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【BMW新型1シリーズ】2020年4月2日「118d」ディーゼル日本発売!最新情報、M135i/PHEV、燃費、価格は?

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BMWが、ブランドのエントリー「1シリーズ」の新モデル日本発売を発表しました。

 

新モデルにより魅力をアップした新型1シリーズについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

 【最新情報】ついにディーゼル!BMW「新型1シリーズ 118d」日本発売!

▼BMW新型1シリーズ「118d」の画像

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BMWが、コンパクトカー「1シリーズ」の新モデルとなる「118d」の日本発売を発表しました。

 

新型1シリーズ118dは、2019年にフルモデルチェンジしていた現行モデル初のディーゼルエンジン搭載車となり、新開発の直列4気筒2Lクリーン・ディーゼルエンジンにより燃費16.7km/L(WLTCモード値)を実現。

 

1シリーズとして初の2ステージ・ターボチャージャーを採用することで、エンジン起動直後の低回転域でも効率よくターボを活かすことができるようになり、力強い走りと高い環境性能が両立されています。

 

デザイン面では、リア左右に90mm径エキゾーストテールパイプを装備することで力強いリアビューを獲得。

 

新型1シリーズ118dは2020年4月2日に日本で発売され、価格は385万円~451万円となっています。

 

▼BMW新型1シリーズ「118d」の動画

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▼BMW2シリーズアクティブツアラー

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BMW新型1シリーズの【主な変更点まとめ】

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▼BMW新型1シリーズの変更点

▽2020年4月の変更点

  • 2Lディーゼルエンジンを搭載する「118d」を追加設定

▽フルモデルチェンジ時の変更点

  • FRレイアウトからFFレイアウトに変更することで、室内空間を拡大
  • 5ドアモデルのみを設定し、ボディサイズを延長
  • 最新のBMWブランドデザインにより、迫力ある表情に
  • ハイスペックモデルとして306馬力を出力する「M135i xDrive」を設定
  • 「ARB(actuator contiguous wheel slip limitation)」を内燃機関搭載モデルとして初採用。
    タイヤの空転情報を「DSC(Dynamic Stability Control)」経由ではなく、ECUから直接入力することで情報の伝達を3倍高速化し、パワーアンダーステアの発生を抑制
  • 運転支援機能に、レーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストを標準装備
  • 前進した状況を最大50mメモリーし、情報に沿って最大9km/hで後退可能な「リバース・アシスト」をクラス初採用し、全車標準装備
  • AIを活用するデジタルアシスタント機能「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を採用
  • プラグインハイブリッドモデルの設定を予定

BMW1シリーズは、ブランドのエントリーモデルとしてラインナップされ、小さいボディサイズでも走行性能をアピールするBMWブランドらしい走りを楽しむことができるモデルとして人気になっています。

 

現行モデルは2019年にフルモデルチェンジ。前モデルから大幅に設計を変更し、より実用性を向上することで幅広いユーザーにアピールするコンパクトカーとしてつくられています。

  

▼BMW新型1シリーズの動画

 

アップ!BMW新型1シリーズの価格は?

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▼BMW新型1シリーズの価格

▽1.5Lガソリンターボ

  • BMW 118i:3,340,000円
  • BMW 118i Play:3,750,000円
  • BMW 118i M Sport:4,130,000円

▽2Lディーゼルターボ

  • BMW 118d Play Edition Joy+:3,850,000円
  • BMW 118d M Sport Edition Joy+:4,230,000円
  • BMW 118d Play:4,130,000円
  • BMW 118d M Sport:4,510,000円

▽2Lガソリンターボ

  • BMW M135i xDrive:6,300,000円

BMW新型1シリーズの価格は、334万円からに設定されています。

 

前モデルは日本で317万円から販売されていましたが、新型1シリーズでは安全装備などを標準装備とすることで使い勝手を向上。

 

ハイスペックモデルのM135i xDriveは630万円とされ、4輪駆動となっています。

 

迫力!BMW新型1シリーズの外装(エクステリア)デザインは?

▼BMW新型1シリーズの画像

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BMW新型1シリーズの外装は、ブランドデザインであるキドニーグリルを拡大し、より押し出し感のあるフロントフェイスに仕上げられています。

 

ボディタイプには前モデルで3ドアと5ドアが用意されていましたが、3ドアモデルは販売が極少数になっていたことから廃止され、新型1シリーズでは5ドアモデルのみがラインナップされています。

 

スタイルは、駆動レイアウトがコンパクトカーでは珍しかったFRレイアウトからFFレイアウトに変更されたことでエンジンルームがコンパクトになり、キャビンを拡大。

 

ルーフには、開放感を高めるパノラマガラスルーフも設定されています。

 

▼BMW新型1シリーズ「M135i xDrive」の画像

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ハイスペックモデルとして用意されるM135i xDriveでは、専用のエアロパーツを採用することで、より迫力あるデザインに。

 

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大型のリアスポイラーや高性能ブレーキシステムなどにより、走行性能が高められています。

 

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BMW新型1シリーズを前モデルと比較!

▼BMW1シリーズ(前モデル)

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BMW新型1シリーズを前モデルと比較すると、ノーズが大幅に短縮されていることがわかります。

 

前モデルは後輪駆動になっていたことで、ハイパフォーマンスモデルに搭載された直列6気筒エンジンを縦置きするための大きなエンジンルームが必要になっていました。

 

しかし、新型1シリーズではFFレイアウトとすることでエンジンを車体に対して横置きすることができ、エンジンルームの小型化が実現されています。

 

広く!BMW新型1シリーズのボディサイズは?

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▼BMW新型1シリーズのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:4335×1800×1465mm
  • ホイールベース:2670mm
  • 車重:1390kg
  • ※参考
    ・BMW1シリーズ(前モデル)
     全長×全幅×全高:4340×1765×1440mm
     ホイールベース:2690mm

BMW新型1シリーズのボディサイズは、前モデルから全長とホイールベースを短縮し、車重も最大30kg軽量化されています。

 

しかし、全幅や全高は拡大されており、FFレイアウトにあわせた大きな室内空間が確保されています。

 

最新装備!BMW新型1シリーズの内装(インテリア)デザイン

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BMW新型1シリーズの内装は、ブランドの主力モデルとして最新のデザインが採用されています。

 

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インフォテイメントシステムには8.8インチのタッチスクリーンが装備され、AIを活用するデジタルアシスタント機能「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載。

 

これにより「OK, BMW」や「1シリーズ」などのコマンドワードで、車両設定の操作や情報へのアクセスに対応。

  

オプションとして10.25インチのディスプレイを2つ備えた最新のBMWライブ・コックピットや、大型化したBMWヘッドアップ・ディスプレイが装備されます。

 

その他、Qi対応の機器を充電できるワイヤレス充電機能を全車に標準装備。

 

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スポーツモデルの「Mスポーツ」グレードや「M135i」では、Mスポーツ・ステアリングやヘッドレスト一体型のスポーツシートが装着されています。

 

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新型1シリーズの室内空間は駆動レイアウトの変更により大幅に拡大され、後席ニールームに33mm、リアヘッドルームに最大19mmの空間をプラス。

 

ラゲッジスペースは通常時で前モデルから20L大きい380Lを確保し、後席を格納することで最大1200Lまで拡大可能に。

 

テールゲートには、1シリーズとして初めて電動テールゲートが採用されています。

 

BMW新型1シリーズをカスタム!Mパフォーマンスパーツ設定!

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BMW新型1シリーズには、カスタムパーツとして、BMW Mが開発を手がけた「Mパフォーマンスパーツ」が設定されています。

 

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Mパフォーマンスパーツには、すべてが風洞テストで開発された炭素繊維から作られるエアロを設定。

 

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ホイールには、19インチYスポークパターンや18インチ鍛造ホイールが用意されています。

 

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内装には、アルカンターラを使用した専用トリムをラインナップ。

 

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大容量ブレーキシステムとして、フロントに18インチベンチレーテッドディスクと4ピストンアルミキャリパー、リアにシングルピストンフローティングキャリパーが設定されています。

 

力強く!BMW新型1シリーズのエンジンとスペックは?

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▼BMW新型1シリーズのエンジンとスペック

  • 【118i】
    直列3気筒1.5Lガソリンターボ
    出力:140ps/22.4kgm
  • 【118d】【2020年4月追加】
    直列4気筒2Lディーゼルターボ
    出力:150ps/35.7kgm
  • 【M135i xDrive】
    直列4気筒2Lガソリンターボ
    出力:306ps/45.9kgm
    0-100km/h加速:4.8秒
    最高速度:250km/h(リミッター)
  • トランスミッション:6速MT or 7速DCT or 8速AT
  • 駆動方式:FF or 4WD「xDrive」

BMW新型1シリーズには、1.5Lガソリン、2Lのガソリンとディーゼルエンジンが搭載されています。

 

▼BMW製直列3気筒1.5Lターボエンジン

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搭載されるエンジンは、細部まで改良を行うことで高出力と低燃費、クリーン化を実現。

 

1.5Lガソリンエンジンではガソリンパティキュレートフィルター、ディーゼルエンジンではディーゼルパティキュレートフィルター、NOx吸着触媒、SCRなどを採用することで、厳しいユーロ6d-TEMP排出基準を満たすパワートレインとなっています。

 

2Lディーゼルエンジンは、1シリーズとして初の2ステージ・ターボチャージャーを採用することで、エンジン起動直後の低回転域でも効率よくターボを活かすことができるようになり、力強い走りと高い環境性能を獲得。

 

ハイスペックモデルとなる「M135i xDrive」は、「BMWグループで最もパワフルな4気筒エンジン」とされ、8速ATと機械式トルセンLSDを備える4WDシステム「xDrive」を採用することで、0-100km/h加速4.8秒、最高速250km/hのハイスペックが実現されています。

 

気持ちよく!BMW新型1シリーズの走行システムは?

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BMW新型1シリーズの走行システムには、「ARB(actuator contiguous wheel slip limitation)」が内燃機関搭載モデルとして初採用されました。

 

「ARB」は、BMWの電気自動車「i3s」に装着されていたシステムで、タイヤの空転情報を「DSC(Dynamic Stability Control)」経由ではなく、ECUから直接入力することで情報の伝達速度を3倍高速化。

 

これにより駆動力を適切に制御し、FF駆動レイアウトでもパワーアンダーステアの発生が抑制されています。

 

BMW新型1シリーズを試乗動画でチェック!

BMW新型1シリーズは、注目度の高さから試乗動画が公開されています。

 

新世代となりあがった走行性能や使い勝手が高い評価を受けています。

 

 

PHV!BMW新型1シリーズxDrive25e設定へ!

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▼BMW新型1シリーズ xDrive25eのパワートレインとスペック

  • パワートレイン:直列3気筒 1.5Lターボ + 電気モーター
  • エンジン最高出力:136ps
  • モーター最高出力:88ps
  • システム最高出力:224ps
  • システム最大トルク:39.3kgm
  • トランスミッション:6速AT
  • 駆動:4WD(前輪をエンジン、後輪をモーターが駆動)
  • EV航続距離:45km

BMW新型1シリーズには、BMWが強化している電動パワートレインモデルとしてプラグインハイブリッド「1シリーズxDrive25e」の設定が予定されています。

 

新型1シリーズPHVは、BMWブランド初のFFモデルとして製作された2シリーズアクティブツアラーに用意された1.5Lターボエンジンと電気モーターを組み合わせたシステムになり、前輪をエンジンが、後輪をモーターが駆動。

 

こりにより駆動方式は4WDとなり、高い環境性能と運動性能が両立されることになります。

 

▼BMW2シリーズアクティブツアラー

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走り両立!BMW新型1シリーズの燃費は?

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▼BMW新型1シリーズの燃費

  • 1.5Lガソリンターボ:16.8km/L
  • 2Lディーゼル:16.7.km/L
  • 1.5Lプラグインハイブリッド:45.0km/L(欧州値/充電電力使用時)

BMW新型1シリーズは、FFへの駆動方式変更により効率を改善することで、1.5Lガソリンモデルで16.8km/Lの低燃費となっています。

 

高環境モデルになる1.5Lプラグインハイブリッドは、同じパワートレインを搭載する2シリーズアクティブツアラーで充電電力使用時に42.4km/Lとなっているため、45.0km/Lほどになることが見込まれています。

 

最新機能!BMW新型1シリーズの安全装備は?

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BMW新型1シリーズの安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。

 

安全システムは、新たにレーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストを標準装備。

 

また、自車が36km/h未満のスピードで前進した状況を最大50mまでメモリーし、その情報に沿って最大9km/hで後退可能な「リバース・アシスト」機能がクラス初採用され、標準装備されています。

 

BMW新型1シリーズの発売日は?

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フルモデルチェンジしたBMW新型1シリーズは、日本で2019年9月29日に発売、追加設定された2Lディーゼルモデルは2020年4月2日に発売されました。

 

主力コンパクトカーになっていることから、2019年5月27日のワールドプレミアから早期の導入とされました。

 

BMWはユーザーの要望に応え使いやすさをアップした新型1シリーズを世界的にアピールすることで、プレミアムコンパクトカー市場での存在感をアップしていきたい考えです。

 

BMW1シリーズを「おさらい」

▼BMW1シリーズ(初代)

BMW 118d (E87) Facelift front 20100711

BMW1シリーズは、2004年に初代が登場したBMWのエントリーモデルです。

 

1シリーズの販売以前は、3シリーズがブランドのエントリーモデルとして販売されていましたが、ニーズにあわせサイズを拡大したことから小さい新モデルを模索。

 

3代目と4代目の3シリーズに設定された3ドアハッチバック「3シリーズコンパクト」が、より魅力あるモデルとなるために1シリーズとして独立しました。

 

▼BMW1シリーズ(2代目)

BMW 118i Urban Line (F20) – Frontansicht, 10. März 2012, Düsseldorf.jpg

この開発経緯から、1シリーズは2011年に登場した前モデルの2代目でもコンパクトカーでは珍しいFRレイアウトを採用し、前後重量配分を50:50とした軽快な走りを最大のアピールポイントに制作。

 

しかし3代目としてフルモデルチェンジした新型1シリーズでは、FRレイアウトではコンパクトなボディサイズと広い室内空間の両立が困難なことからFFレイアウトに変更。

 

実用性を高めることで、プレミアムブランドでも重要視されるようになったコンパクトカーの販売の拡大を目標に製作されました。

 

新型1シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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