トヨタが、スポーツクーペ「スープラ」のカスタムモデルとなる「GRスープラ3000GT」を発表しました。
専用装備を採用するGR新型スープラ3000GTについて、スペックなどをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】専用カスタム!トヨタ新型GRスープラ3000GT公開!
- 新型GRスープラ3000GTの【特徴まとめ】
- 新型GRスープラ3000GTの外装(エクステリア)デザインは?
- 新型GRスープラ3000GTの内装(インテリア)デザインは?
- 新型GRスープラ3000GTのエンジンとスペック、走行性能は?
- 新型GRスープラ3000GTの販売は?
- トヨタ・スープラを「おさらい」
【最新情報】専用カスタム!トヨタ新型GRスープラ3000GT公開!
▼トヨタ新型GRスープラ3000GTの画像
トヨタがスポーツクーペ「スープラ」のカスタムモデルとなる「スープラ3000GT」を発表しました。
▼TRD3000GT
トヨタ・スープラ3000GTは、前モデルとなる80型スープラで制作されたコンプリートカー「TRD 3000GT」にインスピレーションを得たモデルとして開発。
専用のパーツを採用することでベースモデルから走行性能がアップされています。
▼トヨタGRスープラ(ベースモデル)
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▼GRスープラGT4
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新型GRスープラ3000GTの【特徴まとめ】
▼新型GRスープラ3000GTの特徴
- 高い空力性能を発揮する専用のエアロパーツを採用
- HKS製エキゾーストやTEIN製サスペンション、Brembo製ブレーキなどにより走行性能を向上
- インテリアにBRIDE製レーシングシートを装備
新型GRスープラ3000GTの外装(エクステリア)デザインは?
▼新型GRスープラ3000GTの画像
新型GRスープラ3000GTの外装は、ベースモデルからくるデザインを活かしながら、専用のエアロパーツを採用することで走行性能が高められています。
フロントには、より大きなスプリッターとエアインテークを持つ専用デザインを採用。
エンジンフードには、前モデルをベースにしたTRD3000GTで大きな特徴になっていた三角形のエアダクトを配置。
サイドスカートも大型化され、ボディはラッピングによりつや消しシルバーとゴールドのカラーリングを採用。
ホイールにはマルチスポークの19インチサイズが装備されています。
リアには大型のウイングが採用され、専用のディフューザーにはHKS製のカスタムエキゾーストシステムが収められています。
▼GRスープラの画像(ベースモデル)
外装をベースモデルと比較すると、レーシングカーをイメージしたワイドさをアップするデザインとされ、全体のデザインバランスが専用に整えられています。
新型GRスープラ3000GTの内装(インテリア)デザインは?
新型GRスープラ3000GTの内装には、BRIDE製Xero CSレーシングシートが採用され、ドライビングをより楽しむことができるようになっています。
加えて、パイオニア製のサウンドシステムを装備することにより、アップグレードされた音響も楽しむことができるようになっています。
新型GRスープラ3000GTのエンジンとスペック、走行性能は?
▼トヨタGR新型スープラ3000GTのエンジンとスペック
- BMW製直列6気筒3Lターボエンジン
- 出力:340ps/51.0kgm
- トランスミッション:ZF製8速AT
- 駆動方式:FR
トヨタGR新型スープラ3000GTには、ベースモデルからくる340馬力を発生する3Lターボエンジンが採用されています。
▼参考:トヨタGRスープラ(ベースモデル)のエンジンとスペック
- 【SZ】
BMW製直列4気筒2Lターボエンジン
出力:197ps/32.6kgm - 【SZ-R】
BMW製直列4気筒2Lターボエンジン
出力:258ps/40.8kgm - 【RZ】
BMW製直列6気筒3Lターボエンジン
出力:340ps/51.0kgm
0-100km/h加速:4.8秒 - トランスミッション:ZF製8速AT
- 駆動方式:FR
3LエンジンはHKS製カスタムエキゾーストシステムを組み合わせることで、レスポンスをアップ。
スープラ3000GTの足回りには、TEIN製Street Advance Z調整式コイルオーバーサスペンションが採用され、19インチホイールにToyo製Proxes R888Rタイヤを装備。
フロントブレーキには6ピストンのBrembo製GT-Sモノブロックブレーキキャリパーと380mm2ピースローターを採用することで、ストッピングパワーがアップされています。
新型GRスープラ3000GTの販売は?
トヨタ新型GRスープラ3000GTは、世界最大級のカスタムカーイベント「SEMAショー2019」で一般公開されました。
公開されたマシンはコンセプトモデルとされており、販売はユーザーのニーズを確認し今後検討されることになります。
トヨタ・スープラを「おさらい」
▼A70型スープラ(日本国内初代)
トヨタ・スープラ(SUPRA)は、トヨタが1978年から2002年まで製造・販売していたスポーツカーです。
モデル名は、ラテン語で「至上かつ最高」「上へ」「超えて」といった意味を持っています。
海外ではセリカXXがスープラの名前で販売され、日本で1978年から販売されたA40/50型が初代、1981年に発売したA60型が2代目になります。
日本では1986年から販売が開始され、海外で3代目にあたるA70型でセリカから独立。発売当時のキャッチコピーは1960年代の名車トヨタ・2000GTを意識した「TOYOTA 3000GT」が採用されました。
▼A80型スープラ(日本国内2代目)
日産スカイラインGT-RやホンダNSXなどとも競い自動車シーンを盛り上げた4代目A80型は、1993年から2002年に販売。
搭載された直列6気筒3Lターボエンジン「2JZ-GTE」型は、高出力に耐える耐久性でチューニングのベースとしても大人気に。
空力に優れたボディはチューナー自慢のエンジンを試す最高速度アタックなどにも適していましたが、「平成12年度排出ガス規制」に対応できなかったため生産が終了しました。
▼トヨタ歴代スープラの振り返り動画
GR新型スープラ3000GTについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!