日産が、フラッグシップスポーツ「GT-R」の2025年モデル発売を発表しました。
改良により魅力をアップした日産新型GT-Rについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新カラー&装備UP!日産「新型GT-R MY25」発売!
- 日産新型GT-Rの【変更点まとめ】
- 1444万円から!日産新型GT-Rの価格は?
- 洗練!日産新型GT-Rの外装(エクステリア)デザイン
- 走り空間!日産新型GT-Rの内装(インテリア)デザイン
- 走行性能アップ!新型GT-R NISMOも!
- パワフル!日産新型GT-Rのパワートレインとスペックは?
- 日産新型GT-Rを試乗動画でチェック!
- 走り重視!日産新型GT-Rの燃費は?
- 堂々!日産新型GT-Rのボディサイズは?
- いつ?日産新型GT-Rの発売日は?
- 日産GT-Rを「おさらい」
【最新情報】新カラー&装備UP!日産「新型GT-R MY25」発売!
日産が、スポーツクーペ「GT-R」の2025年モデル日本発売を発表しました。
日産GT-Rは、ブランドのフラッグシップスポーツとしてラインナップされ、前モデルのスカイラインGT-Rから続く高性能4WDやハイパフォーマンスなエンジンによる走りが国内外で高い評価を獲得。
2023年3月に発表されていた2024年モデルでは、新しいデザインや、最新の法規に対応する新設計のエキゾーストシステムを採用するなどビッグマイナーチェンジが実施されていました。
▼NISSAN GT-R Premium edition専用特別内装色「ブルーヘブン」
2025年モデルとなった日産新型GT-Rは、「NISSAN GT-R Premium edition」に、青を基調とした専用特別内装色「ブルーヘブン」を新設定。
また、「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」と「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」のピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用されていた高精度重量バランス部品を採用することでレスポンスをアップ。
加えて、この2モデルには、赤文字で匠の名が刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートが、新たにエンジンルーム内に採用されています。
2025年モデルの日産新型GT-Rは、2024年3月14日に発表され、2024年6月に発売。価格は14,443,000円~30,613,000円となっています。
▼日産新型GT-Rの動画
▼日産フェアレディZ
日産新型GT-Rの【変更点まとめ】
▼日産新型GT-Rの変更点
- 「NISSAN GT-R Premium edition」に専用特別内装色「ブルーヘブン」を設定
- 「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」と「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」に、高精度重量バランス部品を採用。
アルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートを採用
▽2023年3月の変更点
- 新しいデザインを採用し、走行性能を向上
- 最新の法規に対応する新設計のエキゾーストシステムを採用
- 「GT-R NISMO」にフロントLSDを追加、インテリアデザインを変更、カーボンバックレカロ製バケットシートの剛性を向上
- 限定車「T-Spec」を再設定
1444万円から!日産新型GT-Rの価格は?
▼日産新型GT-Rの価格
- GT-R Pure edition:14,443,000円
- GT-R Premium edition:15,587,000円
- GT-R Black edition:16,115,000円
- GT-R Track edition engineered by NISMO:18,535,000円
- GT-R NISMO:30,085,000円
- 【特別仕様車】
GT-R Premium edition T-spec:20,350,000円
GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec:22,891,000円
GT-R NISMO Special edition:30,613,000円
日産新型GT-Rの価格は、原材料価格などの高騰の影響により、改良にあわせアップしています。
アップ幅はスタート価格で693,000円、最上位の「GT-R NISMO Special edition」で1,463,000円となっています。
▼参考:日産GT-R(前モデル)の価格
- GT-R Pure edition:13,750,000円
- GT-R Premium edition:14,840,100円
- GT-R Black edition:15,350,500円
- GT-R Track edition engineered by NISMO:17,650,600円
- GT-R NISMO:28,650,600円
- 【特別仕様車】
GT-R Premium edition T-spec:18,960,700円
GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec:21,380,700円
GT-R NISMO Special edition:29,150,000円
洗練!日産新型GT-Rの外装(エクステリア)デザイン
▼日産新型GT-Rの画像
▼参考:日産GT-R(前モデル)
日産新型GT-Rは2024年モデルへの改良時に、より高いパフォーマンスを獲得するため、最新のデザインが採用されています。
改良では、フロントに新設計のバンパー、ハニカムグリルを採用し、空気抵抗を低減しながら冷却性能を向上。
▼参考:日産GT-R(前モデル)
リアではバンパーに加え、リアスポイラーの形状を変更することでダウンフォースを向上。
バンパーはエッジを調整することでサイドからの空気の巻き込みを抑えることで、走行安定性をアップ。
また、新型GT-Rでは新しいカラーのホイールを設定することで、質感が高められています。
走り空間!日産新型GT-Rの内装(インテリア)デザイン
日産新型GT-Rの内装は、ブランドのフラッグシップスポーツとして、質感が高められています。
シートレイアウトは補助的な後部座席も搭載する2+2レイアウトとされ、利便性をアップ。
ゴルフバッグ2セットを搭載することが可能なトランクも利用できるようになっています。
走行性能アップ!新型GT-R NISMOも!
▼新型GT-R NISMOの画像
▼参考:GT-R NISMO(前モデル)
新型GT-Rには、エンジン出力を高め、専用の装備を採用する「GT-R NISMO」が設定されています。
2024年モデルの改良では、ベースモデルにあわせデザインを変更することで、空気抵抗を低減。
また、カナードの形状変更と、スワンネック式に変更されたリアウイングの採用により、ダウンフォースを向上。
駆動システムには、フロントLSDが追加されています。
▼新型GT-R NISMOの画像
▼参考:GT-R NISMO(前モデル)
インテリアでは、レッドのアクセントを抑えることでより運転に集中できる空間に仕上げられたほか、カーボンバックレカロ製バケットシートのデザインを変更し、剛性をアップ。
また、シートクッションを部位ごとに最適化することで操作性が高められています。
パワフル!日産新型GT-Rのパワートレインとスペックは?
▼日産新型GT-Rのパワートレインとスペック
- エンジン:V型6気筒3.8Lツインターボ「VR38DETT」
- 出力
ベースモデル:570ps/65.0kgm
NISMO:600ps/66.5kgm - トランスミッション:6速デュアルクラッチトランスミッション
- 駆動方式:4WD「ATTESA E-TS」
日産新型GT-Rのパワートレインは、高出力を発揮するV型8気筒3.8Lターボエンジンが採用されています。
2024年モデルの改良では、最新の法規に対応するため、新設計のエキゾーストシステムを採用。
これにより、通常走行時の排気音を抑えつつ、車速を高めた際には高揚感あるサウンドを創出。
チューニングも最適化することで、高いアクセルレスポンスやスペックが維持されています。
日産新型GT-Rを試乗動画でチェック!
走り重視!日産新型GT-Rの燃費は?
▼日産新型GT-Rの燃費(WLTCモード値)
- V型6気筒3.8Lツインターボ:7.8km/L
日産新型GT-Rの燃費は、スーパースポーツとして走行性能が重視された設定となっています。
しかし、570馬力のハイパワーと4WD駆動ながら、WLTCモード値で7.8km/Lが確保されています。
堂々!日産新型GT-Rのボディサイズは?
▼日産新型GT-Rのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4710×1895×1370mm
- ホイールベース:2780mm
- 車重:1760kg
- 最低地上高:110mm
日産新型GT-Rのボディサイズは、広い全幅と低い全高により走行性能が高められています。
また、トランスミッションを車体後方に配置するトランスアクスル方式を採用することにより前後重量配分が最適化され、トラクション性能が高められています。
いつ?日産新型GT-Rの発売日は?
2025年モデルとなった日産新型GT-Rは2024年3月14日に発表され、2024年6月に発売されます。
日産はスーパースポーツとして人気のGT-Rを改良することにより、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
日産GT-Rを「おさらい」
日産GT-R(ジーティーアール)は、初代となる現行モデルが2007年に登場したフラッグシップスポーツクーペです。
長期間日産のスポーツモデルの象徴とされてきた「スカイラインGT-R」の後継車種として開発され、GT-Rの名が採用されたモデルでは1969年-1973年の第1世代、1989年-2002年の第2世代に続き、第3世代となっています。
そのため、車両型式は第2世代最終モデルが属する10代目スカイラインの基本型式R34に続くR35とされ、スカイラインシリーズの11代目V35型以降とは別系列となっています。
コンセプトは「誰でも、どこでも、いつでも」スーパーカーの魅力を味わうことができる「新次元マルチパフォーマンス・スーパーカー」とされ、R34型スカイラインGT-Rと同じ栃木工場が全世界分の生産を担当。
生産ラインは、スーパーカーの市場を広げるという目標から価格でも競合他車より高いコストパフォーマンスを実現するため、最終組み立ては専用ではなく既存のラインとの混流とされました。
車体設計には、エンジンを車両前方に、クラッチ・トランスミッション・トランスファーを車両後方に配置する世界初の独立型トランスアクスルを採用した「プレミアムミッドシップパッケージ」を採用。
これにより、前後重量配分の改善、リアタイヤの強い接地荷重、エンジンの最適なエアフローが可能とされました。
エンジンには、「VR38DETT型」V型6気筒3.8Lツインターボエンジンが採用され、初期モデルは最高出力480馬力でしたが、2008年に485馬力、2011年モデルは530馬力、2012年モデルでは550馬力、2017年モデルは570馬力、最高峰のGT-R NISMOでは600馬力と、性能が強化されてきました。
サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式、リアがマルチリンク式サスペンションとされ、ショックアブソーバーにはビルシュタインとの共同開発による電子制御式ショックアブソーバー「Bilstein Damptronic」が採用されています。
新型日産GT-Rについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!