【メルセデス新型GLSクラス】2020年3月23日フルモデルチェンジ日本発売！最新情報、サイズ、燃費、価格は？

メルセデス・ベンツが、最上級SUV「GLSクラス」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。

最新モデルとなりさらに走りや質感をアップする新型GLSクラスについて、スペックやボディサイズ、価格などを最新情報からご紹介します。

▼この記事の目次

【最新情報】新世代！メルセデス新型「GLSクラス」フルモデルチェンジ日本発売！

▼メルセデスベンツ新型GLSクラスの画像

メルセデスベンツが、SUV「GLSクラス」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。

メルセデス・ベンツGLSクラスは、先にフルモデルチェンジが発表されていた「Gクラス」がブランド最強のオフローダーとされるのに対し、最上級のSUVとして3列シートでの快適な乗り味や使い勝手が追求されているモデルです。

フルモデルチェンジした新型GLSクラスでは、最新のパワートレインや車体によりさらなる乗り心地がつくられています。 

▼メルセデスベンツ新型GLSクラスの動画

▼マイバッハGLSクラス

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▼メルセデス・ベンツGクラス

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メルセデスベンツ新型GLSクラスの【主な変更点まとめ】

▼メルセデスベンツ新型GLSクラスの変更点

• 新型プラットフォームを採用し、ボディサイズを拡大
• 最新の2.9Lディーゼルターボエンジンのほか、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせるガソリンエンジンを搭載
• 最新の大型インフォテインメントシステムを採用
• アクティブサスペンション「E-ACTIVE BODY CONTROL」を日本初搭載
• プラグインハイブリッドパワートレインの設定を予定 

堂々！新型GLSクラスの外装（エクステリア）デザイン

▼メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの画像

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの外装は、最新のフルサイズSUVとして堂々の存在感をもつスタイルに仕上げられています。

ボディラインは、広い室内空間を重視しながらも緩やかな曲線により構成することで、躍動感をプラス。

空力を追求し空気抵抗係数（Cd値）は0.32を達成するとともに、ウインドノイズが大幅に低減されました。

ヘッドライトには最新のLED技術が採用され、先進的なデザインに仕上げ。

足元を飾るホイールには、大径を強調する細いスポークが採用されています。

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスを前モデルと比較！

▼メルセデス・ベンツGLSクラス（前モデル）

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスを前モデルと比較すると、細部が見直され、より滑らかなボディラインになっていることがわかります。

大きな室内空間を確保するために、全体のバランスも最適化されています。

612馬力の高出力！メルセデス「AMG GLS63」設定！

▼メルセデスAMG GLS63の画像

新型GLSクラスには、ハイパフォーマンスモデル「AMG GLS63」が設定されています。

新型AMG GLS63は、V型8気筒4Lツインターボエンジンを搭載し612ps/86.7kgmを出力。

加えて、22psを発揮するマイルドハイブリッド「EQ Boost」システムも搭載し、低速域でエンジンをアシスト。

駆動システムや足回りには、0:100から50:50まで前後駆動力を可変する4WD「4MATIC+」、電子式リアアクスルロックディファレンシャル、9速AT、「AMG ACTIVE RIDE CONTROL」エアサスペンションを装備。

0-100km/h加速タイムは4.2秒、最高速度はリミッターにより250km/hとされますが、オプションの「AMG Driver’s package」を選択することで280km/hに引き上げることができます。  

走行モードには「Trail」「Sand」「Comfort」「Sport」「Sport+」「Individual」の6モードを設定。

外装には、専用グリルやマルチビームLEDヘッドライトなどのほか、AMGエキゾーストシステム、21インチ10スポークホイール（最大23インチを選択可能）を装備。

悪路にも対応する7人乗りSUVで、ハイパフォーマンスを楽しむことができるように仕上げられています。

拡大！メルセデスベンツ新型GLSクラスのボディサイズは？

▼メルセデスベンツ新型GLSクラスのボディサイズと比較

• 全長×全幅×全高：5207×1956×1850mm
• ホイールベース：3135mm
• ※参考
  ・メルセデス・ベンツGLSクラス（前モデル）
  　全長×全幅×全高：5130×1935×1850mm
  　ホイールベース：3075mm
  　最低地上高：200mm
  　車重：2540kg

メルセデス・ベンツ新型GLSのボディサイズは、メルセデス・ベンツの最新プラットフォーム「MHA（モジュラー・ハイ・アーキテクチャ）」を採用することにより拡大されました。

前モデルから全長は+77mm、全幅は+21mmとされ、3列シートを持つプレミアムSUVとしての広い室内空間が確保されています。

最上級！メルセデスベンツ新型GLSクラスの内装（インテリア）デザイン

メルセデス・ベンツ新型GLSの内装には、広いダッシュボードの半分もの長さになる最新のツインディスプレイが採用されています。

ツインディスプレイは、ドライバー前のディスプレイにスピードやエンジン回転数などの情報を表示。

センターのディスプレイには車両状況を表示することで、ドライバーが安心して運転することができるようになっています。  

インフォテイメントシステムには会話をするように各機能を使うことができる「MBUX」を採用し、大型のタッチパッドや音声認識でコントロールすることができるように。 

室内空間はボディサイズの拡大によりさらに大きくなり、他ブランドの高級SUVと競うことができる余裕を確保。

2列目の乗員スペースはレッグルームが87mm拡大し、3列目の居住性も改善されています。

ルーフには、3列目まで開放感がある空間とするパノラマガラスを採用。

シートは7名分すべてが電動アジャスタブル式とされ、3列目にはフォールドダウン機構を採用することで、フラットな荷室を作成。

最大荷室容量は前モデルから+100Lの2400Lとなっています。

▼メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの室内サイズと比較

• ラゲッジ容量
  新型GLSクラス：最大2400L
  前モデル：680～2300L
• 乗員：7人乗り

パワフル！新型GLSクラスのパワートレインとスペックは？

▼メルセデス・ベンツ新型GLSクラスのパワートレインとスペック

▽日本導入パワートレイン

• 【GLS 400d 4MATIC】
  直列6気筒2.9Lディーゼルターボ
  出力：330ps/71.4kgm
• 【GLS 580 4MATIC】
  V型8気筒4Lガソリンツインターボ＋ISG
  出力（エンジン）：489ps/71.4kgm
  出力（モーター）：22ps/25.5kgm
• 【AMG GLS63】
  V型8気筒4Lツインターボ+「EQ Boost」
  出力：612ps/86.7kgm
• トランスミッション：9速AT
• 駆動方式：4WD

▽海外仕様パワートレイン

• 【GLS 350d 4MATIC】
  直列6気筒2.9Lディーゼルターボ
  出力：285ps/61.1kgm
• 【GLS 450 4MATIC】
  直列6気筒3Lガソリンターボ＋ISG
  出力（エンジン）：367ps/51.0kgm
  出力（モーター）：22ps/25.4kgm
• トランスミッション：9速AT
• 駆動方式：4WD

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスのパワートレインには、最新の直列6気筒2.9Lディーゼルターボエンジンから、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせたV型8気筒4Lガソリンターボエンジンまで、多彩なラインナップが用意されています。

日本仕様に用意されるディーゼルエンジンは、31.6LのAdBlueタンクとセカンダリーアンモニア・フィルターを搭載し、2020年1月から有効となった6d-Temp規制に対応。

ガソリンエンジンは、最新の48Vマイルドハイブリッドシステムを採用することで、低回転からモーターの大きなトルクによるアシストが可能になっています。

トランスミッションには、全モデルで9速ATを組み合わせ。

駆動システムはメルセデス・ベンツの4WD「4MATIC」の最新バージョンとなり、駆動トルクを100％後輪に振り分けることもでき、オプションでローモード付きのトランスファーも用意。

▼E-Active Body Controlアクティブサスペンション

サスペンションには、オンロードからオフロードまで最高峰の乗り心地を提供する48ボルト「E-Active Body Controlアクティブサスペンション」を日本初採用。

道路の凹凸やコーナリングに合わせ、快適な乗り心地をつくることが可能となっています。

メルセデスベンツ新型GLSクラスを試乗動画でチェック！

メルセデスベンツ新型GLSクラスは試乗動画が公開されています。

新世代となりあがった使い勝手や質感が高い評価を受けています。

PHV！新型GLSクラスにプラグインハイブリッドモデルを設定！

▼メルセデス・ベンツ新型GLSクラスPHVのパワートレインとスペック

• パワートレイン：直列6気筒3Lガソリンターボ+電気モーター
• 最高出力：400ps以上
• EV航続距離：50km以上
• トランスミッション：9速AT
• 駆動方式：4WD

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスには、プラグインハイブリッドモデルが設定されることが判明しています。

GLSクラスPHVは、パワートレインに新開発の直列6気筒3Lガソリンターボエンジンを搭載し、電気モーターと組み合わせ。

EV航続距離は大柄な車体ながら他モデル同様の50km以上が確保され、実用性も充分なモデルに。

電気自動車や電動パワートレインにちからを入れることを発表しているメルセデス・ベンツの最上級ラインナップになります。

改善！メルセデスベンツ新型GLSクラスの燃費は？

▼メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの燃費

• 2.9Lディーゼル：10.9km/L
• 4Lガソリン：8.3km/L
  ※WLTCモード値

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの燃費は、新燃費規格WLTCモード値でディーゼルモデルが10.9km/Lとされています。

4Lガソリンモデルでもマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで8.3km/Lと、燃費の低下が抑えられています。

最新システム！メルセデスベンツ新型GLSクラスの安全装備は？

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの安全装備には、ブランドの最上級モデルとして、Sクラスセダンにも搭載されている最新システムが採用されています。

機能には、車間距離を維持し追従走行を行う「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、周辺状況を検知しステアリングアシストを行う「アクティブステアリングアシスト」などが用意され、安全性が向上しています。

▼メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの安全装備

• アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
• リモートパーキングアシスト
• PRE-SAFE
• インパルス・サイドアクティブブレーキアシスト（歩行者／飛び出し検知機能付）
• PRE-SAFEサウンド
• アクティブレーンチェンジングアシスト
• アクティブレーンキーピングアシスト
• トラフィックサインアシスト
• アクティブブラインドスポットアシスト
• 緊急回避補助システム
• 渋滞時緊急ブレーキ機能

アップ！メルセデスベンツ新型GLSクラスの価格は？

▼メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの価格

• GLS 400d 4MATIC：1263万円
• GLS 580 4MATIC SPORT：1669万円
• GLS 63 4MATIC+：2183万円

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスの日本価格は、1263万円からとされました。

この価格は前モデルの1091万円からアップしていますが、最上級SUVとしての充実した装備がアピールされています。

ついに！メルセデスベンツ新型GLSクラスの発売日は？

メルセデス・ベンツ新型GLSクラスは、欧米では2019年後半から、日本では2020年3月23日に発売されました。

メルセデス・ベンツは、3列シートSUVであるGLSクラスの快適性をアップすることで、BMWが新しくラインナップした「X7」に対抗していきたい考えです。

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メルセデスベンツGLSクラスを「おさらい」

メルセデス・ベンツ・GLSクラス（Mercedes-Benz GLS-Class）は、2015年に初代となる前モデルが登場したSUVです。

車格をわかりやすくすることを目的としたメルセデス・ベンツのネーミングルール変更により、それまで販売されていた「GL」のモデル名がブランドのSUV共通で最初につけられることになったため（GLA、GLCなど）、実質的マイナーチェンジながら後継モデルとして登場。

最上級の質感を持つ「Sクラス相当のSUV」として「GLS」と名付けられました。

3列シート7人乗りでも快適に過ごすことができる大きな車体により、メルセデス・ベンツは「ファーストクラスSUV」と特徴を表現。

製造が行われている北米を中心に、大きな室内空間を求めるユーザーに人気のSUVになっています。

新型GLSクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに！