DSオートモビルズが、新しいフラッグシップモデルとなる「DS9」を発表しました。
新世代モデルとして大きな魅力を持つ新型DS9について、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代最上級セダン!「新型DS9」発表!
- 新型DS9の【主な特徴まとめ】
- 迫力!新型DS9の外装(エクステリア)デザイン
- 堂々!新型DS9のボディサイズは?
- 新型DS9の内装(インテリア)デザイン
- PHEVも!新型DS9のスペックと走行性能は?
- 新型DS9の燃費は?
- 新型DS9の安全装備は?
- 控えめ!新型DS9の価格は?
- 新型DS9の発売日は?
【最新情報】新世代最上級セダン!「新型DS9」発表!
▼新型DS9の画像
DS Automobiles(DSオートモビルズ)が、新世代セダンとなる「DS9」を発表しました。
DSオートモビルズは、以前シトロエンの高級ラインとして販売されていましたが2015年に独立し、プジョー・シトロエングループに属する上級ブランドとなっています。
新型DS9は、「DS7クロスバック」「DS3クロスバック」に続くブランド第3のオリジナルモデルとして制作され、最新のパワートレインや装備を採用することによりブランドの個性が強調されています。
▼新型DS9の動画
▼DS7クロスバック
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▼DS3クロスバック
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新型DS9の【主な特徴まとめ】
▼新型DS9の特徴
- 新世代のエクステリア、インテリアデザインを採用
- パワートレインに8速ATを組み合わせたガソリン、プラグインハイブリッドをラインナップ
- 「DSアクティブスキャンサスペンション」を装備し、乗り心地を向上
- 「DSコネクテッドパイロット」など、最新安全システムを搭載
迫力!新型DS9の外装(エクステリア)デザイン
▼新型DS9の画像
新型DS9の外装は、フランスならではのデザイン性と装飾技法を取り入れた独創的な仕上げになっています。
フロントには、立体的にデザインされたDSウィンググリルを採用するとともに、左右に伸びるLEDヘッドライトユニットによって繊細な表情を表現。
ドアハンドルは、クルマがロックされているときはドア面とフラットな状態になっており、ロックが解除されたとき自動的に展開。
スマートフォンをキーとして登録できる「DSスマートアクセス」機能を使用することで、ユーザーが近づくだけで動作が行われるようになっています。
リアでは、テールランプに斜め格子模様のモチーフを採用し、3Dエフェクトを与えることにより個性が表現されています。
堂々!新型DS9のボディサイズは?
▼新型DS9のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4930×1855×1470mm
- ホイールベース:2895mm
- 参考
・プジョー508
全長×全幅×全高:4750×1860×1420mm
ホイールベース:2750mm
新型DS9のボディサイズは、基礎を共有するプジョーのフラッグシップセダン「508」から全長+180mmと大幅に延長されています。
あわせてホイールベースも+145mmとすることで、プジョー・シトロエングループで最上級となる室内空間がつくられています。
新型DS9の内装(インテリア)デザイン
新型DS9の内装は、オートクチュールを連想させるような細部にわたるパリらしいこだわりのあつらえと最新テクノロジーの融合により、新しいラグジュアリーが表現されています。
シートやドア、ダッシュボードはレザーで仕上げられ、天井にはアルカンターラを使用することで質感を向上。
ドライバーには、デジタルメーターやヘッドアップディスプレイ、大型のインフォテイメントシステムから多くの情報が提供されます。
また、装備にはマッサージシートも採用され、快適性がアップされています。
デザイン性を高めるためステアリングホイールはフラットボトムとされ、オーディオにはFocal製を装備。
センターコンソールのトグルスイッチには、高級機械式腕時計の文字盤加工として用いられるギョシェ彫り模様をヒントにしたデザインを採用することで、上質ながら独自性をもったインテリアとなっています。
PHEVも!新型DS9のスペックと走行性能は?
▼新型DS9のパワートレインとスペック
- 【E-TENSE(PHEV/4WD)】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター×2
システム合計出力:360ps
EV航続距離:50km
駆動方式:4WD - 【E-TENSE(PHEV/FF)】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター×1
システム合計出力:250ps
EV航続距離:50km
駆動方式:FF - 【ガソリン】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ
出力:225ps
駆動方式:FF - トランスミッション:8速AT
新型DS9のパワートレインには、最新のプラグインハイブリッドとガソリンエンジンが設定されています。
プラグインハイブリッドモデルとなる新型DS9E-TENSEは、後輪車軸にモーターを搭載する4WDモデルのほかFFモデルも設定され、4WDモデルでは360馬力を発揮するとともにモーターの大きなトルクにより軽快に車体を加速。
11.9 kWhのバッテリーを搭載することにより、電力のみで走行できる距離は50kmが確保されています。
また、新型DS9は足回りに「DSアクティブスキャンサスペンション」を装備。
フロントガラス上部のマルチパーパスカメラが前方25mまでの路面を常時ハイスピードでスキャニングし、10mm以上の凹凸を検知して四輪それぞれのダンピングを調整することで究極のフラットライドが実現されています。
新型DS9の燃費は?
▼新型DS9の燃費(欧州値)
- 1.6Lガソリン:14.0km/L
- 1.6Lプラグインハイブリッド:70.0km/L(充電電力使用時)
新型DS9の燃費は、8速ATを組み合わせたパワートレインによりフラッグシップセダンながら良好な数値が確保されています。
プラグインハイブリッドモデルでは、充電電力使用時に欧州検査値で70.0km/Lの数値が実現され、日常では電力のみをつかった走行も可能となっています。
新型DS9の安全装備は?
新型DS9の安全システムには、「DSコネクテッドパイロット」、「DSナイトビジョン」、「DSドライバーアテンションモニタリング」を含む、最新の安全システムが採用されています。
「DSコネクテッドパイロット」は、マルチパーパスカメラとミリ波レーダーを使って同一車線において加減速とステアリング操作をサポートし、車線内でドライバー任意のポジションを保持する世界初のレーンポジショニングアシスト機能を採用することで、二輪車のすり抜けなどでどちらかに寄って走行したい場合などにも対応しています。
さらに、渋滞時に一旦停止した際でも先行車両が3秒以内に再発進すればアクセル操作なしで追従することができるトラックフィックジャムアシスト機能が採用されています。
「DSナイトビジョン」は、フロントグリル内の赤外線カメラでとらえた約300m先までの映像を、ドライバー正面のインストルメントパネルにグレースケールで表示。
この中で約150mの範囲に存在する歩行者や自転車あるいは動物が自車の進路と交錯する可能性が高い場合には、赤くハイライトしてドライバーにアラートで警告されます。
「DSドライバーアテンションモニタリング」は、ステアリングコラムの上に設置された赤外線カメラがドライバーの視線や顔の動き、瞬きを常時モニターし、わき見の頻度が高まったり、疲労による居眠りの兆候が見られた時にインジケーター点灯とともにアラート。
4度目のアラートでは音が大きくなり、同時にメッセージで休憩を提案。
ドライバーの疲労を直接検知する画期的なシステムになっています。
控えめ!新型DS9の価格は?
▼新型DS9の価格
- 47,700ユーロ~(約595万円)
新型DS9の価格は、ブランドの最上位モデルとなる約595万円からとされています。
DSオートモビルには上級SUVとして「DS7クロスバック」がラインナップされていますが、新型DS9は上位グレードと比較できる設定となっています。
▼参考:DSオートモビル他モデルの価格
- DS 3 クロスバック:2,990,000円~4,040,000円
- DS 7 クロスバック:4,690,000円~5,790,000円
新型DS9の発売日は?
DSブランドの新たなフラッグシップモデルとなる新型DS9は、2020年3月のジュネーブモーターショーで一般公開、納車の開始は2021年9月が予定されています。
日本での発売日は2021年中頃になるとみられています。
DSはフラッグシップサルーンを新たにラインナップすることで、上級ブランドとして個性をアピールしていきたい考えです。
新型DS9については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!