BMWが、電気自動車SUV「iX」のハイパフォーマンスモデルとなる「iX M60」の日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたBMW新型iXについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最高峰電動SUV!BMW「新型iX M60」日本発売!
- BMW新型iXの【変更点まとめ】
- 1075万円から!BMW新型iXの価格は?
- 先進的!BMW新型iXの外装(エクステリア)デザイン
- 広く!BMW新型iXのボディサイズは?
- 最新装備!BMW新型iXの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!BMW新型iXのパワートレインとスペックは?
- 650km!BMW新型iXの航続距離、充電時間は?
- 最新システム!BMW新型iXの安全装備は?
- BMW新型iXの発売日は?
【最新情報】最高峰電動SUV!BMW「新型iX M60」日本発売!
▼BMW新型iX「M60」の画像
BMWが、電気自動車SUV「iX」のハイパフォーマンスモデル「iX M60」の日本発売を発表しました。
BMW iXは、BMWの高環境性能ブランド「BMW i」の1モデルとして企画され、日本でも2021年11月に発売されていました。
新設定されたiX M60は出力を、先に設定されていた上級モデル「iX xDrive50」の523psから619psにアップし、最大トルクは通常時で103.5kgm、スポーツモードで112.2kgmを発生。
これにより0-100km/h加速タイムは3.8秒まで短縮。航続距離も615kmを確保。
足回りには、アダプティブデュアルアクスルエアサスペンションのほか、インテグレイテッドアクティブステアリング、Mスポーツブレーキを採用することで走行性能をアップしています。
エクステリアには、テールゲートのM60エンブレム、21インチのエアロバイカラーホイール(22インチホイールをオプション設定)のほか、オプションとしてBMWインディビジュアルチタンブロンズエクステリアパッケージを採用。
インテリアには、ブラッシュドアルミアクセント、クリスタルのシフトノブやiDriveコントローラーを装備することで質感が高められています。
BMW新型iX M60は2022年5月24日に日本発売。価格は1740万円となっています。
▼BMW新型iXの動画
▼BMW iX3
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▼BMW i4
【BMW新型i4】電気自動車グランクーペに!発売日や価格、航続距離、スペックは?
BMW新型iXの【変更点まとめ】
▼BMW新型iXの変更点
- ハイパフォーマンスモデル「iX M60」を設定
▽2021年11月新設定時の特徴
- 高出力電気モーターを搭載しながら、650kmの航続距離を実現
- 駆動レイアウトを4WDとし、高い走行性能を発揮
- SUVスタイルに、高い実用性と走行効率を両立
- 第8世代の「BMW iDrive」を搭載し、湾曲大型ディスプレイを採用
- 最新安全システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を搭載
▼BMW新型iXの動画
1075万円から!BMW新型iXの価格は?
▼BMW新型iXの価格
- BMW iX xDrive40:10,750,000円
- BMW iX xDrive50:12,850,000円
- BMW iX M60:17,400,000円
BMW新型iXの日本価格は、1075万円からとなっています。
大型のバッテリーを搭載する「xDrive50」は210万円のアップとなっており、航続距離を大きく延長します。
先進的!BMW新型iXの外装(エクステリア)デザイン
BMW新型iXの外装には、最新のブランドデザインが採用されています。
大型のキドニーグリルは、内部に安全システムなどに使用するカメラや多彩なセンサーを融合。
ヘッドライトは、スリムなLEDライトを搭載することで先進的な印象をアップ。
その他、新型iXでは、格納可能なドアハンドルや最新の空力デザインとあわせ、Cd値(空気抵抗係数)を0.25まで低減することで航続距離が延長されています。
広く!BMW新型iXのボディサイズは?
▼BMW新型iXのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4955×1965×1695mm
- ホイールベース:3000mm
- 車重
xDrive40:2380kg
xDrive50:2530kg
iX M60:2600kg - ※参考
・BMW X5
全長×全幅×全高:4935×2005×1770mm
ホイールベース:2975mm
BMW新型iXのボディサイズのボディサイズは、ブランドの上級SUV「X5」に近い設計となっています。
しかし、全高をダウンすることで走行効率を高め、ホイールベースを拡大することで広い室内空間がつくられています。
最新装備!BMW新型iXの内装(インテリア)デザイン
BMW新型iXの内装は、新世代の装備や電動パワートレインの配置最適化により高い使い勝手が確保されています。
装備には第8世代の「BMW iDrive」が搭載され、12.3インチのデジタルメーターと14.9インチタッチ対応インフォテインメントディスプレイをあわせた湾曲ワイドスクリーンを採用し、ヘッドアップディスプレイとあわせ、多彩な情報をドライバーに提供。
最新のリモートソフトウェアアップグレード機能により、車両システムのほか、運転支援機能などでも、ソフトウェアのアップグレードが可能に。
その他、新型iXでは、大型のパノラマガラスルーフが装備され、開放感のある空間を楽しむことができるようになっています。
パワフル!BMW新型iXのパワートレインとスペックは?
▼BMW新型iXのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター×2
- 【iX xDrive40】
出力:326ps
0-100km/h加速:6.1秒 - 【iX xDrive50】
出力:523ps
0-100km/h加速:4.6秒 - 【iX M60】
出力:619ps
0-100km/h加速:3.8秒 - 駆動方式:4WD
新型iXには、BMW内で第5世代と呼ばれる最新電動パワートレインが搭載されています。
第5世代電動パワートレインは、希土類を原材料に使用せず、高い走行性能を獲得。
前後に搭載される電気モーターの合計出力は「iX xDrive50」で523psとされ、駆動方式を4WDとすることで電気モーターの高いトルクを効率良く路面に伝達。
これにより0-100km/h加速タイムは4.6秒となり、高い走行パフォーマンスを楽しむことができるように。
また新型iXでは、車高を20mmアップから、スポーツモードで10mmダウンまで変更することが可能なアダプティブエアサスペンションが設定され、走行性能が高められています。
650km!BMW新型iXの航続距離、充電時間は?
▼BMW新型iXのバッテリーと航続距離
- 【iX xDrive40】
バッテリー容量:76.6kWh
航続距離:450km - 【iX xDrive50】
バッテリー容量:111.5kWh
航続距離:650km - 【iX M60】
バッテリー容量:111.5kWh
航続距離:615km - 充電時間
・11kW AC充電使用時
100%まで7時間
・150kW DC急速充電使用時
40分以内で約80%まで充電
10分で約100km走行分を充電
BMW新型iXのバッテリーには、上位モデルで111.5kWhの容量を持つ最新モデルが搭載されています。
バッテリーは最大150kWのDC急速充電に対応し、10分間の充電で100kmの走行が可能に。
バッテリーはエネルギー密度を高めることでサイズ、重量を低減し、走行抵抗が大きくなるSUVながら最長650kmの航続距離が確保されています。
最新システム!BMW新型iXの安全装備は?
BMW新型iXの安全装備には、ブランドの最新システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」が標準装備されています。
「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」は、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性を向上。
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、前車接近警告機能、後車衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング、および、ペダル踏み間違い急発進抑制機能が標準装備されています。
BMW新型iXの発売日は?
BMW新型iXは2021年11月4日に、新設定されたハイパフォーマンスモデル「iX M60」は2022年5月24日に日本で発売されました。
BMWはiXのほか、2025年までに全25種類の電動パワートレイン搭載モデルの発売を計画。
生産は、ドイツ・ディンゴルフィング工場にて行われます。
新型BMW iXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!