スバルが、ミドルクラス「インプレッサ」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたスバル新型インプレッサについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】30周年記念!「新型インプレッサ」年次改良日本発売!
- スバル新型インプレッサの【変更点まとめ】
- 200.2万円から!スバル新型インプレッサの価格は?
- 上質!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
- 走りアップ!インプレッサSTIスポーツも設定!
- 上質!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
- e-BOXERも!スバル新型インプレッサのスペック、走行性能は?
- スバル・インプレッサを試乗動画でチェック!
- WLTCモード値に!スバル新型インプレッサの燃費は?
- 充実!スバル新型インプレッサの安全装備は?
- 使い勝手で選ぶ!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
- いつ?スバル新型インプレッサの発売日は?
- スバルインプレッサを「おさらい」
【最新情報】30周年記念!「新型インプレッサ」年次改良日本発売!
▼新型インプレッサ「1.6i-S EyeSight AccentBlack」の画像
スバルが「インプレッサ」の改良日本発売を発表しました。
スバル・インプレッサは、ブランドのミドルクラスとしてハッチバックの「スポーツ」、セダンの「G4」を設定。派生クロスオーバーモデルとして「XV」もラインナップされています。
改良された新型インプレッサでは、インプレッサ30周年を記念し、「1.6i-S EyeSight」の内外装に「STI Sport」のスポーティな世界観を加えた特別仕様車「1.6i-S EyeSight AccentBlack(アクセント・ブラック)」を設定。
専用デザインのホイールや、エクステリアをブラックカラーでコーディネートすることで引き締まった印象に仕上げられています。
その他、新型インプレッサでは、「2.0i-S EyeSight」、「Advance」、「STI Sport」グレードにフロントシートヒーターを標準装備し、インプレッサとして初めてファブリックシート×フロントシートヒーターの組み合わせを設定。
「1.6i-S EyeSight」は、インストルメントパネル各部に加飾を追加。
また、ボディカラーでは「Advance」に「ラグーンブルー・パール」、STI Sportには「クールグレーカーキ」が新設定されています。
新型インプレッサは、2021年12月16日に発表。価格は2,002,000円~2,959,000円となっています。
▼スバル・インプレッサ(次期型)
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スバル新型インプレッサの【変更点まとめ】
▼スバル新型インプレッサの変更点
- インプレッサ30周年を記念した特別仕様車「1.6i-S EyeSight AccentBlack」を設定
- 「2.0i-S EyeSight」、「Advance」、「STI Sport」グレードにフロントシートヒーターを標準装備し、インプレッサとして初めてファブリックシート×フロントシートヒーターの組み合わせを設定
- 「1.6i-S EyeSight」のインストルメントパネル各部に加飾を追加
- ボディカラーで「Advance」に「ラグーンブルー・パール」、STI Sportに「クールグレーカーキ」を新設定
▽2020年10月の変更点
- 「インプレッサスポーツ」で通常の2Lガソリン4WDモデルに代え、ハイブリッド「e-BOXER」を搭載する「2.0e-L EyeSight」「Advance」グレードを新設定
- スポーツモデル「インプレッサSTIスポーツ」を設定
- WLTCモード値に対応
▽2019年11月マイナーチェンジ時の変更点
- 新しいエクステリア、インテリアデザインを採用
- 最新の「アイサイトツーリングアシスト」を全グレード標準装備し、アダプティブドライビングビーム、フロントビューモニターを採用
- 新デザインのマルチファンクションディスプレイ、シート材質(メイン/サイド)マルチインフォメーションディスプレイ付メーターを装備
- 運転席シートポジションメモリー機能、ドアミラーメモリー&オート格納機能、リバース連動ドアミラー、集中ドアロック(オートドアロック・アンロック機能付)を採用
- サスペンションを改良し、乗り心地を向上
200.2万円から!スバル新型インプレッサの価格は?
▼スバル新型インプレッサの価格
▽インプレッサスポーツ(ハッチバック)
- 1.6i-L EyeSight
FF:2,002,000円、4WD:2,222,000円 - 1.6i-S EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-L EyeSight
FF:2,244,000円 - 2.0e-L EyeSight
4WD:2,563,000円 - Advance
4WD:2,816,000円 - STI Sport
FF:2,739,000円、4WD:2,959,000円 - 【特別仕様車】【新設定】
1.6i-S EyeSight AccentBlack
FF:2,189,000円、4WD:2,409,000円
▽インプレッサG4(セダン)
- 1.6i-L EyeSight
FF:2,002,000円、4WD:2,222,000円 - 1.6i-S EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-L EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-S EyeSight
FF:2,519,000円、4WD:2,739,000円 - 【特別仕様車】【新設定】
1.6i-S EyeSight AccentBlack
FF:2,189,000円、4WD:2,409,000円
スバル新型インプレッサの価格は、200万2000円からとなっています。
新設定された特別仕様車「アクセントブラック」は、ベースモデル「1.6i-S EyeSight」から5万5000円の価格ダウンとされ、選びやすくなっています。
上質!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
▼スバル・インプレッサスポーツ
スバル新型インプレッサの外装は、2019年の改良時にブランドデザインの「DYNAMIC × SOLID」を維持しながら、躍動感と安心感が感じられる新しいスタイルとされています。
デザインは、新世代モデルが発表されている「レガシィ」からくるヘッドライトやグリル、バンパーを採用することで質感を向上。
▼スバル・インプレッサG4
ボディタイプには、ハッチバックのインプレッサスポーツと、セダンのインプレッサG4が設定されています。
走りアップ!インプレッサSTIスポーツも設定!
▼新型インプレッサSTIスポーツの画像
新型インプレッサには、ハッチバックにスポーツモデルとして「インプレッサSTI Sport」が設定されています。
エクステリアは、各部にブラックカラーのパーツを採用。さらに専用ボディカラーとして、セラミックホワイトとWRブルー・パールが設定されています。
インテリアはレッドステッチでコーディネートすることで、スポーティさを表現。
足回りには、フロントサスペンションに路面から伝わる振動の周波数(低周波領域/高周波領域)に応じて減衰力を自動調整するSHOWA製SFRDダンパーを搭載。リヤダンパーにも専用チューニングすることで応答性とコントロール性をアップ。
パワートレインには2Lガソリンエンジンを搭載し、駆動方式はSTI Sportシリーズ初となるFFと4WDから選択できるようになっています。
上質!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
スバル新型インプレッサの内装は、外装と同じく高い機能性と上質感が追求されています。
2019年の改良では、新デザインのマルチファンクションディスプレイ、シート材質(メイン/サイド)、マルチインフォメーションディスプレイ付メーターを採用。
運転席にはシートポジションメモリー機能が装備されたほか、ドアミラーメモリー&オート格納機能も採用されることで、シート位置とドアミラー角度を記憶しボタン操作により再現できるようになっています。
e-BOXERも!スバル新型インプレッサのスペック、走行性能は?
▼スバル新型インプレッサのパワートレインとスペック
- 水平対向4気筒1.6L「FB16」
最高出力:115ps/6200rpm
最大トルク:15.1kgm/3600rpm - 水平対向4気筒2L「FB20」
最高出力:154ps/6000rpm
最大トルク:20.0kgm/4000rpm - 【e-BOXER】
水平対向4気筒2L「FB20」+「e-BOXER」ハイブリッド
エンジン出力:148ps/20.0kgm
モーター出力:13.6ps/6.6kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スバル新型インプレッサのパワートレインには2020年の改良時に、それまで設定されていたガソリンエンジンに加え、新たにハイブリッド「e-BOXER」が搭載されています。
▼スバル「e-BOXER」パワートレイン
e-BOXERハイブリッドはSUV「フォレスター」にも搭載され、前世代から90%を新開発。
新型インプレッサではこれまで設定されていた2Lガソリン4WD車を、セダンとハッチバックに新設定した「STIスポーツ」のみとし、標準のハッチバックではe-BOXERに変更。
ハイブリッドシステムは軽量、高出力とした最新の「FB型」水平対向4気筒エンジンと組み合わせ搭載。モーターアシストによる低速トルクアップをメインとしながら、ガソリンエンジンより低燃費となっています。
▼e-Active Shift Control
また、e-BOXER搭載車では「SI-DRIVE」のスポーツモード選択時にスポーティな走りをサポートする「e-Active Shift Control」が採用され、より走行を楽しむことができるようになっています。
スバル・インプレッサを試乗動画でチェック!
スバル・インプレッサは試乗動画が公開されています。
進化した走りや質感が評価されています。
WLTCモード値に!スバル新型インプレッサの燃費は?
▼スバル新型インプレッサの燃費
※WLTCモード値
- 1.6Lガソリン:13.5~14.1km/L
- 2Lガソリン:12.4~14.0km/L
- 2L「e-BOXER」:15.2km/L
スバル新型インプレッサの燃費は、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモードに対応しています。
2020年の改良前までは1.6LモデルでJC08モード値17.2km/Lが最高値となっていましたが、新型インプレッサでは2L「e-BOXER」を搭載することでWLTCモード値15.2km/Lとなっています。
充実!スバル新型インプレッサの安全装備は?
スバル新型インプレッサの安全装備には、最新の「アイサイトツーリングアシスト」が全車標準装備されています。
アイサイトツーリングアシストは、高速道路などで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動でアシスト。
最新システムでは作動域を、「車線中央維持」機能で以前の60km/h以上から0km/h以上へ、「全車速追従機能つきクルーズコントロール」機能で0km/h~約100km/hから0km/h~約120km/hに拡大。
その他、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動制御してドライバーをアシストする「先行車追従操舵」や後退時にソナーセンサー障害物を検知し警告する「後退時自動ブレーキシステム」を搭載。
▼フロントビューモニター
▼アダプティブドライビングビーム
新型インプレッサではフロントグリル内に装備されるカメラにより駐車・発進時などの前方確認をサポートするフロントビューモニターや、後退時に自動的にサイドミラーを下に向けてリアタイヤ付近を確認しやすくするリバース連動ドアミラー、アダプティブドライビングビームが採用することで、高い安全性が確保されています。
使い勝手で選ぶ!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
▼スバル新型インプレッサのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
・インプレッサスポーツ(5ドアハッチバック)
4475×1775×1480mm
・インプレッサG4(4ドアセダン)
4640×1775×1455mm - 室内長×室内幅×室内高:2085×1520×1200mm
- ホイールベース:2670mm
- 最低地上高:130mm
- 車重:1300kg
- 乗員:5人
スバル新型インプレッサのボディサイズは、ハッチバックとセダンで外寸に違いがあります。
しかし、室内サイズを含め他の数値は同じになっているため、利用シーンの違いで選ぶことができるようになっています。
いつ?スバル新型インプレッサの発売日は?
改良されたスバル新型インプレッサは、2021年12月16日に発表されました。
スバルは主力モデルであるインプレッサに新しい特別仕様車を設定することで、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
スバルインプレッサを「おさらい」
▼インプレッサWRX STI(初代GC8型)
スバル インプレッサ(IMPREZA)は、初代が1992年に登場した乗用車です。
ボディタイプは現在も販売されているセダンやハッチバックのほか、過去にはワゴンや2ドアクーペも製作されました。
レガシィの下位モデルという位置付けで登場し、以前レガシィが参戦していたWRC(世界ラリー選手権)での活躍で知名度を大きくあげました。
今は別モデルとして販売されているWRX STIは、インプレッサWRX STIとして初代から3代目までラインナップされスバルのスポーツイメージを牽引する存在に。
5代目の現行モデルは2016年に登場し、スバルの新世代プラットフォームであるスバルグローバルプラットフォームを初めて採用することで、走行性能を向上。
「IMPREZA」のモデル名は、「紋章」「金言」などを表す英語の"IMPRESA"が由来となった造語になっています。
新型インプレッサについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!