アストンマーティンが、スポーツカー「ヴァンテージ」のハイスペックモデルとなる「ヴァンテージ S」を2025年7月9日に発表しました。
新モデルにより大きく魅力をアップした新型ヴァンテージのスペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】走りさらにUP!アストンマーティン「新型ヴァンテージ S」発表!
- アストンマーティン新型ヴァンテージの【変更点まとめ】
- アストンマーティン新型ヴァンテージを試乗動画でチェック!
- 迫力!新型ヴァンテージの外装(エクステリア)デザイン
- ワイド!新型ヴァンテージのボディサイズは?
- 上質!新型ヴァンテージの内装(インテリア)デザイン
- 高出力!新型ヴァンテージのスペックは?
- アストンマーティン新型ヴァンテージの価格、発売日は?
- アストンマーティン・ヴァンテージを「おさらい」
【最新情報】走りさらにUP!アストンマーティン「新型ヴァンテージ S」発表!
▼アストンマーティン新型ヴァンテージSの画像
アストンマーティン・ヴァンテージはブランドのスポーツクーペとしてラインナップされ、現行モデルは2018年にフルモデルチェンジ。2024年2月にはデザイン変更や最新パワートレインを採用するビッグマイナーチェンジが実施されていました。
追加設定された新型ヴァンテージSは、シリーズのハイスペックモデルとなり、搭載するV型8気筒4Lツインターボエンジンの出力を665psから680psまで向上。
これにより、0-100km/h加速タイムは-0.1秒となる3.4秒が実現されています。
また、新型ヴァンテージSでは、アダプティブダンパーをチューニングし、フィーリングとレスポンスをアップ。
さらにリアスプリングにも改良を加え、コンプレッションとリバウンドを改善することで、低速域での乗り心地を向上。トランスミッションマウントも10%柔らかくすることで、操縦安定性を引き上げ。
リアサブフレームはゴムブッシュを使わずにボディに直接マウントすることで、ダイレクト感をアップしています。
その他、エクステリアでは、ボンネットベントにブレードを配置、最大113kgのダウンフォースを発生させる大型リアデッキリッドスポイラーを装備することで空力性能を向上。専用21インチホイールも採用。
インテリアは専用のアクセントを採用することで、質感が高められています。
▼アストンマーティン・ヴァンキッシュ
【新型ヴァンキッシュ ヴォランテ】「史上最速V12ターボ オープンカー!」
▼アストンマーティンDB12
【アストンマーティン新型DB12】「DB11後継!」フルモデルチェンジ発表!最新情報、スペック、価格は?
▼アストンマーティンDBX S
【アストン新型DBX S】設定!「さらに高出力&軽量化!」改良発表!
アストンマーティン新型ヴァンテージの【変更点まとめ】
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの変更点
▽最新の変更点
- ハイスペックモデル「ヴァンテージS」を追加設定
▽2025年1月の変更点
- オープンモデル「ヴァンテージロードスター」を追加設定
▽2024年2月の変更点
- 新しいデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- エンジン出力を向上
- 8速ATのギヤレシオを変更、シフトチェンジ時間を短縮
- ボディ剛性を向上しながら軽量化
- アダプティブサスペンションを改良、ステアリングコラムからゴム素材を除去し、ダイレクトな操作感を実現
- インテリアに10.25インチタッチディスプレイを装備
アストンマーティン新型ヴァンテージを試乗動画でチェック!
迫力!新型ヴァンテージの外装(エクステリア)デザイン
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
アストンマーティン新型ヴァンテージの外装は、最新のデザインを採用することで力強いスタイルとされています。
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
改良では、新デザインのマトリクスLEDヘッドライトを採用。
また、グリルを38%大型化することにより冷却性能を向上し、出力をアップしたエンジンの性能を安定して発揮できるようになっています。
ワイド!新型ヴァンテージのボディサイズは?
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
▼アストンマーティン新型ヴァンテージのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4495×2124(ミラー含む)×1275mm
- ホイールベース:2705mm
- ※参考
・ヴァンテージ(前モデル)
全長×全幅×全高:4465×2094(ミラー含む)×1273mm
ホイールベース:2705mm
新型ヴァンテージのボディサイズは、前モデルから全幅が30mm拡大されています。
あわせて、補強材の追加や配置の見直しなどにより、ボディ剛性を向上しながら軽量化。
ハイパワー化されたエンジンの性能を活かすシャシーがつくられています。
上質!新型ヴァンテージの内装(インテリア)デザイン
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
新型ヴァンテージの内装は、最新の装備を採用することにより質感がアップされています。
装備には10.25インチタッチディスプレイを新採用しながら、直感的に操作できる物理スイッチも引き続き搭載。
インフォテインメントシステムは、3Dマップやワイヤレスでのスマートフォン連携に対応することで使い勝手が高められています。
高出力!新型ヴァンテージのスペックは?
▼新型ヴァンテージのスペックと走行性能
- エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
- 出力
ベースモデル:665ps/81.5kgm
ヴァンテージS:680ps/81.5kgm - トランスミッション:ZF製8速AT
- 0-100km/h加速
クーペ:3.5秒
ロードスター:3.6秒
ヴァンテージS:3.4秒 - 最高速度:325km/h
- 駆動方式:FR
アストンマーティン新型ヴァンテージには、改良された最新パワートレインが採用されています。
▼参考:アストンマーティン・ヴァンテージ(前モデル)のスペック
- エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
- 【ベースモデル】
出力:510ps/69.9kgm
トランスミッション:ZF製8速AT or 7速MT
0-100km/h加速:3.7秒 - 【F1エディション】
出力:535ps/69.9kgm
トランスミッション:ZF製8速AT
0-100km/h加速:3.6秒 - 最高速度:314km/h
搭載するV型8気筒4Lツインターボエンジンは、新設計のカム、大型ターボチャージャーの採用、冷却性能向上により、出力を前モデルの510ps/69.9kgmから665ps/81.5kgmにまでアップ。
組み合わせるZF製8速ATは、ギヤレシオを変更したほか、シフトチェンジ時間を短縮。
これにより新型ヴァンテージでは、0-100km/h加速タイムをクーペで3.7秒から3.5秒に短縮。最高速度は315km/hから325km/hにアップしています。
アストンマーティン新型ヴァンテージの価格、発売日は?
▼新型ヴァンテージの価格
- 2690万円~
アストンマーティン新型ヴァンテージの価格は、日本で2690万円からとされています。
新設定されたヴァンテージSの納車は2025年の第4四半期に開始され、大幅にアップした性能がアピールされます。
アストンマーティン・ヴァンテージを「おさらい」
▼ヴァンテージAMR
アストンマーティン・ヴァンテージ(Vantage)は、高級ブランドであるアストンマーティンの中で比較的乗りやすいモデルとして製作され、「ベイビー・アストン」とも呼ばれるスポーツカーです。
ライバル車には、ポルシェ911など高級スポーツカーの中でも小型なマシンが設定され、軽快な走りに仕上げられています。
前モデルはアストンマーティンDB9と基礎を共有し、エンジンにはジャガーXKと同じV型8気筒エンジンが採用されていましたが、徹底した専用チューニングにより「エンジンブロック以外は別物」とされました。
2人乗りモデルで純粋に走りが追求されていることから、アストンマーティンのレーシングカーのベース車にもなり、アストン・マーティンのハイスペックブランド「AMR」の第一弾モデルとなる限定車も用意されていました。
新型アストンマーティン・ヴァンテージについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!