マツダが、フラッグシップSUV「CX-8」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型CX-8について、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ラインナップ充実!マツダ「新型CX-8」マイナーチェンジ発売!
- マツダ新型CX-8の【変更点まとめ】
- グレード拡大!マツダ新型CX-8の価格は?
- 洗練!マツダ新型CX-8の外装(エクステリア)デザイン
- 新装備!マツダ新型CX-8の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!マツダ新型CX-8のエンジンとスペックは?
- 悪路走破!マツダ新型CX-8の走行システムは?
- マツダ新型CX-8を試乗動画でチェック!
- 走り両立!マツダ新型CX-8の燃費は?
- 機能充実!マツダ新型CX-8の安全装備は?
- 広く!マツダ新型CX-8のボディサイズは?
- いつ?マツダ新型CX-8の発売日は?
- マツダCX-8を「おさらい」
【最新情報】ラインナップ充実!マツダ「新型CX-8」マイナーチェンジ発売!
マツダが、SUV「CX-8」の改良日本発売を発表しました。
マツダCX-8は、3列シートとすることで使い勝手を向上し、マツダらしい上質さをさらに追求したフラッグシップSUVとしてラインナップされています。
▼CX-8「Exclusive Mode」
改良された新型CX-8では、これまで2.5Lターボエンジン車のみに設定されていた「Exclusive Mode」を、2.5L自然吸気エンジン車に新設定。
▼CX-8「BLACK TONE EDITION」
また、ブラックのグリルやミラー、ホイールなどを採用した特別仕様車「BLACK TONE EDITION(ブラックトーンエディション)」を、2.5Lターボエンジン車に拡大設定することでラインナップを充実しています。
改良された新型マツダCX-8は、2022年1月14日に発表、1月下旬の発売を予定。価格は2,994,200円~4,834,500円となっています。
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マツダ新型CX-8の【変更点まとめ】
▼マツダ新型CX-8の変更点
- 「Exclusive Mode」を、2.5L自然吸気エンジン車に設定
- 「BLACK TONE EDITION」を、2.5Lターボエンジン車に設定
▽2020年12月の変更点
- 上級グレード「L Package」「Exclusive Mode」「100周年特別記念車」で、フロントグリルの形状を変更
- 2.2Lディーゼルエンジンの出力を向上
- 6ATのエンジンとトランスミッションの制御技術をアップデートすることで、アクセル操作に対する応答性をアップ
- 最新の「マツダコネクト」を採用し、8.8インチディスプレイを標準採用
- 「Lパッケージ」と特別仕様車のWVGAセンターディスプレイのサイズを10.25インチに大型化
- ハンズフリーパワーテールゲートを採用
- ブラックの専用装備を採用した特別仕様車「BLACK TONE EDITION」を設定
- 最上位グレード「Exclusive Mode」で、新デザイン19インチアルミホイールのほか、フロントバンパー下部ガーニッシュ、ワイド感の増したテールパイプを採用。
6人乗り仕様に加えて7人乗り仕様を追加設定し、シートカラーにオーバーン(赤褐色)を新採用 - 「L Package」のシートカラーに、ブラックとレッドを新採用
- ワイヤレス充電Qiを採用
- ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」を新設定
- 全車に車載通信機を標準設定し、コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」との連携、緊急通報サービスを提供
グレード拡大!マツダ新型CX-8の価格は?
▼マツダ新型CX-8の価格
※全グレード6人乗り、7人乗り仕様を設定
▽2.5Lガソリン自然吸気エンジン
- 25S
2WD:2,994,200円、4WD:3,230,700円 - 25S PROACTIVE
2WD:3,445,200円、4WD:3,681,700円 - 25S SMART EDITION
2WD:3,137,200円、4WD:3,373,700円 - 25S BLACK TONE EDITION
2WD:3,616,800円、4WD:3,853,300円 - 25S L Package
2WD:3,999,600円、4WD:4,236,100円 - 25S Exclusive Mode【新設定】
2WD:4,215,200円、4WD:4,451,700円
▽2.5Lガソリンターボエンジン
- 25T BLACK TONE EDITION【新設定】
2WD:4,098,600円、4WD:4,335,100円 - 25T Exclusive Mode
2WD:4,598,000円、4WD:4,834,500円
▽2.2Lディーゼルエンジン
- XD
2WD:3,377,000円、4WD:3,613,500円 - XD PROACTIVE
2WD:3,828,000円、4WD:4,064,500円 - XD SMART EDITION
2WD:3,520,000円、4WD:3,756,500円 - XD BLACK TONE EDITION
2WD:3,999,600円、4WD:4,236,100円 - XD L Package
2WD:4,382,400円、4WD:4,618,900円 - XD Exclusive Mode
2WD:4,598,000円、4WD:4,834,500円
マツダ新型CX-8の価格は、グレードの拡大により2.5L自然吸気エンジン車と2.5Lターボエンジン車で変化しています。
2.5L自然吸気エンジン車では、最上級グレード「Exclusive Mode」を設定することにより、上位モデルの価格をアップ。
2.5Lターボエンジン車は、新設定される「BLACK TONE EDITION」により、スタート価格がダウンされています。
洗練!マツダ新型CX-8の外装(エクステリア)デザイン
▼マツダ新型CX-8の画像
マツダ新型CX-8には、マツダのブランドデザイン「魂動-Soul of Motion」が採用されています。
▼新型CX-8「Exclusive Mode」
(ボディカラー:プラチナクォーツメタリック)
2020年の改良では、上級グレードの「L Package」「Exclusive Mode」で、フロントグリルの形状を水平のバーからブロックメッシュに変更し質感をアップ。
最上位グレード「Exclusive Mode」では、新デザイン19インチアルミホイールのほか、フロントバンパー下部ガーニッシュ、ワイド感をアップしたテールパイプを採用。
ボディカラーには「プラチナクォーツメタリック」が新設定され、デザインを楽しむことができるようになっています。
新装備!マツダ新型CX-8の内装(インテリア)デザイン
マツダ新型CX-8の内装は、本杢パネルやナッパレザーを採用することで、「こだわりの書斎」を思わせる上質な空間に仕上げられています。
▼10.25インチディスプレイ
2020年の改良では、最新バージョンの「マツダコネクト」を採用し、8.8インチディスプレイを標準採用。上位グレード「Lパッケージ」では、ディスプレイサイズを10.25インチに大型化することで使い勝手を向上。
「Android Auto」「AppleCarplay」にも対応し、スマートフォンの機能を大きなディスプレイで使うことができるように。
また、ワイヤレス充電Qiも採用しています。
加えて新型CX-8では、ジェスチャーにより開閉ができるハンズフリーパワーテールゲートを採用することでラゲッジスペースの使いやすさをアップ。
ラゲッジスペースは、通常時で239L、3列目シートをフラットに収納することで最大572Lの空間を使用することができるようになっています。
▽6人乗りキャプテンシート
▽7人乗りベンチシート
CX-8では、3列シートレイアウトを6人乗りと7人乗りから選択ができ、6人乗りでは2列目シートが左右独立したキャプテンシートを、7人乗りではベンチシートを採用。
3列目シートは、身長170cmの人でも無理なく快適に過ごせる高さのある空間になっています。
▼マツダ新型CX-8の室内サイズ
- 室内長×室内幅×室内高:2690×1540×1250mm
- ラゲッジ容量:239L~572L
- 乗員:6名 or 7名
パワフル!マツダ新型CX-8のエンジンとスペックは?
▼マツダSKYACTIV-D2.2エンジン
▼マツダ新型CX-8のエンジンとスペック
- 直列4気筒2.2Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D 2.2」
最高出力:200ps/4000rpm
最大トルク:45.9kgm/2000rpm
駆動方式:FF or 4WD - 直列4気筒2.5L「SKYAVTIV-G2.5」
最高出力:190ps/6000rpm
最大トルク:25.7kgm/4000rpm
駆動方式:FF or 4WD - 直列4気筒2.5Lターボ「SKYACTIV-G 2.5T」
最高出力:230ps/5000rpm
最大トルク:42.8kgm/2000rpm
駆動方式:FF or 4WD - トランスミッション:6速AT「SKYACTIV-DRIVE」
マツダ新型CX-8のエンジンには、2.2Lディーゼルエンジン「SKYACTIV-D2.2」のほか、2.5Lのガソリン自然吸気とターボが設定されています。
2020年の改良では、2.2Lディーゼルエンジンの最高出力を前モデルの190psから200psにアップし、発生回転数も4500rpmから4000rpmにダウンすることで操作性を向上。
また、6AT搭載車では、エンジンとトランスミッションの制御技術をアップデートすることで、アクセル操作に対する応答性をより高め、ドライバーの意図に応じた軽快な走りが実現されています。
▼マツダ「SKYACTIV-G2.5T」
その他、CX-8のパワートレインには2.5Lターボエンジン「SKYACTIV-G2.5T」が搭載され、2.5L自然吸気+40ps/17.1kgmもの高出力を実現。
直列4気筒ターボエンジンとして最高レベルの高圧縮比10.5を実現し、排気の脈動状態を変化させる世界初の機能「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を採用。
1620rpm以下の低速域では、タービンの手前に設置したバルブを絞り、各排気ポートからの排気干渉を抑制し、排気圧力の脈動を活用して高いタービン駆動力を獲得。
十分な排気エネルギーを得られる高速域ではバルブを開き、通常のターボと同様の脈動の少ない状態で稼働することで、タービンに流れ込む排気の流速や方向を調整する従来の可変ターボとは異なり、排気脈動の制御に着目した独自の新技術となっています。
エンジンは基本設計を「SKYACTIV-G 2.5」とボア、ストローク、ボアピッチなどの基本諸元や、インジェクター、燃料ポンプなどの燃料系部品を共通化することで、軽量コンパクトに仕上げ。
2.5Lガソリン自然吸気エンジンは、マツダで初めて気筒休止システムが採用され、クルージングなどの低負荷走行時に、直列に並ぶ外側2つのシリンダーの燃焼を停止することで燃費性能が改善されています。
悪路走破!マツダ新型CX-8の走行システムは?
マツダ新型CX-8の走行システムには、「オフロード・トラクション・アシスト」がAWD車に採用されています。
「オフロード・トラクション・アシスト」は、悪路における想定外のスタック時にも、AWDとトラクション・コントロール・システム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化して、悪路からのスムーズな脱出を実現。
さまざまな路面環境において、安心できる走破性能に仕上げられています。
その他、新型CX-8は走行性能を伸ばすため、新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)」の第二弾として、「G-ベクタリング コントロール プラス (G-Vectoring Control Plus)」を搭載。
「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」の第一弾である「G-ベクタリング コントロール(GVC)」は、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、四輪への接地荷重を最適化してスムーズで効率的な車両挙動を実現する世界初の制御技術となっていました。
第二弾となる「GVC Plus」では、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御(直接ヨーモーメント制御)を追加することで、より高い安定化効果を実現。
旋回中のドライバーのハンドル戻し操作に応じて外輪をわずかに制動し、車両を直進状態へ戻すための復元モーメントを与えることで安定性を向上。
ヨー、ロール、ピッチの各回転運動のつながりを高い旋回Gの領域まで一貫させ、素早いハンドル操作に対する車両の追従性を高めるとともに、挙動の収束性を大幅に改善しています。
マツダ新型CX-8を試乗動画でチェック!
マツダ新型CX-8は注目度の高さから、試乗動画も公開されています。
大型SUVに最適化された快適性や乗り味が高評価を受けています。
走り両立!マツダ新型CX-8の燃費は?
▼マツダ新型CX-8の燃費
- 【2.5Lガソリン】
・JC08モード
FF:13.4km/L
・WLTCモード
FF:12.4km/L、4WD:12.2km/L - 【2.5Lガソリンターボ】
・JC08モード
4WD:12.0km/L
・WLTCモード
FF:12.0km/L、4WD:11.6km/L - 【2.2Lディーゼル】
・JC08モード
FF:17.6km/L、4WD:17.0km/L
・WLTCモード
FF:15.8km/L、4WD:15.4km/L
マツダ新型CX-8の燃費は、もっとも低燃費となるディーゼルエンジンで新燃費規格のWLTCモード値15.8km/Lとなっています。
2019年に新設定された2.5Lガソリン4WD車、2.5LガソリンターボFF車はWLTCモード値のみが発表され、これまで設定されていた駆動方式と比較して選ぶことができるようになっています。
機能充実!マツダ新型CX-8の安全装備は?
マツダ新型CX-8の安全装備には、先進安全システム「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が標準採用されています。
i-ACTIVSENSEは、夜間における歩行者認識精度を向上した「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)夜間歩行者検知機能付」を採用し安全性を向上。
経済産業省や国土交通省などが普及を推進する高い安全性を持つクルマ「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の「ワイド」にも該当しています。
広く!マツダ新型CX-8のボディサイズは?
▼マツダ新型CX-8のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4900×1840×1730mm
- ホイールベース:2930mm
- 最低地上高:200mm
- 車重:1710kg
- ※参考
・CX-5
全長×全幅×全高:4575×1845×1690mm
ホイールベース:2700mm
最低地上高:210mm
車重:1540kg
マツダ新型CX-8のボディサイズは、CX-5から全長が325mm延長され、全高も40mm高くなっていますが、全幅を維持することで取り回しのしやすさが確保されています。
ホイールベースは+230mmとすることで、3列目シートまで高さのある空間が作られています。
いつ?マツダ新型CX-8の発売日は?
改良されたマツダ新型CX-8は、2022年1月14日に発表、1月下旬の発売が予定されています。
マツダはCX-8のグレードを拡大することで、3列シートSUVの魅力をより幅広いユーザーにアピールしていきたい考えです。
マツダCX-8を「おさらい」
マツダCX-8(シーエックス・エイト)は、初代となる現行モデルが2017年に登場したSUVです。
マツダの先進技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を全面採用した、マツダの日本国内向けクロスオーバーSUVの最上位モデルとして開発されました。
車体は、海外で販売されている「CX-9」と2代目「CX-5」のプラットフォームを組み合わせることで、3列シートレイアウトに対応できるようになっています。
マツダはCX-8の発売にあわせてミニバン「プレマシー」と「ビアンテ」の販売を終了しており、3列シートSUVでミニバンに替わる新世代のニーズに対応していきたいとしています。
2列目シートには、左右分割のキャプテンシート(6人乗り仕様)とベンチシート(7人乗り仕様)が設定され、2018年6月の改良後から全グレードで選択できるようになっています。
新型マツダCX-8については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!