DSオートモビルズが、ブランドの新しいSUVとなる「DS3クロスバック」の日本導入を発表しました。
新世代モデルとして魅力が詰め込まれた新型DS3クロスバックについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新型DS3クロスバック日本発売!
- 新型DS3クロスバックの【特徴まとめ】
- 新型DS3クロスバックの外装(エクステリア)デザイン
- 新型DS3クロスバックのボディサイズは?
- 新型DS3クロスバックの内装(インテリア)デザイン
- 新型DS3クロスバックのパワートレインとスペックは?
- 電気自動車!新型DS3クロスバックE-Tenseの航続距離や充電時間は?
- 新型DS3クロスバックを試乗動画でチェック!
- 新型DS3クロスバックの燃費は?
- 新型DS3クロスバックの安全装備は?
- 新型DS3クロスバックの価格は?
- 新型DS3クロスバックの発売日は?
- DS Automobilesを「おさらい」
【最新情報】新型DS3クロスバック日本発売!
▼新型DS3クロスバックの画像
DS Automobiles(DSオートモビル)が、新しいクロスオーバーSUV「DS3 CROSSBACK」の日本導入を発表しました。
DSオートモビルは、以前シトロエンの高級ラインとして販売されていましたが、2015年に独立し、プジョー・シトロエングループに属する上級ブランドとなっています。
新型DS3クロスバックは、2018月7月に日本で発売された「DS7クロスバック」に続く新世代モデル第2弾となり、ブランドの主力車として上質に仕上げられています。
最新パワートレインも搭載され、幅広いニーズに対応するモデルになっています。
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新型DS3クロスバックの【特徴まとめ】
▼新型DS3クロスバックの特徴
- DSブランドのミドルクラスSUVとしてラインナップ
- パワートレインに新世代の1.2Lガソリンと8速ATを組み合わせ
- 1.5Lディーゼル、EV電気自動車バージョンの設定を予定
新型DS3クロスバックの外装(エクステリア)デザイン
新型DS3クロスバックの外装は、フランスならではのデザイン性と装飾技法を取り入れた独創的な仕上げになっています。
フロントは、DSマトリクスLEDビジョンヘッドライトと垂直に配置されたLEDデイタイムランニングライトによって、ブランドの特徴となる”彫刻的なスタイリング”を表現。
ドアハンドルは、クルマがロックされているときはドア面とフラットな状態になっており、ロックが解除されたとき自動的に展開されるようになっています。
その他にも魅力あるスタイルとするため、サイドウインドウとフレームの間のラバーが見えないように作り込まれています。
グリルは斜め格子模様をモチーフに、3Dエフェクトを与えることにより個性をプラス。
ボディカラーにはルーフ色を変更した2トーンも用意され、オーナーの好みにあわせて選択することができるようになっています。
新型DS3クロスバックのボディサイズは?
▼新型DS3クロスバックのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4120×1790×1550mm
- ホイールベース:2560mm
- 参考
・DS7クロスバック
全長×全幅×全高:4590×1895×1635mm
新型DS3クロスバックのボディサイズは全長が4120mmとされ、フラッグシップモデルとして発表されているDS7クロスバックから470mm短縮されています。
しかし、プレミアムSUVとしてのデザイン性と走行性能を確保するため全幅は1790mmとワイドに設計され、全高を1550mmとすることでワイド&ローを際立たせた上質なスタイルを作っています。
新型DS3クロスバックの内装(インテリア)デザイン
新型DS3クロスバックの内装は、オートクチュールを連想させるような細部にわたるパリらしいこだわりのあつらえと最新テクノロジーの融合により、新しいラグジュアリーが表現されています。
ドライバーには、デジタルメーターやヘッドアップディスプレイ、10.3インチのインフォテイメントシステムから多くの情報が提供されます。
デザイン性を高めるため、ステアリングホイールはフラットボトム、エアベントはダイヤモンド形とされ、オーディオには12スピーカーのフォーカル製を装備。
センターコンソールのトグルスイッチには、高級機械式腕時計の文字盤加工として用いられるギョシェ彫り模様をヒントにしたデザインを採用。
ラゲッジスペースは352Lが確保され、SUVとしての使いやすさが高められています。
室内空間は厚みのあるフロントガラスや窓ガラス、ドアなどを採用することで、ノイズの侵入が抑えられています。
新型DS3クロスバックのパワートレインとスペックは?
▼新型DS3クロスバックのパワートレインとスペック
- 【ガソリン】【日本導入】
直列3気筒1.2Lガソリンターボ
出力:130ps/23.5kgm - 【ディーゼル】
直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
最高出力:100ps、130ps - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF
新型DS3クロスバックの日本仕様パワートレインには、1.2Lガソリンの新世代ターボエンジンが採用されています。
ガソリンエンジンは、最高130psのパワーと23.5kgmの最大トルクにより、DS3クロスバックを軽快に加速。
トランスミッションはガソリンとディーゼルの両モデルで、DS7クロスバックでPSAグループ初採用されたアイシンAWと共同開発した8速オートマチック「EAT8」を採用。
オイルポンプを小型化するとともに配置を工夫することで、ケース自体の全長は従来の6速AT同等に抑えられ、容積を小さくすると同時に樹脂やアルミへの素材変更により軽量化。
また、走行中でもアクセルOFF時にクラッチを切るフリーホイール制御を行なうエコモードを採用されています。
電気自動車!新型DS3クロスバックE-Tenseの航続距離や充電時間は?
▼新型DS3クロスバックE-Tenseのスペック
- バッテリー容量:50kWh
- モーター出力:136ps/26.5kgm
- 最高速度:150km/h
- 航続可能距離:320km(WLTPモード)
- 充電時間
100%まで5時間
急速充電器使用時:80%まで30分 - 0-100km/h加速:8.7秒
新型DS3クロスバックは、電気自動車モデルとなる「DS3クロスバックE-Tense」が発表されています。
新型DS3クロスバックE-Tenseは、バッテリーを内燃エンジンモデルの燃料タンクの位置に配置することで、他モデルと同じ室内空間とラゲッジスペースに設計。
航続距離は世界標準のWLTPモードで320kmと実用的な距離が確保され、充電はフルまで5時間、急速充電器により80%まで30分と短くなっています。
新型DS3クロスバックを試乗動画でチェック!
新型DS3クロスバックは試乗動画が公開されています。
ブランドの独自性をもった質感の高い仕上げが評価されています。
新型DS3クロスバックの燃費は?
▼新型DS3クロスバックの燃費
- 1.2Lガソリン:15.9km/L
新型DS3クロスバックの燃費は、8速ATを組み合わせたパワートレインにより15.9km/Lとされました。
この数値は最新規格のWLTCモード値となっており、実用域での低燃費が重視されています。
新型DS3クロスバックの安全装備は?
新型DS3クロスバックには、DS7クロスバックからくる夜間歩行者検知機能付き衝突回避支援ブレーキなど、最新のアクティブ・セーフティシステムが採用されています。
システムには「DSコネクテッドパイロット」が装備され、マルチパーパスカメラとミリ波レーダーを使って同一車線において加減速とステアリング操作をサポート。
車線内でドライバー任意のポジションを保持する世界初のレーンポジショニングアシスト機能を採用することで、二輪車のすり抜けなどでどちらかに寄って走行したい場合などにも対応しています。
さらに、渋滞時に一旦停止した際でも先行車両が3秒以内に再発進すればアクセル操作なしで追従することができるトラックフィックジャムアシスト機能が採用されています。
新型DS3クロスバックの価格は?
▼新型DS3クロスバックの価格
- DS 3 クロスバック Be Chic:2,990,000円
- DS 3 クロスバック So Chic:3,570,000円
- DS 3 クロスバック Grand Chic:4,040,000円
新型DS3クロスバックの価格は、299万円からに設定されました。
ラインナップは最上位のグレードでも404万円となっており、プレミアムクロスオーバーモデルながら手に入れやすい価格設定となっています。
新型DS3クロスバックの発売日は?
新型DS3クロスバックは、2019年6月26日に日本で発売されました。
DSオートモビルズは、ミドルクラスの新世代SUVをラインナップすることで、ユーザーにアピールしていきたい考えです。
DS Automobilesを「おさらい」
DSオートモビルズ (DS Automobiles) は、フランスの「グループPSA(旧社名PSA・プジョー・シトロエン)」に属する高級車ブランドです。
2009年にシトロエン内の高級サブブランドとして発足し、2015年にシトロエンから独立することで、単独のブランドとされました。
▼シトロエンDS
ブランド名の「DS」は、シトロエンが1955年に発表した上級車「シトロエンDS」からとなっており、公式発表はありませんが「Different Spirit(異なる精神)」や「Desiree Speciale(特別への憧れ)」が語源と言われています。
シトロエンのサブブランド「DS」時代は、シトロエンの「C3」や「C4」をベースとした上級ラインとして「DS3」「DS4」などがラインナップされ、専用のパーツを採用することで質感や走行性能がアップされていました。
DSオートモビルズとして独立後は、それまでラインナップしていたモデルをフェイスリフト(マイナーチェンジ)し、シトロエンのブランドデザイン「ダブルシェブロングリル」を廃止。代わってDSウインググリルとDSのエンブレムが採用されました。
▼フランス・マクロン新大統領就任パレードの動画
新世代車第1弾となったDS7クロスバックは独立後初の独自モデルとして制作され、フランスのマクロン新大統領の就任パレードでも使用。
DSオートモビルズはモータースポーツにも力を入れており、欧州で人気が高まっている「フォーミュラE」レースにも参戦。チームランキング上位につけるなど活躍しています。
新型DS3クロスバックについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!