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【新型GRヤリス】WRC選手監修!「オジエ/ロバンペラ仕様!」2022年1月13日公開!最新情報、馬力、価格は?

トヨタが、「GRヤリス」の限定モデルとなる「セバスチャン・オジエ エディション」

、「カッレ・ロバンペラ エディション」の発売を予定しています。

 

新モデルにより魅力をアップするトヨタ新型GRヤリスについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】専用仕様!「新型GRヤリス オジエ/ロバンペラ エディション」発売!

▼トヨタ新型「GRヤリス」
「RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition」(左)
「RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition」(右)の画像

トヨタが、発売を予定する「GRヤリス」の新モデル「GRヤリス RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition」、「GRヤリス RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition」を公開しました。

 

トヨタGRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)参戦マシンのベースになるスポーツモデルとして開発され、272馬力を発生する最新の直列3気筒1.6Lターボエンジンや電子制御式4WD「GR-FOUR」により走行性能が強化されています。

 

▼「GRヤリス RZ“High-performance・セバスチャン・オジエ エディション」

▼セバスチャン・オジエ エディションの専用装備

  • 外装
    専用外板色
    外装・大型リヤウイング
    専用WRCチャンピオンデカール
    専用ホイール加飾
    カラードキャリパー(ブルー/GRロゴ付 <フロント・リヤ>)
  • 内装
    専用色ステッチ(ブルー/ホワイト/レッド<ステアリングホイール>)
    専用WRCプレート(フロントコンソール)
  • 機構
    エンジントルクアップ(390N・m)
    4WDモードセレクトスイッチ(Sebastien Ogier Edition専用制御追加)

新設定される2モデルは、2021年にWRCでドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ選手、2022年に同じくドライバーズタイトルを獲得したカッレ・ロバンペラ選手が監修し、両選手に合わせた車両セッティングを採用。

 

▼「GRヤリス RZ“High-performance・カッレ・ロバンペラ エディション」

▼カッレ・ロバンペラ エディションの専用装備

  • 外装
    専用外板色
    リヤウイング+エアロパーツセット
    専用WRCチャンピオンデカール
    専用ホイール加飾
    カラードキャリパー(レッド/GRロゴ付<フロント・リヤ>)
  • 内装
    専用色ステッチ(ブルー/ホワイト/レッド<ステアリングホイール>)
    専用WRCプレート(フロントコンソール)
  • 機構
    エンジントルクアップ(390N・m)
    4WDモードセレクトスイッチ(Kalle Rovanpera Edition専用制御追加)

また、同モデルの成約者には、WRCをともに戦うパートナーとして、WRC競技車両へその証の掲載、セバスチャン・オジエ選手、カッレ・ロバンペラ選手との懇談機会の提供が検討されています。

 

「GRヤリス RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition」、「GRヤリス RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition」は東京オートサロン2023で公開。発売時期は今後公開予定であることが発表されています。

 

▼GRヤリス「オジエ/ロバンペラ エディション」の動画

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トヨタ新型GRヤリスの【変更点まとめ】

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▼トヨタ新型GRヤリスの変更点

  • 「GRヤリス RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition」、「GRヤリス RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition」を設定

▽2022年1月の変更点

  • 500台限定ハイパフォーマンスモデル「GRMNヤリス」を設定。
    専用エアロや剛性強化パーツ、専用チューニングエンジンを採用

▽トヨタ新型GRヤリス発売時の特徴

  • 高出力を発生する専用の直列3気筒1.6Lターボエンジンを搭載
  • 3ドアボディを大幅に拡大した専用の車体により走行性能を向上
  • カーボン製ルーフ、アルミ製ボンネットとドアにより軽量化
  • 前後駆動配分をドライブモードにあわせ変更できる新開発電子制御4WDシステムを搭載
  • 大容量ブレーキシステム、専用ホイールを装備
  • リアに、専用開発マルチリンク式サスペンションを採用

  

走り最重視!トヨタ新型GRヤリスの外装(エクステリア)デザイン

▼トヨタ新型GRヤリスの画像

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トヨタ新型GRヤリスの外装は、専用の設計を採用することにより大きく走行性能が強化されています。

 

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ボディタイプは、ベースモデルのヤリスで5ドアハッチバックとされていましたが、新型GRヤリスでは3ドアボディを採用。

 

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車体は、よりアグレッシブなボディワークとブリスターホイールアーチ、専用のバンパーや大型フロントグリルによりベースモデルから大きく車幅を拡大。

 

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しかし、カーボン製ルーフ、アルミ製のボンネットとドアを採用することで軽量化されています。

 

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ホイールは鍛造のBBS製18インチとされ、タイヤに225/40ZR18サイズのミシュラン・パイロットスポーツ4Sを組み合わせ。 

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ブレーキには専用の対向キャリパーと大径ローターを装備することで、安定した性能を発揮。

 

▼新型GRヤリスRS

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エントリーグレードの「RS」では、1.5LエンジンとCVT、FF駆動を採用することで、軽快な走り味を楽しむことができるなっています。

  

軽く!トヨタ新型GRヤリスのサイズ、車体設計は?

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▼トヨタ新型GRヤリスのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高
    ・ベースモデル:3995×1805×1455mm
     ※GRMNヤリス・ラリーパッケージ同値
    ・GRMNヤリス:4030×1815×1475mm
     ※サーキットパッケージ同値
  • ホイールベース:2558mm
  • 車重
    ベースモデル:1280kg(RSグレード:1130kg)
    GRMNヤリス:1250kg(サーキットパッケージ1260kg)
  • 乗員
    ベースモデル:4人乗り
    GRMNヤリス:2人乗り
  • タイヤサイズ:フロント&リア 225/40ZR18
  • 参考
    ・ヤリス
     全長×全幅×全高:3940×1695×1500mm
     ホイールベース:2550mm
     車重:940kg~1090kg

トヨタ新型GRヤリスのボディサイズは、専用の3ドアボディを採用することでベースとなる「ヤリス」から変更されています。

 

特に全幅は大幅に拡大し、高い走行安定性を獲得。 

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車重は4WDを採用することで増加しますが、アルミ素材のエンジンフード、トランクリッド及びドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたカーボンファイバー素材のルーフパネルを採用することにより走行性能を向上。

 

バッテリーやオプション設定されるインタークーラースプレーのタンクをラゲッジスペース下に配置することで、前後重量配分も最適化されています。

 

ドライビング空間!トヨタ新型GRヤリスの内装(インテリア)デザイン

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トヨタ新型ヤリスの内装は、ムダをそぎ落とすことで、ドライビングに集中できる空間に仕上げられています。

 

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インテリアトリムには専用のアクセントやステアリング、メーターが採用され、ホールド性を高めるスポーツシートを装備。 

 

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ステアリングやペダル、シフトノブの位置を最適化することで、高いパフォーマンスを楽しむことができるようになっています。

 

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また、JBL製オーディオシステムや安全システム「トヨタセーフティセンス」も採用することで、ドライブでの快適性や安全性も確保。

 

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余裕のあるラゲッジスペースも用意されています。

 

▼GRヤリス「RC」グレード

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競技用ベース車となる「RC」グレードでは、ディスプレイオーディオが省略され、より走りを重視した仕上げとなっています。

 

高出力!トヨタ新型GRヤリスのスペック、走行性能は?

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▼トヨタ新型GRヤリスのパワートレインとスペック

  • 【GRMNヤリス】【500台限定/完売】
    ・直列3気筒1.6Lガソリンターボ
    ・出力:272ps/39.8kgm
    ・駆動方式:4WD「GR-FOUR」
    ・トランスミッション:6速MT「iMT」
  • 【RZ】【RC】
    ・直列3気筒1.6Lガソリンターボ
    ・出力:272ps/37.7kgm
    ・駆動方式:4WD「GR-FOUR」
    ・トランスミッション:6速MT「iMT」
  • 【RS】
    ・直列3気筒1.5Lガソリン
    ・出力:120ps/14.8kgm
    ・駆動方式:FF
    ・トランスミッション
     10速パドル付CVT「Direct Shift-CVT」

トヨタ新型GRヤリスのパワートレインには、新開発された直列3気筒1.6Lガソリンターボエンジンと1.5Lガソリンエンジンが搭載されています。

 

▼参考:トヨタ・ヴィッツGRMN(前世代ベース)のスペック

  • エンジン:直列4気筒1.8Lスーパーチャージャー
  • 最高出力:212ps/6800rpm
  • 最大トルク:25.5kgm/4800rpm
  • トランスミッション:6速MT

1.6Lターボエンジンには専用のエンジンブロックとシリンダーヘッド、ボールベアリングターボ、大径排気バルブが採用され、前モデルの「ヴィッツ」で限定販売された「ヴィッツGRMN」より大幅に出力をアップしながらエンジン重量を軽量化。

 

インタークーラーに水を噴射することで冷却するインタークーラースプレーがオプション設定され、ハイスペックを安定して発揮することができるようになっています。

 

▼4WDシステム「GR-FOUR」

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4WDシステムは新開発した電子制御式とし、前後駆動配分を0:100~100:0で可変させることが可能に。 

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3つのドライブモードにあわせ、「ノーマル」で60:40、「スポーツ」で30:70、「トラック」で50:50の基本値から、走行状況にあわせ駆動配分が変更されます。

 

また、ラリーを走行する際に必要になるスピンターンにあわせ、パーキングブレーキを引いた場合にリア側への駆動をカットする機構も装備。

 

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前後のデフにはトルセンLSDが設定され、高いトラクション性能を発揮することが可能に。

 

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トランスミッションには「6速iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)」が組み合わせられ、スイッチにより機能をオンにすることで、シフトダウン時にエンジン回転数を自動であわせるブリッピングを利用することができるようになっています。

 

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サスペンションはフロントがストラット式、リアは専用開発されたマルチリンク式とすることで基礎から走行性能が強化されています。

  

▼Direct Shift-CVT

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新型GRヤリスには手軽にスポーツ走行を楽しむことができるモデルとして「RS」が設定され、1.5Lガソリンエンジンに、発進用ギヤを追加し低速から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現する「Direct Shift-CVT」を組み合わせられています。

 

トヨタ新型GRヤリスを試乗動画でチェック!

トヨタ新型GRヤリスは、試乗動画が公開されています。

  

専用開発されたボディやパワートレインによる走行性能の高さが評価されています。

 

  

走りをさらにUP!カスタム用「GRパーツ」も設定!

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新型GRヤリスには、さらなる走行性能を引き出すカスタムパーツとして、「GR PARTS」が設定されています。

 

▼機械式LSD

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GRパーツには走行テストから開発したエアロパーツのほか、よりトラクションをアップする機械式LSDなどが設定され、走行シーンにあわせて選択できるようになっています。

 

走り重視!トヨタ新型GRヤリスの燃費は?

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▼トヨタ新型GRヤリスの燃費(WLTCモード)

  • GRヤリスRZ(1.6Lターボ&4WD):13.6km/L
  • GRヤリスRS(1.5L&FF):18.0km/L
  • ※参考
    ・ヤリス(ベースモデル)
     1Lガソリン:20.2km/L
     1.5Lガソリン:6速MT&FF 19.6km/L
     1.5ハイブリッド:FF 36.0km/L、4WD 30.2km/L
     ※WLTCモード値

トヨタ新型GRヤリスの燃費は、走行性能を重視したことでベースとなる「ヤリス」からダウンしています。

 

しかし直列3気筒とした最新エンジンによりダウン幅は抑えられ、実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値でも、1.5L&FF駆動の「GRヤリスRS」で18.0km/L、ハイパワー4WDの「GRヤリスRZ」で13.6km/Lが確保されています。

 

トヨタ新型GRヤリスの価格は?

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▼トヨタ新型GRヤリスの価格

  • RS(1.5L/CVT/FF):265万円
  • RC(1.6Lターボ/6速MT/4WD):330万円
  • RZ(1.6Lターボ/6速MT/4WD):396万円
  • RZ”High performance”(1.6Lターボ/6速MT/4WD):456万円
  • GRMNヤリス【500台限定/完売】
    ベースモデル:7,317,000円
    GRMNヤリス“Circuit package”:8,467,000円
    GRMNヤリス“Rally package”:8,378,764円

トヨタ新型GRヤリスの価格は、1.5LエンジンにCVTを組み合わせる「RS」グレードが265万円からとなっています。

 

1.6Lターボエンジン4WD駆動となる「RC」グレードは競技用ベースモデルとして装備を簡略化することで330万円、1.6Lターボエンジンの標準モデル「RZ」では396万円となり、最上位モデル「RZ High performance」にはBBS製鍛造アルミホイール、ミシュラン製Pilot Sport 4S ラジアルタイヤ、前後トルセンLSDが装備されています。

 

500台限定モデルとして設定されたハイパフォーマンスモデル「GRMNヤリス」は、専用の装備により731万7000円からとされ、約106万円差でラリーパッケージ、115万円差でサーキットパッケージも選択できるようになっています。

    

いつ?トヨタ新型GRヤリスの発売日は?

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新型GRヤリスに設定される「GRヤリス RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition」、「GRヤリス RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition」は東京オートサロン2023で公開。発売時期は今後公開予定であることが発表されています。

 

トヨタは世界統一のモデル名となったヤリスにWRCでの活躍をイメージするスポーツモデルを設定することで、よりブランド力を高めていきたい考えです。 

  

トヨタ・ヤリスを「おさらい」

▼トヨタ・ヤリス(初代)

2003-2005 Toyota Echo (NCP10R) 3-door hatchback (2010-12-28).jpg

▼トヨタ・ヤリス(2代目)

2005-2008 Toyota Yaris (NCP91R) YRS 5-door hatchback 02.jpg

トヨタ・ヤリス(Yaris)は、国内で販売される「ヴィッツ」の海外仕様として初代が1999年に登場したコンパクトカーです。

 

「ヤリス」の車名の由来は、ギリシャ神話の美の女神「カリス(Charites)」の単数形「Charis」からの造語になっています。

 

日本名「ヴィッツ」の由来は英語の「Vivid」(鮮やか)とドイツ語の「Witz」(機知・発想の転換)を掛け合わせた造語になっていました。

 

初代は、登場前に販売されていたスターレットの後継車として開発され、コンパクトカーながらデザインや機能性を高めたモデルとすることで大人気になりました。

 

前モデルは3代目として日本で2010年、海外で2011年にフルモデルチェンジ。

 

欧州では2012年にヤリスハイブリッドが新設定されていましたが、日本では「アクア」が人気になっていたことから2017年に導入されました。

 

モータースポーツでのベース車としても使用され、ワンメイクレースのほか、2017年からは世界最高峰ラリーにも「ヤリスWRC」にて参戦。

 

トヨタの新スポーツブランドとして2017年に発表された「GR」では、ブランド最上位の限定モデル「GRMN」が一番最初に設定された車種にもなりました。

 

新型トヨタ・GRヤリスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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