マツダが、軽自動車「フレアクロスオーバー」の改良発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたマツダ新型フレアクロスオーバーについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】機能性UP!「新型フレアクロスオーバー」改良発売!
- マツダ新型フレアクロスオーバーの【変更点まとめ】
- 144.2万円から!新型フレアクロスオーバーの価格は?
- タフ!新型フレアクロスオーバーの外装(エクステリア)デザイン
- 車高UP!新型フレアクロスオーバーのサイズ、車体設計は?
- 車中泊にも!新型フレアクロスオーバーの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!マツダ新型フレアクロスオーバーのスペックは?
- スノーモードも!新型フレアクロスオーバーの走行システムは?
- 実燃費アップ!マツダ新型フレアクロスオーバーの燃費は?
- 新機能!マツダ新型フレアクロスオーバーの安全装備は?
- マツダ新型フレアクロスオーバーの発売日は?
【最新情報】機能性UP!「新型フレアクロスオーバー」改良発売!
マツダが、「フレアクロスオーバー」の改良発売を発表しました。
マツダ・フレアクロスオーバーは、スズキ「ハスラー」のOEM車両として設定され、軽自動車の主力車両となっています。
改良された新型フレアクロスオーバーでは、これまでターボ車のみとされていた「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール機能」と「車線逸脱抑制機能」を自然吸気エンジン車にも採用し、長距離運転時の疲労を軽減。
また、全方位モニター用カメラ装着車に、狭路での接触防止をサポートする「すれ違い支援機能」を採用。
加えて、「HYBRID XG」にLEDヘッドランプ、「HYBRID XG」を除く全機種にフロントワイパー時間調整機能、USBチャージャー(インパネ×2)が追加されています。
その他、ボディカラーでは、「HYBRID XG」「HYBRID XT」に「ピュアホワイトパール2トーンカラー」を追加したほか、2トーンボディ色のフロント&リアバンパーガーニッシュ色をボディ同色からルーフ同色に変更。
▼フレアクロスオーバー「HYBRID XT SPECIAL」の画像
特別仕様車「HYBRID XS SPECIAL」「HYBRID XT SPECIAL」では、「ナノイーX」をフルオートエアコンに搭載し、「シフォンアイボリーメタリック2トーンカラー」「アーバンブラウンパールメタリック2トーンカラー」を追加。
インテリアカラーガーニッシュのカラーが、チタニウムグレーに変更されています。
新型フレアクロスオーバーは2022年5月23日に発売。価格は1,442,100円~1,886,500円となっています。
▼スズキ・ハスラー
▼マツダ・フレア
マツダ新型フレアクロスオーバーの【変更点まとめ】
▼マツダ新型フレアクロスオーバーの変更点
- 自然吸気エンジン車に「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール機能」と「車線逸脱抑制機能」を採用
- 全方位モニター用カメラ装着車に「すれ違い支援機能」を採用
- 「HYBRID XG」にLEDヘッドランプを追加
- 「HYBRID XG」を除く全機種にフロントワイパー時間調整機能、USBチャージャー(インパネ×2)を追加
- 「HYBRID XG」「HYBRID XT」のボディカラーに「ピュアホワイトパール2トーンカラー」を追加
- 2トーンボディ色のフロント&リアバンパーガーニッシュ色をボディ同色からルーフ同色に変更
- 特別仕様車「HYBRID XS SPECIAL」「HYBRID XT SPECIAL」に「ナノイーX」フルオートエアコンを搭載。
「シフォンアイボリーメタリック2トーンカラー」「アーバンブラウンパールメタリック2トーンカラー」を追加。
インテリアカラーガーニッシュのカラーをチタニウムグレーに変更
▽2021年3月の変更点
- 特別仕様車「HYBRID XS SPECIAL」「HYBRID XT SPECIAL」を設定
▽2020年2月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新世代プラットフォームを採用し、室内空間を拡大しながら車重を軽量化
- 新開発の自然吸気エンジン、新型CVTを採用
- マイルドハイブリッドシステムに採用する電気モーターの出力を向上し、高い加速力と燃費を実現
- 荷室側からスライドできるリアシート、防汚タイプラゲッジフロアを装備
- 安全装備に、夜間歩行者検知機能を備えたデュアルカメラブレーキサポートのほか、後退時ブレーキサポートや前後の衝突被害軽減ブレーキを標準搭載
- ターボ車に、全車速追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロールや、車線逸脱抑制機能を採用
144.2万円から!新型フレアクロスオーバーの価格は?
▼マツダ新型フレアクロスオーバーの価格
- 【自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド】
・HYBRID XG
FF:1,442,100円、4WD:1,576,300円
・HYBRID XS
FF:1,538,900円、4WD:1,673,100円
・HYBRID XS SPECIAL【特別仕様車】
FF:1,674,200円 - 【ターボエンジン+マイルドハイブリッド】
・HYBRID XT
FF:1,691,800円、4WD:1,826,000円
・HYBRID XT SPECIAL【特別仕様車】
4WD:1,886,500円
マツダ新型フレアクロスオーバーの価格は、装備の充実によりアップしています。
アップ幅はスタート価格で7万7000円とされ、高い機能性がアピールされています。
▼参考:フレアクロスオーバー(前モデル)の価格
- 【自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド】
・HYBRID XG
FF:1,365,100円、4WD:1,499,300円
・HYBRID XS
FF:1,518,000円、4WD:1,652,200円
・HYBRID XS SPECIAL【特別仕様車】
FF:1,647,800円 - 【ターボエンジン+マイルドハイブリッド】
・HYBRID XT
FF:1,665,400円、4WD:1,799,600円
・HYBRID XT SPECIAL【特別仕様車】
4WD:1,876,600円
タフ!新型フレアクロスオーバーの外装(エクステリア)デザイン
▼マツダ新型フレアクロスオーバーの画像
マツダ新型フレアクロスオーバーの外装は、人気のデザインアクセントや軽自動車クロスオーバースタイルを前モデルから維持しながら、よりタフな印象に仕上げられています。
フロントには特徴となっていた丸いヘッドライトを引き続き採用し、バンパーに角を強調した新しいデザインを採用することで硬質感をアップ。
エンジンフードは約20mm高められ、存在感が強められています。
リアはより車体下部を高め、ライトやウインドウにフロントと共通性をもったスクエア形状を採用。
ルーフ長が約120mmも延長されたことから、リアサイドドアの後ろには新たにクォーターガラスが配置され、より大きく広く頑丈なフォルムがつくられています。
車高UP!新型フレアクロスオーバーのサイズ、車体設計は?
▼マツダ新型フレアクロスオーバーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1680mm
- ホイールベース:2460mm
- 最低地上高:180mm
- 車重:820kg
- 参考
・フレアクロスオーバー(前モデル)
全長×全幅×全高:3395×1475×1665mm
ホイールベース:2425mm
マツダ新型フレアクロスオーバーのボディサイズは使い勝手が追求され、全高が前世代から+15mmと高められています。
ホイールベースも延長し、効率良く剛性を高めた新世代プラットフォームを使用することで室内空間を拡大。
前後乗員間距離は+35mm、頭上高は前席で+29mm、後席で+18mmとなっており、また左右乗員間距離も前席で+30mmとされています。
車中泊にも!新型フレアクロスオーバーの内装(インテリア)デザイン
マツダ新型フレアクロスオーバーの内装はエクステリアにあわせ、よりオフロードテイストがアップされています。
インパネのデザインは、メーター、ナビゲーション、コンソールボックスと、3つの大きな楕円で囲む「3連インパネカラーガーニッシュ」とされ、デザイン性を向上。
メーターには「マルチインフォメーションディスプレイ」を採用することで、走行状況もグラフィカルに表示。
シートは多彩なアレンジに対応し、前席を倒すことで車中泊にも対応できる空間を確保。
最新プラットフォームの採用によりリアシート空間や荷室スペースは拡大され、荷室側からスライドできるリアシートを採用。
ラゲッジには傷に強く汚れても拭き取れる防汚タイプラゲッジフロアを装備し、自転車を搭載することも可能に。
その他、フックやバーなどの便利なアクセサリーを取り付けられる6ヶ所のユーティリティーナットを装備。
ラゲッジアンダートレイも標準装備することで、荷物を上下にわけて収納するほか、高さのある荷物の収納にも対応しています。
新世代!マツダ新型フレアクロスオーバーのスペックは?
▼マツダ新型フレアクロスオーバーのパワートレインとスペック
- 【NAエンジン+マイルドハイブリッド】
直列3気筒660ccエンジン+マイルドハイブリッド
最高出力:49ps/6,500rpm
最大トルク:5.9kgm/5,000rpm
モーター最高出力:2.6ps/1,500rpm
モーター最大トルク:4.1kgm/100rpm - 【ターボエンジン+マイルドハイブリッド】
直列3気筒660ccターボエンジン+マイルドハイブリッド
最高出力:64ps/6,000rpm
最大トルク:10.0kgm/3000rpm
モーター最高出力:3.1ps/1,000rpm
モーター最大トルク:5.1kgm/100rpm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
マツダ新型フレアクロスオーバーのパワートレインには、新世代の自然吸気エンジンとCVT、最新のマイルドハイブリッドシステムが採用されています。
▼新開発「R06D型」エンジン
「R06D型」自然吸気エンジンは、デュアルインジェクションシステムやクールドEGRを採用したほか、急速燃焼や高圧縮比化により広い範囲で熱効率を向上。
また新型フレアクロスオーバーでは全車に新型CVTを搭載し、2ポートオイルポンプに加え、高効率ベルト、トルクコンバーター、軽量化などを実施。
組み合わせられるマイルドハイブリッドシステムは、これまで搭載されていたSエネチャージに、最新のリチウムイオンバッテリーとISG(モーター機能付発電機)を採用することで性能を向上。
モーターの出力を前モデルの2.2ps/4.1kgmから自然吸気エンジンで2.6ps/4.1kgm、ターボエンジンで3.1ps/5.1kgmにアップし、最長10秒間モーターのみでのクリープ走行も可能とされ、Sエネチャージで魅力になっていた再始動の気になる音がないアイドリングストップの作動範囲も拡大されています。
スノーモードも!新型フレアクロスオーバーの走行システムは?
マツダ新型フレアクロスオーバーはクロスオーバーモデルとして悪路走破性能が高められ、大径タイヤやサスペンションの変更などにより、高い最低地上高に仕上げられています。
対障害角度もタイヤを車体前後端に配置することで、前世代からアプローチアングルで+1度、デパーチャーアングルで+4度が実現されています。
4WD車には、雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面でスリップにより駆動力が逃げてしまう場合に空転する車輪のブレーキ制御を早め、グリップ側の車輪に駆動力を集中させることで発進をサポートする「グリップコントロール」を採用。
加えて、新型フレアクロスオーバーでは新たに「スノーモード」が初採用され、スイッチをONにすることで自動でエンジンの出力を抑え、発進時のスリップを防止。
下り坂でブレーキ操作なしに一定速度(約7km/h)で降坂できる「ヒルディセントコントロールシステム」も備え、悪路でステアリング操作のみに集中することができるようになっています。
実燃費アップ!マツダ新型フレアクロスオーバーの燃費は?
▼マツダ新型フレアクロスオーバーの燃費
- 660cc自然吸気+マイルドハイブリッド
FF:25.0km/L、4WD:23.4km/L - 660ccターボ+マイルドハイブリッド
FF:22.6km/L、4WD:20.8km/L
※WLTCモード値
マツダ新型フレアクロスオーバーの燃費値は、改良されたマイルドハイブリッドシステムを搭載することで、より実燃費に近い新燃費規格のWLTCモード値でも良好な数値に仕上げられています。
前モデルでは以前の燃費規格であるJC08モード値で最高32.0km/Lとされていましたが、新型フレアクロスオーバーでは実燃費で1~2km/Lほどの燃費改善が見込まれています。
▼参考:マツダ・フレアクロスオーバーの燃費(前モデル)
- 自然吸気エンジン+S-エネチャージ:32.0km/L
- ターボエンジン+S-エネチャージ:27.8km/L
- 自然吸気エンジン:26.6km/L
※JC08モード値
新機能!マツダ新型フレアクロスオーバーの安全装備は?
マツダ新型フレアクロスオーバーの安全装備には、夜間歩行者検知機能を備えたデュアルカメラブレーキサポートが全車標準採用されています。
そのほか新型フレアクロスオーバーでは、後退時ブレーキサポートや前後の衝突被害軽減ブレーキを採用。
改良では、これまでターボ車に設定されていた、長距離や高速走行での運転の疲れやストレスを軽減する「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール機能」と「車線逸脱抑制機能」を、自然吸気エンジン車にも採用することで快適性がアップされます。
▼マツダ新型フレアクロスオーバーの安全装備
- デュアルカメラブレーキサポート
- 後退時ブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 車線逸脱抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- ハイビームアシスト
- 標識認識機能
- 先行車発進お知らせ機能
- アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能/ターボ車のみ)
- 全方位モニター用カメラ
マツダ新型フレアクロスオーバーの発売日は?
改良されたマツダ新型フレアクロスオーバーは、2022年5月23日に発売されました。
マツダは軽自動車の主力車種となっているフレアクロスオーバーを改良することで、よりユーザーにアピールしていく予定です。
新型マツダ・フレアクロスオーバーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!