BMWが、コンパクトミニバン「2シリーズアクティブツアラー」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
新世代とし、デザインや性能を伸ばした新型2シリーズアクティブツアラーについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】「新型2シリーズアクティブツアラー」フルモデルチェンジ日本発売!
- BMW新型2シリーズアクティブツアラーの【変更点まとめ】
- 418万円から!BMW新型2シリーズアクティブツアラーの価格は?
- 迫力!新型2シリーズアクティブツアラーの外装(エクステリア)デザイン
- 拡大!新型2シリーズアクティブツアラーのボディサイズは?
- 最新装備!新型2シリーズアクティブツアラーのインテリアデザイン
- パワフル!新型2シリーズアクティブツアラーのスペックは?
- 走り両立!BMW新型2シリーズアクティブツアラーの燃費は?
- 最新機能!BMW新型2シリーズアクティブツアラーの安全装備は?
- いつ?BMW新型2シリーズアクティブツアラーの発売日は?
- BMW2シリーズアクティブツアラーを「おさらい」
【最新情報】「新型2シリーズアクティブツアラー」フルモデルチェンジ日本発売!
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーの画像
BMWが、「2シリーズアクティブツアラー」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
2シリーズアクティブツアラーは、以前、後輪駆動車ベースのモデルのみをラインナップしていたBMW初のFF駆動車として製作され、室内空間を広げたことで人気モデルになりました。
フルモデルチェンジしたBMW新型2シリーズアクティブツアラーでは、最新のデザインや大型インフォテインメントシステムを採用したほか、ボディサイズをアップすることで室内空間が拡大されています。
BMW新型2シリーズアクティブツアラーは2022年6月14日に日本発売。価格は4,180,000円~4,760,000円となっています。
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーの動画
▼BMW2シリーズクーペ
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BMW新型2シリーズアクティブツアラーの【変更点まとめ】
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーの変更点
- 最新のBMWブランドデザインにより、迫力ある表情に
- 空力デザインにより、Cd値を0.26まで低減
- 3列シート7人乗りモデルの「2シリーズグランツアラー」を廃止し、ボディサイズを拡大
- iDrive8オペレーティングシステムに対応する10.7インチのインフォテインメントディスプレイを搭載
418万円から!BMW新型2シリーズアクティブツアラーの価格は?
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーの価格
- BMW 218i Active Tourer:4,180,000円
- BMW 218i Active Tourer Exclusive:4,470,000円
- BMW 218i Active Tourer M Sport:4,470,000円
- BMW 218d Active Tourer:4,470,000円
- BMW 218d Active Tourer Exclusive:4,760,000円
- BMW 218d Active Tourer M Sport:4,760,000円
BMW新型2シリーズアクティブツアラーの価格は、最新のパワートレインや装備の採用によりアップしています。
前モデルはスタート価格が384万円からとされていましたが、新型2シリーズアクティブツアラーでは標準装備を充実させることで418万円からに。
しかし、量販モデルは前モデルと同じ400万円台中盤とされ、新型2シリーズアクティブツアラーではガソリン車の「Exclusive」と「M Sport」、ディーゼル車のエントリーグレードが同じ447万円で選択できるようになっています。
▼参考:BMW2シリーズアクティブツアラー(前モデル)の価格
- 218i アクティブ ツアラー:3,840,000円
- 218i アクティブ ツアラー Luxury:4,420,000円
- 218d アクティブ ツアラー Luxury:4,670,000円
- 218d xDrive アクティブ ツアラー:4,350,000円
- 218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury:4,920,000円
- 225xe iPerformance アクティブ ツアラー Luxury:5,480,000円
迫力!新型2シリーズアクティブツアラーの外装(エクステリア)デザイン
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーの画像
BMW新型2シリーズアクティブツアラーの外装は、ブランドデザインであるキドニーグリルを拡大し、より押し出し感のあるフロントフェイスに仕上げられています。
ライトには、アダプティブマトリックスLEDヘッドライトをオプション設定し、安全性を向上。
リアは、バンパー下に収めたエキゾーストやスリムなテールランプにより、スッキリとしたデザインに仕上げ。
足元には、16インチから19インチのホイールを設定。
▼新型2シリーズアクティブツアラー「230e」の画像
プラグインハイブリッドモデルとなる「230e」では、専用のエクステリアアクセントを採用することで、質感が高められています。
また新型2シリーズアクティブツアラーでは、上下グリルの可動式フラップや格納式ドアハンドルなどの採用によりCd値が0.26まで低減され、走行効率が高められています。
BMW新型2シリーズアクティブツアラーを前モデルと比較!
▼BMW2シリーズアクティブツアラー(前モデル)
BMW新型2シリーズアクティブツアラーを前モデルと比較すると、デザインのバランスが新しくなっています。
フロントはより低重心な印象とされ、リアも絞り込みを大きくすることで、運動性能の高さが感じられるデザインとされています。
拡大!新型2シリーズアクティブツアラーのボディサイズは?
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4385×1825×1580mm
※M Sportの全高は1565mm - ホイールベース:2670mm
- 乗員:5人乗り
- ※参考
・2シリーズアクティブツアラー(前モデル)
全長×全幅×全高:4375×1800×1550mm
ホイールベース:2670mm
・2シリーズグランツアラー(前世代3列7人乗り)
全長×全幅×全高:4585×1800×1640mm
ホイールベース:2780mm
・1シリーズ(2列5人乗り/新世代エントリーモデル)
全長×全幅×全高:4335×1800×1465mm
ホイールベース:2670mm
BMW新型2シリーズアクティブツアラーのボディサイズは、前世代で3列シート7人乗りモデルとして設定されていた「2シリーズグランツアラー」を廃止し、ボディサイズが拡大されています。
しかし、ホイールベースは維持され、取り回しの良さを重視した設計となっています。
最新装備!新型2シリーズアクティブツアラーのインテリアデザイン
BMW新型2シリーズアクティブツアラーの内装は、ブランドの主力モデルとして最新のデザインが採用されています。
10.7インチのインフォテイメントシステムは、BMWの「iDrive8」オペレーティングシステムに対応し、10.25インチのデジタルメーターとあわせ、多彩な情報を提供。
フローティングスタイルとされたセンターコンソールには、コンパクトなギヤシフトや電動パーキングブレーキなどが配置され、下部に収納スペースを確保。
リアシートは、最大130mmスライドすることができるようになっており、40:20:40分割での折りたたみに対応。
ラゲッジスペースは、通常時で470L、後部座席を収納することで最大1,455Lを利用できるようになっています。
その他、2シリーズアクティブツアラーでは、電動テールゲートや2ゾーンオートエアコンを装備。
オプションとして、パノラマガラスルーフ、ハーマンカードンオーディオシステムも設定されています。
パワフル!新型2シリーズアクティブツアラーのスペックは?
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【218i】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:156ps/23.5kgm
0-100km/h加速:9.0秒 - 【218d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:150ps/36.6kgm
0-100km/h加速:8.8秒 - トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- 駆動方式:FF
▽海外仕様
- 【220i】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:170ps/28.6kgm
0-100km/h加速:8.1秒
トランスミッション:7速デュアルクラッチ - 【223i】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:218ps/36.6kgm
0-100km/h加速:7.0秒
トランスミッション:7速デュアルクラッチ - 【プラグインハイブリッド】
直列3気筒1.5Lターボ+電気モータープラグインハイブリッド
・システム出力(2種)
245ps or 326ps
EV航続距離:80km
新型2シリーズアクティブツアラーの日本仕様パワートレインには、1.5Lガソリンと2Lディーゼルエンジンが搭載されています。
トランスミッションには全車に7速デュアルクラッチ式が採用されていますが、海外仕様に設定されている「220i」と「223i」のギアボックスには電気モーターが組み込まれ、19psの「パワーブースト」を利用できるようになっています。
また、新型2シリーズアクティブツアラーではプラグインハイブリッドモデルとして出力の違う2モデルが設定され、前輪をエンジン、後輪をモーターが駆動する4WDシステムを採用。14.9kWhのバッテリーによりEV航続距離80kmが確保されます。
走り両立!BMW新型2シリーズアクティブツアラーの燃費は?
▼BMW新型2シリーズアクティブツアラーの燃費
- 1.5Lガソリンターボ:14.1km/L
- 2Lディーゼルターボ:19.5km/L
※WLTCモード値
BMW新型2シリーズアクティブツアラーの燃費は、ボディサイズを拡大したことで前モデルからダウンしています。
しかし、最新のパワートレインを採用することにより低下幅が抑えられています。
▼参考:BMW2シリーズアクティブツアラー(前モデル)の燃費
- 1.5Lガソリンターボ:16.0km/L
- 2Lディーゼルターボ:22.2km/L
- 1.5Lプラグインハイブリッド:42.4km/L(充電電力使用時)
最新機能!BMW新型2シリーズアクティブツアラーの安全装備は?
BMW新型2シリーズアクティブツアラーの安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
安全システムは、レーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストを標準装備。
また、自車が36km/h未満のスピードで前進した状況を最大50mまでメモリーし、その情報に沿って最大9km/hで後退可能な「リバース・アシスト」機能が標準搭載されています。
いつ?BMW新型2シリーズアクティブツアラーの発売日は?
フルモデルチェンジしたBMW新型2シリーズアクティブツアラーは、2021年10月6日に公開。日本では2022年6月14日に発売されました。
BMWは、世界的に販売を伸ばした2シリーズアクティブツアラーを新世代とすることで、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
BMW2シリーズアクティブツアラーを「おさらい」
BMW2シリーズアクティブツアラーは、初代となる前モデルが2014年に登場したBMWのミニバンです。
1シリーズクーペの後継として2013年に登場した2シリーズにラインナップされ、同じBMWグループでコンパクトカーを担当するMINIと共通のプラットフォームを採用することで、BMWブランド初のFF車となりました。
日本仕様車は立体駐車場への入庫に対応するため、Mスポーツサスペンションや専用のシャークフィンアンテナを全車標準装備とすることで車高を36mmさげた1550mmとされています。
2015年には、全長を延長することで3列シート7人乗りとして2シリーズグランツアラーも派生モデルとして登場。
2016年にはプラグインハイブリッドモデルとなる225xeも追加ラインナップされたことで、ブランドトップクラスの環境性能を持つモデルになりました。
新型BMW2シリーズアクティブツアラーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!