スズキが、ミニバン「ランディ」のフルモデルチェンジ発売を発表しました。
新世代となり魅力をアップしたスズキ新型ランディについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ベース車変更!「新型ランディ」フルモデルチェンジ発売!
- スズキ新型ランディの【変更点まとめ】
- 310.6万円から!スズキ新型ランディの価格は?
- 力強く!スズキ新型ランディの外装(エクステリア)デザイン
- 全5色!新型ランディのボディカラーは?
- 3ナンバー化!スズキ新型ランディのボディサイズは?
- 最新装備!スズキ新型ランディの内装(インテリア)デザイン
- ハイブリッドも!新型ランディのパワートレインとスペックは?
- 23.2km/L!スズキ新型ランディの燃費は?
- 最新機能!スズキ新型ランディの安全装備は?
- いつ?スズキ新型ランディの発売日は?
【最新情報】ベース車変更!「新型ランディ」フルモデルチェンジ発売!
▼スズキ新型ランディの画像
スズキが、ミニバン「ランディ」のフルモデルチェンジ発売を発表しました。
スズキ・ランディは、これまで日産「セレナ」をベースとしたブランドのミドルクラスミニバンとしてラインナップされていました。
フルモデルチェンジし新世代となる新型ランディでは、2019年に資本提携を結んだトヨタが販売するミニバン「ノア」のOEMモデルに変更。
新世代プラットフォームを採用しボディをこれまでの5ナンバーサイズから3ナンバーサイズに拡大したほか、最新のハイブリッドパワートレインを搭載。ハイブリッド4WD「E-four」も新設定することで、使い勝手や燃費性能をアップ。
安全装備には、これまでの安全システムより早く歩行者の横断などの危険性を検知し、事前にステアリングやブレーキなどにより運転を支援する「プロアクティブドライビングアシスト機能」を採用しています。
フルモデルチェンジした新型ランディは2022年7月28日に発表、8月8日に発売。価格は3,106,400円~3,697,100円となっています。
▼トヨタ・ノア(ベースモデル)
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スズキ新型ランディの【変更点まとめ】
▼スズキ新型ランディの変更点
- 新世代プラットフォームを採用し、ボディサイズを3ナンバーに拡大
- ハイブリッド車に4WD「E-Four」を新設定し、アクセル操作による減速に対応
- 電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能を標準装備
- 安全システムに「プロアクティブドライビングアシスト」を装備
310.6万円から!スズキ新型ランディの価格は?
▼スズキ新型ランディの価格
▽ガソリン
- G(8人乗り)
FF:3,106,400円、4WD:3,327,500円
▽ランディハイブリッド
- HYBRID G(7人乗り)
FF:3,450,700円、E-Four:3,697,100円
スズキ新型ランディの価格は、310万6400円からとなっています。
ベースとなるトヨタ「ノア」と比較すると、トヨタ「ノア」の中間グレード「G」と上位グレード「Z」の中間となる価格設定となっています。
ボディタイプでは、トヨタ「ノア」に設定されていたエアロ仕様が設定されず、選びやすい価格を重視した1タイプのみとされています。
▼参考:トヨタ・ノアの価格
▽ガソリン(駆動方式 FF or 4WD)
- 【標準仕様】
・X(7人乗り or 8人乗り)
FF:267万円、4WD:286万8000円
・G(7人乗り or 8人乗り)
FF:297万円、4WD:316万8000円
・Z(7人乗り)
FF:324万円、4WD:343万8000円 - 【エアロ仕様】
・S-G(7人乗り or 8人乗り)
FF:304万円、4WD:323万8000円
・S-Z(7人乗り)
FF:332万円、4WD:351万8000円
▽ノアハイブリッド(駆動方式 FF or 4WD「E-Four」)
- 【標準仕様】
・X(7人乗り or FF車のみ8人乗りも設定)
FF:305万円、E-four:327万円
・G(7人乗り or FF車のみ8人乗りも設定)
FF:332万円、E-four:354万円
・Z(7人乗り)
FF:359万円、E-four:381万円 - 【エアロ仕様】
・S-G(7人乗り or FF車のみ8人乗りも設定)
FF:339万円、E-four:361万円
・S-Z(7人乗り)
FF:367万円、E-four:389万円
力強く!スズキ新型ランディの外装(エクステリア)デザイン
▼参考:ランディ(前モデル)
スズキ新型ランディの外装は、最新のデザインを採用することにより質感がアップされています。
フロントは、新設計のヘッドランプや大型のグリルにより押し出し感を強調。
▼参考:トヨタ・ノア(エアロモデル)の画像
ベースとなるトヨタ「ノア」にはデザインバリエーションとしてエアロ仕様も設定されていますが、スズキ新型ランディでは日産「セレナ ハイウェイスター」が設定されていなかった前世代と同じく1タイプのみを設定。
バックドアには、任意の角度で保持できる「フリーストップバックドア」を採用し、バックドアを押すことで、“からくり”を使って任意の角度で停止可能とし使い勝手を向上します。
全5色!新型ランディのボディカラーは?
スズキ新型ランディには、全5色のボディカラーが設定されています。
このうち、「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」は、オプションカラーとして有料で選択できるようになっています。
3ナンバー化!スズキ新型ランディのボディサイズは?
▼スズキ新型ランディのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4695×1730×1845mm
- ホイールベース:2850mm
- 最小回転半径:5.5m
- ※参考
▽スズキ ランディ(前モデル)
・全長×全幅×全高:4690×1695×1865mm
・ホイールベース:2860mm
スズキ新型ランディのボディサイズは、全幅を1700mm以上とすることで3ナンバーサイズとされています。
あわせて、新世代プラットフォームを採用することで室内空間を拡大し、剛性を高めた車体により乗り心地もアップされています。
最新装備!スズキ新型ランディの内装(インテリア)デザイン
スズキ新型ランディの内装は、使い勝手がアップされています。
装備には、両手がふさがっている状態でもドアの開閉がスムーズにできる「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」、長い手すりで乗り降りが楽な「ロングアシストグリップ」を採用。
室内空間は、左右のCピラー間距離を1295mm、室内高はセカンドシートの高さを地面からアップしつつ1405mmが確保されています。
2列目シートでは、キャプテンシートの7人乗りの場合で745mmのロングスライドを実現。
8人乗りのセカンドシートでは、3人掛けベンチシートタイプの6:4分割チップアップシートを採用。705mmのロングスライドが可能に。
ラゲッジスペースには、大容量104Lのスーパーラゲージボックスを採用し、高さのあるものやスーツケースなどの収納に便利な床下収納スペースも確保されています。
ハイブリッドも!新型ランディのパワートレインとスペックは?
▼スズキ新型ランディのパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列4気筒2Lガソリン「Dynamic Force Engine」
出力:169ps/20.9kgm
トランスミッション:発進ギヤ付きCVT「Direct Shift-CVT」 - 【ハイブリッド】
直列4気筒1.8L+電気モーター
エンジン出力:98ps/14.5kgm
フロントモーター出力:95ps/18.9kgm
リアモーター出力(4WD車のみ):41ps/8.6kgm - 駆動方式:FF or 4WD
スズキ新型ランディのパワートレインには、新世代の2Lガソリンと1.8Lハイブリッドが搭載されています。
2Lエンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現。
世界トップレベルとなる熱効率41%を達成し、低回転から高回転まで全域でトルクアップをしています。
ハイブリッド車は、リダクションギヤ部分をコンパクト化し、高密度電池セルを採用するほか、出力をアップしたフロントとリアモーターを採用。
リアモーターはアシストを100km/h以上の領域まで可能とすることで、より積極的に機能するようになっています。
23.2km/L!スズキ新型ランディの燃費は?
▼スズキ新型ランディの燃費(WLTCモード値)
- ランディ(ガソリン)
FF:15.1km/L、4WD:14.3km/L - ランディハイブリッド
FF:23.2km/L、4WD:22.0km/L
スズキ新型ランディの燃費は、新世代のパワートレインにより大幅に改善しています。
前モデルはマイルドハイブリッド「S-HYBRID」搭載車で13.2km/Lとなっていましたが、新型ランディはガソリン車で15.1km/L、ハイブリッドでは23.2km/Lまで燃費をアップすることで使いやすさが高められています。
▼参考:スズキ・ランディの燃費(前モデル)
- ガソリン:12.2km/L
- S-HYBRID:FF 13.2km/L、4WD車 11.8km/L
※WLTCモード値
最新機能!スズキ新型ランディの安全装備は?
新型ランディの安全装備には、最新の運転支援システムが採用されています。
▼プロアクティブドライビングアシスト
システムには、これまでの安全システムより早く歩行者の横断などの危険性を検知し、事前にステアリングやブレーキなどにより運転を支援する「プロアクティブドライビングアシスト機能」を採用。
その他、「レーントレーシングアシスト」、「レーンディパーチャーアラート」、「ロードサインアシスト」、「ドライバー異常時対応システム」なども採用することにより、安全性が高められています。
いつ?スズキ新型ランディの発売日は?
フルモデルチェンジしたスズキ新型ランディは、2022年7月28日に発表、8月8日に発売されます。
スズキはOEM提供を受けるミドルミニバンを新世代とすることで、他モデルとの相乗効果を高めていきたい考えです。
新型スズキ・ランディについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!