アウディがスポーツモデルとして販売している、TTクーペとTTロードスターのマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
改良により魅力を伸ばすアウディ新型TTについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】アウディ新型TT 2019年モデルにマイナーチェンジ日本発売!
- アウディ新型TTの【主な変更点まとめ】
- アウディ新型TTの外装(エクステリア)デザイン
- 20周年記念限定車!アウディ新型TT 20 years設定!
- 最上位!アウディ新型TT RSをラインナップ!
- アウディ新型TTのボディサイズは?
- アウディ新型TTの内装(インテリア)デザイン
- アウディ新型TTのエンジンとスペックは?
- アウディ新型TTを試乗動画でチェック!
- アウディ新型TTの燃費は?
- アウディ新型TTの価格は?
- アウディ新型TTの発売日は?
- アウディTTを「おさらい」
【最新情報】アウディ新型TT 2019年モデルにマイナーチェンジ日本発売!
▼アウディ新型TTロードスターの画像
アウディが、マイナーチェンジした「アウディTT」の日本発売を発表しました。
アウディTTはブランドの2ドアスポーツとして販売。ロードスターのボディタイプもラインナップされ、高い走行性能やデザインが人気になっているモデルです。
改良では新しいデザインやパワートレインを採用するなど、魅力をアップしています。
▼アウディ新型TTの動画
アウディ新型TTの【主な変更点まとめ】
▼アウディ新型TTの変更点
- 最新のデザインを採用することで外装をリフレッシュ
- 1.8Lターボエンジンを廃止し、新たに2Lターボのエントリーモデルを設定
- アウディTTシリーズの20周年を記念する限定車「TT 20 years」を20台限定販売
- ハイパフォーマンスモデルの「TT RS」に、最新のエアロパーツを装備。
OLEDテールライトをオプション設定
アウディ新型TTの外装(エクステリア)デザイン
▼アウディ新型TTクーペ
▼アウディ新型TTロードスター
アウディ新型TTの外装は、フロントに立体感を増した最新デザインのシングルフレームグリルが採用されています。
リアには、水平なラインで精悍さを強調する新しいバンパーが装備されました。
▼アウディ新型TTロードスター「Sラインスポーツパッケージ」
スポーティモデルとなる「S Lineスポーツパッケージ」では、フロントスプリッターや縦長のエアインテーク、チタンブラックのラジエーターグリルなどを採用。
リアには、ワイドなディフューザーとエアアウトレットが装備されました。
▼アウディ新型TTSクーペ
ハイスペックモデルとして新型TTSも用意され、空力性能をアップした専用のフロントデザインを採用。
リアには車体デザインに最適化した、スポイラーも採用されています。
アウディ新型TTを前モデルと比較!
▼アウディTT(前モデル)
アウディ新型TTを前モデルと比較すると、イメージを維持しながらも、細部がリフレッシュされています。
新型TTでは、最新世代になっているアウディの他モデルやフラッグシップスポーツ「R8」からくるスポーツデザインを使うことで、ブランドの魅力が表現されました。
20周年記念限定車!アウディ新型TT 20 years設定!
アウディ新型TTには、TTシリーズの誕生20周年を記念した世界限定モデル「TT 20 years」が20台限定で設定されました。
新型TT 20 yearsは、1998年に初代TTが誕生してから2018年で20周年を迎えたことを記念してつくられた世界限定999台の特別仕様車となっており、エンジンに230psを発生する直列4気筒2Lターボエンジンを採用。
エクステリアには「マトリクスOLEDリアランプ」や、ガンメタルエフェクトペイントの専用19インチホイール、ボディサイドにマット仕上げのフォーリングスのロゴを装着。
ボディカラーは専用色の「アローグレーPE」とされ、1995年の東京モーターショーで初公開されたロードスターバージョンの「TTS コンセプトカー」に採用されていた要素からヒントを得て、初代TTの持つ円をモチーフに直線と組み合わせたシンプルなデザインエッセンスを再現したディテールとされました。
インテリアには、Sスポーツシート、ステアリング、シフトノブ&ブーツ、ドアアームレスト、センターコンソールなどに専用のイエローコントラストステッチを施したモカシンブラウンのファインナッパレザーを採用。
また、ステアリングホイールとシフトノブには“TT 20 years”エンブレムを配し、エンジンスタートボタンの脇にはシリアルナンバーを刻印したバッヂも装備。
このほかにも、コンフォートパッケージ、B&Oサウンドシステム、マトリクスLEDヘッドライト、マグネティックライドといったアイテムが標準装備されています。
最上位!アウディ新型TT RSをラインナップ!
▼アウディ新型TT RSの画像
▼アウディ新型TT RSロードスターの画像
アウディ新型TTは、ハイパフォーマンスモデルとなる「TT RS」が発表されています。
アウディTT RSは、ベースモデルから遅れ2017年にフルモデルチェンジした、400馬力を出力するハイパフォーマンスモデルです。
改良された新型TT RSは、最新のエアロパーツやリアウィングなどを装備することで空力性能を向上。
マトリックスLEDヘッドライトやOLEDテールライトも装備することで、ベースモデルと差別化されています。
▼アウディ新型TT RSの動画
アウディ新型TTのボディサイズは?
▼アウディ新型TTのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4190×1830×1380mm
- ホイールベース:2505mm
- 車両重量:1320kg
アウディ新型TTのボディサイズは、初代から続くハンドリングフィーリングを維持するコンパクトなボディになっています。
アルミを多用したコンポジット構造のボディにより、軽量化しながら高剛性なものとし、車重は1320kgに仕上げられています。
アウディ新型TTの内装(インテリア)デザイン
アウディ新型TTの内装は、最新システムを採用し、ドライビングに集中できる空間に仕上げられています。
改良では以前S lineパッケージ装着車のみの設定だった「エクステンデッドアルミニウムルックインテリア」(ウィンドウスイッチ/ペダル)を、オプションの「スタイルパッケージ」(40 TFSI)や「コンフォートパッケージ」(45 TFSI quattro)に新設定。
45 TFSI quattroとTTS クーペのレザーパッケージに、ドアアームレストやセンターコンソールも同色となる「カラーエクステンデッドレザー」が新採用されました。
また、S lineパッケージ装着車では、シートを「Sスポーツシート」に変更するとともに、ダイヤモンドステッチを配したアルカンターラとレザーを組み合わせたシート表皮として、スポーティさとプレミアム感を向上されています。
メーターはデジタル式のアウディバーチャルコックピットとされ、車両情報のほか、ナビゲーションなどをドライバーが見やすいメーター部分に表示することができるようになっています。
▼アウディ新型TTS
ハイスペックモデルの新型TTSでは、専用のアクセントを加え、スポーツシートも装備することで、よりマシンの魅力が感じられる仕上げとされています。
アウディ新型TTはピュアスポーツカーながら、ラゲッジルームは305Lとハッチバック車並みの容量を確保。
さらに後席をたたむことでステーションワゴンの通常の荷室容量をも凌ぐ712Lものスペースに荷物を収納することができ、2セットのゴルフバッグを縦に倒して積み込むことも可能になっています。
▼アウディ新型TTの室内サイズ
- ラゲッジ容量
TTクーペ:305L
TTロードスター:280L
アウディ新型TTのエンジンとスペックは?
▼アウディ新型TTのエンジンとスペック
- 直列4気筒2Lターボ「40TFSI」【新設定】
出力:197ps/35.5kgm - 直列4気筒2Lターボ「45TFSI」
出力:230ps/37.7kgm - 【アウディTTS】
直列4気筒2Lターボ
出力:286ps/38.6kgm - 【アウディTT RS】
直列5気筒2.5Lターボ
出力:400ps/48.9kgm - トランスミッション:6速デュアルクラッチ「Sトロニック」
(TT RSは7速) - 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型TTには、出力が強化された最新の2Lターボエンジンが搭載されました。
▼アウディ・TT(前モデル)搭載エンジンスペック
- 直列4気筒1.8Lターボ
出力:180ps/25.5kgm
前モデルのアウディTTには、エントリーモデルとして1.8Lターボエンジンが用意されていましたが、新型TTでは197馬力の2Lターボエンジンを搭載する「40TFSI」に置き換えられました。
この変更にあわせ、上位モデルも「45TFSI」として設定。
ハイスペックモデルとして用意されている新型TTSでは、286psの出力でさらに軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
最上位モデルとなるTT RSには、引き続き400ps/48.9kgmを出力する2.5Lターボエンジンが搭載され、圧倒的な走行性能を発揮します。
アウディ新型TTを試乗動画でチェック!
アウディ新型TTは、試乗動画が公開されています。
改良によりあがった質感が高い評価を受けています。
アウディ新型TTの燃費は?
▼アウディ新型TTの燃費
- 2Lエンジン(197ps):15.2km/L
- 2Lエンジン(230ps):12.5km/L
- TTS(2Lエンジン):11.8km/L
- TT RS(2.5Lエンジン):11.7km/L
- ※参考
改良前1.8Lモデル:16.6km/L
アウディ新型TTの燃費は、2Lエンジンがエントリーモデルとして設定されたことで、前モデルから変化しました。
出力がアップしているため、前モデルに設定されていた1.8Lエンジンの16.6km/Lより燃費はダウンしていますが、新しい2Lモデルは15.2km/Lと燃費の低下が抑えられています。
アウディ新型TTの価格は?
▼アウディ新型TTの価格
- TT クーペ 40 TFSI(197PS/FF):4,790,000円
- TT クーペ 45 TFSI quattro(230PS/4WD):5,990,000円
- TT ロードスター 45 TFSI quattro(230PS/4WD):6,150,000円
- TTS クーペ(286PS/4WD):7,990,000円
- 【20周年記念限定車(20台限定販売)】
TT 20 years:7,590,000円
アウディ新型TTの価格は、日本で479万円からとされました。
この価格は、前モデルに設定されていた1.8Lエンジンから8万円のアップに抑えられており、大幅なスペックアップをしながらも選びやすくなっています。
▼参考:アウディ新型TTの価格(前モデル)
- アウディTTクーペ
1.8 TFSI quattro S tronic:471万円
2.0 TFSI quattro S tronic:591万円 - アウディTTロードスター
2.0 TFSI quattro S tronic:607万円 - アウディTTSクーペ
2.0 TFSI quattro S tronic:776万円 - アウディTT RSクーペ
2.5 TFSI quattro S tronic:989万円 - アウディTT RSロードスター
2.5 TFSI quattro S tronic:1005万円
アウディ新型TTの発売日は?
マイナーチェンジしたアウディ新型TTの日本発売日は、「TT クーペ 40 TFSI」が5月9日、「TT クーペ 45 TFSI quattro」「TT ロードスター 45 TFSI quattro」「TTS クーペ」が6月10日に設定されました。
アウディはスポーツモデルであるTTをアップデートすることで、さらなる魅力をアピールしていく予定です。
アウディTTを「おさらい」
▼アウディTT(初代)
アウディTT(ティーティー)は、初代が1998年に登場したスポーツカーです。
車名のTTは、イギリス・マン島で開催されていたレースイベント「ツーリスト・トロフィー」が由来になっています。
初代のデザインはドイツ系アメリカ人のフリーマン・トーマスが手がけ、円のモチーフが内外装に反復して使用された独自のスタイルが人気になりました。
しかし初代はそのスタイルから、180km/h以上の超高速域でボディリフトによる事故が発生したため、リアスポイラーの追加とサスペンションの設計変更が行なわれ、販売済みの車両も無償で修正されました。
▼アウディTT(2代目)
エンジンやプラットフォームをアウディ・A3やフォルクスワーゲン・ゴルフと共有し開発されたことで、駆動方式はFFと4WDを設定。
2006年に登場した2代目では、TTのために開発された「ASF(アウディ・スペースフレームテクノロジー)」を使用することで、ボディの7割がアルミニウム製になりました。
現行モデルは3代目として2015年に登場。フラッグシップスポーツのアウディR8に通じるデザインとし、相乗効果で専用設計スポーツカーの魅力をアピールしています。
新型アウディTTについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!