レクサスが、最上級クーペ「LC」の新モデル発売を予定しています。
フラッグシップスポーツとしての魅力をアップするレクサス新型LCについて、最新情報からスペックや価格、発売日などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】2020年夏!レクサス新型「LC500コンバーチブル」日本発売!
- レクサス新型LCの【主な変更点まとめ】
- 流麗!レクサス新型LCの外装(エクステリア)デザインは?
- ワイド&ロー!レクサス新型LCのボディサイズは?
- 上質!レクサス新型LCの内装(インテリア)デザインは?
- 高出力!レクサス新型LCのパワートレインとスペックは?
- レクサス新型LCの走りを試乗動画でチェック!
- 高環境性能!レクサス新型LCの燃費は?
- 最新システム!レクサス新型LCの安全性能は?
- レクサス新型LCの価格は?
- レクサス新型LCの発売日は?
- レクサスLCを「おさらい」
【最新情報】2020年夏!レクサス新型「LC500コンバーチブル」日本発売!
▼レクサス新型LCクーペ(奥)、LCコンバーチブル(手前)の画像
レクサスが、ブランドの最上位クーペ「LC」のオープンバージョンとなる「LC500コンバーチブル」の日本発売を予定しています。
新型LCコンバーチブルは、V型8気筒5Lエンジンを搭載する「LC500」からくる優れた空力性能や走行フィーリングをコンバーチブルでも追求するためボディ全体を新設計。
ブレースの配置や形状が追求され、リヤサスペンションタワーブレースには形状自由度が高く、軽量かつ高剛性なアルミダイキャストを採用。
加えて床下ブレースの採用やマグネシウム、アルミニウムなど軽量素材の最適配置により、高剛性と軽量化を両立。
そのほか「パフォーマンスダンパー」を採用することで、上質な乗り心地がつくられています。
ソフトトップルーフは、トランクの後端を跳ね上げるとともに横幅を広げることで、後ろから見た際にワイド&ローな印象に仕上げ。
ソフトトップ格納時のシルエットも重視され、トノカバー付きのフォールディング機構を採用。
ドアエンドのベルトラインをキックアップさせることにより、キャビンを包み込む適度なタイト感と新しいシルエットがつくられています。
採用するソフトトップは4層構造とすることで優れた静粛性を実現し、材質や質感を吟味し、シワの寄らない最適な張り具合にこだわることでクーペのような美しいルーフラインに。
開閉スピードとその動き方も追求され、開き始めと閉じる直前の動きをコントロールすることで上質な印象に。
ルーフは走行時も50km/h以下であれば15秒から16秒で開閉することが可能となっており、開閉作動中はメーター内のアニメーション表示により、作動状況がわかるようになっています。
インテリアは、シート肩口のキルティングやパーフォレーションで表現したグラデーション、ヘッドレストの後部にさりげなく主張するLマークのエンボスなど、細部に至るまで作りこみ。
さらにポリカーボネート製の透過性のあるウィンドディフレクターを設定することで、車内の不快な風の流れを抑制。
アクティブノイズコントロール(ANC)も採用することで、オープン・クローズともに人間が不快に感じる低周波ノイズが低減されています。
▼新型LC500コンバーチブルのルーフカラー
▼新型LC500コンバーチブルのインテリアカラー
LC500コンバーチブルモデルの日本での発売は、2020年夏を予定していることが発表されています。
▼レクサス新型LCコンバーチブルの動画
▼レクサスRC
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▼レクサスLS
【レクサス新型LS】マイナーチェンジ!最新情報、LS500/LS500h、燃費、サイズ、価格は?
レクサス新型LCの【主な変更点まとめ】
▼レクサス新型LCの変更点
- オープンモデルとなる「LCコンバーチブル」を設定
▽2018年8月改良
- ステアリングサポートのアルミダイキャスト化による剛性の向上や、ブッシュ特性のチューニングなどによりステアリングフィールを向上
- ショックアブソーバーに伸圧独立オリフィスを採用し、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など乗り心地と操縦安定性をアップ
- ブレーキ制御、マルチステージハイブリッドシステムのチューニングなどによりドライバーの運転意図に沿った、より滑らかな加減速を実現
- クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムの標準設定により、利便性を向上
- 事故や急病時に車両データをもとに重症度を指定してドクターヘリ等の早期出動判断を行うD-Call Netに対応し、緊急時の対応力をアップ
レクサスLCは、2017年に日本でも発売されたレクサスのクーペで、フラッグシップセダンとして用意されているLSと同格のモデルとして製作されました。
2018年には改良され、スポーツモデルとしての走行性能やユーザーのサポートをアップし、魅力が引き上げられています。
流麗!レクサス新型LCの外装(エクステリア)デザインは?
▼レクサス新型LC500の画像
新型レクサスLCの外装は、フラッグシップモデルとしてブランドの最新デザインが採用され、上質な仕上げとされています。
▼レクサス新型LC500hの画像
ボディラインはクーペとしての魅力を引き出すものとされ、質感をあげながらもフラッグシップセダンのLSとは大きく差別化されています。
ワイド&ロー!レクサス新型LCのボディサイズは?
▼レクサス新型LCのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
クーペ:4770×1920×1345mm
コンバーチブル:4760×1920×1350mm - ホイールベース:2870mm
- タイヤサイズ:F 245/45 RF20、R 275/40 RF20
- 参考
・レクサスLS
全長×全幅×全高:5235×1900×1450mm
ホイールベース:3125mm
レクサス新型LCのボディサイズは、最上級セダンのLSから全長が大きく短縮され、運動性能を重視した設計となっています。
しかし全幅は+20mmとすることで、LSより95mm低い全高がより魅力的に感じられるワイド&ロースタイルがつくられています。
プラットフォームには、最新世代の「GA-Lプラットフォーム」を採用することで高いねじり剛性を実現。
CFRPルーフ、フロント6ピストンキャリパーを標準装備することで、走行性能も高められています。
上質!レクサス新型LCの内装(インテリア)デザインは?
レクサス新型LCの内装は、ブランドを代表するスポーティモデルとして、質感を高めながらもドライビングに集中できる空間がつくられています。
ステアリングにはレクサス初となる365mmの小径ステアリングを採用し、車両情報をわかりやすくドライバーに伝える大型メーターも装備。
インテリアデザインは多くのパターンが用意され、ラグジュアリー仕様の「“L package”」には、ガラスパノラマルーフや運転席・助手席セミアニリン本革シートなどが装備されます。
改良では、クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムの標準設定により、利便性が向上されています。
高出力!レクサス新型LCのパワートレインとスペックは?
▼レクサス新型LCのパワートレインとスペック
- 【LC500】
エンジン:V型8気筒 5L
最高出力:477ps/7100rpm
最大トルク:55.1kgm/4800rpm
トランスミッション:10速AT - 【LC500h】
V型6気筒 3.5L + 新設計軽量モーター×2「マルチステージハイブリッド」
システム最高出力:359ps
エンジン出力:299ps/6600rpm、36.3kgm/5100rpm
モーター出力:180ps
トランスミッション:CVT - 駆動方式:FR
レクサス新型LCのパワートレインには、ガソリン仕様となるLC500、ハイブリッドのLC500hと2つのユニットが搭載されています。
ガソリン仕様のLC500に搭載されるV型8気筒5Lエンジンは、下位のハイパフォーマンスモデルRC Fに搭載されるものとなっており、デュアルクラッチ式に匹敵する変速速度を実現したとする10速ATによりその性能を最大限発揮。
ハイブリッドのLC500hは、最新の「マルチステージハイブリッド」システムにより、低速域と高速域の両方に対応する2段変速式リダクション機構とプラネタリーギヤはそのまま、システムに4速ATを追加。
エンジンと2個のモーターを自在に制御し、1つを発電専用としていた従来のTHS-IIとは違い、2個のモーターを走行に使用することが可能になっています。
改良では、ステアリングサポートのアルミダイキャスト化による剛性の向上や、ブッシュ特性のチューニングなどによりステアリングフィールを向上。
さらに、ショックアブソーバーは伸圧独立オリフィスの採用により、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など、乗り心地と操縦安定性をアップ。
ブレーキ制御、マルチステージハイブリッドシステムのチューニングなどによりドライバーの運転意図に沿った、より滑らかな加減速が実現されました。
レクサス新型LCの走りを試乗動画でチェック!
レクサス新型LCは注目度の高さから多くの試乗動画が公開されています。
最上級スポーツクーペとしての気持ちのいい走り味が高評価をうけています。
高環境性能!レクサス新型LCの燃費は?
▼レクサス新型LCの燃費
- LC500(5Lガソリン):7.8km/L
- LC500h(3.5Lハイブリッド):15.8km/L
レクサス新型LCの燃費は、フラッグシップとして堂々のボディサイズながら、ハイブリッドモデルで15.8km/Lの低燃費になっています。
5Lの大排気量エンジンを搭載するLC500でも7.8km/Lとなっており、自然吸気エンジンの走行フィーリングを楽しむことができるように仕上げられています。
最新システム!レクサス新型LCの安全性能は?
レクサス新型LCには、先進予防安全システム「Lexus Safety System+」が採用されています。
「Lexus Safety System+」は、ミリ波レーダーと単眼カメラからなる2種類のセンサーによる高い認識性能と信頼性、事故低減効果の高い予防安全装備をパッケージ化。
プリクラッシュセーフティ、レーンキーピングアシスト、オートマチックハイビーム、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールを利用することができるようになっています。
レクサス新型LCの価格は?
▼レクサス新型LCの価格
- LC500“S package”:14,281,666円
- LC500 “L package”:13,263,148円
- LC500:13,263,148円
- LC500h “S package”:14,790,926円
- LC500h “L package”:13,772,407円
- LC500h:13,772,407円
- 【2020年夏発売予定】
LC500コンバーチブル:約1550万円~
レクサス新型LCの価格は、ガソリンエンジンを搭載するLC500が低価格となっており1428万円から、ハイブリッドモデルのLC500hは50万円高で設定されています。
新型LCでは、ガソリンとハイブリッドの両モデルで価格の変更なく、ガラスパノラマルーフ、運転席・助手席セミアニリン本革シートなどを装備するラグジュアリー仕様「“L package”」を選択することができます。
スポーツ仕様の「“S package”」には、トルセンLSD、レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム、21インチ鍛造アルミホイール、アクティブリアウイングが装備され、100万高になっています。
追加設定が予定されるLCコンバーチブルは、クーペから200万円ほどアップした設定にになるとみられています。
レクサス新型LCの発売日は?
追加設定が予定される新型LCコンバーチブルは、2020年夏の発売が予定されています。
レクサスは最上級クーペのバリエーションを強化することで、ブランドが持つ高い質感をアピールしていく考えです。
レクサスLCを「おさらい」
▼レクサスLC500
▼レクサスLC500h
レクサスLCは、2017年3月に日本で発売されたFセグメントのクーペモデルです。
モデル名は、「Luxury Coupe(ラグジュアリークーペ)」が由来になっています。
レクサス初のFセグメントのクーペモデルとなり、現在も販売されているRC以来2車種目のレクサスのクーペになりました。
プラットフォームには、トヨタの新世代「TNGA」コンセプトを採用した新開発の「GA-L(Global Architecture-Luxury)」が採用されました。
パワートレインはガソリンのLC500とハイブリッドの500hで大きく違い、LC500にはハイパフォーマンスモデルのRC FやGS Fに採用された、V型8気筒5Lエンジン「2UR-GSE」を搭載し、乗用車で初めてダイレクトシフト式10速オートマチックトランスミッションを組み合わせ。
LC500hには新開発エンジンの3.5L「8GR-FXS」を搭載し、世界初採用となるマルチステージハイブリッドシステムを導入。
マルチステージハイブリッドシステムは、トヨタ「THS2」を進化し、2つのモーターを使用した電気式無段変速機と4段ギアの自動変速機構を組み合わせ、走りと燃費が両立されています。
レクサス新型LCについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!