ジープが、SUV「グランドチェロキー」の追加モデルとなる2列シート仕様の日本発売を発表しました。
新世代となり魅力をアップした新型グランドチェロキーについて、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】標準ボディ追加!「新型グランドチェロキー」日本発売!
- ジープ新型グランドチェロキーの【変更点まとめ】
- 892万円から!ジープ新型グランドチェロキーの価格は?
- 迫力!新型グランドチェロキーの外装(エクステリア)デザイン
- 2タイプ!新型グランドチェロキーのボディサイズは?
- 最新装備!新型グランドチェロキーの内装(インテリア)デザイン
- PHEVも!新型グランドチェロキーのスペックは?
- ジープ新型グランドチェロキーを試乗動画でチェック!
- 最新システム!ジープ新型グランドチェロキーの安全装備は?
- 走り両立!ジープ新型グランドチェロキーの燃費は?
- いつ?ジープ新型グランドチェロキーの発売日は?
- ジープ・グランドチェロキーを「おさらい」
【最新情報】標準ボディ追加!「新型グランドチェロキー」日本発売!
▼ジープ新型グランドチェロキーの画像
ジープが、SUV「グランドチェロキー」の追加モデルとなる2列シート仕様の日本発売を発表しました。
ジープ・グランドチェロキーは、ジープを代表する「チェロキー」シリーズの1モデルとしてラインナップされ、ブランドの上級SUVとして販売されています。
新世代となったグランドチェロキーは、2022年2月に先行して3列シート7人乗りと6人乗りに対応するロングボディ「グランドチェロキーL」が日本で発売されていましたが、今回2列シート5人乗りの標準ボディ「グランドチェロキー」を設定。
新型グランドチェロキーでは、最新のデザインを採用したほか、パワートレインにはプラグインハイブリッドモデル「4xe」を設定することで走行性能と環境性能が高められています。
新型グランドチェロキーは2022年10月24日に日本発売。価格は8,920,000円~12,270,000円となっています。
▼ジープ新型グランドチェロキーの動画
▼ジープ・グランドワゴニア
【ジープ新型グランドワゴニア】「3列シート最上級SUV!」最新情報、価格、発売日は?
ジープ新型グランドチェロキーの【変更点まとめ】
▼ジープ新型グランドチェロキーの変更点
- 2列シート標準ボディモデルを設定
- プラグインハイブリッド「4xe」を設定
▽2022年2月フルモデルチェンジ時の変更点
- 外装と内装に質感をあげた新世代デザインを採用
- ロングボディ3列シートモデル「グランドチェロキーL」を新設定
- 動作速度を大幅に向上した最新インフォテインメントシステム「Uconnect 5」を採用し、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoに対応
892万円から!ジープ新型グランドチェロキーの価格は?
▼ジープ新型グランドチェロキーの価格
▽グランドチェロキー(標準ボディ)【新設定】
- Limited(2Lガソリン/5人乗り)
8,920,000円 - Limited サンルーフ仕様(2Lガソリン/5人乗り)
9,100,000円 - Limited 4xe(2L PHEV/5人乗り)
10,370,000円 - Summit Reserve 4xe(2L PHEV/5人乗り)
12,270,000円
▽グランドチェロキーL(ロングボディ)
- L Limited(3.6Lガソリン/7人乗り)
9,070,000円 - L Summit Reserve(3.6Lガソリン/6人乗り)
11,320,000円
ジープ新型グランドチェロキーの価格は、892万円からとされています。
日本では前モデルが524万円からラインナップされていましたが、新型グランドチェロキーではボディサイズを拡大し、最新の装備を採用することにより快適性を向上しています。
▼参考:ジープ・グランドチェロキーの価格
- GRAND CHEROKEE LAREDO:5,240,000円
- GRAND CHEROKEE LIMITED:6,390,000円
- GRAND CHEROKEE SUMMIT:7,340,000円
迫力!新型グランドチェロキーの外装(エクステリア)デザイン
▼ジープ新型グランドチェロキーL(ロングボディ)の画像
▼参考:グランドチェロキー(前モデル)
ジープ新型グランドチェロキーの外装は、新世代のブランドデザインを採用することで、上質な仕上げとされています。
▼ジープ新型グランドチェロキー(標準ボディ)の画像
前後ライトは水平なラインで構成され、フロントは角を強調することでタフな印象に。
▼新型グランドチェロキートレイルホーク4xe
海外ではグレードに、最上位オフロードモデルとなる「トレイルホーク」も設定され、287mmの最低地上高を確保するエアサスペンションやリアロッキングディファレンシャル、専用デザインを採用することにより、走破性能が高められています。
2タイプ!新型グランドチェロキーのボディサイズは?
▼新型グランドチェロキー
▼新型グランドチェロキーL
▼ジープ新型グランドチェロキーのボディサイズ
- 【グランドチェロキー】(2列シート)
全長×全幅×全高:4900×1980×1810mm
ホイールベース:2965mm
乗員:5人乗り - 【グランドチェロキーL】(3列シート)
全長×全幅×全高:5205×1980×1815mm
ホイールベース:3090mm
乗員:6人乗り or 7人乗り - ※参考
・ジープ グランドチェロキー(前世代)
全長×全幅×全高:4835×1935×1825mm
ホイールベース:2915mm
ジープ新型グランドチェロキーのボディサイズは、2列シート仕様が3列シート仕様の「グランドチェロキーL」から全長-305mmとされています。
しかし、前世代の2列シート仕様からは全長+65mmと拡大され、より広い室内空間が確保されています。
最新装備!新型グランドチェロキーの内装(インテリア)デザイン
ジープ新型グランドチェロキーの内装は、最新の装備を採用することにより洗練されたデザインに仕上げられています。
メーターには10.25インチデジタルディスプレイが採用され、10.1インチのタッチスクリーンインフォテインメントシステムは最新の「UConnect5」システムを採用し、アイシン製ナビゲーションシステムを搭載するほか、AppleCarPlayとAndroidAutoに対応。
また、あらかじめ5名分のユーザープロファイルが登録できるようになっています。
オートマチックのコントローラーには、ジープ初となるロータリーシフトを採用。
回転式の金属製シフトコントローラーにより操作性を向上し、ギアが切り替わったことが指先に伝わるフィードバック機能により、直感的な操作が可能に。
またロータリーシフトの両脇には、路面状況に合わせて車両設定を切り替えられるセレクテレイン、車高調整機能といった走行性能に関わる機能が集約されています。
その他、新型グランドチェロキーでは、3ゾーンまたは4ゾーン温度調整機能付オートエアコンディショナーやアンビエントLEDインテリアランプ、パワーリフトゲート、115Vアクセサリー電源アウトレットを採用。
上位グレードではさらに、フロント16ウェイパワーシート、フロントマッサージ機能、McIntoshプレミアムサウンドシステム、置くだけでスマートフォンの充電ができるワイヤレスチャージングパッド、ハンズフリーパワーリフトゲートなどが装備され、快適性が高められています。
PHEVも!新型グランドチェロキーのスペックは?
▼ジープ新型グランドチェロキーのスペック
▽日本仕様
- 【グランドチェロキー(標準ボディ)】
▽直列4気筒2Lターボ
出力:272ps/40.8kgm
▽4xe PHEV
直列4気筒2Lターボ+電気モーター×2
エンジン出力:272ps/40.8kgm
モーター出力:63ps/5.5kgm & 145ps/26.0kgm
EV航続距離:53km - 【グランドチェロキーL(ロングボディ)】
V型6気筒3.6Lガソリン「Pentastar」
出力:286ps/35.1kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動:4WD
▽海外仕様
- V型8気筒5.7Lガソリン「Hemi」
出力:362ps/53.9kgm
ジープ新型グランドチェロキーの日本仕様パワートレインには、ロングボディモデルに3.6Lガソリンエンジン、標準ボディモデルに2Lターボエンジンとプラグインハイブリッドが設定されています。
プラグインハイブリッド車は、回生ブレーキの効果を最大化する「Max Regen」機能を選択できるほか、走行モードには、エンジンとモーターを組み合わせ走行する「HYBRID」、モーターのみで走行する「ELECTRIC」、充電レベルを維持する「e-SAVE」を設定し、シーンにあわせ最適な走行ができるように。
トランスミッションには多段化をすすめた8速ATが組み合わせられ、駆動方式には4WDを採用。
足回りには、車高調整に対応するQuadra-Liftアダプティブエアサスペンションシステムを採用し、オフロード1モードを選択することで+40mm、オフロード2モードでは+60mmにアップ。
車高を-20mmとし高速走行時の安定性を高める「Aero」モードも設定されています。
ジープ新型グランドチェロキーを試乗動画でチェック!
最新システム!ジープ新型グランドチェロキーの安全装備は?
ジープ新型グランドチェロキーの安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
システムには、「サラウンドビューカメラ」や「ヘッドアップディスプレイ」、後席の乗員や荷物の有無に関わらず後方視界を確保できる「デジタルリアビュールームミラー」を採用。
また、車線中央を維持した走行をサポートする「アクティブドライビングアシスト」、交差点衝突回避支援機能「インターセクションコリジョンアシスト」といった先進機能により安全性が高められています。
走り両立!ジープ新型グランドチェロキーの燃費は?
▼新型グランドチェロキーの燃費
- グランドチェロキー4xe(2L PHEV):10.4km/L(WLTCモード値)
- グランドチェロキーL(V型6気筒3.6L):21mpg(米国値/約8.9km/L)
ジープ新型グランドチェロキーの燃費は、前モデルからボディサイズを拡大しながら、2L PHEVのハイブリッドモード時に10.4km/Lが確保されています。
また、PHEV車では充電した電力を使用し日常の走行をカバーすることで、さらに環境性能を高めることができるようになっています。
▼参考:ジープ・グランドチェロキー(前モデル)の燃費
- V型6気筒3.6Lガソリン:9.6km/L
いつ?ジープ新型グランドチェロキーの発売日は?
ジープ新型グランドチェロキーに新設定された2列シート仕様は、2022年10月24日に日本で発売されました。
ジープは、グランドチェロキーに2列シートと3列シート仕様を設定することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
ジープ・グランドチェロキーを「おさらい」
▼ジープ・グランドチェロキー(初代)
ジープ・グランドチェロキー (Grand Cherokee) は、初代が1993年に登場した上級SUVです。
初代は、フォードの上級SUV「エクスプローラー」の対抗車種として企画。
1974年にジープのスポーティSUVとして発売され人気になった「チェロキー」の上位モデルとされ、エンジンには直列6気筒4Lのほか、V型8気筒5.9Lなどをラインナップ。
駆動方式はFRと4WDを設定し、4WDシステムには2輪駆動との切り替えも容易な最新システムが搭載されました。
▼ジープ・グランドチェロキー(2代目)
1999年に登場した2代目では、軽量化と耐久性のアップを実施。
内装も全面的に変更され、リアシートの快適性も引き上げられました。
▼ジープ・グランドチェロキー(3代目)
3代目は2005年に登場し、ジープで初めてオンロードでの性能向上をアピール。
室内に侵入するノイズ低減や乗り心地を向上することで、ユーザーの拡大が図られました。
▼ジープ・グランドチェロキー(4代目)
前モデルの4代目は2010年から販売され、開発開始時にダイムラー・クライスラーとして提携関係にあったダイムラー傘下のメルセデスベンツ「Mクラス(現:GLEクラス)」と30%のパーツを共用。
ジープ初のエアサスペンションや、リヤにマルチリンクを備えた4輪独立懸架式サスペンションを採用することでオンロードでの性能も大幅に向上。
V型8気筒6.2Lスーパーチャージャーエンジンを搭載し707psを発揮するハイパフォーマンスモデル「トラックホーク」なども開発されました。
新型グランドチェロキーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!