アウディが、コンパクトカー「A3」のハイパフォーマンスモデル「RS3」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
最新技術により魅力をアップしたアウディ新型A3について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最新技術満載!アウディ「新型RS3」日本発売!
- アウディ新型A3の【変更点まとめ】
- スポーティ!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
- クロスオーバー!新型A3オールロードも設定!
- 拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
- 最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
- 最新!アウディ新型A3のパフォーマンスとスペックは?
- アウディ新型A3を試乗動画でチェック!
- 走り両立!アウディ新型A3の燃費は?
- 最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
- 319万円から!アウディ新型A3の価格は?
- いつ?アウディ新型A3の発売日は?
- アウディA3を「おさらい」
【最新情報】最新技術満載!アウディ「新型RS3」日本発売!
▼アウディ新型RS3スポーツバックの画像
アウディが「A3」のハイパフォーマンスモデルとなる「RS3」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
アウディA3は、ブランドの主力コンパクトカーとしてラインナップされ、現行モデルは日本で2021年5月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
▼アウディ新型RS3セダンの画像
ベースモデルに続き新世代となった新型RS3は、ボディタイプに5ドアハッチバックの「RS3スポーツバック」と、サルーンの「RS3セダン」を設定。
ベースモデルからくるスタイルや走行性能の高さを、専用のエアロによりアップし、車高は「A3」から-25mm、「S3」から-10mmに設定。
搭載される直列5気筒2.5Lターボエンジンは、最高出力400ps、最大トルクは前世代から2.1kgmアップした51.0kgmを発揮。
トランスミッションには短時間で変速を完了する7速デュアルクラッチ式を組み合わせることで、0-100km/h加速は前世代から0.3秒短縮した3.8秒。
ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのタイムは、コンパクトクラス最速となる7分40秒748を記録しています。
加えて、新型RS3では走行システムに、後輪左右で完全可変トルクベクタリングを可能とする「RSトルクスプリッター」を採用。
「RSトルクスプリッター」は、各リアドライブシャフトに1つの電子制御マルチクラッチを備え、アンダーステアを軽減しながら安定性を向上。走行モードの変更により、ドリフト走行にも対応しています。
内装には、12.3インチのデジタルメーターが標準装備され、滑走路をイメージした「RSランウェイ」デザイン表示も設定。
デジタルメーターでは、加速度やラップタイムのほか、0-100km/h加速、0-200km/h加速、1/4マイル(400m)加速、1/8マイル(200m)加速タイムなどを確認することができるようになっています。
新型RS3は、日本で2022年4月下旬に発売。価格は「RS3スポーツバック」が799万円、「RS3セダン」が818万円となっています。
▼アウディ新型RS3の動画
▼アウディA1
【アウディ新型A1最新情報】フルモデルチェンジ!発売日、価格やスペック、燃費は?
アウディ新型A3の【変更点まとめ】
▼アウディ新型A3の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「RS3」を設定
▽2021年5月フルモデルチェンジ時の変更点
- 最新のエクステリア、インテリアデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた最新の1Lターボエンジンを設定
- インテリアに最新の「Audi Virtual Cockpit」を採用
- 3ドアモデルを廃止
スポーティ!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型A3スポーツバックの画像
アウディ新型A3の外装は、世代交代した他モデルにも採用されていた新しいデザインコンセプトで仕上げられています。
フロントは大型のフレームグリルとハニカムメッシュで迫力ある表情とされ、内部デザインを新しくしたヘッドライトを装備。
リアには新設計されたテールライトを採用し、リアウインドウの傾斜を大きくすることでよりスポーティなデザインとされ、Cd値(空気抗力係数)は0.28までダウン。
▼アウディ新型A3セダンの画像
ボディタイプにはハッチバックのほかA3セダンも設定され、クーペに近い滑らかなリアラインを獲得。
これによりCd値は0.25までダウンされ、空力性能に優れたモデルとなっています。
▼アウディ新型S3セダンの画像
▼アウディS3スポーツバック
また、ハイスペックモデルとして「S3」が設定され、専用のエアロなどにより走行性能をアップしています。
▼アウディ新型S3の動画
アウディ新型A3を前モデルと比較!
▼アウディA3スポーツバック(前モデル)
▼アウディA3セダン(前モデル)
アウディ新型A3を前モデルと比較すると、前モデルでは上位車を意識した上質さが表現されていましたが、新型A3では他のアウディ最新モデル同様にスピード感のあるデザインが重視されています。
クロスオーバー!新型A3オールロードも設定!
▼新型A3オールロードのスクープ画像
アウディ新型A3には、クロスオーバーモデルとなる「A3オールロード」の設定が予定されています。
新型A3オールロードはハッチバックモデルをベースに、車高をアップする専用のサスペンションを装備し、ホイールアーチや車体下部に専用のガードを装備することで、力強いクロスオーバースタイルに仕上げられます。
拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
▼アウディ新型A3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4345×1815×1450mm
A3セダン:4495×1815×1425mm - ホイールベース:2635mm
- ※参考
アウディA3(前モデル)
・全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4325×1785×1450mm
A3セダン:4465×1795×1405mm
・ホイールベース:2635mm
アウディ新型A3のボディサイズは、前モデルから拡大されています。
拡大幅はスポーツバックで全長+20mm、全幅+30mmとされ、これによりフロントのヘッドルームは+7mm、エルボールームは+6mm、後席ではショルダールームが+2mm、エルボールームが+3mmと広い室内空間がつくられています。
ボディタイプでは3ドアモデルが廃止され、5ドアハッチバックとセダンが用意されています。
最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
アウディ新型A3の内装は、最新の装備を採用することにより質感が高められています。
装備には、10.25インチのデジタルメーター「バーチャルコクピット」をオプション設定。
組み合わせられるインフォテインメントシステムは10.1インチタッチスクリーン式「MIB3」MMIナビゲーションとされ、多彩な情報をわかりやすくドライバーに提供。
室内空間は拡大され後席の足元に余裕をプラスし、ラゲッジ容量はA3スポーツバックで通常時380L、後席を収納することで最大1,200L、A3セダンでは425Lを使用することができるように。
▼アウディ新型S3の画像
ハイスペックモデルの新型S3では、専用のアクセントを採用することでベースモデルと差別化されています。
最新!アウディ新型A3のパフォーマンスとスペックは?
▼アウディ新型A3のエンジンとスペック
▽日本仕様
- 【30 TFSI】
直列3気筒1Lガソリンターボ
最高出力:110ps/20.4kgm - 【40 TFSI】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:190ps/32.6kgm - 【S3】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:310ps/40.8kgm
0-100km/h加速:4.8秒
最高速度:250km/h(リミッター) - 【RS3】
直列5気筒2.5Lガソリンターボ
最高出力:400ps/51.0kgm
0-100km/h加速:3.8秒 - トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
▽海外仕様
- 直列4気筒1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
最高出力:150ps - 直列4気筒2Lディーゼルターボ
最高出力(2種):116ps or 150ps - 【A3 40 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:204ps
EV航続距離:67km - 【A3 45 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:245ps/40.8kgm
EV航続距離:63km
アウディ新型A3の日本仕様のパワートレインには、1Lから2.5Lのガソリンターボエンジンが設定されています。
1Lターボエンジンは、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と48Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドドライブシステムを組み合わせることで低燃費化を図るとともに、加速時にはモーターによるアシストによって走行性能を向上。
2Lターボエンジンは、4WDシステム「quattro」と組み合わせることで、高い走行性能を発揮します。
ハイスペックモデルの「S3」は、出力を310ps/40.8kgmまで引き上げ、ベースモデルから車高を15mmダウンすることで運動性能をアップ。
オプション設定される電子制御式ダンピングコントロールサスペンションも選択することができるようになっています。
アウディ新型A3を試乗動画でチェック!
走り両立!アウディ新型A3の燃費は?
▼アウディ新型A3の燃費(WLTCモード値)
- 1Lガソリンターボ:17.9km/L
- 2Lガソリンターボ:13.5km/L
アウディ新型A3の燃費は、WLTCモード値で1Lターボエンジン車が17.9km/Lとなっています。
2Lターボ車は13.5km/Lとされ、高スペックを楽しむことができるようになっています。
最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
アウディ新型A3の安全装備には、ブランドの先進安全システムが採用されています。
システムには、従来のアダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合した「アダプティブクルーズアシスト」をオプションとして設定。
前走車の追従機能に加えて、車線からのはみ出しを自動で修正する車線維持機能により、ドライバーの疲労が軽減されます。
319万円から!アウディ新型A3の価格は?
▼アウディ新型A3の価格
▽A3スポーツバック
- 30 TFSI:3,190,000円
- 30 TFSI advanced:3,510,000円
- 30 TFSI S line:3,950,000円
- 40 TFSI quattro advanced:4,470,000円
- 40 TFSI quattro S line:4,900,000円
- S3:6,520,000円
- RS3:7,990,000円【新設定】
▽A3セダン
- 30 TFSI:3,380,000円
- 30 TFSI advanced:3,700,000円
- 30 TFSI S line:4,140,000円
- 40 TFSI quattro advanced:4,660,000円
- 40 TFSI quattro S line:5,090,000円
- S3:6,710,000円
- RS3:8,180,000円【新設定】
アウディ新型A3の日本価格は、319万円からとされています。
セダンは、スポーツバックから19万円アップで選択できるようになっています。
▼参考:アウディA3の価格(前モデル)
- A3スポーツバック:296万円~
- A3セダン:314万円~
いつ?アウディ新型A3の発売日は?
フルモデルチェンジしたアウディ新型A3は、2021年5月18日に日本で発売。追加設定されたハイパフォーマンスモデル「RS3」は、2022年4月下旬の日本発売が予定されています。
アウディは主力モデルのA3を新世代とすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
アウディA3を「おさらい」
▼アウディA3(初代)
アウディA3は、初代が1996年に登場したコンパクトカーです。
「小さな高級車」がコンセプトとされ、デビュー当時はアウディのエントリーモデルとされ、その後さらにコンパクトな「A1」が登場しました。
翌年の1997年に登場するフォルクスワーゲン・ゴルフIVと基礎を共有したことから、縦置きエンジンとFFというアウディ独自のレイアウトではなく、一般的な横置きエンジンFF車とされました。
▼アウディA3(2代目)
2003年に登場した2代目では、フォルクスワーゲン・ゴルフVと基礎を共有。
ボディタイプは初代から3ドアと5ドアのハッチバックが用意されていましたが、日本では2006年に3ドアモデルが廃止されました。
前モデルの3代目は2012年に発表され、ホイールベースを60mm延長することで室内空間を大型化。
全長はオーバーハングを切り詰めたことで35mmの拡大に抑えられました。
2013年に新しいボディタイプとしてA3セダンが設定され、日本ラインナップは5ドアハッチバックのA3スポーツバックとA3セダンの2種類になっています。
新型アウディA3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!