DSオートモビルズが、ミドルクラスSUV「DS3」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型DS3について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!「新型DS3」マイナーチェンジ日本発売!
- 新型DS3の【変更点まとめ】
- 509万円!新型DS3の価格は?
- 先進的!新型DS3の外装(エクステリア)デザイン
- 機能UP!新型DS3の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型DS3のパワートレインとスペックは?
- 性能UP!電気自動車「新型DS3E-Tense」も設定!
- 走り両立!新型DS3の燃費は?
- 充実!新型DS3の安全装備は?
- ワイド&ロー!新型DS3のボディサイズは?
- いつ?新型DS3の発売日は?
- DS Automobilesを「おさらい」
【最新情報】進化!「新型DS3」マイナーチェンジ日本発売!
▼新型DS3の画像
DS Automobiles(DSオートモビルズ)が、「DS3」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
DSオートモビルズは、以前シトロエンの高級ラインとして販売されていましたが2015年に独立し、プジョー・シトロエングループとフィアット・クライスラーが合併したステランティスに属する上級ブランドとなっています。
改良では、モデル名をこれまでの「DS3クロスバック」から、クーペSUV「DS4」と同じくシンプルな「DS3」に変更。
エクステリアは、ブランドの最新デザインを採用することで質感を向上するとともに、切削加工とブラック塗装を組み合わせた18インチアルミホイールにより、華やかで精悍な佇まいを実現。
装備では、コネクテッド機能を備えた最新のインフォテインメントシステム「DS IRISシステム」を新採用し、トラフィック情報を入手可能なナビゲーションシステムや、日本語によるボイスコントロール機能に対応。
モニターサイズは、従来の7インチから10.3インチへと拡大され、視認性を大幅に向上。車両周囲の状況を俯瞰映像として画面に表示する「360°ビジョン」を採用。
その他、自動で照射範囲をコントロールするマトリクスLEDビジョンや、シート、ダッシュボード、ドアトリムのナッパレザーなど、クラスの枠を超えた質感を追求。
▼新型DS3のボディカラー
ボディカラーには、ブランバンキーズ、クリスタルパールに加え、新色のグリラケ、ルージュディーバの全4色が設定されています。
新型DS3は2023年5月23日に日本発売。価格は5,090,000円となっています。
▼DS4
▼DS7クロスバック
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▼DS9
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新型DS3の【変更点まとめ】
▼新型DS3の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 最新インフォテインメントシステム「DS IRISシステム」を新採用し、モニターサイズを7インチから10.3インチに拡大
- 車両周囲の状況を俯瞰する「360°ビジョン」を採用
- ボディカラーに新色のグリラケ、ルージュディーバを設定
▽2022年5月の変更点
- ディーゼルモデル「DS3BlueHDi」を設定
509万円!新型DS3の価格は?
▼新型DS3の価格
▽1.5Lディーゼルターボ
-
DS 3 OPERA BlueHDi:5,090,000円
新型DS3の価格は、改良によりアップしています。
前モデルではガソリン車や電気自動車も設定されていましたが、新型DS3ではディーゼル車のみとなり、509万円からとされています。
▼参考:DS3クロスバック(前モデル)の価格
▽1.2Lガソリンターボ
- DS 3 CROSSBACK BASTILLE PureTech:4,084,000円
- DS 3 CROSSBACK RIVOLI PureTech:4,425,000円
- DS 3 CROSSBACK OPERA PureTech:4,730,000円
- 【特別仕様車】
DS 3 CROSSBACK PERFORMANCE Line:4,614,000円
▽1.5Lディーゼルターボ
- DS 3 CROSSBACK OPERA BlueHDi:4,897,000円
▽EV
- DS 3 CROSSBACK E-TENSE:5,420,000 円
- 【特別仕様車】
DS 3 CROSSBACK PERFORMANCE Line E-TENSE:5,420,000 円
先進的!新型DS3の外装(エクステリア)デザイン
▼新型DS3の画像
▼参考:DS3(前モデル)
新型DS3の外装は、ブランドの最新デザインを採用することで先進的なスタイルとされています。
フロントは、クーペクロスオーバーとして新設定されていた「DS4」からくる、2本のラインで構成されるバンパーサイドのデイタイムライトを採用。
▼新型DS3の画像
▼参考:DS3(前モデル)
リアでは、「DS AUTOMOBILES」のシグネチャーがあしらわれたリアガーニッシュを新規に採用。
足元には、切削加工とブラック塗装を組み合わせた18インチアルミホイールが装備されています。
機能UP!新型DS3の内装(インテリア)デザイン
新型DS3の内装は、最新の装備を採用することにより機能性が高められています。
ディスプレイには、デジタルメーターやヘッドアップディスプレイのほか、7インチから10.3インチに拡大された、最新のDS IRISインフォテインメントシステムを採用。
インフォテインメントシステムは、トラフィック情報を入手可能なナビゲーションシステムに加え、日本語によるボイスコントロール機能に対応。
“OKアイリス”と呼びかけることで、目的地やエアコンの温度設定、電話の発着信、天気予報などを、安全かつ快適に操作できるように。
さらに、車両周囲の状況を俯瞰映像として画面に表示する「360°ビジョン」も搭載されています。
新型DS3ではその他、デザイン性を高めるため、ステアリングホイールはフラットボトム、エアベントは特徴的なダイヤモンド形に。
センターコンソールのトグルスイッチには、高級機械式腕時計の文字盤加工として用いられるギョシェ彫り模様をヒントにしたデザインを採用。
室内空間は厚みのあるフロントガラスや窓ガラス、ドアなどを採用することで、ノイズの侵入が抑えられています。
パワフル!新型DS3のパワートレインとスペックは?
▼新型DS3のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【ディーゼル】
直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
出力:130ps/30.6kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF
▽海外仕様
- 【ガソリン】
直列3気筒1.2Lガソリンターボ+48V MHEV
出力:136ps/23.5kgm
トランスミッション:6速DCT
新型DS3のパワートレインには、1.5Lディーゼルの新世代ターボエンジンが採用されています。
トランスミッションには、「DS7クロスバック」で初採用されたアイシンAWと共同開発した8速オートマチック「EAT8」を採用。
オイルポンプを小型化するとともに配置を工夫することで、ケース自体の全長は従来の6速AT同等に抑えられ、容積を小さくすると同時に樹脂やアルミへの素材変更により軽量化。
また、走行中でもアクセルOFF時にクラッチを切るフリーホイール制御を行なうエコモードも採用されています。
性能UP!電気自動車「新型DS3E-Tense」も設定!
▼新型DS3 E-Tenseのスペック
- バッテリー容量:54kWh
- モーター出力:156ps/26.5kgm
- 最高速度:150km/h
- 航続可能距離
欧州WLTPモード:402km - 充電時間
100kW充電器:0~80%まで25分
11kWウォールボックス:5時間(満充電)
新型DS3には、電気自動車モデルとなる「DS3E-Tense(Eテンス)」が発表されています。
▼参考:DS3クロスバックE-Tense(前モデル)のスペック
- バッテリー容量:50kWh
- モーター出力:136ps/26.5kgm
- 航続可能距離
JC08モード:398km
欧州WLTPモード:320km
新型DS3E-Tenseは、バッテリーを内燃エンジンモデルの燃料タンクの位置に配置することで、他モデルと同じ室内空間とラゲッジスペースを確保。
走行モードには、「NORMAL」と航続距離を最大化する「ECO」のほか、パワーとトルクを最大化する「SPORT」の3モードを設定。
改良では、バッテリー容量を50kWhから54kWhとしたほか、モーターの最高出力も20psアップした156psに。
航続距離は、欧州値で402kmまで延長。
また、スマートフォンアプリ「My DS」(iOS/Android)により、遠隔での充電予約やエアコン作動などに対応しています。
走り両立!新型DS3の燃費は?
▼新型DS3の燃費
- 1.5Lディーゼル
WLTCモード:21.0km/L
新型DS3の燃費は、最新パワートレインにより高められています。
搭載される1.5Lディーゼルエンジンでは、最新の多段オートマチックトランスミッションも採用することで、走行性能を重視しながら21.0km/Lが確保されています。
充実!新型DS3の安全装備は?
新型DS3には、ブランドの最新システム「DSドライブアシスト」が採用されています。
DSドライブアシストは、アクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)/ディスタントアラート(夜間・サイクリスト検知)、アクティブクルーズコントロール(ブレーキサポート付)、レーンポジショニングアシスト、レーンキープアシストのほか、ブラインドスポットモニター、トラフィックサインインフォメーションなどに対応し、安全性が高められています。
ワイド&ロー!新型DS3のボディサイズは?
▼新型DS3のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4120×1790×1575mm
- ホイールベース:2560mm
- 参考
・DS7クロスバック
全長×全幅×全高:4590×1895×1635mm
新型DS3のボディサイズは全長が4120mmとされ、フラッグシップモデルの「DS7クロスバック」から470mm短縮されています。
しかし、プレミアムSUVとしてのデザイン性と走行性能を確保するため全幅は1790mmとワイドに設計され、全高を1575mmとすることでワイド&ローを際立たせた上質なスタイルがつくられています。
いつ?新型DS3の発売日は?
改良された新型DS3は、2022年9月27日にワールドプレミアされ、日本では2023年5月23日に発売されました。
DSオートモビルズはミドルクラスSUVとして人気のDS3を改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
DS Automobilesを「おさらい」
DSオートモビルズ (DS Automobiles) は、プジョー・シトロエングループとフィアット・クライスラーが合併した「ステランティス」に属する上級ブランドです。
2009年にシトロエン内の高級サブブランドとして発足し、2015年にシトロエンから独立することで、単独のブランドとされました。
▼シトロエンDS
ブランド名の「DS」は、シトロエンが1955年に発表した上級車「シトロエンDS」からとなっており、公式発表はありませんが「Different Spirit(異なる精神)」や「Desiree Speciale(特別への憧れ)」が語源と言われています。
シトロエンのサブブランド「DS」時代は、シトロエンの「C3」や「C4」をベースとした上級ラインとして「DS3」「DS4」などがラインナップされ、専用のパーツを採用することで質感や走行性能がアップされていました。
DSオートモビルズとして独立後は、それまでラインナップしていたモデルをフェイスリフト(マイナーチェンジ)し、シトロエンのブランドデザイン「ダブルシェブロングリル」を廃止。代わってDSウインググリルとDSのエンブレムが採用されました。
▼フランス・マクロン新大統領就任パレードの動画
新世代車第1弾となったDS7クロスバックはブランド独立後初の独自モデルとして制作され、フランスのマクロン新大統領の就任パレードでも使用。
DSオートモビルズはモータースポーツにも力を入れており、ブランドの魅力をアピールしています。
新型DS3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!