スズキが、軽自動車「アルト」の改良発売を発表しました。
改良により変更されたスズキ新型アルトについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】仕様変更!スズキ「新型アルト」改良発売!
- スズキ新型アルトの【変更点まとめ】
- 106万円から!スズキ新型アルトの価格は?
- 親しみやすく!スズキ新型アルトの外装(エクステリア)デザイン
- 魅力UP!スズキ新型アルトの内装(インテリア)デザイン
- ハイブリッド!スズキ新型アルトのパワートレインとスペックは?
- スズキ新型アルトを試乗動画でチェック!
- 良好!スズキ新型アルトの燃費は?
- 最新システム!スズキ新型アルトの安全装備は?
- 広く!スズキ新型アルトのボディサイズは?
- いつ?スズキ新型アルトの発売日は?
- スズキ・アルトを「おさらい」
【最新情報】仕様変更!スズキ「新型アルト」改良発売!
スズキが軽自動車「アルト」の改良発売を発表しました。
スズキ・アルトは、スズキの軽自動車ラインナップの中でエントリーラインとして設定され、現行モデルは2021年12月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
改良では、最新の法規に対応するため一部の仕様を変更。
インパネのUSB電源ソケットをType-A2個からType-A1個、Type-C1個に変更し、使い勝手を向上。
車体色「ホワイト」を「L(アップグレードパッケージ装着車)」、「HYBRID S」、「HYBRID X」にも設定。
また、仕様変更や原材料価格の高騰などに伴い、メーカー希望小売価格が変更されています。
新型アルトは2023年11月20日に発表され、12月13日に発売。価格は1,064,800円~1,500,400円となっています。
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スズキ新型アルトの【変更点まとめ】
▼スズキ新型アルトの変更点
- 最新の法規に対応するため一部の仕様を変更
- インパネのUSB電源ソケットをType-A1個、Type-C1個に変更
- 車体色「ホワイト」を「L(アップグレードパッケージ装着車)」、「HYBRID S」、「HYBRID X」に設定
- 原材料価格の高騰などに伴い、メーカー希望小売価格を変更
▽2021年12月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新しい内外装デザインを採用し、2トーンルーフを設定
- 全高を50mmアップし、室内空間を拡大
- ホイールサイズを13インチから14インチに拡大
- マイルドハイブリッド搭載グレードを新設定
- 7インチディスプレイオーディオを国内初設定
- 安全装備に「デュアルカメラブレーキサポート」を採用
- カーテンエアバッグ、ヘッドアップディスプレイ、全方位モニターを設定
- 最新プラットフォームにより、室内空間を拡大しながら、走行性能を向上
106万円から!スズキ新型アルトの価格は?
▼スズキ新型アルトのグレード・価格
- A(660ccエネチャージ)
FF:1,064,800円、4WD:1,196,800円 - L(660ccエネチャージ)
FF:1,119,800円、4WD:1,250,700円 - HYBRID S(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,218,800円、4WD:1,349,700円 - HYBRID X(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,380,500円、4WD:1,500,400円
スズキ新型アルトの価格は、原材料価格の高騰などに伴いアップしています。
アップ幅は、全グレードで12万1000円となっています。
▼参考:スズキ・アルトの価格(前モデル)
- A(660ccエネチャージ)
FF:943,800円、4WD:1,075,800円 - L(660ccエネチャージ)
FF:998,800円、4WD:1,129,700円 - HYBRID S(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,097,800円、4WD:1,228,700円 - HYBRID X(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,259,500円、4WD:1,379,400円
親しみやすく!スズキ新型アルトの外装(エクステリア)デザイン
▼新型アルトの画像
▼参考:アルト(前モデル)
スズキ新型アルトの外装は、前モデルからキープコンセプトとされ、軽快さと親しみやすさをもった仕上げとされています。
ボディラインは、角を強調して実用性の高さを表現していた前モデルから滑らかなラインに変更することで、デザイン性がアップされています。
魅力UP!スズキ新型アルトの内装(インテリア)デザイン
▼新型アルトの画像
▼参考:アルト(前モデル)
スズキ新型アルトの内装は、前モデルから基本レイアウトを維持しながら、質感や使い勝手が高められています。
装備には、スズキ国内初となる7インチディスプレイオーディオをオプション設定。
ディスプレイオーディオでは、バックモニターやラジオのほか、スマートフォン連携によるナビ表示、音楽再生などが可能になっています。
収納には、ドリンクホルダー(運転席&助手席)、トレイ(助手席)、センターポケット、ショッピングフックのほか、フロアコンソールトレイ、後席用ドリンクホルダー(2個)など、豊富な収納スペースを配置。
シート表皮は、新開発したデニムをイメージした生地を採用し、綾織りを思わせるバイアス柄と濃淡のある縦糸表現を採用。背面をブラウンとすることで、デザイン性が高められています。
室内空間は、室内幅+25mm、室内高+45mm拡大とすることで、軽自動車で最も小さいクラスながら、4人が余裕をもって乗り込むことができるように。
また、ヘッドクリアランスは前席+39mm、後席+27mm高め、身長の高い人でも余裕のある空間を実現。
その他、ショルダールームを前席+21mm、後席+19mm広げたほか、フロントドア開口部も20mm拡大することで乗り降りをしやすく。
ラゲッジスペースは、荷室開口部の地上高を660mmと前モデルから30mm下げ、荷室開口高を710mmと20mm広げることで、高さのある荷物にも対応。
荷室床面長は、リアシートを倒すことで最長1225mm(通常時:425mm)を確保。床下にはアンダーボックスも設定されています。
ハイブリッド!スズキ新型アルトのパワートレインとスペックは?
▼スズキ新型アルトのパワートレインとスペック
- 【エネチャージ】
エンジン:直列3気筒660cc「R06A」+エネチャージ
最高出力:46ps/5.6kgm
トランスミッション:CVT - 【マイルドハイブリッド】
直列3気筒660ccエンジン「R06D」+マイルドハイブリッド
最高出力:49ps/5.9kgm
モーター出力:2.6ps/4.1kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スズキ新型アルトのパワートレインには、新設定されたマイルドハイブリッドモデルに、先に新世代となった「ハスラー」などにも採用された最新の自然吸気エンジンが採用されています。
搭載される「R06D」エンジンは、デュアルインジェクションシステムやクールドEGRを採用するほか、急速燃焼や高圧縮比化により広い範囲で熱効率を向上。
マイルドハイブリッドシステムは、減速時のエネルギーを電装品やアイドリングストップからのエンジン再始動に使用する「エネチャージ」モデルから、最新のリチウムイオンバッテリーと2.6ps/4.1kgmを出力するISG(モーター機能付発電機)を採用することでエンジンのアシストに対応しています。
スズキ新型アルトを試乗動画でチェック!
良好!スズキ新型アルトの燃費は?
▼スズキ新型アルトの燃費(WLTCモード値)
- アルト
エネチャージモデル:25.2km/L
マイルドハイブリッドモデル:27.7km/L
スズキ新型アルトは、新世代パワートレインの採用により燃費を向上しています。
前モデルはWLTCモード値で25.8km/Lとされていましたが、新型アルトではボディサイズを拡大しながら、新設定されたマイルドハイブリッドシステム搭載車で27.7km/Lになっています。
▼参考:アルト(前モデル)の燃費
- 25.8km/L
※WLTCモード値
最新システム!スズキ新型アルトの安全装備は?
スズキ新型アルトには、夜間歩行者検知機能を備えた「デュアルカメラブレーキサポート」が採用されています。
その他、新型アルトでは、後退時ブレーキサポートや前後の誤発進抑制機能を採用。
車線逸脱警報機能やハイビームアシスト、カーテンエアバッグ、ヘッドアップディスプレイ、全方位モニター、すれ違い支援機能なども採用し、安全性が高められています。
広く!スズキ新型アルトのボディサイズは?
▼スズキ新型アルトのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1525mm
- ホイールベース:2460mm
- 最小回転半径:4.4m
- タイヤサイズ:155/65R14
- 車重:700kg
- ※参考
・アルト(前モデル)
全長×全幅×全高:3395×1475×1475mm
ホイールベース:2460mm
最小回転半径:4.2m
タイヤサイズ:145/80R13
車重:650kg
スズキ新型アルトのボディサイズは、全長と全幅が軽自動車規格を一杯につかったサイズとなっていることから維持されています。
しかし、全高は前モデルから50mmアップすることで、余裕がある室内空間が確保されています。
いつ?スズキ新型アルトの発売日は?
改良された新型アルトは2023年11月20日に発表され、12月13日に発売されます。
スズキはアルトの仕様を変更することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
スズキ・アルトを「おさらい」
スズキ・アルト(ALTO)は、初代が1979年に登場した軽自動車です。
初代アルトは、1979年5月に車両の輸送費用を含んだ自動車業界初の全国統一価格を採用、47万円という価格設定で発売。
女性を中心に大ヒットし、セカンドカー市場を開拓したモデルになりました。
2016年12月には、派生モデルのアルトラパンを除いた国内累計販売台数が、スズキ車で初となる500万台を達成しています。
前モデルの8代目は2014年に登場し、新世代プラットフォーム「ハーテクト」を採用することで基礎性能を向上。
5代目以来14年ぶりとなるターボ車「アルトターボRS」を設定したほか、軽自動車トップクラスのスポーツ性能を持つ「アルトワークス」が約15年ぶりに復活したことで、歴代初のホットハッチ2モデルを同時販売。
乗用セダン、商用バンにスポーツの2モデルを加え、4バリエーションが販売されていましたが、2018年11月に「アルトターボRS」の販売が終了されました。
新型スズキ・アルトについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!