スズキが、軽自動車「アルト」のフルモデルチェンジ発売を発表しました。
フルモデルチェンジにより性能を伸ばしたスズキ新型アルトについて、燃費や価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!スズキ「新型アルト」フルモデルチェンジ発売!
- スズキ新型アルトの【変更点まとめ】
- 4グレード!スズキ新型アルトの価格は?
- スズキ新型アルトを試乗動画でチェック!
- 親しみやすく!スズキ新型アルトの外装(エクステリア)デザイン
- 全12パターン!新型アルトのボディカラーは?
- 魅力UP!スズキ新型アルトの内装(インテリア)デザイン
- ハイブリッド!スズキ新型アルトのパワートレインとスペックは?
- 軽自動車トップ!スズキ新型アルトの燃費は?
- 最新システム!スズキ新型アルトの安全装備は?
- 広く!スズキ新型アルトのボディサイズは?
- いつ?スズキ新型アルトの発売日は?
- スズキ・アルトを「おさらい」
【最新情報】新世代!スズキ「新型アルト」フルモデルチェンジ発売!
▼スズキ新型アルトの画像
スズキが軽自動車「アルト」のフルモデルチェンジ発売を発表しました。
スズキ・アルトは、スズキの軽自動車ラインナップの中でエントリーラインとして設定されており、その軽快さと低価格設定が魅力になっています。
フルモデルチェンジした新型アルトでは、新しいデザインを採用しボディ高を50mmアップすることで室内空間を拡大。新たに2トーンルーフを設定。
パワートレインには、これまで採用されていた「エネチャージ」に加え、エンジンのアシストが可能となる「マイルドハイブリッド」システム搭載グレードを新設定。
WLTCモード燃費値は軽自動車トップとなる27.7km/Lを達成。
安全システムには、夜間の歩行者検知などにも対応した「デュアルカメラブレーキサポート」のほか、カーテンエアバッグ、ヘッドアップディスプレイ、全方位モニターを採用することで安全性が高められています。
新型アルトは、2021年12月10日に発表、12月22日に発売されます。
▼スズキ新型アルトの動画
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スズキ新型アルトの【変更点まとめ】
▼スズキ新型アルトの変更点
- 新しい内外装デザインを採用し、2トーンルーフを設定
- 全高を50mmアップし、室内空間を拡大
- ホイールサイズを13インチから14インチに拡大
- マイルドハイブリッド搭載グレードを新設定
- 7インチディスプレイオーディオを国内初設定
- 安全装備に「デュアルカメラブレーキサポート」を採用
- カーテンエアバッグ、ヘッドアップディスプレイ、全方位モニターを設定
- 最新プラットフォームにより、室内空間を拡大しながら、走行性能を向上
4グレード!スズキ新型アルトの価格は?
▼スズキ新型アルトのグレード・価格
- 【グレード】
・A(660ccエネチャージ)
FF:943,800円、4WD:1,075,800円
・L(660ccエネチャージ)
FF:998,800円、4WD:1,129,700円
・HYBRID S(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,097,800円、4WD:1,228,700円
・HYBRID X(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,259,500円、4WD:1,379,400円 - 【グレード別装備】
・「A」グレード
デュアルカメラブレーキサポート
SRSエアバッグ
ハロゲンヘッドランプ
オートライトシステム
マニュアルエアコン
運転席&助手席シートヒーター(4WD車)
14インチスチールホイール
2スピーカー
・「L」グレード(Aグレードに加えて)
ヒーテッドドアミラー
パワーウィンドウ
電動格納式リモコンドアミラー
カラードドアハンドル
・「HYBRID S」グレード(Lグレードに加えて)
エコクール
運転席バニティミラー
メッキバンパーガーニッシュ
カラードドアミラー
シルバー内装加飾
(エアコンルーバー、ドアハンドル、オーディオガーニッシュ)
・「HYBRID X」グレード(HYBRID Sグレードに加えて)
LEDヘッドランプ
時間調節機能付きフロント間欠ワイパー
イモビライザー
キーレススタートシステム
フルオートエアコン
運転席シートリフター
チルトステアリング
14インチアルミホイール
スズキ新型アルトには、エネチャージを搭載する「A」と「L」のほか、新たにマイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID S」と「HYBRID X」グレードが設定されています。
価格は、前モデルが84万7800円からとなっていましたが、新型アルトでは安全システムを標準装備することでアップし、高い機能性がアピールされています。
▼参考:スズキ・アルトの価格(前モデル)
- F
5MT:FF 847,800円、4WD 953,640円
5AGS:FF 847,800円、4WD 953,640円 - L
CVT:FF 894,240円、4WD 1,000,080円 - S
CVT:FF 1,061,640円、4WD 1,162,080円 - X
CVT:FF 1,171,800円、4WD 1,266,840円 - ワークス
5MT:FF 1,509,840円、4WD 1,617,840円
5AGS:FF 1,547,640円、4WD 1,655,640円
スズキ新型アルトを試乗動画でチェック!
親しみやすく!スズキ新型アルトの外装(エクステリア)デザイン
▼新型アルトの画像
▼参考:アルト(前モデル)
スズキ新型アルトの外装は、前モデルからキープコンセプトとされ、軽快さと親しみやすさをもった仕上げとされています。
ボディラインは、角を強調して実用性の高さを表現していた前モデルから滑らかなラインに変更することで、デザイン性がアップされています。
全12パターン!新型アルトのボディカラーは?
▼新型アルトのボディカラー一覧
・モノトーン
- ダスクブルーメタリック
- ソフトベージュメタリック
- アーバンブラウンパールメタリック
- フェニックスレッドパール
- ブルーイッシュブラックパール3
- シルキーシルバーメタリック
- ピュアホワイトパール
- ホワイト
・2トーン
- アーバンブラウンパールメタリック×ホワイトルーフ
- フェニックスレッドパール×ホワイトルーフ
- ダスクブルーメタリック×ホワイトルーフ
- ソフトベージュメタリック×ホワイトルーフ
新型アルトのボディカラーは、全12パターンから好みにあわせた選択ができるようになっています。
前モデルではバックドアのカラーをかえた独自の2トーンバックドアが採用されていましたが、新型アルトではホワイトの2トーンルーフ(4万4000円高)が設定されています。
魅力UP!スズキ新型アルトの内装(インテリア)デザイン
▼新型アルトの画像
▼参考:アルト(前モデル)
スズキ新型アルトの内装は、前モデルから基本レイアウトを維持しながら、質感や使い勝手が高められています。
装備には、スズキ国内初となる7インチディスプレイオーディオをオプション設定。
ディスプレイオーディオでは、バックモニターやラジオのほか、スマートフォン連携によるナビ表示、音楽再生などが可能になっています。
収納には、ドリンクホルダー(運転席&助手席)、トレイ(助手席)、センターポケット、ショッピングフックのほか、フロアコンソールトレイ、後席用ドリンクホルダー(2個)など、豊富な収納スペースを配置。
加えて、運転席と助手席でそれぞれ使うことができる2口のUSBソケットも装備されています。
▼新型アルトの画像
シート表皮は、新開発したデニムをイメージした生地を採用し、綾織りを思わせるバイアス柄と濃淡のある縦糸表現を採用。背面をブラウンとすることで、デザイン性が高められています。
室内空間は、室内幅+25mm、室内高+45mm拡大とすることで、軽自動車で最も小さいクラスながら、4人が余裕をもって乗り込むことができるように。
また、ヘッドクリアランスは前席+39mm、後席+27mm高め、身長の高い人でも余裕のある空間を実現。
その他、ショルダールームを前席+21mm、後席+19mm広げたほか、フロントドア開口部も20mm拡大することで乗り降りがしやすく。
ラゲッジスペースは、荷室開口部の地上高を660mmと前モデルから30mm下げ、荷室開口高を710mmと20mm広げることで、高さのある荷物にも対応。
荷室床面長は、リアシートを倒すことで最長1225mm(通常時:425mm)を確保。床下にはアンダーボックスも設定されています。
ハイブリッド!スズキ新型アルトのパワートレインとスペックは?
▼スズキ新型アルトのパワートレインとスペック
- 【エネチャージ】
エンジン:直列3気筒660cc「R06A」+エネチャージ
最高出力:46ps/5.6kgm
トランスミッション:CVT - 【マイルドハイブリッド】【新設定】
直列3気筒660ccエンジン「R06D」+マイルドハイブリッド
最高出力:49ps/5.9kgm
モーター出力:2.6ps/4.1kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スズキ新型アルトのパワートレインには、新設定されたマイルドハイブリッドモデルに、先に新世代となった「ハスラー」などにも採用された最新の自然吸気エンジンが採用されています。
搭載される「R06D」エンジンは、デュアルインジェクションシステムやクールドEGRを採用するほか、急速燃焼や高圧縮比化により広い範囲で熱効率を向上。
マイルドハイブリッドシステムは、これまで採用していた減速時のエネルギーを電装品やアイドリングストップからのエンジン再始動に使用する「エネチャージ」モデルから、最新のリチウムイオンバッテリーと2.6ps/4.1kgmを出力するISG(モーター機能付発電機)を採用することでエンジンのアシストに対応しています。
軽自動車トップ!スズキ新型アルトの燃費は?
▼スズキ新型アルトの燃費(WLTCモード値)
- アルト
エネチャージモデル:25.2km/L
マイルドハイブリッドモデル:27.7km/L
スズキ新型アルトは、新世代パワートレインの採用により燃費を向上しています。
前モデルはWLTCモード値で25.8km/Lとされていましたが、新型アルトではボディサイズを拡大しながら、新設定されたマイルドハイブリッドシステム搭載車で軽自動車トップとなる27.7km/Lになっています。
▼参考:アルト(前モデル)の燃費
- 25.8km/L
※WLTCモード値
最新システム!スズキ新型アルトの安全装備は?
スズキ新型アルトには、夜間歩行者検知機能を備えた「デュアルカメラブレーキサポート」が採用されています。
その他、新型アルトでは、後退時ブレーキサポートや前後の誤発進抑制機能を採用。
車線逸脱警報機能やハイビームアシスト、カーテンエアバッグ、ヘッドアップディスプレイ、全方位モニター、すれ違い支援機能なども採用し、安全性が高められています。
広く!スズキ新型アルトのボディサイズは?
▼スズキ新型アルトのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1525mm
- ホイールベース:2460mm
- 最小回転半径:4.4m
- タイヤサイズ:155/65R14
- 車重:700kg
- ※参考
・アルト(前モデル)
全長×全幅×全高:3395×1475×1475mm
ホイールベース:2460mm
最小回転半径:4.2m
タイヤサイズ:145/80R13
車重:650kg
スズキ新型アルトのボディサイズは、全長と全幅が軽自動車規格を一杯につかったサイズとなっていることから維持されています。
しかし、全高は前モデルから50mmアップすることで、余裕がある室内空間が確保されています。
いつ?スズキ新型アルトの発売日は?
フルモデルチェンジしたスズキ新型アルトは、2021年12月10日に発表、12月22日に発売されます。
スズキは2014年に発売された前モデルから全面改良を行うことで最新の技術を搭載し、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
スズキ・アルトを「おさらい」
スズキ・アルト(ALTO)は、初代が1979年に登場した軽自動車です。
初代アルトは、1979年5月に車両の輸送費用を含んだ自動車業界初の全国統一価格を採用、47万円という価格設定で発売。
女性を中心に大ヒットし、セカンドカー市場を開拓したモデルになりました。
2016年12月には、派生モデルのアルトラパンを除いた国内累計販売台数が、スズキ車で初となる500万台を達成しています。
前モデルの8代目は2014年に登場し、新世代プラットフォーム「ハーテクト」を採用することで基礎性能を向上。
5代目以来14年ぶりとなるターボ車「アルトターボRS」を設定したほか、軽自動車トップクラスのスポーツ性能を持つ「アルトワークス」が約15年ぶりに復活したことで、歴代初のホットハッチ2モデルを同時販売。
乗用セダン、商用バンにスポーツの2モデルを加え、4バリエーションが販売されていましたが、2018年11月に「アルトターボRS」の販売が終了されました。
新型スズキ・アルトについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!