スズキが、軽自動車「ワゴンRスマイル」の改良発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたスズキ新型ワゴンRスマイルについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ハイブリッドSリミテッド追加!「新型ワゴンRスマイル」改良発売!
- スズキ新型ワゴンRスマイルの【変更点まとめ】
- 135万円から!スズキ新型ワゴンRスマイルの価格は?
- 親しみやすく!新型ワゴンRスマイルの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型ワゴンRスマイルの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!スズキ新型ワゴンRスマイルのスペックは?
- 新型ワゴンRスマイルを試乗動画でチェック!
- 魅力的!スズキ新型ワゴンRスマイルの燃費は?
- 充実!スズキ新型ワゴンRスマイルの安全装備は?
- 使いやすく!スズキ新型ワゴンRスマイルのボディサイズは?
- いつ?スズキ新型ワゴンRスマイルの発売日は?
- スズキ・ワゴンRを「おさらい」
【最新情報】ハイブリッドSリミテッド追加!「新型ワゴンRスマイル」改良発売!
▼新型ワゴンRスマイル「ハイブリッドSリミテッド」の画像
スズキが、軽自動車「ワゴンR SMILE(スマイル)」の改良発売を発表しました。
スズキ・ワゴンRスマイルは、上位モデル「スペーシア」より全高を抑えながらスライドドアを持つ軽自動車の新モデルとして2021年9月に設定されていました。
改良された新型ワゴンRスマイルでは、「ハイブリッドX」と「ハイブリッドS」グレードのUSB電源ソケット1か所をType-Cに変更し、Type-A/Type-CインパネUSB電源ソケットを採用。
▼ワゴンRスマイル「ハイブリッドS」
加えて、中間グレードの「ハイブリッドS」にメッキフロントグリル、メッキヘッドランプガーニッシュ、2トーンカラー14インチフルホイールキャップを装備することで質感をアップ。
▼新型ワゴンRスマイル「ハイブリッドSリミテッド」
▽ボディカラー(左:モノトーン、右:2トーン)
また、特別仕様車として「ワゴンRスマイル ハイブリッドSリミテッド」を新設定。
ボディカラーには、ウッディメタリック、シフォンアイボリーメタリック、モスグレーメタリックのモノトーンと、各カラーにソフトベージュ2トーンルーフをあわせた6パターンを用意。
▼新型ワゴンRスマイル「ハイブリッドSリミテッド」の特別装備
装備には、LEDヘッドランプ、LEDポジションランプ、専用フロントグリル、メッキドアハンドル、専用14インチ2トーンカラーフルホイールキャップ、ダーククロームメッキ調エアコンサイドルーバーガーニッシュ、チタニウムグレーインパネカラーパネル、サテンダークシルバーのインパネカラーパネルガーニッシュとドアトリムカラーガーニッシュ、メッキインサイドドアハンドル(運転席/助手席)が特別装備されています。
新型ワゴンRスマイルは2023年7月12日に発表され、7月28日に発売。価格は1,351,900円~1,709,400円となっています。
▼新型ワゴンRスマイル「ハイブリッドSリミテッド」の動画
▼スズキ・ワゴンR
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▼スズキ・スペーシア
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スズキ新型ワゴンRスマイルの【変更点まとめ】
▼スズキ新型ワゴンRスマイルの変更点
- 「ハイブリッドX」と「ハイブリッドS」にType-A/Type-CインパネUSB電源ソケットを採用
- 「ハイブリッドS」にメッキフロントグリル、メッキヘッドランプガーニッシュ、2トーンカラー14インチフルホイールキャップを装備
- 特別仕様車「ワゴンRスマイル ハイブリッドSリミテッド」を新設定
▽2021年9月新設定時の特徴
- 「スペーシア」より全高を抑えながら、スライドドアを採用
- 新世代の自然吸気エンジン、新型CVTを搭載し、燃費性能を向上
- 最新安全システム「スズキセーフティーサポート」を装備
- アダプティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ、標識認識機能、全方位モニターを設定
- スズキとして初めて、「パワースライドドア予約ロック機能」を採用
- 全方位モニター用カメラに、スズキ初となる「すれ違い支援機能」を採用
135万円から!スズキ新型ワゴンRスマイルの価格は?
▼スズキ・ワゴンRスマイルの価格
- G(660cc自然吸気)
FF:1,351,900円、4WD:1,475,100円 - HYBRID S(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,535,600円、4WD:1,658,800円 - HYBRID X(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,647,800円、4WD:1,771,000円 - 【特別仕様車】【新設定】
HYBRID Sリミテッド
FF:1,586,200円、4WD:1,709,400円
スズキ新型ワゴンRスマイルの価格は、改良にあわせアップしています。
アップ幅は、エントリーグレードで5万5000円に。
新設定された特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」は、ベースとなった「HYBRID S」グレードから5万600円のアップに抑えられ、充実した装備が採用されています。
▼参考:ワゴンRスマイル(前モデル)の価格
- G(660cc自然吸気)
FF:1,296,900円、4WD:1,420,100円 - HYBRID S(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,472,900円、4WD:1,596,100円 - HYBRID X(660ccマイルドハイブリッド)
FF:1,592,800円、4WD:1,716,000円
親しみやすく!新型ワゴンRスマイルの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ワゴンRスマイルの画像
▼参考:ワゴンR
スズキ新型ワゴンRスマイルの外装は、専用のデザインを採用することで親しみやすいデザインとされています。
フロントには、「ハスラー」などにも採用されている丸形のヘッドライトを装備。
LEDヘッドライト、LEDリアコンビネーションランプにはスズキの軽自動車で初めて、厚肉インナーレンズが使用され、愛着の持てる特徴的なシグネチャー表現とされています。
リアドアはスイングドアからスライドドアに変更され、開口部を拡大することで後席への乗り込みやすさをアップ。
また、スイッチ1つで開閉操作が可能なパワースライドドアに加え、スズキとして初めて、フロントドアのリクエストスイッチで操作できる「パワースライドドア予約ロック機能」を採用。
携帯リモコンを取り出さなくても、降車時のロック操作が可能となっています。
加えて、足下には、2トーンカラーのホイールキャップを採用することで、立体的な造形をより際立たせるとともに、車体色とのコンビネーションで個性の演出にも貢献。
ボディラインは曲線を使用することで圧迫感のないスタイルとされ、空間を最大限に確保した「スペーシア」と差別化されています。
最新装備!新型ワゴンRスマイルの内装(インテリア)デザイン
▼新型ワゴンRスマイルの画像
スズキ新型ワゴンRスマイルの内装は、最新の装備を採用することで使い勝手が高められています。
インフォテインメントは、見やすさ、分かりやすさ、使いやすさを追求し、スピードメーターにはカラー表示のマルチインフォメーションディスプレイを設定。
メーカーオプションのナビゲーションとして、9インチメモリーナビゲーションも設定され、音声と画面表示でドライバーに注意を促す逆走注意案内や逆走警告機能も採用されています。
インテリアには、質感を高めた複数のカラーパネルや複数のシートカラーを設定することで、デザイン性をアップ。
ドライバー前にはヘッドアップディスプレイを採用し、速度や安全システムの情報を表示することで、視点移動の少ない快適なドライブが可能に。
収納には、500mlの紙パックや630mlの大型のペットボトルにも対応したドリンクホルダーや、6.5インチサイズのスマートフォンも収納できるインパネセンターポケットなどを採用。
さらに「HYBRID X」では、運転席後方の「シートバックアッパーポケット」や、収納時に大型のフックとしても使える「パーソナルテーブル」も設定されています。
室内空間は、「ワゴンR」でクラス最長の空間を確保している新世代プラットフォーム「ハーテクト」の採用により、前席と後席間のスペースも広く。
収納スペースは、高さのある荷物にも対応できるラゲッジスペースにより、使いやすく仕上げられています。
新世代!スズキ新型ワゴンRスマイルのスペックは?
▼スズキ新型ワゴンRスマイルのパワートレインとスペック
- 【自然吸気エンジン】
直列3気筒660ccエンジン
最高出力:49ps/6,500rpm
最大トルク:5.9kgm/5,000rpm - 【NAエンジン+マイルドハイブリッド】
直列3気筒660ccエンジン+マイルドハイブリッド
最高出力:49ps/6,500rpm
最大トルク:5.9kgm/5,000rpm
モーター最高出力:2.6ps/1,500rpm
モーター最大トルク:4.1kgm/100rpm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スズキ新型ワゴンRスマイルのパワートレインには、新世代の自然吸気エンジンとCVT、最新のマイルドハイブリッドシステムが採用されています。
▼新世代「R06D型」エンジン
新世代エンジンの「R06D型」は、スズキ軽初となるデュアルインジェクションシステムやクールドEGRを採用したほか、急速燃焼や高圧縮比化により広い範囲で熱効率を向上。
組み合わせられる新型CVTでは、スズキ軽初となる2ポートオイルポンプに加え、高効率ベルト、トルクコンバーターの採用、軽量化などを実施。
マイルドハイブリッドシステムは、最新のリチウムイオンバッテリーとISG(モーター機能付発電機)を採用することで性能をアップ。
モーターの出力を前世代の2.2ps/4.1kgmから2.6ps/4.1kgmに引き上げ、最長10秒間モーターのみでのクリープ走行も可能とされ、再始動の気になる音がないアイドリングストップの作動範囲も拡大されています。
新型ワゴンRスマイルを試乗動画でチェック!
魅力的!スズキ新型ワゴンRスマイルの燃費は?
▼スズキ新型ワゴンRスマイルの燃費(WLTCモード値)
- 660cc自然吸気エンジン
WLTCモード値:23.9km/L - 660ccマイルドハイブリッド
WLTCモード値:25.1km/L
スズキ新型ワゴンRスマイルの燃費は、新世代のパワートレインを採用することで、良好な数値が確保されています。
マイルドハイブリッド搭載モデルでは標準の「ワゴンR」に迫る25.1km/Lの燃費を確保することで、ミドルクラス軽自動車としての魅力が高められています。
▼参考:スズキ・ワゴンRの燃費
- 660cc自然吸気エンジン
JC08モード値:CVT 26.8km/L
WLTCモード値:CVT 24.4km/L、5MT 24.8km/L - 660ccマイルドハイブリッド
JC08モード値:CVT 31.0km/L
WLTCモード値:CVT 25.2km/L - 660ccターボマイルドハイブリッド
WLTCモード値:CVT 23.4km/L
充実!スズキ新型ワゴンRスマイルの安全装備は?
スズキ新型ワゴンRスマイルの安全装備には、予防安全技術「スズキセーフティサポート」としてブランドの最新システムが全車標準装備されています。
システムは、夜間の歩行者も検知する「デュアルカメラブレーキサポート」をメインに、自動ブレーキ、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなどを採用。
アダプティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ、標識認識機能、全方位モニターもオプション設定され、より安全性を高めることができるようになっています。
また、駐車時などに便利な全方位モニター用カメラには、スズキ初となる「すれ違い支援機能」を採用。
狭い道を約5km/h以下で走行中にステレオカメラが対向車とのすれ違いを検知すると、モニターに左側のサイド映像とフロント映像を自動で表示し、車両の接触防止がサポートされます。
使いやすく!スズキ新型ワゴンRスマイルのボディサイズは?
▼スズキ新型ワゴンRスマイルのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1695mm
- ホイールベース:2460mm
- 車重:840kg
- ※参考
・スズキ ワゴンR
全長×全幅×全高:3395×1475×1650mm
ホイールベース:2460mm
車重:730kg
・スズキ スペーシア
全長×全幅×全高:3395×1475×1785mm
ホイールベース:2460mm
車重:850kg
スズキ新型ワゴンRスマイルのボディサイズは、「ワゴンR」から全高がアップされています。
これによりスライドドアの広い開口部が確保され、デザイン性も両立されています。
いつ?スズキ新型ワゴンRスマイルの発売日は?
改良されたスズキ新型ワゴンRスマイルは、2023年7月12日に発表され、7月28日に発売されます。
スズキは人気になっているスライドドア採用車であるワゴンRスマイルを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
スズキ・ワゴンRを「おさらい」
▼スズキ・ワゴンR(初代)
スズキ・ワゴンR(Wagon R)は、初代が1993年に登場した軽トールワゴンです。
初代は、当時、低車高の常用型か商用車から派生したワンボックスしかなかった軽自動車の新しいボディタイプとして企画。
ルーフ高を高くすることで室内空間を拡大し、フロアパネルを低くすることで乗降性も向上。
面積の大きいウィンドウにより、運転時の開放感もアップ。
これにより、販売は当初の計画を大きく上回る人気となり、ライバル車としてダイハツ「ムーヴ」も制作されました。
▼スズキ・ワゴンR(2代目)
1998年に初のフルモデルチェンジを受けた2代目では、最小回転半径を4.6mから4.2mに短縮し、内装の質感も向上。
▼スズキ・ワゴンR(3代目)
2003年の3代目は、2代目で丸みがつけられていた外装デザインをスクエアに戻し、新しいプラットフォームを採用。
富士重工業(スバル)と共同開発したフロントサスペンションを採用することで、走行性能をアップ。
軽自動車初となる直噴式ターボエンジンが搭載されました。
▼スズキ・ワゴンR(4代目)
2008年にフルモデルチェンジした4代目では、初代からリアサイドドア後部に配置されていたクォーターウインドウを廃止。
ロングスライドすることができるリアシートが標準装備され、快適性を向上。
デザイン性も重視され、3代目まで設定されていたカスタムモデル「RR」は、「スティングレー」に統一されました。
▼スズキ・ワゴンR(5代目)
2012年の5代目では、燃費性能を改善するため、減速エネルギーを電装品に使用する「エネチャージ」を採用。
強度980MPaハイテン鋼の軽自動車初採用や、徹底的な素材の見直しにより、車重が70kg軽量化されました。
▼スズキ・ワゴンR(6代目)
現行モデルの6代目は、2017年に登場。
パワートレインには、5代目の後期モデルで設定されていたエンジンをアシストすることが可能なマイルドハイブリッド「Sエネチャージ」を進化させ、アシスト領域を拡大。
新世代プラットフォーム「HERTECT」を採用することで、剛性を大幅に高めながら、5代目から20kgの軽量化が実現されました。
新型スズキ・ワゴンRスマイルについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!