スズキが、軽自動車「スペーシア」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代となり魅力をアップするスズキ新型スペーシアのスペック、価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!スズキ「新型スペーシア」フルモデルチェンジ発売!
- スズキ新型スペーシアの【変更点まとめ】
- 存在感UP!新型スペーシアの外装(エクステリア)デザインは?
- 広々!スズキ新型スペーシアのサイズは?
- 最新装備!新型スペーシアの内装(インテリア)デザインは?
- 高効率!新型スペーシアのパワートレインとスペックは?
- 最新機能!スズキ新型スペーシアの安全装備は?
- 改善!スズキ新型スペーシアの燃費は?
- アップ!スズキ新型スペーシアの価格は?
- いつ?スズキ新型スペーシアの発売日は?
- スズキ・スペーシアを「おさらい」
【最新情報】進化!スズキ「新型スペーシア」フルモデルチェンジ発売!
スズキが、軽ハイトワゴン「スペーシア」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
スズキ・スペーシアは、ブランドでもっとも大きい室内空間を持つ軽ハイトワゴンとしてベースモデルのほか、スポーティな「スペーシアカスタム」、クロスオーバー「スペーシアギア」、そして4ナンバー軽貨物車登録の「スペーシアベース」が設定され、人気になっています。
2017年12月の現行モデル登場以来のフルモデルチェンジにより3代目となる新型スペーシアは、新世代のデザインを採用するほか、最新のパワートレインを搭載することにより走行性能と環境性能を向上。
また、改良型プラットフォームにより室内空間を拡大し、大型インフォテインメントシステムも搭載することにより使い勝手をアップします。
スズキ新型スペーシアは、2023年12月の発売が予定されています。
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スズキ新型スペーシアの【変更点まとめ】
▼スズキ新型スペーシアの変更点
- 新世代のデザインを採用
- 改良型プラットフォームにより室内空間を拡大
- 最新パワートレインを搭載
- 大型インフォテインメントシステムを採用
存在感UP!新型スペーシアの外装(エクステリア)デザインは?
▼参考:スペーシア(現行モデル)
スズキ新型スペーシアの外装は、新しいデザインを採用することにより、スポーティな印象に仕上げられます。
フロントは、最新のLEDライトを採用することで先進的なスタイルとされ、ワイドさをアップしたバンパーを採用。
▼参考:スペーシアカスタム(現行モデル)
▼参考:スペーシアギア(現行モデル)
また、より迫力あるデザインとした「スペーシアカスタム」と、ボディ下部を守る専用のガードを採用するクロスオーバー「スペーシアギア」も設定することで、ユーザーのニーズに対応します。
広々!スズキ新型スペーシアのサイズは?
▼スズキ新型スペーシアのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1785mm
- ホイールベース:2460mm
- 乗員:4人
スズキ新型スペーシアのボディサイズは、軽自動車規格一杯まで使った全長と全幅、軽自動車トップクラスの全高が維持されます。
しかし、改良型プラットフォームにより効率的にボディ剛性を高めることで室内空間を拡大し、乗り心地もアップします。
最新装備!新型スペーシアの内装(インテリア)デザインは?
新型スペーシアの内装は、最新の装備を採用することにより快適性が高められます。
装備には、コネクティッドサービス「スズキコネクト」に対応する最新のタッチ式大型インフォテインメントシステムを設定することで、多彩なサービスを利用することができるように。
また、ハイト系ワゴンで発生しやすい前席と後席の空調の違いを改善するサーキュレーターと後方視界を向上させる「後方視界支援ミラー」を採用。
ラゲッジスペースは、通常モデルで27インチ自転車の搭載に対応するほか、荷室を重視するユーザーに向けて、4ナンバー貨物車登録となる「スペーシアベース」も設定されます。
高効率!新型スペーシアのパワートレインとスペックは?
▼スズキ新型スペーシアのパワートレインとスペック
- 直列3気筒660cc
最高出力:49ps/6,500rpm
最大トルク:5.9kgm/5,000rpm - 直列3気筒660cc+マイルドハイブリッド
最高出力:49ps/6,500rpm
最大トルク:5.9kgm/5,000rpm
モーター最高出力:3.1ps/1000rpm
モーター最大トルク:5.1kgm/100rpm - 直列3気筒660ccターボ+マイルドハイブリッド
エンジン最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:10.0kgm/3000rpm
モーター最高出力:3.1ps/1000rpm
モーター最大トルク:5.1kgm/100rpm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スズキ新型スペーシアには、新世代のエンジンとCVT、最新のマイルドハイブリッドシステムが採用されます。
新世代エンジンの「R06D型」は、スズキ初となるデュアルインジェクションシステムやクールドEGRを採用するほか、急速燃焼や高圧縮比化により広い範囲で熱効率を向上。
組み合わせられる新型CVTでは、スズキ初となる2ポートオイルポンプに加え、高効率ベルト、トルクコンバーターの採用、軽量化などを実施。
マイルドハイブリッドシステムは、最新のリチウムイオンバッテリーとISG(モーター機能付発電機)を採用することで性能をアップ。
加えて、新型スペーシアでは全車にエンジンとCVTの制御変更とともに、モーターアシストのトルクをアップして加速を行なう「パワーモード」のスイッチがステアリングに設定され、軽快な走りを楽しむことができるようになります。
最新機能!スズキ新型スペーシアの安全装備は?
新型スペーシアの安全装備には、予防安全技術「スズキセーフティサポート」としてブランドの最新システムが採用されます。
システムは、夜間の歩行者も検知する「デュアルカメラブレーキサポート」をメインに、自動ブレーキ、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなどを採用。
アダプティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ、標識認識機能、全方位モニターも設定され、より安全性を高めることができるように。
また、駐車時などに便利な全方位モニター用カメラには、「すれ違い支援機能」を採用。
狭い道を約5km/h以下で走行中にステレオカメラが対向車とのすれ違いを検知すると、モニターに左側のサイド映像とフロント映像を自動で表示し、車両の接触防止がサポートされます。
改善!スズキ新型スペーシアの燃費は?
▼スズキ新型スペーシアの燃費
- 自然吸気エンジン:22.0km/L
- 自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド
23.0km/L - ターボエンジン+マイルドハイブリッド
20.5km/L
新型スペーシアの燃費は、新世代のパワートレインを採用することでアップします。
前モデルは自然吸気エンジンマイルドハイブリッド車で22.2km/Lとされていましたが、新型スペーシアでは23.0km/Lほどまで燃費をアップすることで、使い勝手が高められます。
▼参考:スズキ・スペーシア(前モデル)の燃費
- 自然吸気エンジン:21.2km/L
- 自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド
22.2km/L - ターボエンジン+マイルドハイブリッド
19.8km/L
アップ!スズキ新型スペーシアの価格は?
▼スズキ・スペーシアの価格
▽スペーシアの価格
- HYBRID G(自然吸気マイルドハイブリッド)
FF:1,394,800円、4WD 1,518,000円 - HYBRID X(自然吸気マイルドハイブリッド)
FF:1,533,400円、4WD:1,656,600円
▽スペーシアカスタムの価格
- HYBRID GS(自然吸気マイルドハイブリッド)
FF:1,663,200円、4WD:1,786,400円 - HYBRID XS(自然吸気マイルドハイブリッド)
FF:1,811,700円、4WD:1,934,900円 - HYBRID XSターボ(ターボマイルドハイブリッド)
FF:1,883,200円、4WD:2,006,400円
▽スペーシアギアの価格
- HYBRID XZ(自然吸気マイルドハイブリッド)
FF:1,725,900円、4WD:1,845,800円 - HYBRID XZターボ(ターボマイルドハイブリッド)
FF:1,802,900円、4WD:1,922,800円
▽スペーシアベース
- GF(自然吸気エンジン)
FF:1,394,800円、4WD:1,518,000円 - XF(自然吸気エンジン)
FF:1,547,700円、4WD:1,667,600円
スズキ新型スペーシアの価格は、最新の装備を採用することによりアップします。
しかし、主力モデルであることからエントリーモデルの価格アップは抑えられ、5万円ほどの変更となります。
いつ?スズキ新型スペーシアの発売日は?
フルモデルチェンジするスズキ新型スペーシアは、2023年12月の発売が予定されています。
スズキは主力軽自動車であるスペーシアを新世代とすることで、軽自動車トールワゴン市場での存在感をアップさせたい考えです。
スズキ・スペーシアを「おさらい」
▼スペーシア(初代)
スズキ・スペーシアは、「パレット」の後継として、初代となる前モデルが2013年から販売を開始した軽自動車トールワゴンです。
OEM供給では、マツダ「フレアワゴン」としても販売されています。
スペーシアでは、前モデルのパレットよりもエンジンのコンパクト化と車体の最適化を進めたことで車重を840kgまで軽量化。走行性能が不足しやすい背の高い軽自動車の走りを気持ちよく。
さらに、モーターでエンジンをアシストする「Sエネチャージ」を搭載することで、燃費値はクラストップの32.0km/Lを実現。
▼スペーシアカスタム(初代ベース)
▼スズキ スペーシアカスタムZ(初代ベース)
デザインバリエーションとしてスペーシアカスタムが用意されていましたが、2016年12月に、さらにちから強いデザインを求めるユーザーの声にこたえたスペーシアカスタムZを発売。
スペーシアカスタムZはボンネットを水平とし、グリルをバンパーまで大型化したデザインで人気になり、2017年10月にスペーシアカスタムの販売が終了されたあとは、スペーシア唯一のカスタムモデルになっていました。
▼スズキ・スペーシア(2代目)
現行モデルの2代目は2017年12月に発売され、競合車の「N-BOX」と「タント」に対抗すべく、ボディ全体にわたり大空間設計を意識した見直しが図られました。
ボディサイズは全高が50mm、ホイールベースが35mm拡大。ボンネット高のアップとベルトラインの引き上げに伴う着座位置アップ(前席30mm、後席15mm)、先にFMCしたワゴンR同様にドア断面構造を改善、ルーフ前後の長さ延長を実施。
これにより、室内高は35mm、幅は25mm、左右シート間の幅は30mmとそれぞれ初代から拡大。
車体は新プラットフォーム「ハーテクト」や高張力鋼の採用範囲を拡大することで、車重増加が20kgに抑えられました。
新型スズキ・スペーシアについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!