トヨタが、ピックアップトラック「ハイラックス」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型ハイラックスのスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】人気モデルがついに!「新型ハイラックス レボロッコ エディション」日本発売!
- トヨタ新型ハイラックスの【変更点まとめ】
- 407万円から!トヨタ新型ハイラックスの価格は?
- タフ!トヨタ新型ハイラックスの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!トヨタ新型ハイラックスの内装(インテリア)デザイン
- アグレッシブ!「新型ハイラックスGRスポーツ」も!
- パワフル!トヨタ新型ハイラックスのスペック、走行性能は?
- 悪路走破!トヨタ新型ハイラックスの走行システムは?
- トヨタ新型ハイラックスを試乗動画でチェック!
- 15%UP!トヨタ新型ハイラックスの燃費は?
- 充実!トヨタ新型ハイラックスの安全装備は?
- たっぷり!トヨタ新型ハイラックスのボディサイズは?
- いつ?トヨタ新型ハイラックスの発売日は?
- トヨタ・ハイラックスを「おさらい」
【最新情報】人気モデルがついに!「新型ハイラックス レボロッコ エディション」日本発売!
▼新型ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”の画像
トヨタが、「ハイラックス」の新モデルとなる特別仕様車「Z“Revo ROCCO Edition”(レボロッコ エディション)」の日本発売を発表しました。
トヨタ・ハイラックスは、世界およそ180か国で販売され、累計販売台数は1800万台以上の大人気モデルとなっており、現行モデルは2023年9月に装備を充実するなど、改良が実施されていました。
新設定された特別仕様車「ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”」は、海外で設定され、日本でも評判になっていた仕様を導入。
「Z」グレードをベースに、専用デザインのラジエーターグリル、バンパー(フロント/リヤ)、オーバーフェンダー(フロント/リヤ)のほか、18インチホワイトレタータイヤとブラック塗装+切削光輝のアルミホイールを採用し、力強いデザインに仕上げ。
加えて、照明付きデッキバー、重量があるテールゲートの開閉をサポートするテールゲートリフトアシスト、荷台の傷つきを防止するベッドライナーを採用することで使い勝手がアップされています。
トヨタ新型ハイラックスに新設定された「ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”」は、2023年12月22日に日本で発表され、2024年5月に発売。価格は477万2000円となっています。
▼ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”の特別装備
- ラジエーターグリル(専用意匠)
- フロントバンパー(専用意匠)
- フロントナンバープレートフレーム
- オーバーフェンダー(専用意匠/フロント・リヤ)
- 専用ホワイトレタータイヤ&アルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)
- デッキバー(照明付き)
- サブネームステッカー
- リアガーニッシュ
- ベッドライナー
- テールゲートリフトアシスト
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トヨタ新型ハイラックスの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型ハイラックスの変更点
- 特別仕様車「ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”」を新設定
▽2023年9月の変更点
- エントリーグレード「X」を廃止
- 「Z」グレードに、パノラミックビューモニターとディスプレイオーディオを標準装備
- ボディカラー「スーパーホワイト2」を「プラチナホワイトパールマイカ」に変更
▽2021年10月の変更点
- 悪路走破性能を高めた新グレード「GRスポーツ」を設定
- アドブルーのタンクを大型化し、残量表示機能を追加
- 「Z」グレードのエアコンに、左右独立温度コントロール機能を追加
- 「X」グレードに、プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート、ロードサインアシストなどの安全システムを標準装備
▽2020年8月の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- エンジンにアイドリングストップ機能、水冷インタークーラーを採用
- 新しいショックアブソーバーやブッシュ、板ばねの設計変更、パワーステアリングのオイル流量を制御する「VFC」機能により、乗り心地を向上
- 「X」グレードに、「オプティロンメーター」「TFTマルチインフォメーションディスプレイ」を装備し、ステアリングスイッチを「Z」グレードと共通化
- 「Z」グレードに、「前後クリアランスソナー」「LEDリアランプ」「オートLSD」を装備
- 新しいボディカラーを設定
- 後部座席シートベルトリマインダーを採用
- WLTCモード燃費値に対応
- 特別仕様車「ブラックラリーエディション」を廃止
- 海外仕様に2.8Lエンジンを搭載
407万円から!トヨタ新型ハイラックスの価格は?
▼トヨタ新型ハイラックスの価格
- ハイラックス Z:4,072,000円
- ハイラックス GR Sport:4,312,000円
- 【特別仕様車】【新設定】
ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”:4,772,000円
トヨタ新型ハイラックスは、2023年9月の改良時にエントリーグレード「X」が廃止されたことでスタート価格がアップしています。
加えて、「Z」グレードでもパノラミックビューモニターとディスプレイオーディオが標準装備とされ、407万2000円からに。
新設定された特別仕様車「ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”」は、装備を充実することにより、シリーズの最上位モデルとなっています。
▼参考:ハイラックス(前モデル)の価格
- ハイラックス X:3,527,000円
- ハイラックス Z:3,882,000円
- ハイラックス GR Sport:4,312,000円
タフ!トヨタ新型ハイラックスの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ新型ハイラックス「Z」グレードの画像
▼参考:トヨタ・ハイラックス(前モデル)
トヨタ新型ハイラックスの外装は2020年の改良時に、新しいデザインが採用されています。
▼トヨタ新型ハイラックス「Z」グレード
フロントはグリルを大型化し、日本専用のバンパーガードガーニッシュを採用することで、よりアクティブなイメージを強化。
ヘッドライトも「Bi-Beam LED」とされ、先進的な表情を演出。
その他、LEDコンビランプを採用、新デザインのアルミホイールを装備することで質感を向上しています。
▼新型ハイラックス「BLACK PACKAGE」装着車
▼新型ハイラックス「GR PARTS」装着車
また、新型ハイラックスではカスタムパーツとして「BLACK PACKAGE」「GR PARTS」も設定され、より個性をアップすることができるようになっています。
最新装備!トヨタ新型ハイラックスの内装(インテリア)デザイン
新型ハイラックスの内装は、装備を充実することで機能性が高められています。
2023年9月の改良では、「Z」グレードにパノラミックビューモニターとディスプレイオーディオを標準装備することで使い勝手をアップ。
ハイラックスは2021年の改良時に、「Z」グレードのエアコンに左右独立温度コントロール機能を追加することで快適性を向上しています。
アグレッシブ!「新型ハイラックスGRスポーツ」も!
▼新型ハイラックスGRスポーツの画像
トヨタ新型ハイラックスには、専用の装備を採用する「ハイラックスGRスポーツ」が設定されています。
ハイラックスGRスポーツは、「Z」グレードをベースに、専用のグリルやサスペンション、全幅1900mmとするオーバーフェンダー、265/60R18タイヤを装備するブラック塗装+切削光輝ホイールにより悪路走破性能を向上。
インテリアには、GRロゴを刺繍した専用合成皮革+スエード調スポーツシート、スモークシルバー加飾を施した専用本革巻きステアリングホイールとパドルシフト、専用メーター、アルミペダルなどが装備されています。
パワフル!トヨタ新型ハイラックスのスペック、走行性能は?
▼トヨタ直列4気筒2.4Lディーゼルターボ
▼新型ハイラックスのパワートレインとスペック
- 【日本仕様】
・エンジン:直列4気筒2.4Lディーゼルターボ
・最高出力:150ps
・最大トルク:40.8kgm
・トランスミッション:6速AT
・最大牽引力:3500kg - 【海外仕様】
エンジン:直列4気筒2.8Lディーゼルターボ
出力:204ps/51.0kgm
トヨタ新型ハイラックスの日本仕様には、2.4Lディーゼルターボエンジンが搭載されています。
2021年の改良では、アドブルーのタンクを13.8Lから17Lに大型化し、残量表示機能を追加することで使い勝手をアップしています。
2020年の改良では、水冷インタークーラーを採用することで高い走行性能を安定して発揮できるようにするとともに、アイドリングストップ機能も追加し、出力を維持しながら燃費性能が大幅に改善されていました。
また、新型ハイラックスでは足回りやステアリングも見直され、ロングストロークとしたショックアブソーバーや新しいブッシュ、板ばねの設計変更、パワーステアリングのオイル流量を制御する「VFC」機能の採用により、乗り心地や操縦安定性を向上。
トランスミッションには、海外で6速MTもラインナップされていますが、日本仕様のトランスミッションには6速ATが設定されています。
悪路走破!トヨタ新型ハイラックスの走行システムは?
新型ハイラックスの走行システムには、悪路でのスタックを防ぐアクティブトラクションコントロールが搭載されています。
4WDシステムは、後輪駆動のH2モードと、前後輪の動きをロックして高いトラクション性能を発揮するH4モード(舗装路走行不可)、さらにH4モードからギヤ比を低くすることで急坂も難なくのぼるL4モードを用意するパートタイム4WDシステムを搭載。
それでも走行が難しい路面を走行するユーザーのためには、対角の2輪のグリップ力が低く駆動力が逃げることで発生する「対角線スタック」からもリア左右輪をロックすることで脱出可能とするリヤデフロックが用意され、2019年の改良時に全車標準搭載。
2020年の改良では「Z」グレードに「オートLSD」を追加。コーナリング時や悪路で左右駆動輪にトルクを適切に配分することでトラクション性を向上させ、高い車両コントロール性能が実現されています。
トヨタ新型ハイラックスを試乗動画でチェック!
15%UP!トヨタ新型ハイラックスの燃費は?
▼新型ハイラックスの燃費
- 2.4Lディーゼルターボ&6速AT
WLTCモード値:11.7km/L
JC08モード値:13.6km/L
トヨタ新型ハイラックスの燃費は、2020年の改良時にアイドリングストップ機能と水冷インタークーラーを採用することにより改善しています。
改善幅はJC08モード値で従来型に対し15%以上となり、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値でも、前モデルのJC08モード値同等となっています。
▼トヨタ・ハイラックス(前モデル)の燃費
- JC08モード値:11.8km/L
充実!トヨタ新型ハイラックスの安全装備は?
トヨタ新型ハイラックスの安全装備は、機能を充実することで安全性をアップしています。
システムには検知機能を向上したプリクラッシュセーフティが搭載され、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者にも対応。
レーンディパーチャーアラートには、警報だけでなく逸脱抑制も行うヨーアシスト機能が搭載されています。
さらに、適切な車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、道路標識をディスプレイに表示し見逃し防止をサポートするロードサインアシスト、前方のクルマの発進を知らせる先行車発進告知機能が採用されています。
▼新型ハイラックスの安全装備
- プリクラッシュセーフティシステム
- レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
- レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
- ロードサインアシスト
- 先行車発進告知
- 横滑り制御機能/空転抑制
- 緊急ブレーキシグナル
たっぷり!トヨタ新型ハイラックスのボディサイズは?
▼トヨタ新型ハイラックスのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5340×1855×1800mm
- ホイールベース:3085mm
- 最低地上高:215mm
- 車重:2080kg
- 荷台長×荷台幅×荷台高:1520×1535×480mm
- 乗員:5人乗り
- 参考
・トヨタ ランドクルーザー
全長×全幅×全高:4950×1980×1870mm
ホイールベース:2850mm
最低地上高:225mm
車重:2360kg
トヨタ新型ハイラックスのボディサイズは、トヨタのフラッグシップSUVとしてラインナップされている「ランドクルーザー」から全長+390mmとされています。
しかし全幅は-125mm、車体後部は荷台とされていることで車重は-280kgと軽く仕上げられ、多くの荷物を積載することができるようになっています。
いつ?トヨタ新型ハイラックスの発売日は?
トヨタ新型ハイラックスに新設定された特別仕様車「ハイラックスZ“Revo ROCCO Edition”」は、2023年12月22日に日本で発表され、2024年5月に発売されます。
トヨタは日本でブランド唯一のピックアップトラックとなっているハイラックスのラインナップを拡大することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
トヨタ・ハイラックスを「おさらい」
▼トヨタ・ハイラックス(初代)
トヨタ・ハイラックス (Hilux) は、初代が1968年に登場したピックアップトラックです。
車名の由来は「High」と「Luxury」を合成した造語となっており、乗用車なみの豪華さを持ったピックアップトラックを目指し開発されたことから採用されました。
過去にはハイラックスをベースに製作されたSUVの「ハイラックスサーフ」も販売され、大人気に。
7代目からは世界戦略車「IMVシリーズ」のピックアップトラック車種にハイラックスの車名を引き継ぎ世界的に販売されており、カローラの次に世界で売れているトヨタ車になっています。
日本では2004年まで6代目を販売していましたが、需要が少なくなったことから一旦販売を終了し、海外で2015年から販売されていた8代目が2017年9月に約13年ぶりの日本復活となり話題になりました。
海外では、イギリスBBCが製作する人気自動車番組「トップ・ギア」で過去にハイラックスの耐久実験が行われ、その知名度をアップ。
このテストでは、放送から13年前に生産された4代目ハイラックスの中古車を購入し、階段を下らせたあとに木に衝突、海中に5時間沈めたあとに、建物の解体に使用される鉄球などでさらにダメージを与えました。
しかし、ハイラックスは基本的な工具のみで走行可能にまで復活し、自走してスタジオに到着。以降スタジオに長期間飾られていました。
トヨタ新型ハイラックスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!