マクラーレンが、PHEVスポーツ「アルトゥーラ」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたマクラーレン新型アルトゥーラについて、スペックや価格など詳細情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】初PHEVオープン!「新型アルトゥーラスパイダー」日本発売!
- マクラーレン新型アルトゥーラの【変更点まとめ】
- 先進的!新型アルトゥーラの外装(エクステリア)デザイン
- 軽量!マクラーレン新型アルトゥーラのサイズ、車体設計は?
- 走り重視!新型アルトゥーラの内装(インテリア)デザイン
- PHEV!新型アルトゥーラのパワートレインと走行性能は?
- 3300万円から!マクラーレン新型アルトゥーラの価格は?
- いつ?マクラーレン新型アルトゥーラの発売日は?
【最新情報】初PHEVオープン!「新型アルトゥーラスパイダー」日本発売!
▼マクラーレン新型アルトゥーラスパイダーの画像
マクラーレンが、「アルトゥーラ(Artura)」の改良日本発売を発表しました。
マクラーレン・アルトゥーラは、新開発したプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した新世代スーパースポーツとして、クーペが2021年に発売されていました。
改良された新型アルトゥーラでは、新モデルとして、ブランド初のPHEVオープンカーとなる「アルトゥーラスパイダー」を設定。
新型アルトゥーラスパイダーでは、クーペからの車重増加を62kgに抑え、ルーフは50km/hまでの速度で11秒で開閉。
車体は、ルーフを収納する車体後部が専用のデザインとされ、ロールオーバーシステムや、オープン走行時に空気の流れを制御するリアスクリーンが装備されています。
また、新型アルトゥーラではクーペ、スパイダーともに、搭載するPHEVシステムの最高出力を680psから700psにアップ。
ギヤボックスのシフトスピードも25%向上したほか、パワートレインのマウント剛性を高めることで走行性能を向上。EV航続距離も31kmから33kmに延長。
安全システムには、新しくブラインドスポット・モニタリングと、クロス・トラフィック・ディテクションを追加。ロードサイン・レコグニションと、レーン・デパーチャー・ウォーニングが標準装備されています。
マクラーレン新型アルトゥーラは2024年2月27日にワールドプレミアされ、日本で2024年4月11日に発売。価格はクーペが3300万円、スパイダーが3650万円となっています。
▼マクラーレン新型アルトゥーラスパイダーの動画
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マクラーレン新型アルトゥーラの【変更点まとめ】
▼新型アルトゥーラの変更点
- ブランド初のPHEVオープンカー「アルトゥーラスパイダー」を設定
- PHEVシステムの最高出力をアップ
- ギヤボックスのシフトスピードを向上
- パワートレインのマウント剛性をアップ
- EV航続距離を延長
- 安全システムに、ブラインドスポット・モニタリングと、クロス・トラフィック・ディテクションを追加。ロードサイン・レコグニションと、レーン・デパーチャー・ウォーニングを標準装備
▽2021年4月新設定時の特徴
- 新開発したプラグインハイブリッドパワートレインを搭載
- 新世代の「MCLA(マクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャ)」を採用
- 電子制御ディファレンシャルをマクラーレン初採用し、タイヤ内部の電子チップによりリアルタイムでデータを伝達するピレリの「Cyber Tyre」技術をあわせることで走行性能を向上
- 安全システムをオプション設定
先進的!新型アルトゥーラの外装(エクステリア)デザイン
▼マクラーレン新型アルトゥーラの画像
マクラーレン新型アルトゥーラの外装は、走行性能を高め、スーパーカーとしての存在感をアップする最新デザインに仕上げられています。
デザインの特徴になっているヘッドライトには、照射角度がステアリングによって変化するアダプティブLEDマトリックスヘッドランプを採用。
ヘッドライトの下部には、デイライトを兼ねたシーケンシャルウインカーを搭載。
リアは電動パワートレインを小型化することで絞り込まれ、走行性能を高めるスタイルとされています。
軽量!マクラーレン新型アルトゥーラのサイズ、車体設計は?
▼マクラーレン新型アルトゥーラのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4539×1976×1193mm
- ホイールベース:2640mm
- 車両重量
クーペ:1498kg
スパイダー:1560kg - ※参考
・マクラーレン570S
全長×全幅×全高:4530×2095×1202mm
マクラーレン新型アルトゥーラのボディは、走行効率をアップするため、ブランドのエントリーモデル「570S」に近いサイズとなっています。
▼マクラーレン・カーボンライトウェイトアーキテクチャ
シャーシには、新開発された「MCLA(マクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャ)」が採用され、電気配線の重量まで徹底することでクーペで1498kgまで軽量化。
バッテリー搭載位置も最適化することで、重量バランスも高められています。
走り重視!新型アルトゥーラの内装(インテリア)デザイン
マクラーレン新型アルトゥーラの内装は、高い走行性能を最大限に楽しむことができる仕上げとされています。
室内空間は、新設計したシャーシにより身長193cmのドライバーでも余裕のある広さを確保。
また、静粛性も高められ、タイヤ内部のポリウレタンスポンジが振動を吸収するピレリのノイズ抑制システムもあわせることで、EVモード時の快適性をアップ。
装備には、メーターとインフォテインメントシステムの2つのディスプレイを採用し、応答性を高めることでスマートフォン同等のレスポンスを実現。
新型アルトゥーラでは最新の安全装備も採用され、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールやレーンデパーチャーウォーニング、自動ハイビームなどが設定されています。
PHEV!新型アルトゥーラのパワートレインと走行性能は?
▼マクラーレン新型アルトゥーラのパワートレインとスペック
- パワートレイン:V型6気筒ツインターボ+モーター
- システム出力:700ps/73.4kgm
- 0-100km/h加速:3.0秒
- 最高速度:330km/h(リミッター)
- トランスミッション:8速デュアルクラッチ
- バッテリー容量:7.4 kWh
- EV航続距離:33km
- 駆動方式:MR
マクラーレン新型アルトゥーラには、改良されたPHEVパワートレインが搭載されています。
エンジンはアルミニウム製V6ツインターボ「M630型」とすることで、これまで他モデルに搭載されていたV型8気筒より50kg軽量化した160kgを実現。
組み合わせられる電気モーターは、新開発されたトランスミッションのベルハウジング内に搭載され、電力密度を高めることで高出力を発生。
車両のバック走行はモーターを逆回転させ行うことで、トランスミッションではリバースギヤを廃止し、サイズは40mm短縮。
これらの技術により、0-100km/h加速タイムは3.0秒まで短縮されています。
その他、新型アルトゥーラでは、電子制御ディファレンシャルをマクラーレンで初採用することで、リア左右の駆動トルクを個別に制御。
各タイヤ内部の電子チップがリアルタイムでデータを伝達するピレリの「Cyber Tyre」技術によりタイヤの空気圧を監視することで、高いパフォーマンスを発揮することができるように。
走行モードには、電力のみを使用する「Eモード」、走行効率を高め40km/h未満ではエンジンを停止する「コンフォートモード」、電力を活用し走行性能を高める「スポーツモード」と「トラックモード」が設定されています。
3300万円から!マクラーレン新型アルトゥーラの価格は?
▼マクラーレン新型アルトゥーラの価格
- アルトゥーラ(クーペ):3300万円
- アルトゥーラスパイダー:3650万円
マクラーレン新型アルトゥーラの価格は、日本で3300万円からとされています。
新型アルトゥーラでは、5年間の車両保証のほか、6年間のバッテリー保証、10年間のボディ保証が標準設定され、安心して選択できるようになっています。
いつ?マクラーレン新型アルトゥーラの発売日は?
改良されたマクラーレン新型アルトゥーラは2024年2月27日にワールドプレミアされ、日本で2024年4月11日に発売されました。
マクラーレンはPHEVパワートレインを搭載した新世代モデルを改良することで、ブランドの魅力をアピールしていく予定です。
新型マクラーレン・アルトゥーラについては今後も情報を追加していきます。お楽しみに!