シボレーが、改良を加えた「コルベット」と、ハイパフォーマンスモデル「コルベットZ51」の日本仕様を発表
アメリカンスポーツが繊細に…!
速さ、燃費UPに重量も心配なしの新開発8速AT
▼新開発8速オートマチックトランスミッション「8L90型」
シボレー コルベット(C7)改良概要・グレード・価格
概要
- これまで積まれていた6速ATに変え、新開発ハイドラマチック「8L90型」パドルシフト付き8速ATを採用
- フル加速時には、ポルシェ「911」のデュアルクラッチより、8/100秒素早くシフトアップ
- 0-60mph(0-96km/h)加速は従来よりも速い3.7秒
- 米国EPA燃費(ハイウェイ)は12.3km/L(6速ATより3.5%UP)
- 販売は12月20日から
8速ATミッション改良詳細(6速AT比較)
- 1速ギアを4.03→4.56の加速重視に
- トップギアを0.67→0.65に引き上げ
- 最終減速比を2.56→2.41に引き上げ
- 70mph(112km/h)で、8%(123rpm)エンジン回転数を低下
- 6速ATより軽量
- 「Gen II」(第2世代)トランスミッションコントロールユニットは、毎秒160回計算
- 新設計トルクコンバーターにより、低速でのシフトチェンジを滑らかに
▼その他スペックは改良前と共通
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グレード・価格
7速マニュアルモデル
- コルベット:918万2000円
- コルベット Z51:1088万2000円
8速ATモデル
- コルベット:935万円
- コルベット Z51:1105万円
- コルベット コンバーチブル:995万円
- コルベット コンバーチブル Z51:1165万円
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走りや燃費と言えばまずはエンジン!となりがちだけど、出力をタイヤに伝えるミッションの効率も重要度は高く、多段ミッションは世界中のメーカーが研究している
今回コルベットに採用された8速ATもその一つで、変速の早さが売りのデュアルクラッチミッションよりも、軽快に動くらしい
性能はライバルのポルシェ「911」以上と名指しでアピールしているので、期待が大きくなるね
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改良前に積まれていた6速ATミッションも性能としては悪くなかったし、コルベットで63.6kgm、Z51で64.2kgmもトルクがある6.2LV型8気筒の大胆な走りにはあっていたと思う
けれど、ギアが増えて走行性能があがり、トップギアや最終減速比が引き上げられたことで燃費も伸びた
低いエンジン回転数でクルーズもできるから、これまで以上にコルベットの力強さを感じることができそう
コルベットの性能を引き出す8速AT
スポーツカーとしてパワーアップしたC7コルベットと、これから出てくると思われるライバルとの走行比較動画も楽しみだね