日産が、電気自動車の新モデルとなる「クリッパーEV」の発売を発表しました。
最新技術により魅力をアップした日産新型クリッパーEVについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新EV商用車!日産「新型クリッパーEV」発売!
- 日産新型クリッパーEVの【特徴まとめ】
- 286万円から!日産新型クリッパーEVの価格は?
- 力強く!新型クリッパーEVの外装(エクステリア)デザイン
- 軽快!日産新型クリッパーEVのボディサイズは?
- 実用的!日産新型クリッパーEVの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型クリッパーEVのスペックは?
- 実用的!新型クリッパーEVの航続距離と充電時間は?
- いつ?日産クリッパーEVの発売日は?
【最新情報】新EV商用車!日産「新型クリッパーEV」発売!
▼日産新型クリッパーEVの画像
日産が、電気自動車「クリッパーEV」の発売を発表しました。
日産クリッパーEVは、同グループの三菱自動車が製造、2023年12月に大幅改良が実施されていた「ミニキャブEV」のOEMモデルとなり、ブランドの電気軽商用車となります。
▼駆動用バッテリーパック
新型クリッパーEVでは、新世代のモーターや駆動用バッテリーなど電動系コンポーネントを採用し、一充電あたりの航続距離180km(WLTCモード)を確保。
駆動用バッテリーは、AC200V(15A)での普通充電で約7.5時間で満充電となり、業務終了後に充電すれば、翌日の業務開始時には満充電状態で使用できるように。また、急速充電の場合、約42分で80%までの充電が可能となります。
▼インバーター 一体型モーター
モーターは、走り出しから最大トルクの20kgmを発生するため、荷物をたくさん積んで重くなった状態でも、電気自動車ならではのスムーズかつ力強い走りでストレスなくキビキビと走行。
また、新型モーター・インバーターを採用するとともに一体化構造とすることで高い静粛性を実現し、早朝や深夜でも周囲に気兼ねなく走行することができるように。
加えて新型クリッパーEVでは安全システムに、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]や車線逸脱警報システム[LDW]、オートマチックハイビーム[AHB]、誤発進抑制機能(前進時)[UMS]などの予防安全技術を採用。安全機能を向上しサポカーSワイドに対応。
急な坂道で発進時の後退を防止するヒルスタートアシスト[HSA]が装備され、安心してスムーズな発進ができるように補助されます。
充電した電力は、フロアコンソール背面に設定されるアクセサリーコンセント(AC100V、最大1500W)により、災害などの緊急時でも、消費電力の大きい電化製品を使用することができるように。
走行性能では、乗員の乗り心地を向上するとともに、キャビンの揺れを抑制して荷物への負担を軽減。
回生ブレーキを積極的に活用するBポジション時の回生力を強めることで実用電費がアップされています。
日産クリッパーEVは2024年1月30日に発表され、2月12日に発売。価格は2,865,500円~2,920,500円となっています。
▼三菱ミニキャブEV(OEM元モデル)
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日産新型クリッパーEVの【特徴まとめ】
▼日産新型クリッパーEVの特徴
- 三菱「ミニキャブEV」のOEMモデルとして設定
- 新世代電動系コンポーネントにより、航続距離を延長
- 一体化構造の新型モーター・インバーターを採用し、高い静粛性を実現
- 安全システムに、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]、車線逸脱警報システム[LDW]、オートマチックハイビーム[AHB]、誤発進抑制機能(前進時)[UMS]を採用し、サポカーSワイドに対応
- ヒルスタートアシスト[HSA]を追加
- Bポジション時の回生力を強め、実用電費をアップ
286万円から!日産新型クリッパーEVの価格は?
▼日産新型クリッパーEVの価格
- ルートバン:2,865,500円
- 2シーター:2,912,800円
- 4シーター:2,920,500円
日産新型クリッパーEVの価格は、2,865,500円からとされています。
OEM元の三菱「ミニキャブEV」と比較すると40万円以上のアップとなり、価格差が大きくなっています。
ラインナップにはリアドアガラスをパネルで塞いだ2シーターのルートバンのほか、リアドアガラスを装備する2シーターと4シーターが設定されます。
▼参考:三菱ミニキャブEVの価格
- CD 20.0kWh 2シーター:2,431,000円
- CD 20.0kWh 4シーター:2,486,000円
力強く!新型クリッパーEVの外装(エクステリア)デザイン
日産新型クリッパーEVの外装は、実用性の高さを表現する力強いデザインとされています。
ラインナップにはリアドアガラスをパネルで塞いだ2シーターのルートバンも設定され、ニーズにあわせた選択ができるようになっています。
軽快!日産新型クリッパーEVのボディサイズは?
▼日産新型クリッパーEVのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1915mm
- ホイールベース:2390mm
- 最低地上高:165mm
- 車重:1100kg
- 最大積載量:350kg(4名乗車時:200kg)
日産新型クリッパーEVのボディサイズは軽自動車サイズとされ、取り回しの良さが魅力となっています。
また、新型クリッパーEVでは走行用バッテリーの容量をアップしながら車重は1100kgに抑えられ、最大積載量もガソリン車同等の350kgが確保されています。
実用的!日産新型クリッパーEVの内装(インテリア)デザイン
▼2シーター
▼4シーター
日産新型クリッパーEVの内装には、2シーターと4シーターの2パターンが設定されています。
4シーター仕様は後部座席を床下に収納でき、シーンにあわせ使うことができるように。
ラゲッジスペースは、商用バンとして広く、使いやすい空間が確保されています。
パワフル!新型クリッパーEVのスペックは?
▼日産新型クリッパーEVのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 最高出力:42ps(改良前モデル:41ps)
- 最大トルク:20kgm
- 駆動方式:後輪駆動
日産新型クリッパーEVには、走り出しから最大トルクが得られる、専用の小型・軽量な電気モーターが搭載されています。
電気モーターは最高出力が42psとなりますが、最大トルクは2Lエンジンに匹敵する20kgmを発揮。
これにより多くの荷物を積んだ場合にも、軽快な走りができるように。
また、セレクターレバーでは、航続距離を重視した「ECO」、力強い走りが可能な「D」、回生ブレーキを強めた「B」が設定され、性能を活かすことができるようになっています。
実用的!新型クリッパーEVの航続距離と充電時間は?
▼日産新型クリッパーEVの航続距離と充電時間
- バッテリー電力量:20.0kWh
- 航続距離:180km(WLTCモード値)
- 普通充電:約7.5時間(満充電まで)
- 急速充電:約42分(80%まで)
日産新型クリッパーEVには、20.0kWhの走行用バッテリーが搭載されています。
あわせて、新世代のモーターの採用などにより、一充電あたりの航続距離を180kmに延長。
充電は、AC200V(15A)での普通充電で約7.5時間で満充電となり、業務終了後に充電すれば、翌日の業務開始時には満充電状態で使用できるように。また、急速充電の場合、約42分で80%までの充電が可能となっています。
いつ?日産クリッパーEVの発売日は?
日産クリッパーEVは、2024年1月30日に発表され、2月12日に発売されます。
日産は、軽商用EVのクリッパーEVを設定することでユーザーのニーズに対応し、販売を拡大していきたい考えです。
新型日産クリッパーEVについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!