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【トヨタ新型クラウン】65周年記念&改良2020年4月27日発売!最新情報、燃費、サイズ、価格は?

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トヨタが、上級セダンである「クラウン」の改良と新モデル発売を発表しました。

 

改良により魅力をアップした新型クラウンの価格、燃費、発売日について最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】改良&3つの特別仕様車!トヨタ「新型クラウン」発売!

▼新型クラウン「Sスポーツスタイル」

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トヨタが、セダン「クラウン」の改良と、新しい特別仕様車となる「Sスポーツスタイル」「SエレガントスタイルⅡ」「RSリミテッド」の発売を発表しました。

 

トヨタ・クラウンは日本市場に向け開発、販売され、トヨタブランドのフラッグシップセダンとして人気になっています。

 

65周年を記念した今回の変更では、2019年に発売された特別仕様車「Sスポーツスタイル」と「Sエレガントスタイル」を最新仕様にアップデート。

 

「Sスポーツスタイル」では、ブラックスパッタリング塗装18インチノイズリダクションアルミホイール、スモーク塗装Bi-Beam LEDヘッドランプとLEDリヤコンビネーションランプ、スモークメッキを施したフロントグリルモールやフロントフォグランプリングなどを特別装備。


内装はブラックとし、「赤」をアクセントとして配置したデザインとされています。

 

▼新型クラウン「エレガンススタイル2」

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 「Sエレガントスタイル2」は、ハイパークロームメタリック塗装18インチノイズリダクションアルミホイール&センターオーナメントと、メッキ加飾を施したアウトサイドドアハンドルを特別装備。

 

内装には、ブラック、ライトグレー、こがねの3色を設定。シートはスエード調で上質素材のブランノーブと合成皮革を組み合わせ、センターコンソールパネルには美しい木目が特徴的な黒木目(欅調)が採用されています。

 

▼新型クラウン「RSリミテッド」

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3モデル目の特別仕様車となる「ハイブリッド RSリミテッド」では、ブラックスパッタリング塗装18インチアルミホイール、ファブリックと合成皮革を組み合わせた上質かつスポーツテイスト高めたシート(前席シートヒーター付)が採用されています。

 

その他、特別仕様車3モデルでは「ブラインドスポットモニター」や「リヤクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ)」、快適装備である「助手席肩口パワーシートスイッチ(シートスライド&リクライニング)」などの「“C package”」相当の装備を採用し、お得な価格設定に。

 

パワートレインには2Lターボエンジン&FR駆動、2.5Lハイブリッド&FR/4WDが設定されています。

 

新型クラウンでは特別仕様車設定のほか、改良も実施され、「T-Connect SDナビゲーションシステム」に「SmartDeviceLink」や「Apple CarPlay」「Android Auto」といったスマートフォン連携機能を追加。

 

また、ドアトリム&インストルメントパネルの加飾に合成皮革(除くG“Executive”、G Four“Executive”)を採用し上質感を高めたほか、「RS」「RS Four」グレードでは装備を見直すことで価格がダウンしています。

 

▼トヨタMIRAI

【トヨタ新型MIRAI最新情報】フルモデルチェンジ!燃料電池車FCVのスペック、航続距離、ボディサイズ、価格や補助金は?

 

トヨタ新型クラウンの【主な変更点】

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▼トヨタ新型クラウンの変更点

  • 特別仕様車3モデル「SエレガントスタイルⅡ」「Sスポーツスタイル」「RSリミテッド」を設定
  • 「T-Connect SDナビゲーションシステム」に「SmartDeviceLink」や「Apple CarPlay」「Android Auto」を追加
  • G“Executive”、G Four“Executive”以外のグレードで、ドアトリム&インストルメントパネルの加飾に合成皮革を採用
  • 「RS」「RS Four」グレードの装備を見直し、価格をダウン

▽2019年10月の変更点

  • 特別仕様車「クラウンスポーツスタイル」を設定。
    走行性能を表現するアクセントパーツを採用することで、7月に追加された「S“Elegance Style”」と対をなす特別仕様車としてラインナップ。

▽2019年7月の変更点

  • 特別仕様車「S“Elegance Style”」を設定。
    ハイパークロームメタリック塗装18インチノイズリダクションアルミホイール&センターオーナメントと、メッキ加飾を施したアウトサイドドアハンドルなどを採用。
    ブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ)などをセットにした“C package”相当を装備

▽2018年6月フルモデルチェンジ時の変更点

  • TNGAをFRモデルとして初採用することにより低重心化をすすめ、スポーティなスタイルに
  • RSグレードに電子制御ダンパーを採用し、走り味を向上
  • 車両の制御ネットワーク(CAN)に接続する車載通信機(DCM)を全グレードに標準搭載したコネクティッドカーとして制作
  • 効率をアップし、室内空間を拡大
  • 「マジェスタ」を廃止し、新最上級グレード「エグゼクティブ」を設定
  • プラグインハイブリッドモデルとしてクラウンPHVの追加設定を予定

 

細かく変更!トヨタ新型クラウンの価格、グレードは?

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▼新型クラウンの価格(4WD車はFourグレード)

▽2Lターボエンジン

  • B:4,695,000円
  • S:4,814,000円
  • S ”C Package”:4,982,000円
  • G:5,531,000円
  • RS-B:4,912,000円
  • RS:5,074,000円
  • RS Advance:5,698,000円

▽2.5Lハイブリッド

  • S:5,059,000円
  • S ”C Package”:5,202,000円
  • S Four:5,279,000円
  • S Four ”C Package”:5,422,000円
  • G:5,740,000円
  • G Four:5,960,000円
  • G Executive Four:6,441,000円
  • RS:5,319,000円
  • RS Advance:5,907,000円
  • RS Four:5,539,000円
  • RS Advance Four:6,127,000円

▽3.5Lハイブリッド

  • S:6,324,000円
  • RS Advance:7,035,000円
  • G Executive:7,321,000円

▽特別仕様車

  • RS“Limited”
    2Lターボ/FR:5,169,000円
    2.5Lハイブリッド:FR 5,389,000円、5,609,000円
  • S“Elegance Style Ⅱ”
    2Lターボ/FR:5,063,000円
    2.5Lハイブリッド:FR 5,283,000円、5.503,000円
  • S“Sport Style”
    2Lターボ/FR:5,063,000円
    2.5Lハイブリッド:FR 5,283,000円、5,503,000円

新型クラウンの価格は、エントリーモデルとなる2Lターボエンジン「B」グレードで3500円のアップとなっていますが、「S」グレードでは2万円のダウンとなっています。

 

装備が見直された「RS」「RS Four」グレードでは20万円ほどの大幅ダウンとなっており、スポーツモデルが選びやすくなっています。

 

▼参考:トヨタ・クラウン(前モデル)の価格

▽2Lターボエンジン

  • B:4,691,500円
  • S:4,834,500円
  • S ”C Package”:5,032,500円
  • G:5,516,500円
  • RS-B:5,093,000円
  • RS:5,280,000円
  • RS Advance:5,698,000円

▽2.5Lハイブリッド

  • S:5,071,000円
  • S ”C Package”:5,252,500円
  • S Four:5,291,000円
  • S Four ”C Package”:5,472,500円
  • G:5,725,500円
  • G Four:5,945,500円
  • G Executive Four:6,440,500円
  • RS:5,516,500円
  • RS Advance:5,907,000円
  • RS Four:5,736,500円
  • RS Advance Four:6,127,000円

▽3.5Lハイブリッド

  • S:6,352,500円
  • RS Advance:7,034,500円
  • G Executive:7,320,500円

 

トヨタ新型クラウンの外装(エクステリア)デザイン

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新型クラウンの外装は、前世代から大型グリルを引き継ぎながら、ボディラインを大きく変更することで、スポーティなスタイルがつくられています。

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前モデルでアピールされていていたスポーツスタイルをさらに強調し、フロントとリアウインドウはクーペのように緩やかな傾斜でルーフへ接続。

 

最新のTNGAプラットフォームにより低床化が進めることで全体的な重心を下げ、スタイリングのバランスも自然なものに仕上げられました。

 

バンパーまで広がるフロントグリルは、バンパーサイドを絞り込むことでさらに力強く変化。 

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サイドビューでは、リアまで滑らかに伸びるウィンドウが特徴とされています。

 

▼新型クラウンRSの画像

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「ランナバウトスポーツ」を意味する新型クラウンRSでは、メッシュタイプのフロントグリルとフロントバンパー下部のメッキモール、サイドエアダムスカート、リアスポイラー、専用18インチアルミホイール、4本出しエキゾーストテールパイプなどを装着。

 

ブラックアウトしたドアフレームや前後のLEDシーケンシャルターンランプの採用などによってスポーティテイストが強調されています。

 

▼新型クラウンExecutive

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前モデルのマジェスタにかわる新型クラウンエグゼクティブでは、ノイズリダクションの機能を持つ18インチのスパッタリング塗装アルミホイールが専用装着されています。

  

新型クラウンを前モデルと比較!

▼クラウンアスリート前モデル

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▼クラウンロイヤル前モデル

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▼クラウンマジェスタ前モデル

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新型クラウンを、アスリート、ロイヤル、マジェスタの3デザインが用意されていた前モデルと比較すると、新型クラウンではリアウインドウからトランクへの絞り込みが小さくなることで、クラシックなセダンスタイルからクーペスタイルに変化しています。

 

あわせて、リア側のサイドウィンドウがルーフラインに沿って後部まで伸びることで、ボディバランスの印象を向上。

 

車体サイズは大きくなっていますが、重たく感じないデザインに仕上げられています。

   

トヨタ新型クラウンのボディカラーは?(全13色)

▼トヨタ新型クラウン「セルフレストアリングコート」

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▼トヨタ新型クラウン「セルフレストアリングコート」ボディカラー一覧

  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • シルバーメタリック
  • プレシャスシルバー
  • プレシャスガレナ
  • ブラック
  • プレシャスブラックパール
  • ダークブルーマイカ

トヨタ新型クラウンのボディカラーには、新色「プレシャスガレナ」を含む「セルフレストアリングコート」の7色が全車に標準設定されています。

 

セルフレストアリングコートは分子レベルで結合しやすい特性を持ち、洗車などの際に発生する小さな擦り傷などを自己修復。新車時の光沢や色味などを長期間保持する塗装となっています。

 

▼トヨタ新型クラウン「ジャパンカラーセレクションパッケージ」

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▼トヨタ新型クラウン「ジャパンカラーセレクションパッケージ」ボディカラー一覧

  • 紅(クレナイ・リッチレッドクリスタルシャインガラスフレーク)
  • 夜霞(ヨガスミ・ダークレッドマイカメタリック)
  • 碧瑠璃(ヘキルリ・ダークブルーマイカメタリック)
  • 茜色(アカネイロ・オレンジメタリック)
  • 翡翠(ヒスイ・アルミナジェイドメタリック)
  • 天空(ソラ・ピュアブルーメタリック)

その他、完全受注生産の「ジャパンカラーセレクションパッケージ」として6色を設定。

 

日本の伝統色をイメージする塗装が、11万円高で用意されています。

 

トヨタ新型クラウンのボディサイズは?

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▼新型クラウンのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高:4910×1800×1455mm
  • ホイールベース:2920mm
  • 車重:1690kg~1900kg
  • 乗車定員:5人
  • 最小回転半径:5.3m
  • タイヤサイズ
    215/60R16 or 215/55R17 or 225/45R18

新型クラウンのボディサイズは、前モデルのクラウンと比較して全長が15mm、ホイールベースが70mm拡大されています。

 

しかし日本向けセダンということもあり、全幅は1800mmを維持することで使い勝手が確保されています。

 

トヨタ新型クラウンの内装(インテリア)デザイン

▼トヨタ新型クラウン

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新型クラウンの内装は、外装と同じく上級とスポーティの融合がテーマになっています。

 

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インテリアのパーツには、グロスブラックやカーボン調パネルを採用。

 

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延長されたボディとTNGAプラットフォームにより、室内空間はさらに広い快適な空間が確保されています。

 

シートはロングドライブ時の疲労を軽減するため、日本人の体格に合わせて座面形状を最適化してフィット性を向上したほか、フロントシート下の足入れスペースを拡大することで、リアシートの居住性をアップ。

 

静粛性では骨格構造の適正化に加え、防音材を適切な位置に設定したほか、スピーカーから逆相の音を出してノイズを打ち消す「アクティブノイズコントロール」が採用されています。

 

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インフォテインメントシステムは2段にわけられ、ナビなどを表示する上部に8インチサイズを採用、タッチ操作で空調やオーディオのコントロールが可能な下部には7インチが搭載されています。

 

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効率化された空間を利用しトランクスペースも大きく確保され、利便性もアップしています。

 

▼新型クラウン「G-Executive」インテリアカラー

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▼新型クラウン「RS」インテリアカラー

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▼新型クラウン「B」「G」「S」インテリアカラー

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インテリア素材は標準仕様がファブリックとなり、「G-Executive」に本革シートを標準装備。

 

「RS」のシート表皮はブランノーブ+合成皮革が標準装備されますが、オプションで本革シートも選択することができるようになっています。

 

トヨタ新型クラウンにTRD、モデリスタのカスタムパーツ設定!

▼新型クラウンTRDカスタムパーツ装着車

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トヨタ新型クラウンには、TRDとモデリスタからRSと標準仕様それぞれにあわせたカスタムパーツが設定されています。

 

TRDカスタムパーツは、新型クラウンRS向けにブラックアウト・サテン調シルバー・メッキモールを最適配置し、翼をイメージしたセンターピースがワイドかつ上質なフロントマスクを演出するフロントスポイラーをはじめ、サイドスカートやリアバンパースポイラー、リアトランクスポイラーをラインアップ。

 

また、標準仕様向けに、ボディとのマッチングを意識したサイドスポイラーに、サテン調シルバー仕上げのフロントスポイラーやリアバンパースポイラー、リアトランクスポイラーなどが用意されています。

 

▼新型クラウン・モデリスタカスタムパーツ装着車

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モデリスタカスタムパーツは、RSボディに「東京オートサロン2018」に出展したコンセプトモデルを正常進化させ、モデリスタ初となる“漆黒メッキ”がフラッグシップセダンにふさわしい存在感を与える「エアロキット」を設定。

 

標準仕様には「Impressive Luxury -より印象的に、さらに高級に-」をコンセプトに、ベース車とシンクロさせた鉤爪状デザインのメッキ加飾が、クラウンの高級感と煌びやかさをさらに引き立てる「エアロキット」がラインナップされています。

 

トヨタ新型クラウンGRモデルの開発を中止!

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▼トヨタ新型クラウンGRのスペック

  • 【クラウンGR】
    エンジン:V型6気筒3.5Lツインターボ
    出力:422ps/61.2kgm
    トランスミッション:10速AT
    駆動方式:FR

トヨタが、クラウンに設定を予定していたスポーツモデル「クラウンGR」の開発が中断されました。

 

新型クラウンGRはモータースポーツ部門のGAZOOが手がけ、レクサスのフラッグシップセダンである「LS500」に搭載されているV型6気筒3.5Lツインターボエンジンにより、400馬力を超える出力を発揮。

 

トランスミッションには10速ATを組み合わせることで、ライバルとなる欧州ハイパフォーマンスセダンに対抗するモデルとされていましたが、価格がレクサスと競合することなどにより2019年に販売計画の見直しを決定。今後再度検討される予定です。

 

▼トヨタ新型クラウンGRの専用装備

  • GR専用チューニングサスペンション
  • GR専用対向4ポットキャリパー
  • GR専用4本出しマフラー
  • GR専用スポーツフロントシート
  • 本革巻きステアリングホイール(レッドステッチ)
  • ハイグリップタイヤ

 

トヨタ新型クラウンのパワートレインとスペックは?

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▼新型クラウンのパワートレインとスペック

  • 直列4気筒2Lターボエンジン
    出力:245ps/35.7kgm
    トランスミッション:8速AT
    駆動方式:FR
  • 直列4気筒2.5L「Dynamic Force Engine」エンジン+モーターハイブリッド
    エンジン出力:184ps/22.5kgm
    モーター出力:143ps/30.6kgm
    システム出力:226ps
    駆動方式:FR or 4WD
  • V型6気筒3.5L+電気モーターハイブリッド「マルチステージハイブリッド」
    エンジン出力:299ps/36.3kgm
    モーター出力:180ps/30.6kgm
    システム出力:359ps
    駆動方式:FR

新型クラウンには、V型6気筒3.5Lと直列4気筒2.5Lのハイブリッドと、直列4気筒2Lターボエンジンが採用されています。

 

直列4気筒2Lターボエンジンは、高い走行性能と環境性能を両立するダウンサイジングエンジンとなっており、3.5L自然吸気エンジンに匹敵するトルクを8速オートマチックトランスミッションで適切に変速し、高い走行性能を発揮することができるようになっています。

 

その他、新型クラウンではスポーツグレードとして「RS」が用意され、専用フロントスタビライザー、電子制御式サスペンション、リアスポイラーを標準装備。

  

さらに2Lターボ車にはリアパフォーマンスダンパーとリアフロアブレースを追加して、優れた操縦応答性、荒れた路面での振動感の低減が実現されています。

 

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このほかにパワートレーン、シャシー、空調の制御設定をスイッチ操作で切り換えて運転特性を選択できる「ドライブモードスイッチ」を用意。

 

走行モードは、RSグレードで「SPORT S+」「SPORT S」「NORMAL」「COMFORT」「ECO」「CUSTOM」「SNOW」の7種類、その他グレードで「SPORT」「NORMAL」「ECO」「SNOW」の4種類とされ、「CUSTOM」では各設定の組み合わせを自由に選択でき、ドライバーが好みに応じたセッティングを選べるようになっています。

  

ハイブリッド車に新型Dynamic Force Engine搭載!

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新型クラウンのハイブリッドモデルには、カムリに採用された新型ハイブリッド車用エンジン「Dynamic Force Engine」がFR車で初採用されています。

 

ダイナミックフォースエンジンは、TNGAに基づいて開発された新開発エンジンで、吸気ポート形状の工夫などにより高吸気効率と高タンブルを両立させ、世界トップレベルの最大熱効率41%を達成。

 

新型クラウンでは新エンジンとハイブリッドシステムをFRモデル用にレイアウトしなおすことで、電気モーターによる高トルクと高レスポンス、高燃費性能を実現しています。

 

▼Dynamic Force Engine解説動画

 

トヨタ新型クラウンの走りを試乗動画でチェック!

トヨタ新型クラウンは、レビュー動画が公開されています。

 

新世代となりアップしたデザインや走りが高評価を受けています。

 

 

  

トヨタ新型クラウンの安全装備は? 

新型クラウンの安全装備には、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させることで第2世代に進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が全車標準装備されています。

 

前モデルでは、前世代の上級パッケージである「トヨタセーフティセンスP」が搭載されていました。

 

▼トヨタセーフティセンス第2世代と前世代セーフティセンスPの性能比較

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第2世代のトヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」が搭載されています。

 

また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった交通標識をメーター内のディスプレイに表示する「RSA(ロードサインアシスト)」機能も追加。

 

さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、ドアミラーで確認しにくい側後方エリアや後方から急接近してくる車両を検知してドアミラーLEDインジケーターで注意喚起を行なう「ブラインドスポットモニター(BSM)」を採用。

 

予防安全装備を充実させ、安全運転支援が強化されています。

 

 

トヨタ新型クラウンのコネクティッドカー技術とは?

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トヨタ新型クラウンは、車両の制御ネットワーク(CAN)に接続する車載通信機(DCM)を全グレードに標準搭載したコネクティッドカーとして制作され、トヨタが構築したコネクティッドカー向けの情報インフラである「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」から、様々なコネクティッドサービスが提供されます。

 

トヨタは、これを皮切りに、今後国内で発売されるほぼ全ての乗用車にDCMを搭載し、MSPFに収集される車両データを活用した安心サービスの提供と、それに必要なメーカー、販売店の業務基盤構築に力を入れていくとしています。

 

▼トヨタ・コネクティッドカー機能一覧

▽車両データによる充実の安心サービス

  • eケア走行アドバイス
    ナビの目的地設定などで好評のオペレーターサービスを、車両データと連携することにより、車両のトラブルの際にも頼りになる安心サービスを提供。eケア走行アドバイスでは、万一お客様のクルマに異常が発生した際、車両データから車両の状態を診断し、オペレーターがお客様に車載マイクとスピーカーを通じてアドバイス。販売店への入庫が必要な場合は、担当販売店、またはお近くの販売店に誘導。
  • eケアヘルスチェックレポート
    eケアヘルスチェックレポートでは、車両データから車両の状態をセンターが常時診断し、トラブルが発生する前に、担当の販売店からお客様に整備入庫をおすすめ。たとえば、バッテリーの始動時電圧が徐々に低下し、このままでは始動不良が想定される場合は、担当販売店の業務端末に予防整備のアラームが通知され、販売店のスタッフがそれに基づきユーザーに連絡し、バッテリーの交換をおすすめ。
  • ヘルプネット
    エアバッグの展開と連動する緊急通報サービス「ヘルプネット」は、衝突時の車両データから乗員のダメージを瞬時に解析し、消防本部に送信、消防本部で重症確率が高いと診断される場合はドクターヘリ等が出動し、医師が現場に直行する救命サービスを新たに全国規模に拡大。

▽走行データ連動型自動車保険プラン

  • DCMの標準搭載に伴い、従来の自動車保険に加え、走行データ連動型保険の適用が可能に。ユーザーはMSPFに蓄積された走行ビッグデータから算出した「安全運転スコア」をスマートフォンでチェックすることが可能。また、このスコアに連動する走行データ連動型自動車保険プラン「トヨタつながるクルマの保険プラン」が、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社より発売。この保険料金は、安全運転スコアと走行距離により毎月決定されスマートフォンに通知。割引率は、運転分保険料の最大80%、トータル保険料の9%の割引を受けることが可能。

▽DCM標準化で、より便利になったオンラインサービス

  • AI音声エージェント
    人工知能(AI)のバーチャルエージェントがユーザーの自然発話を聞き取り、ナビの目的地設定やオーディオの操作、機器の取り扱い説明などを提供。「このへんにある蕎麦屋を探して。駐車場のあるところがいい」など、複雑な発話でも理解することが可能。
  • LINEマイカーアカウント
    日常使い慣れたLINEアプリに、自分の愛車を「友だち」として追加し、クルマと会話することが可能。たとえば、LINEアプリのトーク機能で事前に行きたいところを伝えると、車載ナビの目的地にメモリー。また、目的地までの所要時間や距離を踏まえて、出発すべき時間や給油の必要性なども通知。
  • ハイブリッドナビ
    ナビシステムのプログラムや地図データをつねに最新版に維持。さらに目的地へのルート案内は、センター側にある最新の地図データとビッグデータ交通情報から探索し、最適なルートを案内。

 

トヨタ新型クラウンのプラットフォームにTNGA採用!

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新型クラウンのプラットフォームには、トヨタの新世代「TNGA」が採用されています。

 

TNGAは「TOYOTA New Global Architecture(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の頭文字で、プラットフォームのほか、トヨタの新しい車づくりの進め方を示すものとされています。

  • 部品・ユニットをグループ化して共用化を推進
  • エンジン熱効率やトランスミッション伝達効率を向上させ、燃費を約25%、動力性能を約15%アップ
  • 新プラットフォームは、低重心、軽量をすすめ、クラストップレベルの低重心により運動性能を向上
  • 骨格構造を最適化することで、ボディ剛性を従来比30%~65%向上

新型クラウンでは、これまでプリウス、C-HR、カムリなどに採用されてきたTNGAプラットフォームをFR車で初採用。

 

これにより、開発コストを集中的にかけた新型パワートレインが使用できるようになるほか、シャシーの低重心化がすすみ操縦安定性が引き上げられています。

 

トヨタ新型クラウンの燃費は?

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▼新型クラウンの燃費と比較

  • 3.5Lハイブリッド
    JC08モード:18.0km/L
    WLTCモード:16.0km/L
  • 2.5Lハイブリッド
    JC08モード:24.0km/L
    WLTCモード:20.0km/L
  • 2Lターボ
    JC08モード:12.8km/L
    WLTCモード:12.4km/L
  • 参考
    クラウンハイブリッド(前モデル/JC08モード値):23.2km/L

トヨタ新型クラウンの燃費は、2.5LハイブリッドでJC08モード値24.0km/Lになっています。

 

前モデルのクラウンハイブリッドとの比較では0.8km/Lのアップになり、排気量が大きい3.5Lモデルも18.0km/Lの低燃費に仕上げられています。

 

トヨタ新型クラウンの発売日は?

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改良された新型クラウンと新設定された特別仕様車は、2020年4月27日に発売されました。

  

トヨタは、主力グレードに魅力的なデザインを採用した特別仕様車を設定することで、よりユーザーにアピールしていきたい考えです。 

 

トヨタ・クラウンを「おさらい」 

▼トヨタクラウンアスリートS若草色edition(2015年モデル)

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クラウンは、初代が1955年に登場したトヨタが製造する高級乗用車です。

 

7代目クラウンの宣伝キャッチコピー「いつかはクラウン」は、人々が憧れる高級セダンとしてクラウンの知名度を大きくあげ、レクサスが日本に導入された現在も、”日本の高級車”としてクラウンを指名買いするユーザーも多い人気車になっています。

 

前モデルのクラウンは14代目で、ユーザーのニーズにあわせ変化してきたクラウンを象徴する新しいコンセプトとしてスポーツ性能が打ち出されました。

 

モデルバリエーションは、上級セダンらしい表情のクラウンロイヤル、若い世代にもアピールするクラウンアスリートのほか、上級モデルのクラウンマジェスタをラインナップ。

 

クラウンマジェスタに採用されていたV型8気筒エンジンは廃止されましたが、新しく高環境性能とちから強い走りが可能なハイブリッドモデルと2Lターボモデルを用意。

 

ミニバンやSUV人気から販売が減少しているセダンにもう一度注目してもらうため、ピンクや若草色などの特徴的ボディカラーを販売したことも話題になりました。

 

新型トヨタ・クラウンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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