日産が、SUV「エクストレイル」のマイナーチェンジ日本発売を予定しています。
改良により魅力をアップする新型エクストレイルについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!「新型エクストレイル」マイナーチェンジ日本発売!
- 日産新型エクストレイルの【変更点まとめ】
- 先進的!日産新型エクストレイルの外装(エクステリア)デザイン
- 機能UP!日産新型エクストレイルの内装(インテリア)デザイン
- e-POWER!日産新型エクストレイルのスペック、走行性能は?
- 走り両立!日産新型エクストレイルの燃費は?
- 最新システム!日産新型エクストレイルの安全装備は?
- 軽快!日産新型エクストレイルのボディサイズは?
- アップ!日産新型エクストレイルの価格は?
- いつ?日産新型エクストレイルの日本発売日は?
- 日産エクストレイルを「おさらい」
【最新情報】進化!「新型エクストレイル」マイナーチェンジ日本発売!
▼日産新型エクストレイルの画像
日産が、SUV「エクストレイル」のマイナーチェンジ日本発売を予定しています。
エクストレイルは、タフギアをコンセプトにした日産のミドルサイズクロスオーバーとして設定され海外では「ローグ」のモデル名で販売。現行モデルは日本で2022年7月にフルモデルチェンジし新世代となっていました。
海外で2020年に登場した現行モデル初となる大幅改良では、エクステリアに新しいデザインを採用。
内装ではインフォテインメントシステムに日産として初めてGoogleビルトインを搭載することで、Googleマップ、Googleアシスタント、Google Playアプリケーションを、12.3インチタッチスクリーンで利用できるように。
また、ボディカラーには、新色が設定されます。
日産新型エクストレイルは、海外で2023年10月16日に発表され、2024年初頭に発売。日本では2025年4月の発売が予定されています。
▼日産新型エクストレイルの動画
▼日産アリア
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▼日産キックス
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日産新型エクストレイルの【変更点まとめ】
▼日産新型エクストレイルの変更点
- エクステリアに最新のデザインを採用
- 日産として初めてGoogleビルトインを搭載
- 新しいボディカラーを設定
▽2023年4月の変更点
- 原材料費等の高騰により価格をアップ
▽2022年7月のフルモデルチェンジ時の変更点
- よりSUVとしての魅力を強調した新世代デザインを採用
- 可変圧縮比「VCR」エンジンの1.5Lモデルを搭載し、ハイブリッドシステム「e-POWER」と組み合わせ
- 4WD車に最新電動技術「e-4ORCE」を採用
- 12.3インチデジタルメーターを搭載
- 運転支援システム「プロパイロット」を採用
- ステアリングギヤ比のクイック化、パワートレインとサスペンションのブッシュの強化、リアマルチリンクサスペンションの改良により、スポーティな乗り心地を実現
- 2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを設定
先進的!日産新型エクストレイルの外装(エクステリア)デザイン
▼日産新型エクストレイルの画像
▼参考:エクストレイル(現行モデル)
日産新型エクストレイルの外装は、最新のデザインを採用することにより力強さがアップされています。
フロントは薄型のヘッドライトを維持しながら、グリルを大型化しヘッドライトと接続。新世代となった「セレナ」などに採用されていた、スリットの入った「デジタルVモーション」デザインを採用。
バンパーはサイドを強調することで、よりワイドな印象に。
▼日産新型エクストレイルの画像
▼参考:エクストレイル(現行モデル)
足元には、新デザインの18インチホイールのほか、上位グレードにグロスブラックのアクセント (フェンダー、サイドスカート、バンパー下部) と、新しい19インチホイールを装備。
ボディカラーには、エベレストホワイトパール、ディープオーシャンブルーパール、バハストームが新設定されます。
機能UP!日産新型エクストレイルの内装(インテリア)デザイン
日産新型エクストレイルの内装は、最新の装備を採用することにより、機能性が高められています。
ディスプレイには、12.3インチのデジタルメーターのほか、日産として初めてGoogleビルトインを搭載した12.3インチインフォテインメントシステムを採用。
インフォテインメントシステムでは、Androidデバイスを接続することなく、Googleマップ、Googleアシスタント、Google Playアプリケーションを、大型タッチスクリーンで利用できるように。
また、10.8インチの大型ヘッドアップディスプレイも採用され、ドライバーにわかりやすく情報が提供されます。
日産エクストレイルではシフトセレクターに電気式を採用し、フローティングブリッジセンターコンソールとすることにより、下部に小物を収納することができるように。
ラゲッジスペースは開口部を拡大し、9.5インチのゴルフバック4個の積載に対応。
加えて、100V AC電源(1500W)も採用することで、幅広いシーンで活用できるようになります。
e-POWER!日産新型エクストレイルのスペック、走行性能は?
▼日産e-POWERパワートレイン
▼日産新型エクストレイルのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【エクストレイルe-POWER】
直列4気筒1.5Lガソリン「VCR」+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:144ps/25.5kgm
フロントモーター出力:204ps/33.7kgm
リアモーター出力(4WD車):136ps/19.9kgm
駆動方式:FF or 4WD
▽海外仕様
- 直列4気筒1.5Lガソリン「VCR」ターボ
出力:204ps/30.6kgm
日産新型エクストレイルのパワートレインには、1.5L可変圧縮エンジン「VCR」と第2世代「e-POWER」ハイブリッドが搭載されます。
▼日産「VCR」エンジンの構造
1.5L VCRエンジンは、通常ピストンを上下動させるのみのコネクティングロッドとクランクの間に、機械式のアクチュエータアームで動作するマルチリンクシステムを追加。
これによりピストンが上下動する幅を無段階で変更することができ、圧縮比を低負荷運転時の14.0:1から、高負荷時の8.0:1まで走行状態にあわせて最適化。
燃焼室とインテークマニホールドにインジェクション2基を並列配置することで燃料も緻密に噴射、効率がアップされます。
組み合わせられる第2世代のe-POWERでは、前世代からトルクを10%、出力を6%向上させ、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現。
これにより新型エクストレイルハイブリッドでは、3Lエンジンに匹敵する最大トルクを発揮。
加えて、インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化し、パワートレインを軽量化するとともに室内空間を拡大。
e-POWERシステムの制御は、路面状況とロードノイズの大きさを予測しエンジンの始動を制御することで、発電を行うエンジンのノイズが車内に侵入するのを低減し、さらなる静粛性を確保。
また、アクセルペダルだけで車速を自在にコントロールできる「e-Pedal Step」の採用により、加減速を繰り返す市街地走行に加え、油圧ブレーキと回生ブレーキを最適制御することで、滑りやすい雪道や下り坂でも安心して運転できるように。
▼日産「e-4ORCE」の動画
リヤにもモーターを搭載する4WD車では、日産の最新電動技術「e-4ORCE」を採用。
前後のモーターを緻密に制御することにより素早くスムーズな加速を実現しながら、減速時や凹凸路面での揺れを減少させることで車酔いなどを抑え、快適な乗り心地が両立されます。
走り両立!日産新型エクストレイルの燃費は?
▼日産新型エクストレイルの燃費(WLTCモード値)
- エクストレイルハイブリッド
FF:19.7km/L、4WD:18.4km/L - 【海外仕様】
1.5Lガソリン「VCR」ターボ:14.0km/L
日産新型エクストレイルの燃費は、最新のハイブリッドパワートレインを搭載することで、走行性能や装備を充実しながら前世代と同等の数値とされています。
前世代はFF駆動のエクストレイルハイブリッドで20.8km/Lとなっていましたが、新型エクストレイルハイブリッドでは19.7km/Lとなっています。
最新システム!日産新型エクストレイルの安全装備は?
日産新型エクストレイルの安全装備には、ブランドの最新安全システムが採用されます。
システムは、360°全ての方向の安全を確保する「360°セーフティーアシスト(全方位運転支援システム)」を採用するとともに、「SOS コール」や、対向車や先行車の有無に応じてハイビームの照射位置をコントロールする「アダプティブ LED ヘッドライトシステム」などを採用。
また、高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」に「ナビリンク機能」を追加。ナビゲーションと連動し、地図データをもとに制限速度に応じて設定速度の切り替えや、カーブに応じた減速支援など、ドライバーの操作頻度を軽減。
さらに、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」も採用されます。
軽快!日産新型エクストレイルのボディサイズは?
▼日産新型エクストレイルのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4660×1840×1720mm
- ホイールベース:2705mm
- 乗員:5人乗り or 7人乗り
- 最小回転半径:5.4m
- ※参考
・エクストレイル(前モデル)
全長×全幅×全高:4690×1820×1730mm
ホイールベース:2705mm
最低地上高:205mm
最小回転半径:5.6m
日産新型エクストレイルのボディサイズは前世代から全長を短縮、最小回転半径は-0.2mとされ、ミドルクラスとしての取り回しの良さが高められています。
全高もあわせてダウンされていますが、直線的なルーフデザインにより快適な室内空間を確保。
シートレイアウトには、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを設定することで、幅広いニーズに対応しています。
アップ!日産新型エクストレイルの価格は?
▼日産エクストレイルの価格
- S
FF 5人乗り:3,510,100円、4WD 5人乗り:3,759,800円 - X
FF 5人乗り:3,748,800円
4WD 5人乗り:4,049,100円、4WD 7人乗り:4,180,000円 - G
FF 5人乗り:4,448,400円、4WD 5人乗り:4,748,700円 - AUTECH
FF 5人乗り:4,488,000円
4WD 5人乗り:4,749,800円、4WD 7人乗り:4,880,700円 - AUTECH ADVANCED Package
FF 5人乗り:5,029,200円、4WD 5人乗り:5,329,500円 - エクストリーマーX
4WD 5人乗り:4,401,100円、4WD 7人乗り:4,532,000円
日産新型エクストレイルの価格は、改良によりアップします。
アップ幅は10万円ほどとされ、充実した機能がアピールされます。
いつ?日産新型エクストレイルの日本発売日は?
マイナーチェンジした新型エクストレイルは、海外で2023年10月16日に発表され、2024年初頭に発売。日本では2025年4月の発売が予定されています。
日産は主力モデルのエクストレイルをリフレッシュし、ユーザーにアピールしていく予定です。
日産エクストレイルを「おさらい」
▼日産エクストレイル(初代)
日産エクストレイル(X-TRAIL)は、初代が2000年に登場したミドルサイズのクロスオーバーSUVです。
初代は「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」をコンセプトとし開発され、アウトドアなどで使用する道具「タフギア」をイメージしたデザインが採用されました。
世界的に販売されるグローバルモデルとなっており、トヨタ・RAV4やホンダCR-Vなどのライバル車と販売を競っています。
パワートレインは排気量2Lのエンジンを中心とし、欧州モデルにはディーゼルエンジンも設定。
▼日産エクストレイル(3代目)
3代目として2013年に登場した前モデルでは、それまでの角を強調したデザインから上質さを意識したものに変更。
主力SUVとして、3列シート7人乗り、エクストレイルハイブリッド、先進安全システムプロパイロットなどを用意することで、人気モデルになっています。
新型日産エクストレイルについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!