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【マツダ新型ボンゴブローニイ最新情報】2019年5月13日ハイエースOEMで復活日本発売!バン、ディーゼル燃費、サイズ、価格は?

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マツダが、商用バン「ボンゴブローニイバン」の日本発売を発表しました。

 

復活設定される新型ボンゴブローニイバンについて、スペックや価格、燃費などをご紹介します。

 

▼この記事の目次 

【最新情報】マツダ新型ボンゴブローニイバン発売!トヨタ・ハイエースOEMに!

▼マツダ新型ボンゴブローニイバンの画像

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マツダが、商用バン「ボンゴブローニイバン」の日本発売を発表しました。

 

マツダ・ボンゴブローニイバンは、1999年から現在も生産されている商用バン「ボンゴ」の上位モデルとして以前設定されていましたが、2010年に生産が終了していました。

 

復活した新型ボンゴブローニイバンは、トヨタとの協力関係から「プロボックス」「サクシード」をベースとした「ファミリアバン」に続き、「ハイエース」「レジアスエース」のOEM車に変更。 

 

定評のある使いやすさと最新の安全システムをもったモデルとなっています。

 

▼参考:マツダ・ボンゴ(現行モデル)

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▼マツダ・ファミリアバン

【マツダ新型ファミリアバン最新情報】マイナーチェンジ発売!価格や燃費は?

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンの【主な変更点まとめ】

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▼マツダ新型ボンゴブローニイバンの主な変更点

  • 衝突回避支援パッケージを標準装備し、安全性に配慮
  • 2Lガソリンと2.8Lクリーンディーゼルを搭載し、6速オートマチックを組み合わせ燃費性能を向上
  • 車両の安定性を確保するVSC&TRCや急な坂道での発進時に車両のずり落ちを一定時間抑えるヒルスタートアシストコントロールのほか、盗難防止に貢献するオートアラームを全車標準装備

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンの外装(エクステリア)デザイン

▼新型ボンゴブローニイバンバンの画像

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新型ボンゴブローニイバンの外装は、トヨタ・ハイエースで人気のボディデザインが維持され、変更点はエンブレムのみとなっています。

 

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ボディタイプはバンのみとなり、ボディサイズも4ナンバーに適応する標準車のみのラインナップとなっています。

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンのボディサイズは?

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▼新型ボンゴブローニイバンのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高:4695×1695×1980mm
  • ホイールベース:2570mm
  • 車重:1690kg(4WD車:2010kg)
  • ※参考
    ・トヨタ・ハイエース
     全長:4695~5380mm
     全幅:1695~1880mm
     全高:1980~2285mm
    ・マツダ・ボンゴ
     全長×全幅×全高:4285×1690×1865mm
     (ハイルーフ車は全高1985mm)
     ホイールベース:2220mm

マツダ新型ボンゴブローニイバンのボディサイズは、トヨタ・ハイエースで標準ボディとして設定されている4ナンバー仕様となっています。

 

長期間販売が継続されている下位モデルのボンゴは、5ナンバーボディによる取り回しのしやすさがユーザーに支持されていますが、新型ボンゴブローニイバンはより大きな荷室空間を求めるユーザーに向けてラインナップされます。

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンの内装(インテリア)デザイン

▼ボンゴブローニイバンバンの画像 

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マツダ新型ボンゴブローニイバンの内装は、視認性に優れるオプティトロンメーター(3眼タイプ)を標準装備し、メーター内の液晶マルチインフォメーションディスプレイで平均燃費や航続距離、エコ運転の状況などが表示できるようになっています。

 

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フロントシートは、走行時の体の揺れを抑制するホールド性の高い形状を採用し、疲労軽減に貢献するとともに、フルリクライニング機構を設定。

 

運転席と助手席の周辺には収納スペースが機能的に配置されているほか、車両盗難を抑制するイモビライザー、ドアのロックに連動してセキュリティシステムのオン/オフを自動的に切り替えるオートアラーム機能などを標準装備。 

 

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荷室は、小型商用車4ナンバー枠の車両寸法に、荷室長3,000mm、最大1,250kgの積載量(3名乗車時)と、使い勝手の良い空間を確保。

 

床面地上高は、荷物の積み降ろしを容易にする620mmに設定されています。

   

マツダ新型ボンゴブローニイバンのエンジンとスペックは?

▼マツダ製直列4気筒2.8Lディーゼルターボエンジン「1GD-FTV」

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▼マツダ新型ボンゴブローニイバンのエンジンとスペック

  • 【4WD車】
    直列4気筒2.8Lディーゼルエンジン
    出力:151ps/30.6kgm
  • 【FR車】
    直列4気筒2Lガソリンエンジン
    出力:136ps/18.6kgm
  • トランスミッション:6速AT

新型ボンゴブローニイバンには、2015年の改良でトヨタ・ランドクルーザープラドに搭載されていた新世代2.8Lクリーンディーゼルエンジン「1GD-FTV」が搭載され、トランスミッションも6速オートマチックとなっています。

 

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1GD-FTVディーゼルエンジンは、次世代高断熱ディーゼル燃焼やコンパクトで高効率のターボチャージャーを併用し、低回転を高トルクに。

 

新開発尿素SCRシステムなどの採用により、窒素酸化物(NOx)を大幅低減したエンジンになっています。

 

駆動システムは、4WD車にビスカスカップリング式センターデフ方式のフルタイム4WDシステムを搭載。

 

全車のフロントブレーキにベンチレーテッドディスクが標準装備されています。

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンの燃費は?

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▼新型ボンゴブローニイバンの燃費

  • 【4WD車】
    2.8Lディーゼル:12.0km/L
  • 【FR車】
    2Lガソリン:10.4km/L

新型ボンゴブローニイバンの燃費は、4WD車に新型の2.8Lディーゼルエンジンが搭載されたことで、FR車より優れた数値になっています。

 

2LガソリンFR車は燃費値で4WD車に譲りますが、大幅に低い車両価格が魅力になっています。

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンの安全装備は?

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新型ボンゴブローニイバンの安全装備には、トヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。

 

さらに、車両の安定性を確保するVSC&TRCや急な坂道での発進時に車両のずり落ちを一定時間抑えるヒルスタートアシストコントロールのほか、盗難防止に貢献するオートアラームを全車標準装備し、安全性が高められました。

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンの価格は?

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▼新型ボンゴブローニイバンの価格

  • DX(FR/2.0Lガソリン):242万1360円
  • DX(4WD/2.8Lディーゼル):338万7960円
  • GL(FR/2.0Lガソリン):264万8160円
  • GL(4WD/2.8Lディーゼル):359万4240円

新型ボンゴブローニイバンの価格は、242万1360円からに設定されました。

 

4WDモデルはエンジンが2.8Lディーゼルエンジンのみとなることで、FR車との価格差が約96万円と大きくなっています。

 

マツダ新型ボンゴブローニイバンの発売日は?

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復活したマツダ新型ボンゴブローニイバンの発売日は、2019年5月13日に設定されました。

 

マツダは5ナンバーボディのボンゴより大きい商用バンをラインナップすることで、ユーザーからの要望に応えていきたい考えです。

 

マツダ・ボンゴを「おさらい」

▼マツダ・ボンゴ(初代)

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マツダ・ボンゴ(BONGO)は、初代が1966年に登場したワンボックス型の商用車、ワゴン、トラックのシリーズ名です。

 

車名の「BONGO」の由来は、アフリカに住む反芻獣の「ボンゴ」の堂々とした体躯からイメージしたものとなっています。

 

派生モデルに採用される「ブローニイ(BRAWNY)」は、英語で「筋骨たくましい」「強靭な」という意味で、ボンゴの上位(重積載)車種ということが表現されています。

 

初代は小型ワンボックスバンとして開発され当時のベストセラー車となり、「ワンボックスカー」という名称が一般に定着する以前は「ボンゴ車」と呼ばれるほど認知されるモデルとなりました。

 

同様の例は、韓国の自動車メーカーである起亜で現地生産されていたから、韓国でもあったと言われています。

 

車体は、直列4気筒782ccエンジンがリアに搭載されたRRレイアウトとされ、走りの良さが評価されました。

 

▼マツダ・ボンゴ(2代目)

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2代目は、51年排出ガス規制から一時販売が休止された2年後となる1977年に登場。

 

駆動レイアウトは積載性を重視し、フロントにエンジンを搭載しリアを駆動するFRに変更。

 

リヤタイヤを小径ダブルタイヤ化し荷台からホイールハウスを無くした仕様も用意され、この小径ダブルタイヤ仕様は2016年のボンゴのマイナーチェンジ時まで長期間ラインナップされました。

 

▼マツダ・ボンゴ(3代目)

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▼マツダ・ボンゴブローニイ(初代)

 

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3代目は、1983年にボンゴから全幅とホイールベースを拡大した上位モデル「ボンゴブローニイ」から販売を開始。

 

ダブルキャブトラック仕様なども設定され、大きい室内空間を求めるユーザーに人気になりました。

 

▼マツダ・ボンゴ(4代目/現行モデル)

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▼マツダ・ボンゴブローニイ(2代目)

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4代目は1999年に発表され、マツダの経営状態が厳しかったことから、3代目をベースに車体の前半分を衝突安全基準に対応するよう設計し直し登場。

 

上位モデルのボンゴブローニイは、ライバルのトヨタ・ハイエースや日産・キャラバンと並ぶサイズとされ、最上位のGLスーパーのみは大型フロントバンパーを採用し、1ナンバーとされました。

 

2010年にはボンゴのマイナーチェンジが行われましたが、ボンゴブローニイは生産を終了。

 

ボンゴはその後2016年にも「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を新たに取得するなどし現在も製造が継続され、5ナンバーボディのため最小回転半径4.3mと小さい、取り回しの良さが評価されています。

 

新型マツダ・ボンゴブローニイバンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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