スバルが、「ジャスティ」のマイナーチェンジを予定しています。
改良により魅力をアップするスバル新型ジャスティについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最新装備!スバル「新型ジャスティ」マイナーチェンジ!
- スバル新型ジャスティの【主な変更点まとめ】
- 上質!スバル新型ジャスティの外装(エクステリア)デザイン
- 質感UP!スバル新型ジャスティの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!スバル新型ジャスティのエンジンとスペックは?
- 最新システム!スバル新型ジャスティの安全装備は?
- 良好!スバル新型ジャスティの燃費は?
- 使いやすく!スバル新型ジャスティのボディサイズは?
- アップ!スバル新型ジャスティの価格は?
- いつ?スバル新型ジャスティの発売日は?
- スバル・ジャスティを「おさらい」
【最新情報】最新装備!スバル「新型ジャスティ」マイナーチェンジ!
スバルが「ジャスティ」のマイナーチェンジに向け開発を進行しています。
スバル・ジャスティは、ダイハツが販売する「トール」のOEMモデルとなっており、トヨタが販売する「ルーミー」とともに、その使い勝手の良さが人気になっています。
マイナーチェンジする新型ジャスティでは、最新の安全システムやインテリアデザインなどを採用することで魅力をアップ。
パーキングブレーキは足踏みペダル式から、電子制御パーキングブレーキに変更されます。
スバル新型ジャスティの発売日は、同じく改良されるダイハツ「トール」、トヨタ「ルーミー」の2020年9月15日発売から遅れ、9月下旬が予定されています。
【ダイハツ新型トール最新情報】マイナーチェンジ!トールカスタム、燃費や価格、発売日は?
【トヨタ新型ルーミー最新情報】マイナーチェンジ!ルーミーカスタム、燃費や価格、発売日は?
スバル新型ジャスティの【主な変更点まとめ】
▼スバル新型ジャスティの変更点
- レーザーレーダーとカメラを採用する新世代「スマートアシスト」を採用。
認識精度をアップし、安全性を向上 - シートのデザインを変更し、質感を向上
- 電子制御パーキングブレーキを採用
- WLTCモード燃費値に対応
▽2018年11月改良
- 安全装備にスマートアシスト3を搭載。
デュアルカメラ化により、グリルのレーダー用ボックス形状を廃止 - 前後方のセンサーで障害物を検知して警告音でお知らせするコーナーセンサー(フロント4個/リヤ4個、接近お知らせ表示付)を全車標準装備
- 「GSスマートアシスト」グレードに、15インチアルミホイールを新たに標準装備
- ボディカラーに新色を追加。
モノトーンにファイアークォーツレッド・メタリックとブリリアントカッパークリスタル・マイカの2種類を採用。
2トーンカラーに、ブラック/ファイアークォーツレッド・メタリック、ブラック/ブリリアントカッパークリスタル・マイカ、ブラック/パールホワイトⅢの3種類を新設定
上質!スバル新型ジャスティの外装(エクステリア)デザイン
▼スバル・ジャスティ(ベースモデル)
スバル新型ジャスティの外装は、コンパクトカーならではの軽快さや親しみやすさが感じられるスタイルに仕上げられます。
▼スバル・ジャスティカスタム
新型ジャスティカスタムでは、ベースモデルより存在感をアップしたグリルによりデザイン性を追求。
新しいボディカラーも設定することで、魅力がアップされます。
質感UP!スバル新型ジャスティの内装(インテリア)デザイン
スバル新型ジャスティの内装は、質感と使い勝手を両立したデザインとされます。
改良ではパーキングブレーキを、足踏みペダル式から電子制御パーキングブレーキに変更することで使い勝手がアップされます。
新型ジャスティでは、リヤシートのリクライニング角度を最大70度まで倒すことができ、車中泊も可能な空間を確保。
室内には、大きな空間を便利に使えるように多彩な収納スペースを配置。
フロントシートセンターには、バッグを置くスペースも用意されるなど、手軽さが追求されます。
このスペースを使用し、雨天時などにフロントとリアシートを車外へ出ることがなく移動することもできるようになっており、前後乗員間距離は最大1105mmの広さになります。
リアシートは240mmのスライドが可能となっているほか、ドリンクホルダーを持つテーブルが用意され、5人が快適にドライブを楽しむことができるように。
ラゲッジスペースは幅を拡大しながら高さが抑えられ、荷物の積み下ろしをしやすく設計。
ラゲッジスペースはデッキボードを跳ね上げることで高さのある荷物に対応するほか、付属する防汚シートと1500mmを超える荷室長を使用し自転車も搭載することができるようになります。
▼スバル新型ジャスティの室内サイズと比較
- 室内長×室内幅×室内高
ジャスティ:2180×1480×1355mm - 乗員:5人乗り
軽快!スバル新型ジャスティのエンジンとスペックは?
▼直列3気筒1Lターボエンジン「1KR-VET」
▼スバル新型ジャスティのエンジンとスペック
- 【NA(自然吸気)エンジン】
エンジン:直列3気筒1L「1KR-FE」
出力:69ps/9.4kgm - 【ターボエンジン】
エンジン:直列3気筒1Lターボ「1KR-VET」
出力:98ps/14.3kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スバル新型ジャスティには、直列3気筒1L自然吸気エンジンと、直列3気筒1Lターボエンジンが搭載されます。
1L自然吸気エンジンは、吸気ポートのデュアルインジェクター&デュアルポート化を行うとともに、ピストン形状の最適化による高圧縮比、低フリクション化を実施することで滑らかな加速感と高い燃費性能を実現。
1Lターボエンジンは、過給器を組み合わせることで1.4Lエンジンなみのトルクが利用できるようになります。
乗り味は、ボディとサスペンションの高剛性化を図ることでステアリング操作に対し車体姿勢がスムーズに連動し、運転時のストレス軽減に寄与するとともに快適な乗り心地に仕上げられます。
最新システム!スバル新型ジャスティの安全装備は?
スバル新型ジャスティの安全システムには、先進システム「新世代スマートアシスト」が搭載されます。
これまでジャスティには、デュアルカメラを採用する安全システム「スマートアシスト3」が搭載されていました。
新世代スマートアシストでは、「トヨタセーフティセンス」にも採用されるレーザーレーダーとカメラの組み合わせにより、歩行者や先行車、障害物などの様々な危険を検知。
車線を逸脱しそうな場合はドライバーに警告するほか、誤発進抑制やオートハイビーム機能なども利用できるようになります。
良好!スバル新型ジャスティの燃費は?
▼スバル新型ジャスティの燃費
- FF:24.6km/L
- 4WD:21.8km/L
スバル新型ジャスティの燃費は、FF車で24.6km/Lと低燃費になります。
4WD車でも21.8km/Lとされ、扱いやすい燃費値が確保されます。
改良では、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値に対応し、選びやすくなります。
使いやすく!スバル新型ジャスティのボディサイズは?
▼スバル新型ジャスティのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
ベースモデル:3700×1670×1735mm
ジャスティカスタム:3725×1670×1735mm - ホイールベース:2490mm
- 最低地上高:130mm
- 車重:1070kg
スバル新型ジャスティのボディサイズは、軽自動車からのクラスアップユーザーに対応する扱いやすいサイズに設計されています。
ジャスティカスタムは、25mm全長を延長することで伸びやかなデザインに仕上げられています。
アップ!スバル新型ジャスティの価格は?
▼スバル新型ジャスティの価格
- 155万円~210万円
スバル新型ジャスティの価格は、安全システムのアップデートにより変更されます。
アップ幅は5万円ほどが見込まれ、高い安全性能がアピールされます。
▼参考:スバル・ジャスティの価格(現行モデル)
▽1L自然吸気エンジン
- Lスマートアシスト
2WD(FF) 1,528,200円、4WD 1,701,000円 - Gスマートアシスト
2WD(FF) 1,684,800円、4WD 1,857,600円 - カスタムRスマートアシスト
2WD(FF) 1,941,840円、4WD 2,138,400円
▽1Lターボエンジン
- GSスマートアシスト
2WD(FF) 1,948,320円 - カスタムRSスマートアシスト
2WD(FF) 2,071,440円
いつ?スバル新型ジャスティの発売日は?
マイナーチェンジするスバル新型ジャスティの発売日は、同じく改良されるダイハツ「トール」、トヨタ「ルーミー」の2020年9月15日発売から遅れ、9月下旬が予定されています。
スバルは主力コンパクトカーであるジャスティの安全性や質感をアップすることで、幅広いユーザーにアピールしていく予定です。
スバル・ジャスティを「おさらい」
▼スバル・ジャスティ(初代)
スバル・ジャスティ(JUSTY)は、初代が1986年に登場したコンパクトカーです。
車名の「JUSTY」の由来は、英語で「丁度良い」や「ぴったり」を表す「Just(ジャスト)」からくる造語になっています。
初代は、軽自動車のスバル「レックス」をベースにボディを拡大したモデルとして開発され、エンジンは直列3気筒1L、ボディタイプは3ドアと5ドアのハッチバックが用意されました。
1994年まで販売が継続されましたが、1989年発売のスバル・レガシィが大ヒットとなり、ダウンサイズしたスバル・インプレッサへの開発コスト集中が必要と判断されたことから、自社で後継車の開発は行われませんでした。
▼スバル・ジャスティ(2代目)
▼スバル・ジャスティ(3代目)
2代目以降は欧州専用のOEM提供を受けるモデルとして用意され、2代目と3代目はスズキと契約。
2代目はスズキの欧州名「スイフト」(日本名:カルタス)、3代目は欧州名「イグニス」(日本名:スイフト/初代)と基本を共通したモデルとされました。
▼スバル・ジャスティ(4代目)
欧州で2007年に発売された4代目では、トヨタとの関係が深まったことからグループ会社のダイハツ「シリオン」(日本名:ブーン)を販売。
通算5代目となる現行モデルは、2016年に日本で復活(日本向けとしては2代目)。
ダイハツが開発した「トール」をベースとし、トヨペット店とネッツ店で販売される「タンク」、トヨタ店とカローラ店で販売される「ルーミー」と、ジャスティを含めて基本共通の4モデルが展開されています。
コンセプトは、Living(リビング)とDriving(ドライビング)を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」とされ、自宅のような快適性を持つクルマとしてつくられました。
登場前に販売されていたトヨタ「bB」「ラクティス」、ダイハツ「COO」、スバル「DEX」「トレジア」を統合し、両側スライドドアにより高い利便性が確保されたことで安定した販売を記録する人気モデルになっています。
新型スバル・ジャスティについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!