ジープが、コンパクトSUVとして販売しているレネゲード(Renegade)の新モデルを発表しました。
さらにジープユーザー拡大を狙う新型レネゲードのスペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ジープ新型レネゲードトレイルホーク日本発売!
- ジープ新型レネゲードの【主な変更点まとめ】
- ジープ新型レネゲードの外装(エクステリア)デザイン
- ジープ新型レネゲードのボディサイズは?
- ジープ新型レネゲードの内装(インテリア)デザイン
- ジープ新型レネゲードのエンジンとスペックは?
- ジープ新型レネゲードPHV設定!スペック、EV航続距離は?
- ジープ・レネゲードの走行性能は?
- ジープ新型レネゲードの燃費は?
- ジープ新型レネゲードの安全装備は?
- ジープ新型レネゲードの価格は?
- ジープ新型レネゲードの発売日は?
- ジープ・レネゲードを「おさらい」
【最新情報】ジープ新型レネゲードトレイルホーク日本発売!
▼ジープ新型レネゲードトレイルホークの画像
ジープが、コンパクトSUV「レネゲード」の新モデルとなる「トレイルホーク」と「ロンジチュード」の日本導入を発表しました。
ジープ・レネゲードは、ブランド最小モデルとして製作され、ジープらしい走りとタフなデザインをポップに表現したことが人気になっているSUVです。
現行モデルは2019年2月に日本で「リミテッド」のみマイナーチェンジが行われ、人気の要素を維持しながらも、デザインやパワートレインを見直すことで競争力を向上。
追加モデルとなる「トレイルホーク」と「ロンジチュード」は、オフロード性能を高めた最上位モデルと、300万円を切る価格としたエントリーグレードになっています。
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ジープ新型レネゲードの【主な変更点まとめ】
▼ジープ新型レネゲードの変更点
- 1.3Lエンジンを採用する「トレイルホーク」「ロンジチュード」を新設定
- プラグインハイブリッドモデルとなる「レネゲードPHEV」の設定を予定。
1.3Lガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせた4WDシステムを採用。
最上位モデル「トレイルホーク」をラインナップ
▽2019年2月日本仕様改良
- エクステリアを最新デザインにリフレッシュ
- デイタイムランニングライト、ハイビーム、ロービーム、フォグランプのすべてをLEDに統一
- 新開発した1.3Lガソリンエンジンを搭載
- 大型化した8.4インチ最新インフォテインメントシステムを採用
- ドアミラーにオート格納機能を追加
- オーディオナビゲーションシステムUconnectに、地上デジタルTVチューナーを標準装備
ジープ新型レネゲードの外装(エクステリア)デザイン
ジープ新型レネゲードの外装は、人気の丸型ヘッドライトの内部を横長に変更、シャープになったブランドデザインの7スロットグリルが装備されています。
バンパー形状も変更されており、新しいエアスクープをデイタイムランニングライトのトリムが取り囲むようにデザインされています。
リアでも変更が行われ、テールライトのグラフィックやリアバンパーに最新デザインを採用。
テールライトは「X」デザインの中心だけがクリアとなり、「X」の延長部分はクリアからレッドに変更されました。
リアではその他にも、テールゲートのハンドルがドア下部に移動され、”道具”的デザイン性をアップしています。
▼新型レネゲードトレイルホーク
新型レネゲードでも通常モデルのほか、車高をあげて専用装備をプラスするオフロード最強モデルのレネゲードトレイルホークを設定。
レネゲードトレイルホークには、フロント部分は電動開閉でき、フロント、リアどちらも取り外し可能なパネルを持つ「My Sky」ルーフがオプション設定されます。
ジープ新型レネゲードを前モデルと比較!
▼ジープ・レネゲード(前モデル)
ジープ新型レネゲードを前モデルと比較すると、人気要素を維持しながらも力強いデザインに変化していることがわかります。
ライト内部やグリルのデザインを変更することで、印象をリフレッシュしています。
ジープ新型レネゲードのボディサイズは?
▼ジープ新型レネゲードのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4255×1805×1695mm(トレイルホークは全高1725mm)
- ホイールベース:2570mm
- 最低地上高:170mm(トレイルホーク:200mm)
- 車重:1400kg(トレイルホーク:1560kg)
- 参考
・ジープ・コンパス
全長×全幅×全高:4400×1810×1640mm
ホイールベース:2635mm
最低地上高:180mm
車重:1630kg
ジープ新型レネゲードのボディサイズは、レネゲードのすぐ上位に位置するモデルとしてフルモデルチェンジしたコンパスと比較してもコンパクトで、都市部から細い林道のようなオフロードまで取り回しやすい設計になっています。
オフロード性能を高めたレネゲードトレイルホークは車高を30mmアップ、駆動方式が4WDとなることで車重がアップしますが、ハイスペックなエンジンにより走行性能が向上しています。
▼ジープ・コンパス
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ジープ新型レネゲードの内装(インテリア)デザイン
▼ジープ新型レネゲード(ベースモデル)
▼ジープ新型レネゲードトレイルホーク
ジープ新型レネゲードの内装は、快適さをアップするためにデザインや機能がアップデートされました。
これまで搭載されていた6.5インチインフォテインメントシステムは8.4インチに大型化され、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応することでスマートフォンとの連携を強化。
地上デジタルTVチューナーを標準装備することで、使い勝手もアップされています。
収納としてスマートフォンホルダーや再設計されたカップホルダー、追加のスペースが確保され、より実用性が高まっています。
走行状況を確認できるメーターや開放感あるルーフなど、SUVの魅力を楽しむことができる室内空間になっています。
ジープ新型レネゲードのエンジンとスペックは?
▼ジープ新型レネゲードのエンジンとスペック
- エンジン:直列4気筒1.3Lターボ
- 出力
ロンジチュード/リミテッド:151ps/27.5kgm
トレイルホーク:179ps/27.5kgm - トランスミッション:6速DCT or 9速AT(トレイルホーク)
- 駆動方式:FF or 4WD(トレイルホーク)
ジープ新型レネゲードには、新開発された1.3Lガソリンエンジンが採用されています。
▼参考:ジープ・レネゲードのスペック(前モデル)
- エンジン:直列4気筒1.4Lターボ「マルチエア」
出力:140ps/23.5kgm
駆動方式:FF - エンジン:直列4気筒 2.4L「マルチエア」
最高出力:175ps/23.5kgm
駆動方式:4WD
前モデルのレネゲードは、ベースモデルに140psを出力する1.4Lターボエンジン、トレイルホークに2.4Lエンジンが搭載されていましたが、新開発されたエンジンでは排気量を縮小。
1.3Lエンジンはこれまでより11ps/4kgm出力が大きい151ps/27.5kgmを出力し、走行性能をあげながら高い環境性能も両立されています。
上位モデルとなる新型レネゲードトレイルホークは専用チューニングとなり、出力を179psまでアップ。
トランスミッションはベースモデルで6速デュアルクラッチ、トレイルホークでは9速オートマチックとされ、エンジンの性能を最大限活かすことができるようになっています。
ジープ新型レネゲードPHV設定!スペック、EV航続距離は?
▼ジープ新型レネゲードPHEVのスペック
- パワートレイン:直列4気筒1.3Lターボ+電気モーター
- システム出力:240ps
- 0-100km/h加速:7秒未満
- EV航続距離:50km
- 駆動方式:4WD
ジープは、小型SUVのレネゲードに設定を予定するプラグインハイブリッドモデルを公開しています。
ジープは2022年までの5か年の中期経営計画において、電動化を推進する予定としており、レネゲードPHVはその1モデルとなります。
パワートレインには直列4気筒1.3Lターボエンジンと電気モーターが搭載され、前輪をエンジンが、後輪駆動をモーターが駆動する4WDシステムを採用。
最上位オフロードモデル「レネゲードトレイルホーク」がラインナップされます。
EV航続距離は50kmと実用性に優れた設定になっており、電気モーターの大きなトルクを使用することで走行パフォーマンスも高められています。
ジープ・レネゲードの走行性能は?
レネゲードは、トレイルホークの4WDシステムに「Jeepアクティブドライブロー」が採用され、走行状況に応じて自動で4×2から4×4に切り替えることができるようになっています。
セレクテレインシステムも標準装備され、走行モードを 「AUTO」「SNOW」「SAND」「MUD」「ROCK」の5つのいずれかに切り替えることで、あらゆる路面状況で優れた走行安定性が確保されます。
レネゲードトレイルホークには、ジープが市販車のテストを行う米国オフローダーの聖地「ルビコントレイル」を走破することが可能な証である「トレイルレイテッド」バッジも装着され、その性能がアピールされています。
ジープ新型レネゲードの燃費は?
▼ジープ新型レネゲードの燃費
- 1.3Lターボ:13.5km/L(WLTCモード)
- 1.3Lプラグインハイブリッド:40km/L(予想値)
ジープ新型レネゲードの燃費は、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモードの値が発表され13.5km/Lとされました。
前モデルは1.4Lエンジンを搭載するFFモデルで前規格のJC08モードで15.5km/Lとなっていましたが、燃費のダウンが抑えられています。
新設定が予定されるレネゲードプラグインハイブリッドは、40km/Lほどの数値になると見られています。
▼参考:ジープ・レネゲードの燃費(前モデル)
- FFモデル:15.5km/L
- レネゲードトレイルホーク(4WD):10.4km/L
※いずれも前燃費規格JC08モード値
ジープ新型レネゲードの安全装備は?
ジープ新型レネゲードの安全装備は改良され、スピードアシストや交通標識認識などが採用されました。
安全システムの標準装備グレードもミッドレンジまで拡大され、より選びやすくなっています。
▼ジープ新型レネゲードの安全装備
- エアバッグシステム
- LaneSense車線逸脱警報プラス
- 前面衝突警報
- アダプティブ クルーズ コントロール
- エレクトロニック・スタビリティ・コントロール
- Parkviewリアバックアップカメラ
- ParkSenseリアパークアシスト
- Parkviewリアバックアップカメラ
- キーレス Enter’N Go
- 雨量感知機能ワイパー
- オートヘッドライト
ジープ新型レネゲードの価格は?
▼ジープ新型レネゲードの価格
- ロンジチュード(1.3L/6速DCT/FF):293万5000円
- リミテッド(1.3L/6速DCT/FF):355万円
- トレイルホーク(1.3L/9速AT/4WD):380万円
ジープ新型レネゲードは、エントリーモデルとなるロンジチュードが新設定され、293万5000円からと価格がダウンされました。
上位モデルとなるリミテッドとトレイルホークでは前モデルより価格がアップしましたが、トレイルホークではエンジン排気量が2.4Lから1.3Lに縮小されたことで、維持費がダウンしています。
▼参考:ジープ・レネゲードの価格(前モデル)
- LONGITUDE:2,970,000円
- LIMITED:3,186,000円
- TRAILHAWK:3,456,000円
ジープ新型レネゲードの発売日は?
2019年モデルとしてマイナーチェンジしたジープ新型レネゲードは、リミテッドが2019年2月23日、ロンジチュードとトレイルホークが5月18日に発売されます。
プラグインハイブリッドモデルは、2019年後半から順次販売が開始される予定です。
ジープはより魅力的なつくりとした新型レネゲードを発売することで、競合モデルが増えているコンパクトSUV市場で、ジープ独自のスタイルや走行性能をアピールする予定です。
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ジープ・レネゲードを「おさらい」
ジープ・レネゲード(RENEGADE)は、初代となる現行モデルが2015年に登場したコンパクトSUVです。
モデル名は英語で「反逆者」を意味し、過去にラングラーやチェロキーなどに使用されたグレード名を新モデルに使用することで、新世代のジープを表現するものとされています。
開発は同グループで基礎を共有するフィアットのSUV「500X」と共同で行われましたが、4WDシステムはジープが担当することでノウハウが活かされています。
▼ウィリスMB
デザインは、ジープの原点となったウィリスMBの現代版をイメージして製作され、ブランド伝統のセブンスロットグリルや台形のホイールアーチを採用。
デザインアクセントに、ガソリンの運搬に使用されたジェリー缶をモチーフにした「X」の形が内外装に使用されています。
新型レネゲードについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!