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【三菱新型デリカD:5】11月21日改良日本発売!最新情報、URBAN GEAR、ディーゼルやサイズ、価格、燃費は?
三菱が、オフロードミニバンとして販売しているデリカD:5(DELICA)のビッグマイナーチェンジを発表しました。
大幅改良により性能をアップする三菱新型デリカについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】三菱新型デリカD:5マイナーチェンジ発売!
- 三菱新型デリカD:5の【主な変更点まとめ】
- 三菱新型デリカD:5の外装(エクステリア)デザイン
- 三菱新型デリカD:5のボディカラーは?(全9色)
- 三菱新型デリカD:5のボディサイズは?
- 三菱新型デリカD:5の内装(インテリア)デザイン
- 三菱新型デリカD:5のエンジンとスペックは?
- 三菱新型デリカD:5を試乗動画でチェック!
- 三菱新型デリカD:5の燃費は?
- 三菱新型デリカD:5の安全装備は?
- 三菱新型デリカD:5 PHEV(プラグインハイブリッド)は見送りに
- 三菱新型デリカD:5の価格は?
- 三菱新型デリカD:5の発売日は?
- 三菱デリカを「おさらい」
【最新情報】三菱新型デリカD:5マイナーチェンジ発売!
▼三菱新型デリカD:5の画像
三菱が「デリカD:5」のマイナーチェンジ発売を発表しました。
三菱デリカは、ミニバンスタイルながら高い車高や高性能な4WDシステムを組み合わせることで、SUVとミニバンの要素をあわせ持つ「オールラウンダーミニバン」として製作されているモデルです。
新型デリカD:5は、前モデルをベースとしたビッグマイナーチェンジとされ、新世代のパワートレインやデザイン、基礎性能の見直しなどにより、より使い勝手や走行性能をアップしています。
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三菱新型デリカD:5の【主な変更点まとめ】
▼三菱新型デリカD:5の変更点
- エクステリアとインテリアに、新世代のデザインを採用
- 新しいカスタムモデルとして「アーバンギア(URBAN GERE)」を設定
- 2.2Lディーゼルターボエンジン&8速ATを搭載し、高い燃費性能と走行性能を両立
- 前モデルで設定なしとなっていた先進安全パッケージ「e-Assist」を標準装備
- パワーステアリングをラック&ピニオン式から、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングに変更し、低速時の操舵力を低減して取りまわし性を向上
- フロントウィンドシールドに遮音ガラスを採用するとともに、フロアカーペットに遮音材を追加するなど防音性能を強化
三菱新型デリカD:5の外装(エクステリア)デザイン
▼三菱新型デリカD:5(ベースモデル)の画像
三菱新型デリカD:5の外装は、新設計されたデザインによりタフさが表現されました。
ヘッドライトにはマルチLEDヘッドライトを採用し、鋭く切れ上がったものに。
バンパーには迫力と実用性を高める大型フォグランプを装備し、三菱のブランドデザイン「ダイナミックシールド」を採用。
また、リアコンビネーションランプをリアゲートガーニッシュと連続性を持たせたデザインとすることで、ワイド感や安定感を表現。
テールゲート外側いっぱいまで光らせる特徴的なデザインとなっています。
▼三菱新型デリカD:5アーバンギアの画像
カスタムモデルとして新しく「デリカD:5アーバンギア」が設定され、よりワイド&ローを強調したスタイルになっています。
専用デザインのソリッドでクリーンなフロントメッキグリルと、ワイド感と安定感のあるフロントバンパー、ドアガーニッシュにより、ダイナミックな塊感を表現。
また、マフラーの切り欠きを廃したリアバンパーと、洗練されたイメージのリアゲートガーニッシュ(クリア)を採用して、モダンでクリーンなスタイリングが演出されました。
三菱新型デリカD:5を前モデルと比較!
▼三菱デリカD:5(前モデル)
三菱新型デリカD:5を前モデルと比較すると、人気のボディスタイルを維持しながら新しいデザインに変化していることがわかります。
フロントデザインはアクセントになるライトの形状などにより、高さやワイドさを強くアピールし、タフさを感じる仕上がりになっています。
三菱新型デリカD:5のボディカラーは?(全9色)
▼三菱新型デリカD:5のボディカラー一覧
- ウォームホワイトパール
- スターリングシルバーメタリック
- ブラックマイカ
- エメラルドブラックパール
- ウォームホワイトパール×スターリングシルバーメタリック
- スターリングシルバーメタリック×アイガーグレーメタリック
- アイガーグレーメタリック×ブラックマイカ
- エメラルドブラックパール×アイガーグレーメタリック
三菱新型デリカD:5のボディカラーには全9パターンが設定されています。
主力となるベースモデルには全8パターンが用意され、ボディ下部のカラーを変更した2トーンも用意されました。
▼三菱新型デリカD:5アーバンギアのボディカラー一覧
- ウォームホワイトパール
- ブラックマイカ
- アイガーグレーメタリック
カスタムモデルとなるデリカD:5アーバンギアは全3パターンとされ、ベースモデルでは選ぶことができないアイガーグレーメタリックのモノトーンが設定されています。
三菱新型デリカD:5のボディサイズは?
▼三菱デリカD:5のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4800×1795×1875mm
- ホイールベース:2850mm
- 車両重量:1880kg~1930kg
- ※参考
・デリカD:5(前モデル)
全長×全幅×全高:4730×1795×1825-1870mm
ホイールベース:2850mm
車両重量:1690-1910kg
三菱新型デリカD:5のボディサイズは、より伸びやかなデザインとするため、前モデルから延長されました。
全長の延長は70mmとなっており、より力強いデザインが魅力になっています。
前モデル同様に対障害角度は大きくとられ、アプローチアングル21度、デパーチャーアングル23度と、ミニバンながら悪路も余裕をもって走行できるようになっています。
三菱新型デリカD:5の内装(インテリア)デザイン
▼デリカD:5(ベースモデル)
デリカD:5の内装は、走行時に車体姿勢をつかみやすくするとともに、ワイド感に寄与する水平基調の「Horizontal Axis(ホリゾンタルアクシス)」コンセプトに基づいたインストルメントパネルが採用されました。
ベースモデルのインストルメントパネルには、サバ杢柄の立体木目を用いることで機能性と上質さを両立。
▼デリカD:5アーバンギア
デリカD:5 アーバンギアでは、バール杢を再現して艶の高い青みのある黒木目をアクセントに配したインストルメントパネルが採用されています。
加えて、ステッチを施したソフトパッドや削り出しの金属が持つ重厚なイメージのセレクトモードダイヤル、立体盤面によるメーターデザインなど、視覚や触覚で分かるしっかり感と上質さが盛り込まれました。
ナビゲーションは、シーンに合わせて自由に操作できる「DELICA D:5 オリジナル10.1型ナビゲーション」をディーラーオプションで設定。
大画面ディスプレイをナビ、オーディオ、ツール、アプリの4つのエリアに分割して表示できるほか、各エリアのレイアウトも切り替え可能となっています。
シート生地は、動きのある幾何学柄で力強さと躍動感を表現するとともに、凹凸のあるラミ付エンボスを施して、丈夫で上質な仕上げになっています。
また、メーカーオプションの本革シートにはダイヤキルティングを大胆に施し、力強さとオーセンティックな高級感が演出されました。
そのほか、フロントウィンドシールドに遮音ガラスを採用するとともに、フロアカーペットに遮音材を追加するなど防音性能を強化。
ディーラーオプションのフロアマットにも吸音機能を追加して静粛性が高められました。
三菱新型デリカD:5のエンジンとスペックは?
▼三菱製2.2Lディーゼルエンジン
▼三菱新型デリカD:5のエンジンとスペック
- 直列4気筒2.2Lディーゼルターボ
最高出力:145ps/3500rpm
最大トルク:38.7kgm/2000rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:4WD「AWC」 - 直列4気筒2Lガソリン【前モデル継続販売】
出力:150ps/19.4kgm
トランスミッション:6速スポーツモード付きCVT
駆動方式:FF - 直列4気筒2.4Lガソリン【前モデル継続販売】
出力:170ps/23.0kgm
トランスミッション:6速スポーツモード付きCVT
駆動方式:4WD
三菱新型デリカD:5には最新の2.2Lディーゼルエンジンが設定され、ガソリン車は前モデルが併売されます。
2.2Lディーゼルは、先に発表されている最新モデル「エクリプスクロス」で採用された最新パワートレインとなっており、最大トルクを前モデルから2kgmアップ。
AdBlueを用いてディーゼルエンジンの排出ガスを浄化する「尿素SCRシステム」が、三菱自動車として初めて採用されています。
トランスミッションは前モデルの6速ATから8速まで多段化させることで、オンロードからオフロードまでより幅広い走行状況に対応しています。
駆動方式には、ディーゼル車用として電子制御4WDシステムの「AWC」を設定。
「AWC」は、2WD、4WDオート、4WDロックからモード選択ができ、4輪の駆動力をシステムが最適化することで、タイヤの空転が発生しやすい状況でも走行が可能となります。
あわせて、パワーステアリングはこれまでのラック&ピニオン式から、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングに変更。
初期操舵からのしっかり感を確保するとともに、モーターによる違和感を少なくしてより自然な操舵フィーリングを実現。低速時の操舵力を低減して取りまわし性を向上しています。
▼三菱エクリプスクロス
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三菱新型デリカD:5を試乗動画でチェック!
三菱新型デリカD:5は、試乗動画が公開されています。
大幅改良によりあがった走行性能や走りの質感が高い評価を受けています。
三菱新型デリカD:5の燃費は?
▼三菱新型デリカD:5の燃費
- 2.2Lディーゼル(4WD):13.6km/L
- 2Lガソリン(FF):13.0km/L【前モデル継続販売】
三菱新型デリカD:5の燃費は、ディーゼルモデルへ8速ATが採用されたことで前モデルから改善されました。
アップ幅は0.6km/Lとされ、4WDのみの設定、最大トルクをアップしながらも、より使いやすくなっています。
▼参考:三菱デリカD:5の燃費(前モデル)
- 2.2Lディーゼル(4WD):13.0km/L
- 2Lガソリン(4WD):10.6km/L
三菱新型デリカD:5の安全装備は?
三菱新型デリカD:5の安全装備には、予防安全技術「e-Assist」が新たに採用され、全車標準装備されました。
「e-Assist」は、前方の車両や歩行者を検知して、衝突の危険があると警報や自動ブレーキで被害を軽減または回避する「衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]」、車線を外れそうになると警報で注意を促す「車線逸脱警報システム[LDW]」機能を搭載。
その他、設定した車間距離を保ちながら認識した先行車の加減速や停止などに自動追従して、停止の際は一定時間停止状態を保持する「レーダークルーズコントロールシステム[ACC]」、車両の有無や道路周辺の明るさなどに合わせて自動でヘッドライトのハイビームとロービームを切り替える「オートマチックハイビーム[AHB]」を採用。
加えて、上級グレードには「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付き)[BSW/LCA]」「後退時車両検知警報システム[RCTA]」を標準装備し、一部グレードにオプション設定されています。
三菱新型デリカD:5 PHEV(プラグインハイブリッド)は見送りに
▼参考:アウトランダーPHEVのパワートレインとスペック
- パワートレイン:直列4気筒2.4L「MIVEC」+電気モーター×2基
・エンジン出力:128ps/20.3kgm
・モーター出力
フロント:82ps/14.0kgm
リア:95ps/19.9kgm
・バッテリー容量:リチウムイオンバッテリー13.8kWh
・EV最高速度:135km/h - 駆動方式:4WD「S-AWC」
三菱新型デリカD:5には、アウトランダーPHEVのシステムを利用したプラグインハイブリッドモデルの設定が検討されましたが、見送られました。
デリカは現行モデルからアウトランダーがベースとなっていることで、PHEVシステムにも対応できるようになっています。
電化製品に電力を供給できるコンセントなども備えることで、キャンプなどのアウトドアレジャーに使うユーザーが多いデリカの上位モデルとして期待されていましたが、開発コストの確保が難しいことから次期型以降で再度検討されることになりました。
▼三菱アウトランダーPHEV
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三菱新型デリカD:5の価格は?
▼三菱新型デリカD:5の価格
- M:3,842,640円
- G:3,942,000円
- G-Power package:4,082,400円
- P:4,216,320円
- URBAN GEAR G:4,067,280円
- URBAN GEAR G-Power package:4,207,680円
※全車4WD
▽前モデル継続販売車
- M-Limited package(2L/2WD):2,449,440円
- G-Limited package(2L/2WD):2,802,600円
- M-Limited package(2.4L/4WD):2,896,560円
- G-Limited package(2.4L/4WD):3,218,400円
三菱新型デリカD:5の価格は、先進装備の採用などにより前モデルからアップしました。
新モデルは4WD&ディーゼル車のみの設定となり、ガソリン車は前モデルが引き続き販売されます。
▼参考:三菱デリカD:5の価格(前モデル)
- G-Premium
4WD:3,731,400円 - G-Power package
2WD:2,761,560円、4WD:3,177,360円 - M
2WD:2,408,400円、4WD:2,855,520円 - D-Premium
4WD:4,055,400円 - D-Power package
4WD:3,534,840円
三菱新型デリカD:5の発売日は?
ビッグマイナーチェンジした三菱新型デリカD:5は、2018年11月21日から予約受付が開始され、2019年2月15日に発売されました。
新モデルはディーゼル車のみの設定となり、ガソリン車は前モデルが引き続き販売されます。
新型デリカD:5ではオフロードミニバンとしての性能を進化させることで、根強いファンのほか、人気になっているSUV車を検討するユーザーにもアピールされます。
三菱デリカを「おさらい」
▼三菱デリカコーチ(初代デリカ)
三菱デリカ(DELICA)は、初代が1969年に登場したミニバンシリーズです。
デリカの車名の由来は、「delivery(運ぶ・配達する)」と「car(車)」をあわせた造語になっています。
初代はデリカコーチとして、商用で用意されたデリカバンと基礎を共有して開発。
▼三菱デリカスターワゴン(2代目デリカ)
▼三菱デリカスターワゴン(3代目デリカ)
2代目と3代目はデリカスターワゴンとして販売され、RV車ブームと重なったことでオフロード色の強い外観のモデルが人気に。
▼三菱デリカスペースギア(4代目デリカ)
4代目はデリカスペースギアという車名に変更。
フラッグシップSUVの「パジェロ」からくるラダーフレームとモノコックボディを一体化させたビルトインフレーム構造や、ダブルウィッシュボーンサスペンション、高トルクエンジンなどを採用しました。
▼デリカD:5のリブボーンフレーム
現行モデルで5代目のデリカD:5は、車名に5世代目を表す「D:5」を採用。
ベースモデルをSUVの「アウトランダー」に変更し、ボディには新しく哺乳類の肋骨のように環状型の4つの骨格構造で車体剛性を高める「リブボーンフレーム」を採用。
ダイヤル式のドライブモードセレクターにより、FF、4WDオート、4WDロックの切替を可能とする電子制御4WDシステムを搭載。
オールラウンダーミニバンをコンセプトに開発され、生産は「パジェロの町」と呼ばれる岐阜県加茂郡坂祝町にあるパジェロ製造株式会社が担当しています。
新型デリカについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!