メルセデスAMGが、スポーツサルーン「AMG GT4ドアクーペ」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型AMG GT4ドアクーペについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】カーボンルーフも!メルセデス「新型AMG GT4ドアクーペ」改良日本発売!
- 新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの【変更点まとめ】
- 1216万円から!新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの価格は?
- 新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの外装(エクステリア)デザイン
- 新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの内装(インテリア)デザイン
- 最強PHEV!メルセデスAMG GT73eも設定!
- 新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペのパワートレインとスペックは?
- 新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペを試乗動画でチェック!
- 新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの燃費は?
- 新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの発売日は?
- メルセデスAMG GTを「おさらい」
【最新情報】カーボンルーフも!メルセデス「新型AMG GT4ドアクーペ」改良日本発売!
▼メルセデス新型AMG GT4ドアクーペの画像
メルセデスAMGが、スポーツサルーン「AMG GT4ドアクーペ」の改良日本発売を発表しました。
AMG GT4ドアクーペは、スポーツクーペ「AMG GT」の4ドアバージョンとして2019年2月に日本で発売され、その高い走行性能と使い勝手が人気になっています。
改良された新型AMG GT4ドアクーペでは、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備し、目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報といったインフォテインメント機能に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明などの使い勝手を向上。
また、「GT 43」と「GT 53」には広大な透過面積を誇りつつ、室内温度に影響の少ない断熱強化ガラスを採用した「パノラミックルーフ」をオプション設定。
最上位モデルの「GT 63 S」には、レーシングカーにも採用される軽量で高剛性の「カーボン ファイバールーフ」がオプション設定。
その他、夜間のドアの開閉の際に足下を照らす「ブランドプロジェクターライト」が、GT 63 Sに標準装備、GT 43/GT 53にオプション設定されています。
また、ボディカラーには新色の「ハイテックシルバー」が追加されました。
改良された新型AMG GT 4ドアクーペは、2020年7月17日に発売。価格は1216万円~2437万円となっています。
▼メルセデスAMG GT63S 4Matic+のニュルブルクリンクタイムアタック動画
7.27.80のエグゼクティブクラス最速タイムを記録
▼メルセデスAMG GT
【メルセデス新型AMG GT最新情報】マイナーチェンジ日本発売!ロードスター/GTR/GTC/GT3のスペックや燃費、価格は?
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの【変更点まとめ】
▼新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの変更点
- 対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備
- 「GT 43」と「GT 53」に「パノラミックルーフ」「ブランドプロジェクターライト」をオプション設定
- 「GT 63 S」に「ブランドプロジェクターライト」を標準装備し、「カーボン ファイバールーフ」をオプション設定
- ボディカラーに新色「ハイテックシルバー」を設定
1216万円から!新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの価格は?
▼新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの価格
- メルセデスAMG GT 43 4MATIC+:12,160,000円
- メルセデスAMG GT 53 4MATIC+:16,470,000円
- メルセデスAMG GT 63 S 4MATIC+:24,370,000円
新型メルセデスAMG GT4ドアクーペの価格は、日本で1216万円からとされています。
最上位モデルとなる「GT63S」はエントリーグレードの約2倍の価格となり、高い走行パフォーマンスがアピールされています。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの外装(エクステリア)デザイン
▼Mercedes-AMG GT4ドアクーペの画像
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの外装は、2ドアクーペバージョンからくる迫力ある表情に仕上げられています。
しかし、上級サルーンとしてのラグジュアリー性を持つ4ドアクーペとするため、ボディパネルはすべて専用設計となっています。
ボディラインは低くワイドなものになっており、エンジンフードをフロントのホイールハウスに近づけた「これまでの4ドアメルセデス車で最もアグレッシブなデザイン」とされています。
▼Mercedes-AMG GT63Sの画像
上位モデルとなるAMG GT63には、専用のカーボンパーツや固定式リアスポイラーも採用され、そのハイパフォーマンスを思い切り楽しむことができるようになっています。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペを2ドアモデルと比較!
▼メルセデスAMG GT(2ドア)
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペを2ドアモデルと比較すると、縦のラインを持つパナメリカーナグリルは採用されていますが、ライトデザインはより水平になりワイドさと上質感が強調されています。
2ドアでリアタイヤに乗るように配置されていたキャビンは大型化され、ボディバランスが4ドアに最適化されています。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの内装(インテリア)デザイン
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの内装は、AMG独自のデザインが4シートモデルに最適化されています。
ディスプレイは、デジタルメーターとインフォテインメントシステムが1枚のパネルに収納された「ワイドスクリーン・コックピット」になっており、多彩な情報をわかりやすく表示。
フロントシートは大きなサイドサポートを持つスポーツシートとされ、取付け位置を低くすることで、その走りを楽しむことができるようにするとともに、大きなヘッドルームが確保されました。
▼Mercedes-AMG GT63Sの画像
上位モデルとして高いスポーツ性能をアピールするAMG GT63では、イエローのステッチやシートベルト、専用のシートなどが採用されています。
最強PHEV!メルセデスAMG GT73eも設定!
▼メルセデスAMG GT73eのスクープ画像
AMG GT4ドアクーペには、ハイパフォーマンスPHEVモデルとなる「AMG GT73e」の設定が予定されています。
新型AMG GT73eは、V型8気筒4Lツインターボエンジンに高出力の電気モーターを組み合わせ、システム合計出力816psを発揮。
日常は充電した電力を使用し走行ができる、シリーズ最高峰モデルとなります。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス製V型8気筒4Lツインターボエンジン
▼新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペのパワートレインとスペック
- 【Mercedes-AMG GT43】【日本導入】
パワートレイン:直列6気筒3Lターボ+電動コンプレッサー+モーター機能付発電機「EQブースト」
エンジン出力:367ps/51.0kgm
モーター出力:22ps/25.5kgm
0-100km/h加速:4.9秒
最高速度:270km/h - 【Mercedes-AMG GT 53】【日本導入】
パワートレイン:直列6気筒3Lターボ+電動コンプレッサー+モーター機能付発電機「EQブースト」
エンジン出力:435ps/53.0kgm
モーター出力:22ps/25.5kgm
0-100km/h加速:4.5秒
最高速度:285km/h - 【Mercedes-AMG GT 63】
エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
出力:557ps/76.5kgm
0-100km/h加速:3.4秒
最高速度:311km/h - 【Mercedes-AMG GT 63 S】【日本導入】
エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
出力:639ps/91.7kgm
0-100km/h加速:3.2秒
最高速度:315km/h - 【Mercedes-AMG GT73e】【設定予定】
V型8気筒4Lツインターボ+PHEV
システム合計出力:816ps - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:4WD「4MATIC+」
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペには、直列6気筒とV型8気筒の2種類のエンジンが用意されています。
▼メルセデス・ベンツ製直列6気筒3Lターボエンジン
エントリーモデルとなるAMG GT43には、新開発された直列6気筒3Lガソリンエンジンとマイルドハイブリッドシステム「EQ Boost」が採用され、電気モーターにより2.5Lエンジンなみの大きなトルクでエンジンをサポートし、燃費と運動性能をアップ。
上位モデルのAMG GT63には、2ドアモデルにも搭載されるV型8気筒4Lツインターボエンジンを搭載し、557psと639psを発揮します。
トランスミッションは最新の9速オートマチックトランスミッションを組み合わせ。
駆動システムには前後トルク配分を50:50から0:100の範囲で可変制御する「AMG 4MATIC+」を全モデルに採用。GT63Sでは、前後トルク配分を0:100の完全後輪駆動に固定する「ドリフトモード」も搭載されています。
AMG GT4ドアクーペには今後、コンセプトで予告されていたプラグインハイブリッドシステム「EQパワー+」を搭載する「AMG GT73e」の設定も予定され、電気モーターが後輪の駆動をアシストすることで816psの出力を発揮します。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペを試乗動画でチェック!
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、試乗動画が公開されています。
4ドアサルーンの枠を超えた走行パフォーマンスが高い評価を受けています。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの燃費は?
▼新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの燃費(欧州値)
- Mercedes-AMG GT 53:11.0km/L
- Mercedes-AMG GT 63:9.1km/L
- Mercedes-AMG GT 63S:8.9km/L
新型メルセデスAMG GT4ドアクーペの燃費は欧州値が発表され、最高11.0km/Lとされています。
最上級ラグジュアリーモデルとして充分な数値になっていますが、今後プラグインハイブリッドモデルを追加することで、さらに高い環境性能が実現される予定です。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの発売日は?
改良された新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、2020年7月17日に日本で発売されました。
メルセデスはAMGスポーツサルーンの装備を充実することで、他のプレミアムブランドに対抗していきたい考えです。
メルセデスAMG GTを「おさらい」
▼メルセデスAMG GTロードスター
メルセデスAMG GTは、2014年に初代となる現行モデルが登場したスポーツクーペです。
AMG GTの登場にあわせ、ハイパフォーマンスモデルを手がける「AMG」は、メルセデス・ベンツのサブブランドとして「メルセデスAMG」に変更されました。
▼メルセデス・ベンツ・SLS AMG
2013年まで製造されていた実質的前モデルの「SLS AMG」に近いデザインになっていますが、車格をSLS AMGのスーパーカーセグメントから、ポルシェ「911」やランボルギーニ「ウラカン」などをライバルとするスポーツカーセグメントにダウン。
リアルスタイルもSLS AMGのトランクからリフトバックに変更することで、ラゲッジ容量を350L拡大し、使いやすさもアップしました。
モデルラインナップには、ベースとなるAMG GTのほか、ハイスペックなAMG GT S、走行装備を強化したAMG GT C、最上位のAMG GT Rを用意。
ボディタイプにはクーペのほかオープンのAMG GTロードスターも設定されていることで、人気の上級スポーツになっています。
新設定されるAMG GT4ドアクーペは、ポルシェ・パナメーラ、BMW6シリーズグランクーペ、アウディ・S7 / RS7スポーツバックなどの上級4ドアサルーンをライバルとしてラインナップされます。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!