーバー、F55が5ドア、 F56が3ドア、F57がコンバーチブルになっています。
ユーザーの要望にこたえ前モデルからボディサイズを拡大し、プレミアムコンパクトとして利便性をさらに向上したことで人気になっています。
BMW新型MINIクロスオーバーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!