ランドローバーが、SUV「ディスカバリー」のマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力を伸ばした新型ディスカバリーのスペックや価格などについて最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅改良!ランドローバー「新型ディスカバリー」マイナーチェンジ発表!
- 新型ディスカバリーの【主な変更点】
- 躍動感!新型ディスカバリーの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型ディスカバリーの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!新型ディスカバリーのパワートレインとスペックは?
- 新型ディスカバリーの走行システム、悪路走破性能は?
- 改善!新型ディスカバリーの燃費は?
- 最新装備!新型ディスカバリーの安全装備は?
- 広く!新型ディスカバリーのボディサイズは?
- 780万円から!新型ディスカバリーの価格は?
- いつ?新型ディスカバリーの発売日は?
- ランドローバー・ディスカバリーを「おさらい」
【最新情報】大幅改良!ランドローバー「新型ディスカバリー」マイナーチェンジ発表!
▼ランドローバー新型ディスカバリーの画像
ランドローバーが「ディスカバリー」のマイナーチェンジを発表しました。
ランドローバー・ディスカバリーは、3列シートを装備する上級SUVとして設定され、ボディサイズをコンパクト化した「ディスカバリースポーツ」もラインナップするシリーズになっています。
改良された新型ディスカバリーでは、新設計したエクステリアデザインを採用するとともに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた新世代のパワートレインを搭載。
インフォテインメントシステムも11.4インチディスプレイに大型化した最新モデルとすることで、機能を大幅にアップしています。
▼ディスカバリースポーツ
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新型ディスカバリーの【主な変更点】
▼新型ディスカバリーの主な変更点
- 最新のエクステリアデザインを採用
- 48Vマイルドハイブリッドを採用する新世代パワートレインを搭載
- 11.4インチ大型タッチディスプレイを採用する最新インフォテインメントシステムを採用
▽2018年改良時の変更点
- メーターに高解像度12.3インチ「インタラクティブ・ドライバー・ディスプレイ」を標準装備
- 「Wi-Fiホットスポット」の通信回線を3GからLTEに変更
- 車両から離れた場所からドアの解錠&施錠、シートやエアコン設定などを操作できるコネクテッド機能を採用
- ヘッドアップディスプレイやナノイーエアコンを新設定
躍動感!新型ディスカバリーの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ディスカバリーの画像
▼参考:ディスカバリー(前モデル)
ランドローバー新型ディスカバリーの外装は、最新のデザインを採用することにより、走行性能の高さが感じられるデザインとなっています。
フロントは、バンパーやグリル、ヘッドライトを新設計することでアクティブな印象をアップ。
リアは最新のLEDテールランプを装備することで、先進的な印象とされています。
最新装備!新型ディスカバリーの内装(インテリア)デザイン
▼新型ディスカバリーの画像
新型ディスカバリーの内装は、最新の装備を採用することにより質感が高められています。
インフォテインメントには、新たに11.4インチの大型タッチスクリーンを採用する最新の「Pivi Pro」システムを採用。
12.3インチデジタルメーターとあわせ、ワイヤレスアップデート、AppleCarPlayやAndroidAutoも利用できるようになっています。
その他の新型ディスカバリーでは、PM2.5フィルターを採用した空気清浄システム、最新のワイヤレス充電、新しい外観のステアリングホイールとギアセレクターが採用されています。
新型ディスカバリーでは大人7人が快適に座れるようにレッグルームは2列目シートで954mm、3列目シートで851mmを確保。
広々とした室内空間を確保するとともに、シートアレンジによりラゲッジスペースを最大2406Lにまで拡大することもできるようになっています。
▼新型ディスカバリーの室内サイズ
- 乗員:5人乗り or 7人乗り
- ラゲッジスペース容量(通常時)
5シート:1231L、7シート:1137L - ラゲッジスペース容量(後席収納時)
5シート:2500L、7シート:2406L
新世代!新型ディスカバリーのパワートレインとスペックは?
▼新型ディスカバリーのエンジンとスペック
- 【D300】
直列6気筒3Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:300ps/66.3kgm - 【P360】
直列6気筒3Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:360ps/51.0kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:4WD
新型ディスカバリーのパワートレインには、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた新世代エンジンが搭載されています。
組み合わせるマイルドハイブリッドシステムは48V電力を使用した最新式とされ、ブレーキをかけると17km/h以下の速度でエンジンを停止。
再び加速する場合には、蓄えられたエネルギーによりエンジンを滑らかに始動し、走行もアシストします。
新型ディスカバリーでは、トランスミッションには全車8速ATが組み合わせられ、走行性能と環境性能が両立されています。
新型ディスカバリーの走行システム、悪路走破性能は?
▼ランドローバー新型ディスカバリーの悪路走破性能
- 最大渡河水深:900mm
- 最低地上高:284mm
- アプローチアングル:標準時26度、オフロードモード34度
- ブレイクオーバーアングル:標準時18.9度、オフロードモード27.5度
- デパーチャーアングル:標準時28度、オフロードモード30度
ランドローバー新型ディスカバリーの悪路走破性能は、車高調整に対応したエアサスペンションシステムにより、最大渡河水深が900mmが確保されています。
エアサスペンションシステムは、50~80km/hで荒れた路面を走行する場合に車高を40mm上昇、50km/h未満で過酷なオフロードを走行する際に車高を最大115mm上昇。
逆に105km/h以上でオンロード走行をする場合に自動的に車高を13mmダウンするほか、エンジンを切る、もしくはシートベルトを外すと車高を15mm、ドアを開くとさらに25mm車高をダウンし乗降性を向上することが可能となっています。
その他、パワートレインには「テレイン・レスポンス2」が採用され、エンジン、ギヤボックス、ディファレンシャルなどのセッティングが自動的に最適化されます。
改善!新型ディスカバリーの燃費は?
▼ランドローバー新型ディスカバリーの燃費
- 3Lガソリンマイルドハイブリッド:10.0km/L
- 3Lディーゼルマイルドハイブリッド:12.0km/L
ランドローバー新型ディスカバリーの燃費は、最新パワートレインを採用することで改善します。
燃費値は3Lディーゼルマイルドハイブリッドで12km/L以上が見込まれ、フルサイズSUVの使い勝手がアップされます。
▼参考:ランドローバー・ディスカバリーの燃費
- 3Lディーゼル:11.6km/L
- 3Lガソリン:8.5km/L
最新装備!新型ディスカバリーの安全装備は?
新型ディスカバリーの安全装備には、縦列駐車やバックで駐車する際に便利なパークアシスト、360度の状況を映像で確認可能なサラウンドカメラシステムが採用されています。
システムには、車両から離れた場所からドアの解錠&施錠、シートやエアコン設定などを操作できる「リモートプレミアム」、緊急時に「スマートロードサイドアシスタンス」や「SOS緊急コール」を利用できる「プロテクト」などのコネクテッド機能が採用され、安心してクルマを利用できるようになっています。
▼新型ディスカバリーの安全装備
- レーンキープアシスト&居眠り注意機能
- アダプティブクルーズコントロール&キューアシスト
- 自動緊急ブレーキ
- ブラインドスポットアシスト
- リバーストラフィックディテクション
- アドバンスドパークアシスト(縦列駐車・出庫/並列駐車支援システム)
- サラウンドカメラシステム
広く!新型ディスカバリーのボディサイズは?
▼新型ディスカバリーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4970×2000×1890mm
- ホイールベース:2925mm
- 車重:2360kg
- ※参考
・ディスカバリースポーツ
全長×全幅×全高:4610×1895×1725mm
ホイールベース:2740mm
ランドローバー新型ディスカバリーのボディサイズは、5mに迫る全長と2mの全幅を持つフルサイズSUVに仕上げられています。
車重は、現行モデルでアルミモノコックを初採用することで、2550kgだった前モデルから190kgもの軽量化に成功しています。
780万円から!新型ディスカバリーの価格は?
▼新型ディスカバリーの価格
- DISCOVERY
P360:780万円、D300:840万円 - DISCOVERY S
P360:815万円、D300:886万円 - DISCOVERY SE
P360:885万円、D300:950万円 - DISCOVERY R-DYNAMIC SE
P360:930万円、D300:996万円 - DISCOVERY R-DYNAMIC HSE
P360:978万円、D300:1031万円
ランドローバー新型ディスカバリーは、ラインナップを拡大することにより前モデルからスタート価格がダウンしています。
前モデルは上級グレード「HSE」で877万円からとされていましたが、新型ディスカバリーではベースグレードが導入され、ガソリン車が780万円から、ディーゼル車は60万円アップの840万円からとなっています。
▼参考:ディスカバリーの価格(前モデル)
- HSE
ガソリン:8,770,000円、ディーゼル:8,970,000円 - HSE LUXURY
ガソリン:10,020,000円、ディーゼル:10,230,000円
いつ?新型ディスカバリーの発売日は?
マイナーチェンジしたランドローバー新型ディスカバリーは、2020年11月11日に発表されました。
ランドローバーは、2016年に登場した現行モデル初の大幅改良を実施することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
ランドローバー・ディスカバリーを「おさらい」
▼ディスカバリー1
▼ディスカバリー2
▼ディスカバリー3
▼ディスカバリー4
ランドローバー・ディスカバリー(DISCOVERY)は、初代が1989年に登場したSUVです。
ランドローバー内で、ディフェンダー、レンジローバーに続く第3のモデルとして製作されました。
モデル名は単に「ディスカバリー」と呼ばれるほか、世代を表す数字をあとに付けて表現されることもあります。
初代は北米市場での販売拡大を目標に、フラッグシップモデルのレンジローバーからくるオフロード性能をそのままに、車両設計や組み立ての効率をあげることで価格を下げ、選びやすいモデルに仕上げられました。
提携関係にあったホンダにもOEM供給され、後に2代目も登場するホンダ・クロスロードのモデル名でも販売が行われました。
現行モデルは5代目のディスカバリー5として2016年にフルモデルチェンジし、それまで変更されることがなかった角ばったボディスタイルを一新。
ボディには初めてアルミモノコックを採用し大幅な軽量化を実現したほか、レンジローバーからくる高級インテリアなどを装備。
高い悪路走破性能を持ちながら、7人乗りにも対応するモデルになっています。
新型ランドローバー・ディスカバリーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!