スズキが、コンパクトワゴン「ソリオ」の改良発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたスズキ新型ソリオについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】機能UP!スズキ「新型ソリオ」改良発売!
- スズキ新型ソリオの【変更点まとめ】
- アップ!164万円から!スズキ新型ソリオの価格は?
- スマート!スズキ新型ソリオの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型ソリオの内装(インテリア)、シートレイアウトは?
- ハイブリッド!スズキ新型ソリオのスペック、走行性能は?
- 新型ソリオを試乗動画でチェック!
- 22.3km/L!スズキ新型ソリオの燃費は?
- 最新システム!スズキ新型ソリオの安全装備は?
- 80mm延長!スズキ新型ソリオのボディサイズは?
- いつ?スズキ新型ソリオの発売日は?
- スズキ・ソリオを「おさらい」
【最新情報】機能UP!スズキ「新型ソリオ」改良発売!
スズキが、コンパクトカー「ソリオ」の改良発売を発表しました。
スズキ・ソリオは、ブランドのコンパクトトールワゴンとして製作され、現行モデルは2020年12月にフルモデルチェンジ、2022年12月にはモーターのみでの走行にも対応したストロングハイブリッドモデルも設定されていました。
改良された新型ソリオでは、車線を逸脱しそうになった際にドライバーのステアリング操作を支援する「車線逸脱抑制機能(LDP)」を新採用。
また、パワースライドドアの予約ロック機能に、リクエストスイッチ連動機能を追加。
USB電源ソケットは、1ヶ所をType-AからType-Cに変更。
▼「キャラバンアイボリーパールメタリック(左)」
「タフカーキパールメタリック(右)」
ボディカラーでは、これまで上位グレードの「ソリオHYBRID SZ」と「ソリオバンディットHYBRID SV」にのみ設定されていた「キャラバンアイボリーパールメタリック」と「タフカーキパールメタリック」のモノトーンを他グレードにも拡大設定し、「ソリオ」の「ネオンブルーメタリック」と「クラッシーブラウンメタリック」、「ソリオバンディット」の「スピーディーブルーメタリック」と「フレイムオレンジパールメタリック」を廃止。
▼ソリオバンディット「ガンメタリック」2トーンルーフ車
「ソリオバンディット」の「ブラック」2トーンルーフのカラーを「ガンメタリック」に変更。
その他、「ソリオバンディットHYBRID MV」グレードに、上位グレードと同じく両側ワンアクションパワースライドドアが標準採用されています。
改良された新型ソリオは、2023年5月10日に発表され、5月25日に発売。価格は1,647,800円~2,317,700円となっています。
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スズキ新型ソリオの【変更点まとめ】
▼スズキ新型ソリオの変更点
- 安全システムに「車線逸脱抑制機能(LDP)」を新採用
- パワースライドドア予約ロック機能に、リクエストスイッチ連動機能を追加
- 「キャラバンアイボリーパールメタリック」と「タフカーキパールメタリック」のモノトーンを拡大設定し、「ソリオ」の「ネオンブルーメタリック」と「クラッシーブラウンメタリック」、「ソリオバンディット」の「スピーディーブルーメタリック」と「フレイムオレンジパールメタリック」を廃止
- 「ソリオバンディット」の「ブラック」2トーンルーフのカラーを「ガンメタリック」に変更
- 「ソリオバンディットHYBRID MV」グレードに、両側ワンアクションパワースライドドアを標準採用
- USB電源ソケット1ヶ所をType-AからType-Cに変更
▽2022年12月の変更点
- 1.2Lストロングハイブリッドシステムを搭載する「ソリオハイブリッド」を設定
- ボディカラーに新色を採用
▽2020年12月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新デザインの外装を採用し、全長を80mm延長することで室内空間を拡大しながら、最小回転半径を維持
- パワースライドドアに予約ロック機能を追加
- 全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールを採用
- 6エアバック(フロント・サイドSRSカーテンエアバッグ)を全車標準装備
- ナビゲーションディスプレイのサイズを9インチに拡大
- スズキのコンパクトカーで初となるカラーヘッドアップディスプレイと、4.2インチ液晶メーターを全車標準装備
- サスペンションを見直し、後席の乗り心地を向上
- スリムサーキュレーターを採用
- ルーフとルーフメンバーの改良により雨音を軽減
- 防音と防振技術の採用により静粛性を向上
アップ!164万円から!スズキ新型ソリオの価格は?
▼スズキ新型ソリオの価格
- 【ソリオG】(ガソリン)
FF:1,647,800円、4WD:1,773,200円 - 【ソリオHYBRID MX】(マイルドハイブリッド)
FF:1,921,700円、4WD:2,047,100円 - 【ソリオHYBRID MZ】(マイルドハイブリッド)
FF:2,094,400円、4WD:2,219,800円 - 【ソリオHYBRID SZ】(ストロングハイブリッド)
FF:2,293,500円 - 【ソリオバンディットHYBRID MV】(マイルドハイブリッド)
FF:2,125,200円、4WD:2,250,600円 - 【ソリオ バンディットHYBRID SV】(ストロングハイブリッド)
FF:2,317,700円
スズキ新型ソリオの価格は、改良にあわせアップしています。
アップ幅はエントリーグレードで6万6000円、後席両側ワンアクションパワースライドドアが追加採用された「ソリオバンディットHYBRID MV」では11万8800円とされ、向上した機能性がアピールされています。
▼参考:スズキ ソリオ(前モデル)の価格
- 【ソリオG】(ガソリン)
FF:1,581,800円、4WD:1,707,200円 - 【ソリオHYBRID MX】(マイルドハイブリッド)
FF:1,850,200円、4WD:1,975,600円 - 【ソリオHYBRID MZ】(マイルドハイブリッド)
FF:2,022,900円、4WD:2,148,300円 - 【ソリオHYBRID SZ】(ストロングハイブリッド)
FF:2,222,000円 - 【ソリオバンディットHYBRID MV】(マイルドハイブリッド)
FF:2,006,400円、4WD:2,131,800円 - 【ソリオ バンディットHYBRID SV】(ストロングハイブリッド)
FF:2,246,200円
スマート!スズキ新型ソリオの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ソリオの画像
スズキ新型ソリオの外装には、新世代のデザインが採用され質感がアップされています。
ベースモデルではLEDランプユニットが採用され、クロームパーツを採用することにより、スマートなデザインに仕上げ。
広い開口部を持つパワースライドドアには予約ロック機能が追加され、ドアが閉まるのを待たずに携帯リモコンでドアロックの操作が可能となっています。
▼新型ソリオバンディットの画像
カスタムモデルとなる新型ソリオバンディットでは、グリルのサイズを大型化することで存在感をアップ。
バンパーサイドを強調することでよりワイドな印象とされ、広い室内空間がアピールされています。
最新装備!新型ソリオの内装(インテリア)、シートレイアウトは?
スズキ新型ソリオの内装は、最新装備の採用により使い勝手がアップされています。
ナビゲーションには、大型の9インチディスプレイを設定。
▼ソリオバンディットの画像
カスタムモデルとなる新型ソリオバンディットでは、ボルドーとブラックを基調とした専用のカラーリングを採用することにより質感がアップされています。
▼4.2インチ液晶付きセンターメーター
ドライバー前には、カラーヘッドアップディスプレイと、センターメーター内に4.2インチ液晶メーターを全車標準装備することで、多彩な情報をわかりやすくドライバーに提供。
装備には、ハイト系ワゴンで発生しやすい前席と後席の空調の違いを改善する「スリムサーキュレーター」を搭載。
電源として、助手席の右前にUSBソケットが2つ、後席の右側面にもアクセサリーソケットが採用されています。
加えて、新型ソリオでは、ルーフとルーフメンバーの改良による雨音の軽減、防音と防振技術の採用により静粛性を改善することで、車中泊などでの快適性もアップ。
室内長は2500mmと広い空間が確保され、ラゲッジスペースは床面長を5人乗車時でも550〜715mmと、前モデルから100mm拡大することで後席を倒すことなくスーツケースの積載も可能に。
加えて、新型ソリオでは後席左右乗員の肩回りスペースを広げ、165mmのロングスライド、最大56度のリクライニング機能を採用することで快適性がアップされています。
ハイブリッド!スズキ新型ソリオのスペック、走行性能は?
▼スズキ新型ソリオのパワートレインとスペック
- 【自然吸気エンジン】
直列4気筒1.2Lガソリン「デュアルジェット」
出力:91ps/12.0kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF or 4WD - 【1.2Lマイルドハイブリッド】
直列4気筒1.2Lガソリン「デュアルジェット」+電気モーター
エンジン出力:91ps/12.0kgm
モーター出力:3.1ps/5.1kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF or 4WD - 【ソリオハイブリッド】
直列4気筒 1.2Lガソリンエンジン + ストロングハイブリッド
エンジン出力:91ps/12.0kgm
モーター出力:13.6ps/3.1kgm
トランスミッション:5速AGS
駆動方式:FF
新型ソリオには、1.2Lガソリンエンジンと1.2Lガソリンマイルドハイブリッド仕様に加え、2022年の改良時に新しくストロングハイブリッドシステムを搭載する「ソリオハイブリッド」が設定されています。
ストロングハイブリッドは1.2Lガソリンエンジンに、自動変速トランスミッション「5速オートギアシフト(AGS)」を組み合わせることでダイレクト感のある走りを実現。
電気モーターを使用することにより、変速時もスムーズな走行が可能となっています。
その他、新型ソリオでは1.2Lマイルドハイブリッドで回生エネルギーを使用し、アイドリングストップからのスムーズなエンジンの再始動を可能とするモーターを搭載。
モーターは、発進加速時などにエンジンをアシストすることができるようになっています。
新型ソリオを試乗動画でチェック!
22.3km/L!スズキ新型ソリオの燃費は?
▼スズキ新型ソリオの燃費(WLTCモード値)
- 1.2Lガソリン:19.0km/L
- 1.2Lマイルドハイブリッド:19.6km/L
- 1.2Lストロングハイブリッド:22.3km/L
スズキ新型ソリオの燃費は、ストロングハイブリッドシステムを搭載する「ソリオハイブリッド」を設定することにより改善しています。
1.2LマイルドハイブリッドモデルはWLTCモード値で19.6km/Lとされていましたが、新型ソリオハイブリッドでは22.3km/Lまで燃費をアップしています。
最新システム!スズキ新型ソリオの安全装備は?
スズキ新型ソリオの安全装備には、スズキの先進安全機能パッケージ「スズキ セーフティ サポート」として、最新システム「デュアルカメラブレーキサポート」が搭載されています。
「デュアルカメラブレーキサポート」は、歩行者認識に対応した自動ブレーキ機能をはじめ、標識認識、ハイビームアシストなどの最新機能に対応。
新型ソリオでは加えて、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールを採用。
また、6エアバック(フロント・サイドSRSカーテンエアバッグ)を全車標準装備とすることで安全性をアップしています。
その他、新型ソリオでは全方位モニター用カメラに、周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」と、自車の前方および後方で左右から人や物が自車に近づいてくることをお知らせする「左右確認サポート機能」を採用することで、安心して運転ができるようになっています。
80mm延長!スズキ新型ソリオのボディサイズは?
▼スズキ新型ソリオのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3790×1645×1745mm
- ホイールベース:2480mm
- 車重:960kg
- 最低地上高:140mm
- 最小回転半径:4.8m
- ※参考
・スズキ ソリオ(前モデル)
全長×全幅×全高:3710×1625×1745mm
ホイールベース:2480mm
車重:930kg
・スズキ クロスビー
全長×全幅×全高:3760×1670×1705mm
ホイールベース:2435mm
最低地上高:180mm
車重:960kg
スズキ新型ソリオのボディサイズは、前モデルから全長+80mm、全幅+20mmと広げることで室内空間が拡大されています。
前モデルでは、クロスオーバーモデルの「クロスビー」より全長がコンパクトになっていましたが、新型ソリオではより広い室内空間を確保することでハイトワゴンとしての魅力をアップ。
より室内空間の効率化が図られ、剛性を引き上げながら軽く仕上げられる新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」とあわせ、高い使い勝手と軽快な走りを両立。
最小回転半径も前モデルと同じ4.8mとすることで、取り回しのしやすさが維持されています。
いつ?スズキ新型ソリオの発売日は?
改良された新型ソリオは、2023年5月10日に発表され、5月25日に発売されます。
スズキは主力コンパクトカーであるソリオを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
スズキ・ソリオを「おさらい」
▼ワゴンRソリオ(初代)
スズキ・ソリオ(SOLIO)は、初代となる「ワゴンRソリオ」が2000年に登場したコンパクトトールワゴンです。
軽自動車「ワゴンR」とパーツを共有し開発された普通車「ワゴンRワイド」が1999年のフルモデルチェンジにより「ワゴンR+」とされましたが、翌年の改良時にモデル名を「ワゴンRソリオ」に変更。
さらに2005年の改良時に、現在使用されている「ソリオ」へ車名を独立しました。
▼ソリオ(2代目)
2010年に登場した2代目では、新設計のプラットフォームによりコンパクトカーに最適化することで、名実ともに独立。
カスタムモデルとなる「ソリオバンディット」も新設定されました。
▼ソリオ(3代目)
2015年に登場した3代目では、スズキの新世代プラットフォーム「ハーテクト」を採用することで、1トン以上だった車重を930kgまで軽量化。
マイルドハイブリッドやストロングハイブリッドパワートレインを搭載し、クラストップの燃費性能を持つモデルになっています。
三菱自動車にもOEM供給され、「デリカD:2」として販売されています。
新型スズキ・ソリオについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!