アウディが、電気自動車サルーン「E-Tron GT(E-トロンGT)」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
改良により性能をアップした新型E-Tron GTについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代が進化!アウディ「新型E-Tron GT」ビッグマイナーチェンジ発表!
- アウディ新型E-Tron GTの【変更点まとめ】
- アグレッシブ!アウディ新型E-Tron GTの外装(エクステリア)は?
- ドライビング空間!アウディ新型E-Tron GTの内装(インテリア)は?
- 超高出力!アウディ新型E-Tron GTのパワートレインとスペックは?
- 大幅延長!アウディ新型E-Tron GTの航続距離と充電時間は?
- 堂々!アウディ新型E-Tron GTのボディサイズは?
- 約2135万円から!アウディ新型E-Tron GTの価格は?
- いつ?アウディ新型E-Tron GTの発売日は?
【最新情報】新世代が進化!アウディ「新型E-Tron GT」ビッグマイナーチェンジ発表!
▼アウディ新型E-Tron GTの画像
アウディが、スポーツ電気自動車セダン「E-Tron GT」のマイナーチェンジを発表しました。
アウディE-Tron GTは、アウディが所属するフォルクスワーゲングループがすすめる電気自動車ラインナップ拡充の1モデルとして企画され、ポルシェの電動サルーン「タイカン」と基礎を共有し開発。日本で2021年に新設定されていました。
マイナーチェンジした新型E-Tron GTは、新しいデザインを採用することでリフレッシュ。
モデルタイプは「S E-Tron GT」、「RS E-Tron GT」、「RS E-Tron GT Performance」の3タイプとされ、出力をアップした電動パワートレインは最上位の「RS E-Tron GT Performance」で912馬力を発揮。
また、容量を105kWhにアップした最新バッテリーを搭載することで最大608kmの航続距離を獲得し、充電時間も短縮。
新しいサスペンション、後輪操舵システムも採用することで、走行性能が高められています。
アウディ新型E-Tron GTは2024年6月18日に発表され、欧州で受注を開始。価格は126,000ユーロ(約2135万円)からとされています。
▼アウディ新型E-Tron GTの動画
▼アウディQ8 E-Tron
【新型Q8E-Tron】最高峰!「SQ8E-Tron」日本発売!最新情報、航続距離、価格は?
▼アウディA6E-Tron
【アウディ新型A6e-tron】「史上最高空力!新世代EV上級サルーン&ワゴン!」発表!
アウディ新型E-Tron GTの【変更点まとめ】
▼アウディ新型E-Tron GTの変更点
- 新デザインを採用
- 容量をアップした走行用バッテリーにより航続距離を延長
- 最新モーターにより出力を向上
- 最上位ハイパフォーマンスモデル「RS E-Tron GTパフォーマンス」を設定
- 2チャンバー/2バルブの新サスペンション、後輪操舵システムをオプション設定
アグレッシブ!アウディ新型E-Tron GTの外装(エクステリア)は?
▼アウディ新型「S E-Tron GT」の画像
▼参考:アウディE-Tron GT(前モデル)
アウディ新型E-Tron GTの外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
▼アウディ新型「S E-Tron GT」の画像
新型E-Tron GTではエントリーモデルとなる「S E-Tron GT」で、バンパーサイドのエアインテークにシルバーのインサートを採用。
▼アウディ新型「RS E-Tron GT」の画像
走行性能をアップした「RS E-Tron GT」では、ハニカムパターンのグリルと、よりワイドな印象とされたL字型のエアインテーク、中央にリフレクターを備えた新スタイルのリアデュフューザーが採用され、迫力あるデザインとされています。
ドライビング空間!アウディ新型E-Tron GTの内装(インテリア)は?
▼アウディ新型E-Tron GTの画像
▼参考:アウディE-Tron GT(前モデル)
アウディ新型E-Tron GTの内装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
改良では、新しいシートや下部に加えて上部もフラット化された新しいステアリングホイール、新しいグラフィックにより改善されたインフォテインメントシステムなどが採用されています。
E-Tron GTでは、ドライバー前に12.3インチデジタルメーターが配置され、センターに装備された10.1インチ大型ディスプレイインフォテイメントシステムと組み合わせることで、走行モードや充電管理など、さまざまな情報を提供。
室内空間は大型のバッテリーを床下に収めることで、後席まで広い空間を創出。
ラゲッジスペースはリアに405Lが確保されるほか、電動パワートレインの採用により余裕ができたフロントにも85Lのスペースが設けられています。
超高出力!アウディ新型E-Tron GTのパワートレインとスペックは?
▼アウディ新型E-Tron GTのパワートレインとスペック
- 【S E-Tron GT】
パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
出力:670ps
0-100km/h加速:3.4秒
最高速度:245km/h - 【RS E-Tron GT】
パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
出力:844ps
0-100km/h加速:2.8秒
最高速度:250km/h - 【RS E-Tron GT Performance】
パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
出力:912ps
0-100km/h加速:2.5秒
最高速度:250km/h - 駆動方式:4WD「Quattro」
アウディ新型E-Tron GTには、改良された電動パワートレインが搭載されています。
▼参考:アウディE-Tron GT(前モデル)のスペック
- 【E-Tron GT quattro】
パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
出力:530ps
0-100km/h加速:3.9秒
最高速度:245km/h - 【RS E-Tron GT】
パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
出力:645ps
0-100km/h加速:3.3秒
最高速度:250km/h
改良では、新しいモーターを採用することにより軽量化、最高出力はエントリーモデルの「S E-Tron GT」でも670ps、最上位モデルとなる「RS E-Tron GT Performance」では912psまで高められ、0-100km/h加速タイムも2.5秒まで短縮。
走行システムには、2チャンバー/2バルブの新しいサスペンションのほか、後輪操舵システムがオプション設定され、走行性能が高められています。
大幅延長!アウディ新型E-Tron GTの航続距離と充電時間は?
▼アウディ新型E-Tron GTの航続距離と充電時間
- バッテリー容量:105kWh
- 航続距離:608km(欧州値)
- 充電時間:18分(急速充電使用時/80%まで)
▼参考:E-Tron GT(前モデル)の航続距離
- バッテリー容量:93.4kWh
- 航続距離:534km(WLTCモード値)
- 充電時間:22.5分(急速充電使用時/80%まで)
アウディ新型E-Tron GTは、改良された最新バッテリー、システムを搭載することで航続距離が延長されています。
バッテリー容量は、前モデルの93.4kWhから105kWhに拡大され、エネルギー回生性能もアップ。
これにより航続距離は608kmまで延長され、充電時間も約18分で80%まで充電可能となっています。
堂々!アウディ新型E-Tron GTのボディサイズは?
▼アウディ新型E-Tron GTのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4990×1965×1415mm
- ホイールベース:2900mm
- ※参考
・アウディ Q8 E-Tron(SUV)
全長×全幅×全高:4915×1935×1635mm
ホイールベース:2930mm
アウディ新型E-Tron GTのボディサイズは、フラッグシップ電気自動車SUVの「Q8 E-Tron」から全長+75mm、全幅+30mmと拡大されています。
しかし、全高は1415mmと低く抑えることで、GTカーの高いスポーツ性能がつくられています。
約2135万円から!アウディ新型E-Tron GTの価格は?
▼アウディ新型E-Tron GTの価格
- S E-Tron GT:126,000ユーロ(約2135万円)
- RS E-Tron GT:147,500ユーロ(約2500万円)
- RS E-Tron GT Performance:160,500ユーロ(約2720万円)
アウディ新型E-Tron GTの価格は、改良によりアップしています。
前モデルは日本で1494万円からとされていましたが、新型E-Tron GTは欧州で約2135万円からとされ、アップした性能がアピールされています。
▼参考:アウディE-Tron GT(前モデル)の価格
- E-Tron GT quattro:14,940,000円
- RS E-Tron GT:18,990,000円
いつ?アウディ新型E-Tron GTの発売日は?
アウディ新型E-Tron GTは2024年6月18日に発表され、欧州で受注が開始されました。
アウディはE-Tron GTを改良することで、ブランド力を高めていきたい考えです。
新型E-Tron GTについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!