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ホンダはターボに ハイブリッド時代は終わるのか?

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2Lターボ搭載 シビックタイプR

 

ホンダがVTECターボエンジンの開発を発表!

 

これからのホンダエンジン勢力図はどうなる?

 

3種のVTEC ターボエンジン

いろいろ気になることはあるけど、まずは今回開発が発表された3つのエンジンスペックを見てみよう

 

直列4気筒 2L 直噴ターボ スペック
  • 最高出力:280ps(206kW)以上
  • 最大トルク:40.8kgm(400Nm)
  • 圧縮比:9.8(今後更に改良)
  • 次期シビックタイプRへの搭載を予定
  • 3L V6エンジンのダウンサイジング化を狙う
直列4気筒 1.5L 直噴ターボ スペック
  • 最高出力:204ps(150kW)
  • 最大トルク:26.5kgm(260Nm)
直列3気筒 1L 直噴ターボ スペック
  • 最高出力:129ps(95kW)
  • 最大トルク:20.4kgm(200Nm)

 

2L ターボエンジン について

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直列4気筒 2L 直噴ターボ

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発表されたエンジンの中で目を引くのは、一番大きい2Lターボ

 

280psという最高出力も凄いけど、驚くのはそのトルク

 

40.8kgmと言えば、排気量自体が2Lだとしても、クラスが全く違ってくる

 

上級車に載せても問題ないだろうし、加給圧を変更すればもっと上のプレミアムクラスへの搭載もできると思う

 

この2Lエンジンをまず搭載するのが、スポーツカーのシビックタイプRだというのはホンダらしいけど、FFで果たしてこのパワーが楽しめるのか・・・

 

 

最新の制御技術を使えば、もちろん誰でも走らせることはできる

 

だけど、ホンダが大事にしていた車を操る感覚は、遠くなってしまうんじゃないかな?

 

ホンダらしさがなくなったタイプRに惹かれる人は少ないと思うから、大事に開発して欲しいよね 

 

1.5L ターボエンジンについて

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直列4気筒 1.5L 直噴ターボ 

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1.5Lにターボをつけて一体どれほどの・・・と侮ると、まったくイメージと違うスペック

 

200ps以上の出力に、26.5kgmもあるトルクは、2Lエンジンだけではなく、2.4Lエンジンすら置き換えられる実力がある

 

ホンダの中級クラスに搭載されることになるこのエンジンは、今後のホンダを支えることになる

 

王国ホンダのミニバンは、今後1.5Lエンジンが走らせることになりそう

 

1L 直噴ターボ

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直列3気筒 1L 直噴ターボ

 

今回発表された中で一番小さく、軽自動車以外では採用がなかった3気筒の1Lエンジン

 

その回転フィーリングは気になるところだけど、このエンジンが搭載されると思われる1.5Lクラスは、軽自動車との乗り換えも多いので、あまりネガティブな部分は目立たないかもしれない

 

1気筒あたりの排気量が小さすぎると燃焼効率が悪いし、むしろフィアットのように2気筒エンジンじゃないのは、エンジン屋ホンダのこだわりかも

 

今後のエンジン開発によっては、エントリーモデルの1.3Lが4気筒、上級モデルの1Lが3気筒という状態もあるんじゃないかな

 

ホンダはハイブリッドを捨てるのか

日本市場を埋め尽くす勢いでハイブリッドに注力してきたのに、フォルクスワーゲンのように今後はターボを推すのか

 

今回一番気になるのはここじゃないかな?

 

 

その疑問に対して、ホンダの答えは NO

 

理由としては、今のところ新技術だからコストがかかることと、やはり最高燃費ではハイブリッドに分があることをあげている

 

でも、開発をするターボはおまけのようなものではなく、価格が高いハイブリッドに手が出せない国のユーザーに、ガソリンよりも燃費が段違いに良くて、ハイブリッドよりも安いターボを広めていくのが狙いらしい

 

もちろん、日本でもガソリンモデルとハイブリッドの間にターボは入ってくるだろうし、今後力を持ってくるのは間違いなさそう

 

 

そうなると次に動向が気になるのは、トヨタ

 

以前NAを主戦力と考えているという話があったトヨタはどう出てくるのか

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エコターボがユーザーに浸透し、もしもトヨタも力を入れていくとなれば、コストはかさむことになるし、今までのスタンスについて疑問もあがるよね

 

ハイブリッドのトヨタだからこそ、このホンダの動きはすでに大きな悩みの種にもなっていそうだ

 

 

毎日のように最新技術が出てくる、最近の自動車業界

 

これからはユーザーにも、「なぜそれを選んだのか?」

 

という理由が必要になってきそうだね

 

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