DSオートモビルズが、フラッグシップSUV「DS7クロスバック」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップした新型DS7クロスバックについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新スタイル!「新型DS7クロスバック」マイナーチェンジ発表!
- 新型DS7クロスバックの【変更点まとめ】
- 上質!新型DS7クロスバックの外装(エクステリア)デザイン
- 上質!新型DS7クロスバックの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!新型DS7クロスバックのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!新型DS7クロスバックの燃費は?
- 最新システム!新型DS7クロスバックの安全装備は?
- ワイド!新型DS7クロスバックのボディサイズは?
- 新型DS7クロスバックの価格は?
- 新型DS7クロスバックの発売日は?
- DS Automobilesを「おさらい」
【最新情報】新スタイル!「新型DS7クロスバック」マイナーチェンジ発表!
▼新型DS7クロスバックの画像
DS Automobiles(DSオートモビルズ)が、SUV「DS7 CROSSBACK」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
DS7クロスバックは、2018月7月に日本で発売されたDSオートモビルズの新世代モデル第1弾となっており、ブランドのフラッグシップ車として質感が高められています。
改良された新型DS7クロスバックは、新しいデザインを採用したほか、最新のインフォテインメントシステムを装備。
また、出力を高めたプラグインハイブリッドモデルも設定することで、走行性能もアップされています。
新型DS7クロスバックは欧州で2022年6月27日に発表され、2022年9月に発売されます。
▼新型DS7クロスバックの動画
▼DS9
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新型DS7クロスバックの【変更点まとめ】
▼新型DS7クロスバックの変更点
- 新しいデザインを採用
- 最新インフォテインメントシステムを搭載
- 出力を高めたプラグインハイブリッドモデルを設定
上質!新型DS7クロスバックの外装(エクステリア)デザイン
▼新型DS7クロスバックの画像
▼参考:DS7クロスバック(前モデル)
新型DS7クロスバックの外装は、新しいデザインコンセプトを採用することで、質感が高められています。
フロントは、ブランドデザインの「DSウィンググリル」を大型化し、新しいメッシュパターンを採用。
ライトには、DS Pixel LED Vision 3.0テクノロジーを搭載したマトリックスLEDヘッドライトのほか、「DSライトベール」と呼ばれる新しいLEDデイタイムライトが装備されています。
▼新型DS7クロスバックの画像
▼参考:DS7クロスバック(前モデル)
リアではテールランプを薄型化し、ランプの間に「DS Automobiles」のロゴを配置。
新デザインのホイールは、グレードに応じて18インチから21インチが設定されています。
上質!新型DS7クロスバックの内装(インテリア)デザイン
▼新型DS7クロスバックの画像
新型DS7クロスバックの内装には、最新の装備が採用され、快適性が高められています。
ディスプレイには、12インチのデジタルメーターとインフォテインメントシステムを採用。
インフォテインメントシステムは、ワイヤレスAndroidAutoおよびAppleCarPlayに対応することでスマートフォンとの連携が強化されています。
インテリアデザインは、フランスならではの技法やスタイルを取り入れることで魅力を向上。
広いラゲッジスペースにより、幅広いシーンで楽しむことができるようになっています。
力強く!新型DS7クロスバックのパワートレインとスペックは?
▼新型DS7クロスバックのパワートレインとスペック
- 直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:177ps/40.8kgm - 直列4気筒1.6Lガソリンターボ
出力:225ps/30.6kgm - 【E-Tense プラグインハイブリッド】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター×1
システム合計出力:225ps
EV航続距離:65km - 【E-Tense 4×4プラグインハイブリッド】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター×2
システム合計出力(2種):300ps or 360ps【新設定】
EV航続距離:65km - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF or 4WD(E-Tense 4×4に設定)
新型DS7クロスバックのパワートレインには、ディーゼルとガソリンの新世代ターボエンジンと、プラグインハイブリッドが設定されています。
プラグインハイブリッドは225psを発揮する前輪駆動のほか、4WD「E-Tense4×4」を設定し、出力はこれまでの300psに加え、新型DS7クロスバックでは性能をアップした360psバージョンも設定されています。
その他、DS7クロスバックでは足回りに、「DSアクティブスキャンサスペンション」を採用し、フロントガラス上部のマルチパーパスカメラが前方25mまでの路面を常時ハイスピードでスキャニングし、10mm以上の凹凸を検知して四輪それぞれのダンピングを調整することで究極のフラットライドが実現されています。
走り両立!新型DS7クロスバックの燃費は?
▼新型DS7クロスバックの燃費
- 2Lディーゼル:16.4km/L
- 1.6Lガソリン:14.7km/L
- 1.6Lプラグインハイブリッド
ハイブリッド燃費:14.0km/L
新型DS7クロスバックの燃費は、8速ATを組み合わせたパワートレインにより2Lディーゼルで16.4km/Lまで高められています。
ガソリンエンジンでも14.7km/Lとされており、走行フィールの好みで選択することができるようになっています。
1.6L PHEVモデルはハイブリッド燃費で14.0km/Lとされ、充電した電力を使用することで、実燃費を高めることができるようになっています。
最新システム!新型DS7クロスバックの安全装備は?
新型DS7クロスバックには、「DSコネクテッドパイロット」、「DSナイトビジョン」、「DSドライバーアテンションモニタリング」を含む、最新の安全システムが採用されています。
「DSコネクテッドパイロット」は、マルチパーパスカメラとミリ波レーダーを使って同一車線において加減速とステアリング操作をサポートし、車線内でドライバー任意のポジションを保持するレーンポジショニングアシスト機能を採用することで、二輪車のすり抜けなどでどちらかに寄って走行したい場合などにも対応しています。
さらに、渋滞時に一旦停止した際でも先行車両が3秒以内に再発進すればアクセル操作なしで追従することができるトラックフィックジャムアシスト機能が採用されています。
「DSナイトビジョン」は、フロントグリル内の赤外線カメラでとらえた約300m先までの映像を、ドライバー正面のインストルメントパネルにグレースケールで表示。
この中で約150mの範囲に存在する歩行者や自転車あるいは動物が自車の進路と交錯する可能性が高い場合には、赤くハイライトしてドライバーにアラートで警告されます。
「DSドライバーアテンションモニタリング」は、ステアリングコラムの上に設置された赤外線カメラがドライバーの視線や顔の動き、瞬きを常時モニターし、わき見の頻度が高まったり、疲労による居眠りの兆候が見られた時にインジケーター点灯とともにアラート。
4度目のアラートでは音が大きくなり、同時にメッセージで休憩を提案。
ドライバーの疲労を直接検知するシステムになっています。
ワイド!新型DS7クロスバックのボディサイズは?
▼新型DS7クロスバックのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4590×1895×1635mm
- ホイールベース:2730mm
- 乗員:5人乗り
新型DS7クロスバックのボディサイズは、全長4590mmとされ、2L級エンジンを搭載する他のミドルクラスSUVと競合する設計とされています。
しかし、プレミアムSUVとしてのデザイン性と走行性能を確保するため、全幅は1895mmまで拡大。
全高は1635mmとすることで、ワイド&ローを際立たせた上質なスタイルを作っています。
新型DS7クロスバックの価格は?
▼新型DS7クロスバックの価格
- 550万円~760万円
新型DS7クロスバックの価格は、改良によりアップします。
前モデルは日本で536万円からとされていましたが、新型DS7クロスバックでは550万円ほどが見込まれ、より高い質感がアピールされます。
▼参考:DS7クロスバック(前モデル)の価格
- BASTILLE BlueHDi(2Lディーゼルターボ):5,360,000円
- RIVOLI(1.6Lガソリンターボ):6,263,000円
- RIVOLI BlueHDi(2Lディーゼルターボ):6,469,000円
- OPERA(1.6Lガソリンターボ):6,887,000円
- OPERA BlueHDi(2Lディーゼルターボ):7,093,000円
- E-TENSE 4x4(1.6LガソリンPHEV):7,541,000円
新型DS7クロスバックの発売日は?
マイナーチェンジした新型DS7クロスバックは、欧州で2022年6月27日に発表。2022年9月に発売されます。
DSオートモビルズは、ブランドを牽引するDS7クロスバックを改良することで、ユーザーにアピールしていきたい考えです。
DS Automobilesを「おさらい」
DSオートモビルズ (DS Automobiles) は、プジョー・シトロエングループとフィアット・クライスラーが合併した「ステランティス」に属する上級ブランドです。
2009年にシトロエン内の高級サブブランドとして発足し、2015年にシトロエンから独立することで、単独のブランドとされました。
▼シトロエンDS
ブランド名の「DS」は、シトロエンが1955年に発表した上級車「シトロエンDS」からとなっており、公式発表はありませんが「Different Spirit(異なる精神)」や「Desiree Speciale(特別への憧れ)」が語源と言われています。
シトロエンのサブブランド「DS」時代は、シトロエンの「C3」や「C4」をベースとした上級ラインとして「DS3」「DS4」などがラインナップされ、専用のパーツを採用することで質感や走行性能がアップされていました。
DSオートモビルズとして独立後は、それまでラインナップしていたモデルをフェイスリフト(マイナーチェンジ)し、シトロエンのブランドデザイン「ダブルシェブロングリル」を廃止。代わってDSウインググリルとDSのエンブレムが採用されました。
▼フランス・マクロン新大統領就任パレードの動画
新型車となるDS7クロスバックは独立後初の独自モデルとして制作され、フランスのマクロン新大統領の就任パレードでも使用。
DSオートモビルズはモータースポーツにも力を入れており、ブランドの魅力をアピールしています。
新型DS7クロスバックについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!