スズキが、SUV「エスクード」のフルモデルチェンジを予定しています。
新世代とし魅力をアップするスズキ新型エスクードについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!スズキ「新型エスクード」フルモデルチェンジ発売!
- スズキ新型エスクードの【主な変更点まとめ】
- タフ!スズキ新型エスクードの外装(エクステリア)デザイン
- 広く!スズキ新型エスクードのボディサイズは?
- 使いやすく!スズキ新型エスクードの内装(インテリア)デザイン
- 最新!スズキ新型エスクードのエンジンとスペックは?
- 悪路走破!スズキ新型エスクードの走行システムは?
- 改善!スズキ新型エスクードの燃費は?
- 最新システム!スズキ新型エスクードの安全装備は?
- アップ!スズキ新型エスクードの価格は?
- いつ?スズキ新型エスクードの発売日は?
- スズキ・エスクードを「おさらい」
【最新情報】新世代!スズキ「新型エスクード」フルモデルチェンジ発売!
スズキが、SUV「エスクード」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
スズキ・エスクードはブランドの上級SUVとして制作され、海外では「ビターラ」のモデル名で販売。そのスタイルや走りが評判になっています。
新世代となるエスクードでは、最新のデザインや安全装備を採用するほか、パワートレインには1.4Lターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。
加えて、駆動用モーターと自動変速トランスミッション「オートギヤシフト」を組み合わせたスズキ独自の「ストロングハイブリッド」モデルも設定されます。
新型エスクードは、2023年の発売が予定されています。
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スズキ新型エスクードの【主な変更点まとめ】
▼スズキ新型エスクードの変更点
- 新世代のエクステリア、インテリアデザインを採用
- 1.4Lターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
- ストロングハイブリッドモデルを設定
- 車体を軽量化するとともに、室内空間を拡大
- 9インチディスプレイオーディオを装備
- ブランドの最新安全システムを採用
タフ!スズキ新型エスクードの外装(エクステリア)デザイン
via:Spyder7
スズキ新型エスクードの外装は、人気になった前モデルのコンセプトを維持しながら、より先進的なイメージに仕上げられます。
フロントには最新のLED技術を採用することでライトを薄型とし、バンパーは要素を絞り込むことでシンプル&タフなスタイルに変更。
リアは荷室空間の大きさを重視しながらも、人気になっているスポーツデザインを取り入れることでより軽快な印象に仕上げられます。
テールランプにはフロントと同じくLEDを採用することで、精悍なリアビューとされます。
広く!スズキ新型エスクードのボディサイズは?
▼スズキ新型エスクードのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4200×1780×1620mm
- ホイールベース:2500mm
- ※参考
・エスクード(前モデル)
全長×全幅×全高:4175×1775×1610mm
ホイールベース:2500mm
最低地上高:185mm
車重:1220kg
スズキ新型エスクードのボディサイズは、全体的に拡大されます。
これにあわせ新型エスクードでは乗員のスペースを拡大。
車体は設計を見直すことでボディ剛性をアップし、車重も軽量化することで、オフロードでの力強い走行性能と都市部での軽快な走りが両立されます。
使いやすく!スズキ新型エスクードの内装(インテリア)デザイン
スズキ新型エスクードの内装は、ブランドの上位SUVとして質感をアップした新しいデザインに仕上げられます。
メーターはディスプレイを装備することで、多彩な情報をわかりやすくドライバーに提供。
インフォテインメントシステムには9インチHDディスプレイオーディオを採用し、スマートフォンとの連携を強化。
前モデルでラゲッジボードにより上下2段に調整できるようになっていたラゲッジスペースは、設計の見直しにより左右が拡大され、SUVに求められる積載能力が引き上げられます。
最新!スズキ新型エスクードのエンジンとスペックは?
▼スズキ新型エスクードのエンジンとスペック
- 【1.5Lストロングハイブリッド】
直列4気筒1.5L+ストロングハイブリッド
エンジン出力:102ps/14.1kgm
モーター出力:33ps
トランスミッション:6速AGS - 【1.4ターボマイルドハイブリッド】
直列4気筒1.4Lターボ+48Vマイルドハイブリッド
エンジン出力:129ps/24.0kgm
モーター出力:13.6ps/5.1kgm
トランスミッション:6速AT - 駆動方式:FF or 4WD
スズキ新型エスクードには、最新の1.5Lストロングハイブリッドと、1.4Lターボマイルドハイブリッドが設定されます。
1.5Lストロングハイブリッドでは、1.5L「K15C型」エンジンに、これまでの5速から多段化した自動変速トランスミッション「6速オートギアシフト(AGS)」を組み合わせることでダイレクト感のある走りを実現。
電気モーターは出力を33psにアップすることにより作動シーンを拡大したほか、変速時も違和感のないスムーズな走行が可能に。
駆動方式もFFと4WDから選択できるようになっています。
その他、新型エスクードでは、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた1.4Lターボエンジンを設定。
1.4Lターボエンジンは、小排気量ながら2L自然吸気エンジンなみの出力と高いレスポンスを実現。
組み合わせるトランスミッションは6速ATとされ、パドルシフトを使用しワインディングでもドライバーのイメージにあわせた走行が可能となります。
悪路走破!スズキ新型エスクードの走行システムは?
スズキ新型エスクードには、4WDシステムに性能をアップした「ALLGRIP」が採用されます。
「ALLGRIP」には、「AUTO」「SPORT」「SNOW」「LOCK」の4つのモードを用意。
▼スズキ「ALLGRIP」の走行モード
- 「AUTO」
走行状況にあわせ、燃費を重視したFFから4WDへ自動で変更 - 「SPORT」
4WDとエンジンの高回転を積極的に使用し、気持ちのいい加速やコーナリングを実現 - 「SNOW」
雪道やアイスバーンなどでグリップ力を重視し、トラクションコントロールや後輪へのトルク配分を制御し、走行安定性を向上 - 「LOCK」【エスクード専用セッティング】
ぬかるみや雪でスタックした時の緊急脱出時に、空転している車輪にブレーキをかけ、駆動輪を直結に近い状態で固定、前後輪へ最大限の駆動力を伝達
「ALLGRIP」システムは、「LOCK」モードが専用のセッティングとされ、対角スタック状況下で電子制御カップリング制御により空転していないタイヤに多くのトルクを伝え、走破性がアップされます。
ブレーキは4輪にディスクブレーキが採用され、悪路や急なカーブ、下り坂でも安定した制動力を発揮できるようになります。
改善!スズキ新型エスクードの燃費は?
▼スズキ新型エスクードの燃費
- 1.5Lストロングハイブリッド
FF:18.9km/L、4WD:17.5km/L - 1.4Lターボマイルドハイブリッド
FF:18.5km/L、4WD:16.9km/L
スズキ新型エスクードの燃費は、改良される車体やパワートレインにより改善します。
前モデルは1.4Lターボエンジン&4WDのみの設定となっており、実燃費に近い新燃費規格WLTCモードで16.0km/Lとされていましたが、新型エスクードではマイルドハイブリッドとストロングハイブリッドの採用により大幅に燃費をアップします。
最新システム!スズキ新型エスクードの安全装備は?
▼スズキ デュアルセンサーブレーキサポート
スズキ新型エスクードには、最新安全装備の「デュアルセンサーブレーキサポート」が搭載されます。
「デュアルセンサーブレーキサポート」は、フロントガラスに設置されているセンサーとカメラにより、障害物のほか、前方の歩行者や車、走行レーンなども検知。
以前のシステムでは対応が難しかった、オートハイビーム機能も採用されます。
アップ!スズキ新型エスクードの価格は?
▼スズキ新型エスクードの価格
- 1.4Lターボ+マイルドハイブリッド:300万円
- 1.5Lストロングハイブリッド:320万円
スズキ新型エスクードのスタート価格は、最新のパワートレインや装備を採用することでアップします。
アップ幅は30万円ほどが見込まれ、上がった走行性能や燃費がアピールされます。
▼参考:スズキ・エスクードの価格(前モデル)
- エスクード(1.4L&4WD):2,658,960円
いつ?スズキ新型エスクードの発売日は?
新型エスクードは、2023年の発売が予定されています。
スズキはブランドの上位SUVモデルとなるエスクードを最新世代とすることで、魅力をアピールしていきたい考えです。
スズキ・エスクードを「おさらい」
▼スズキ・エスクード(初代)
スズキ・エスクード(Escudo)は、初代が1988年に登場したSUVです。
車名は、過去にスペインで使用されていた通貨「エスクード」に由来し、スペイン金貨や大航海時代のロマン、冒険心などをイメージし採用されました。
海外では、ビターラ(Vitara)の車名で販売されています。
初代は、本格4輪駆動車の走破性能を持ちながら、低燃費で街乗りや高速道路での走行性能も高めた乗用車として「クロスカントリーセダン」をコンセプトに製作され、現在のSUVにつながるライトクロカンとして人気になりました。
走行システムには、従来の4輪駆動車と同じく高い剛性を持つラダーフレームに、パートタイム4WD、2速の副変速機を搭載。
▼スズキ・エスクード(2代目)
▼スズキ・エスクード(3代目)
2005年に登場した3代目ではセパレートフレーム構造から、モノコックボディーにラダーフレームを溶接した「ラダーフレームビルトインモノコックボディ構造」に変更することで、車体剛性をさらにあげました。
前モデルとなる4代目は2015年に発売され、製造をハンガリー子会社のマジャールスズキが担当することで、日本では自社ブランドの輸入車として販売されています。
初代から続いてきたラダーフレーム+後輪駆動の設計を、FFレイアウトと高張力鋼板を多用したボディに変更することで、前モデルから410kgと大幅に軽量化されました。
3代目からの変更が大きかったことから、4代目の発売後も3代目が「エスクード2.4」として継続販売されましたが、2017年4月に販売を終了しました。
新型スズキ・エスクードについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!