トヨタが、ランドクルーザープラドのフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代とし性能を伸ばす新型ランドクルーザープラドについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!トヨタ「新型ランドクルーザー250」フルモデルチェンジ!
- トヨタ新型ランドクルーザー250の【変更点まとめ】
- タフ!新型ランドクルーザー250の外装(エクステリア)デザイン
- 拡大!トヨタ新型ランドクルーザー250のボディサイズは?
- 新装備!新型ランドクルーザー250の内装(インテリア)デザイン
- 最新!トヨタ新型ランドクルーザー250のエンジンとスペックは?
- どこでも!トヨタ新型ランドクルーザー250の悪路走破性能は?
- 改善!トヨタ新型ランドクルーザー250の燃費は?
- 充実!トヨタ新型ランドクルーザー250の安全装備は?
- アップ!トヨタ新型ランドクルーザー250の価格は?
- いつ?トヨタ新型ランドクルーザー250の発売日は?
- トヨタ・ランドクルーザープラドを「おさらい」。ランクルとの違いは?
【最新情報】新世代!トヨタ「新型ランドクルーザー250」フルモデルチェンジ!
トヨタが、ランドクルーザープラドのフルモデルチェンジ発売を予定しています。
トヨタ・ランドクルーザープラドは、ブランドを代表するSUV「ランドクルーザー」シリーズの中で、都市部での走りや乗り心地を高めたライトデューティモデルとしてラインナップされています。
フルモデルチェンジする新型ランドクルーザープラドは、モデル名を「ランドクルーザー250」に変更し、上位モデルの「ランドクルーザー300」との関係性を強調。新世代のデザインやパワートレインを採用。
また、大型インフォテインメントディスプレイや安全システムを装備することで、魅力をアップします。
トヨタ新型ランドクルーザー250は、2023年8月の発売が予定されています。
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トヨタ新型ランドクルーザー250の【変更点まとめ】
▼トヨタ新型ランドクルーザー250の変更点
- 3連LEDヘッドライト、LEDシーケンシャルターンランプを装備
- デジタルメーター、大型インフォテインメントシステムなど、最新のインテリアデザイン採用
- 新開発の2.4Lターボエンジンとハイブリッドシステムを搭載
- 8速オートマチックトランスミッションを組み合わせ
- 安全システムに第2世代「トヨタセーフティセンス」を採用
タフ!新型ランドクルーザー250の外装(エクステリア)デザイン
新型ランドクルーザー250の外観は、人気のあるタフなデザインを引き継ぎながら、より先進的な印象に仕上げられます。
フロントには、最新の3連LEDヘッドライトを採用することで、これまでより質感の高いデザインに仕上げ。
”流れるウインカー”となるシーケンシャルターンランプも装備することで、視認性もアップされます。
リアでは、大きなラゲッジスペースを確保するボディラインをキープしながら、深みのあるデザインとなるLEDランプを採用。
安定感あるスタンスと力強い走りが表現されます。
拡大!トヨタ新型ランドクルーザー250のボディサイズは?
▼新型ランドクルーザー250のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4900×1890×1835mm
- ホイールベース:2790mm
- 最低地上高:220mm
- 参考
・ランドクルーザープラド(現行モデル)
全長×全幅×全高:4825×1885×1835mm
ホイールベース:2790mm
最低地上高:220mm
車重:2050kg
・ランドクルーザー
全長×全幅×全高:4950×1980×1870mm
ホイールベース:2850mm
最低地上高:225mm
車重:2430kg
トヨタ新型ランドクルーザー250のボディサイズは、全長を延長し、プラットフォームに最新の「TNGA」を採用することで室内高を拡大、より広い室内空間が確保されます。
また、ボディ剛性も現行モデルから強化することで、悪路での乗り心地もアップされます。
新装備!新型ランドクルーザー250の内装(インテリア)デザイン
トヨタ新型ランドクルーザー250には、現行モデルと同じく多人数乗車に対応する3列シート7人乗りと、荷室空間を重視した5人乗りが設定されます。
シートにはナッパレザーなど上質な素材が使われ、カラーもベージュやブラウン、ブラックなど複数用意することで、好みにあわせて選択することができるようになります。
メーターには、車両の走行状況や走行モードなどをわかりやすく表示する最新のデジタルメーターを採用。
インフォテインメントシステムは大画面ディスプレイを採用し、スマートフォンやインターネットとの連携を強化することで、多彩な情報をユーザーに提供。
その他、パワーシートやゾーンコントロールエアコン、ステアリングヒーター、パワーバックドアなどが装備され、新世代プラットフォームにより拡大される室内空間を快適に利用できるように仕上げられます。
▼参考:トヨタ・ランドクルーザープラドの室内サイズ
- 乗員:7人乗り or 5人乗り
- 室内長×室内幅×室内高
7人乗り:2520×1565×1240mm
5人乗り:1825×1565×1240mm
最新!トヨタ新型ランドクルーザー250のエンジンとスペックは?
▼トヨタ製Dynamic Force Engine(2.5L)
▼トヨタ新型ランドクルーザー250のエンジンとスペック
- 【2.4Lガソリンターボ】【新開発】
直列4気筒2.4Lターボエンジン「T24A型」
出力:320ps/45.0kgm - 【ランドクルーザー250ハイブリッド】【新開発】
直列4気筒2.4Lエンジン+電気モーター
エンジン出力:230ps/24.5kgm
モーター出力:143ps/27.5kgm - 直列4気筒2.8Lディーゼルターボ「1GD-FTV」
出力:204ps/51.0kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:4WD
トヨタ新型ランドクルーザー250のパワートレインには、これまで搭載されていた2.7Lガソリンエンジンに代え、新開発される2.4Lガソリンターボとハイブリッド仕様、2.8Lディーゼルエンジンが搭載されます。
▼参考:現行ランドクルーザープラドのガソリン車スペック
- 直列4気筒2.7Lガソリン
- 最高出力:163ps/5200rpm
- 最大トルク:25.1kgm/3900rpm
- トランスミッション:6速AT
2.4Lターボエンジンは新開発のダウンサイジングエンジンとなり、3.5Lエンジンを上回る320ps/45.0kgmを発揮。
ハイブリッドモデルでは、電気モーターを組み合わせることで環境性能を向上します。
2.8Lディーゼルエンジンは現行モデルの2015年改良時に新搭載され、2020年の改良時には出力を向上。高断熱ディーゼル燃焼やコンパクトで高効率のターボチャージャーを採用することで、低回転から最大トルクを発揮。
新開発された尿素SCRシステムなどの採用により、窒素酸化物(NOx)を大幅に低減。
水冷式インタークーラーを採用することで、ターボチャージャーにより圧縮され高温になった空気を、気温が高い場合や走行風が得られにくい状況でも安定して冷却することで、燃焼効率と環境性能を向上。
インタークーラーを小型化しインテークパイプを短縮することにより、アクセルレスポンスもアップしています。
どこでも!トヨタ新型ランドクルーザー250の悪路走破性能は?
トヨタ新型ランドクルーザー250の悪路走破性能は、最大渡河水深700mmとSUVトップクラスのスペックが維持されます。
▼マルチテレインセレクト解説動画
▼クロールコントロール解説動画
▼KDSS解説動画
その他、走行システムとして 5つのモードから選択できる「マルチテレインセレクト」、ステアリング操作のみで難路を走破する「クロールコントロール」を装備。
スタビライザーを調整する「KDSS」システムにより、オンロードの快適性とオフロードの走破性が両立されます。
▼参考:トヨタ・ランドクルーザープラドの悪路走破性能
- アプローチアングル:31度
- デパーチャーアングル:28度
- ランプブレークオーバーアングル:22度
- 最大渡河水深:700mm
- 最低地上高:220mm
改善!トヨタ新型ランドクルーザー250の燃費は?
▼トヨタ新型ランドクルーザー250の燃費
- ディーゼル:11.5km/L
- ハイブリッド:16.0km/L
トヨタ新型ランドクルーザー250の燃費は、新世代のハイブリッドシステムを採用することでアップします。
現行モデルは新燃費規格のWLTCモード値で2.8Lディーゼルが11.2km/L、2.7Lガソリンが8.3km/Lと車重が2000kgをこえるSUVでは良好な燃費になっていますが、新型ランドクルーザー250ではハイブリッド車で16km/Lが見込まれています。
▼参考:トヨタ・ランドクルーザープラドの燃費(現行モデル)
- 2.8Lディーゼル:11.2km/L
- 2.7Lガソリン:8.3km/L
※WLTCモード値
充実!トヨタ新型ランドクルーザー250の安全装備は?
新型ランドクルーザー250の安全装備には、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させることで第2世代に進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が採用されます。
第2世代のトヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」が搭載されています。
また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった交通標識をメーター内のディスプレイに表示する「RSA(ロードサインアシスト)」機能も追加。
さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、ドアミラーで確認しにくい側後方エリアや後方から急接近してくる車両を検知してドアミラーLEDインジケーターで注意喚起を行なう「ブラインドスポットモニター(BSM)」により、安全性が大きく向上します。
アップ!トヨタ新型ランドクルーザー250の価格は?
▼トヨタ新型ランドクルーザー250の価格
- 365万円~600万円
トヨタ新型ランドクルーザー250の価格は、安全装備の充実などによりアップされます。
アップ幅は10万円前後に抑えられるとみられ、維持費がダウンする2.5Lハイブリッドによりコストパフォーマンスがアピールされます。
▼参考:トヨタ・ランドクルーザープラドの価格(現行モデル)
- 2.7Lガソリンモデル
・ランドクルーザー プラド TX
5人乗り:353万8080円、7人乗り:369万2520円
・ランドクルーザー プラド TX“Lパッケージ”
5人乗り:404万7840円、7人乗り:420万2280円 - 2.8Lディーゼルモデル
・ランドクルーザー プラド TX
5人乗り:415万2600円、7人乗り:430万7040円
・ランドクルーザー プラド TX“Lパッケージ”
5人乗り:466万7760円、7人乗り:482万2200円
・ランドクルーザー プラド TZ-G
7人乗り:536万3280円
いつ?トヨタ新型ランドクルーザー250の発売日は?
フルモデルチェンジするトヨタ新型ランドクルーザー250の発売日は、2023年8月が予定されています。
トヨタは上位モデル「ランドクルーザー」とあわせ、上級SUVの2モデルでブランド力をアップしていきたい考えです。
トヨタ・ランドクルーザープラドを「おさらい」。ランクルとの違いは?
▼ランドクルーザープラド(初代)
トヨタ・ランドクルーザープラド(LAND CRUISER PRADO)は、初代が1990年に登場したSUVです。
登場前に70系ランドクルーザーの派生車種として販売されていた「ランドクルーザーワゴン」のデザインなどを変更し、後継モデルとして登場しました。
特徴として、ランドクルーザー譲りの高い悪路走行性能を持ちながらも乗用を重視し、軽量化された車体やパワートレインを採用しています。
そのコンセプトの違いからランドクルーザーとプラドでは、日本仕様で搭載するエンジンがランドクルーザーで4.6Lガソリン、プラドが2.8Lディーゼルと2.7Lガソリンと、排気量に大きな差がつけられています。
現行モデルで4代目の150系ランドクルーザープラドは2009年に、同年に廃止されプラットフォームを共有していたハイラックスサーフを統合し登場。
2013年と2017年にビッグマイナーチェンジが行われデザインを変更し、国内では少ないディーゼルエンジンを選択できるSUVとして人気になっています。
新型トヨタ・ランドクルーザープラドについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!