スバルのトップスポーツ「WRX STI」の市販モデルを、ラリーステージに持ち込んだ海外試乗映像
前モデルの「インプレッサ STI」は、世界ラリー選手権にも参戦していたラリーベース車、新型ははたして?
熟成されたエンジンに、さらにあがった剛性をもつWRX STI
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オンロード試乗動画は多いけれど、乗り出し400万円を超えるようなモデルで、ここまでのオフロード試乗動画は珍しい
”スバルはオフロード”というファンの人も多いけれど、オーナーさんももったいなくて、なかなか試すことはないんじゃかな
スバル WRX STIはインプレッサSTIより、全長が15mm、ホイールベースが25mm拡大
拡大幅は最近のモデルの中では小さいほうだけれど、低μ路だとシャシー特性がでやすいので気になるところだね
それでは動きはどうか、と動画見ると、見る機会が多い軽量化されているラリーカーほどの動きの軽さはもちろんないけれど、ボディを拡大しても小回りがきいている
これは新型になって、ねじり剛性が40%、曲げ剛性が30%UPされたボディと、見直されたサスペンションがきいていそうだ
ラフロードなのに、真っ直ぐ走って、しっかり曲がる
マシンの上下動もしなやかで、安定しているよね
とくにその動きの良さが見えるのが、小さなコーナー
動画では、低速で進入しアクセルオンで向きを変えるのと、ハイスピードでドリフトしながらコーナーに入るのを試しているけれど、どちらもWRX STIは受け入れる
海外モデルには2.5Lエンジンが積まれていて低速トルクに余裕があるけれど、動画くらいの速度だと、日本仕様の2Lエンジンとスペックは同等
WRX STI海外仕様スペック:スバル WRX STIはやはりスバリストの車
頼りになる走行性能に違いはないね
ホイールベースが伸びたことで安定した走りと、高い剛性で切れ味するどい走り
日本仕様WRX STIに積まれている、ノウハウがふんだんにあるEJ20型エンジンをチューンナップすると、さらにこの余裕が大きな違いとなってみえてきそう