ジープが、クロスカントリーピックアップトラック「グラディエーター」の日本発売を発表しました。
高い走破力を持つ新型グラディエーターについて、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最強ピックアップ!「新型グラディエータールビコン」日本発売!
- ジープ新型グラディエーターの【特徴まとめ】
- 無骨!新型グラディエーターの外装(エクステリア)デザインは?
- 全9色!新型グラディエーターのボディカラーは?
- 機能的!ジープ新型グラディエーターの内装(インテリア)デザイン
- 拡大!ジープ新型グラディエーターのボディサイズは?
- パワフル!ジープ新型グラディエーターのエンジンスペックは?
- 圧倒的!新型グラディエーターの悪路走破性能と走行システムは?
- 走り重視!ジープ新型グラディエーターの燃費は?
- 最新装備!ジープ新型グラディエーターの安全装備は?
- 810万円!ジープ新型グラディエーターの価格は?
- いつ?ジープ新型グラディエーターの日本発売日は?
【最新情報】最強ピックアップ!「新型グラディエータールビコン」日本発売!
▼ジープ新型グラディエーター・ルビコンの画像
ジープが、新モデルとなる「グラディエーター(Gladiator)」の日本発売を発表しました。
ジープ・グラディエーターは、高い悪路走破性能をセールスポイントとするジープ車の中でも特に走行性能を重視したクロスカントリー車「ラングラー」をベースにつくられ、無骨なスタイルと高い耐久性をもったピックアップトラックとなっています。
ジープとしては26年ぶりのピックアップトラックとなりますが、「ラングラー」からくる最新技術を採用することで魅力をアップ。
日本導入モデルは、最上位オフロードモデル「グラディエーター・ルビコン」とされ、「前後デフロック機構」や悪路⾛⾏時にサスペンションストローク量を増加させる「電⼦制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクトシステム」、極低速⾛⾏を可能にする「専用ローギア付ロックトラックフルタイム 4×4システム」、「マッド&テレインタイヤ」を採用。
さらに、前方に設置されたカメラにより前方下部の映像を映し出す「オフロードカメラ」や、「FOX社製パフォーマンスショックアブソーバー」などにより、走破性が高められています。
新型グラディエーター・ルビコンは、2021年11月30日に日本発売。価格は810万円となっています。
▼ジープ新型グラディエーターの動画
▼ジープ・ラングラー
【新型ラングラー】「新デザイン&大型ディスプレイ!」マイナーチェンジ!最新情報、スペック、価格は?
ジープ新型グラディエーターの【特徴まとめ】
▼新型グラディエーターの特徴
- V型6気筒3.6Lガソリンエンジンに、8速ATを組み合わせ
- アルミ製のボディパネルを使用することで軽量化
- 日本仕様に、最上位オフロードモデル「ルビコン」を導入。
前後デフロック機構、電⼦制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクトシステム、専用ローギア付ロックトラックフルタイム 4×4システム、マッド&テレインタイヤ、オフロードカメラ、FOX社製パフォーマンスショックアブソーバーなどを装備 - インテリアに、Uconnectオーディオナビゲーションシステム、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカー、レザーシート、前席シートヒーターを装備
無骨!新型グラディエーターの外装(エクステリア)デザインは?
▼新型グラディエーター(ベースモデル)
ジープ新型グラディエーターの外装は、ベースになった「ラングラー」からくる、走行安定性能を重視しタイヤを張り出したスタイルが特徴になっています。
▼ジープ新型グラディエータールビコン
日本仕様には、ジープブランドで最上位オフロードモデルとされる「ルビコン」が設定され、走破性能や耐久性を高めるエクステリアやマッド&テレインタイヤを採用。
ヘッドライトおよびフォグライト、テールランプ、デイタイムランニングライトは、すべてをLED化することで、先進的な印象をプラス。
荷台は、錆や傷などへの耐久性が高められています。
▼フリーダムトップ
ルーフには、3枚のパネルで構成されるハードトップ「フリーダムトップ」が採用され、軽量で簡単に取り外すことができるように。
3枚すべてを外して風を感じるほか、フロントパネル2枚だけを取り外して採光を増やすこともできるようになっています。
全9色!新型グラディエーターのボディカラーは?
▼新型グラディエーターのボディカラー
- ブラック C/C
- ファイヤークラッカーレッド C/C
- ブライトホワイト C/C
- スティンググレー C/C
- グラナイトクリスタルメタリック C/C
- スナッズベリー P/C(5万5000円高)
- ハイドロブルー P/C(5万5000円高)
- サージグリーン C/C
- シルバージニス C/C
ジープ新型グラディエーターには、全9色の多彩なボディカラーが設定されています。
ボディカラーのうち「スナッズベリー」と「ハイドロブルー」はパールコート塗装車となり、5万5000円アップで選択できるようになっています。
機能的!ジープ新型グラディエーターの内装(インテリア)デザイン
ジープ新型グラディエーターの内装は、デジタルディスプレイも取り入れ、機能性を向上させた新スタイルになっています。
シフトノブ周りには、後輪駆動から4H(センターデフロック)、4L(低速)を切りかえられるトランスファーノブを配置。
その前のパネルには、前後デフロック用のスイッチ(ルビコンに標準装備)を装着し、走行システムをすぐに切り替えることができるようになっています。
メーターとセンター8.4インチディスプレイには、水温などのほか、車両の前後や左右への傾き状況もわかりやすく表示することができ、走行状態を把握することが可能に。
インフォテインメントシステムはApple CarPlayとAndroid Autoにも対応することで、スマートフォンとの連携もよりしやすくなっています。
リアシートは6:4で分割され、前方への折りたたみのほか、座面の跳ね上げにも対応することで、室内空間に荷物をおくことが可能に。
鍵付きの収納ボックスも用意され、よく使う荷物を安全に搭載しておくこともできるようになっています。
拡大!ジープ新型グラディエーターのボディサイズは?
▼ジープ新型グラディエーターのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5600×1930×1850mm
- ホイールベース:3490mm
- 最低地上高:200mm
- 車重:2280kg
- 乗員:5人乗り
- 最大積載量:250kg
- 最小回転半径:6.9m
- ※参考
ジープ ラングラー
・全長×全幅×全高
2ドア:4320×1895×1825mm
4ドア:4870×1855×1845mm
・車重
2ドア:1830kg、4ドア:1950kg
乗員:2ドア 4人乗り、4ドア 5人乗り
ジープ新型グラディエーターのボディサイズは、ベースとなる「ラングラー」から大幅に拡大されています。
ラングラーの4ドアモデルと比較して、グラディエーターは全長+730mm、ホイールベース+480mmとすることで、快適な室内空間と大きな荷台を両立。
ボディパネルは軽量かつ高強度の素材で構成され、ドアパネルやフェンダー、ウインドシールドフレームにはアルミニウムを、スイングゲートの骨格部分や内側パネルにはマグネシウムを用いることで軽量化されています。
パワフル!ジープ新型グラディエーターのエンジンスペックは?
▼ジープ新型グラディエーターのエンジンスペック
- V型6気筒3.6Lガソリン
最高出力:284ps
最大トルク:35.4kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動:4WD
ジープ新型グラディエーターには、V型6気筒3.6Lガソリンが搭載されています。
▼ジープ製3.6Lガソリンエンジン
3.6Lガソリンエンジンは他のジープ車にも搭載されている信頼性の高いエンジンとなっており、284馬力と35.4kgmの出力を発揮し、車体サイズの大きいグラディエーターにも対応。
トランスミッションには、前世代の5速から8速まで多段化したオートマチックトランスミッションを設定することで、オンロードからオフロードまで対応力をアップしています。
圧倒的!新型グラディエーターの悪路走破性能と走行システムは?
▼新型グラディエーターの走行性能
- 渡河水深:762mm
ジープ新型グラディエーターは、ラダーフレーム上にモノコックボディを配置する車体や左右タイヤをつなぐリジットアクスルなど、悪路でも安心できる高い剛性と耐久性が確保されています。
FR、4WDデフロック、4WDデフロックローギアが選択できる4WDシステムには、Trac-Lokリミテッドスリップリアディファレンシャルが採用され、砂、砂利、雪や氷の上などでも、高いトラクションを発揮。
日本に導入される最上位モデルの新型グラディエータールビコンでは、前車軸を支えるバーの動きをフリーとしストローク量を増やす「電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム」も装着されています。
走り重視!ジープ新型グラディエーターの燃費は?
▼ジープ新型グラディエーターの燃費
- 19mpg(米国値/約8.1km/L)
ジープ新型グラディエーターの燃費は、ボディサイズを拡大したことでベースモデルのラングラーからダウンします。
ベースモデルのラングラーはアルミパネルや8速ATの採用などにより前モデルの7.5km/Lから9.2km/Lまで低燃費になっていましたが、新型グラディエーターでは米国値で約8.1km/Lとなっています。
▼参考:ジープ・ラングラーの燃費
- 【3.6Lエンジン】
・2ドア:9.6km/L
・4ドア:9.2km/L
最新装備!ジープ新型グラディエーターの安全装備は?
新型グラディエーターの安全装備は、新世代技術により大幅に強化されています。
ベースになったラングラーは前モデルでエアバッグやスタビリティコントロールなどの基本的機能のみでしたが、新型グラディエーターでは合計75種類の安全機能が搭載されています。
システムには自動ブレーキや衝突警告、ブラインドスポットモニタリング、リアクロスパスディテクションなどが搭載され、安全性能が進化しています。
810万円!ジープ新型グラディエーターの価格は?
▼ジープ新型グラディエーターの価格
- グラディエーター・ルビコン:810万円
ジープ新型グラディエーターの日本仕様には、最上位オフロードモデル「ルビコン」のみが設定され、810万円となっています。
ラインナップは、5万5000円アップでパールコート塗装車も選択できるようになっています。
▼参考:ジープ・ラングラーの価格
- Sport(2ドア/3.6L):5,360,000円
- Unlimited Sport(4ドア/3.6L):5,580,000円
- Unlimited Sahara
・4ドア/3.6L::6,180,000円
・4ドア/2Lターボ:6,350,000円 - Unlimited Rubicon(4ドア/3.6L):6,580,000円
いつ?ジープ新型グラディエーターの日本発売日は?
ジープ新型グラディエーターは、2021年11月30日に日本で発売されました。
ジープは、日本導入を期待する声が多かったグラディエーターを設定することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
新型ジープ・グラディエーターについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!