トヨタが、「カローラ」シリーズのハイパフォーマンスモデルとなる「GRカローラ」の日本発売を発表しました。
高い走行性能を持つ新型GRカローラについて、最新情報からスペックなどをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最高峰の走行性能!トヨタ新型「GRカローラ」発売!
- トヨタ新型GRカローラの【特徴まとめ】
- 525万円から!トヨタ新型GRカローラの価格は?
- トヨタ新型GRカローラを試乗動画でチェック!
- 迫力UP!トヨタ新型GRカローラの外装(エクステリア)デザインは?
- ワイド&ロー!トヨタ新型GRカローラのボディサイズは?
- 専用装備!トヨタ新型GRカローラの内装(インテリア)デザインは?
- パワフル!トヨタ新型GRカローラのパワートレインとスペックは?
- 充実!新型GRカローラの安全性能は?
- いつ?トヨタ新型GRカローラの発売日は?
【最新情報】最高峰の走行性能!トヨタ新型「GRカローラ」発売!
▼トヨタ新型GRカローラ「RZ」の画像
トヨタが、ミドルクラス「カローラ」の最上位スポーツモデルとなる「GRカローラ」の日本発売を発表しました。
GRカローラは、”世界で最も販売されるトヨタ車”となっているカローラシリーズのハイパフォーマンスモデルとして企画。
新型GRカローラは、ハッチバックの「カローラスポーツ」をベースに制作。最新の1.6Lターボエンジンを搭載し、同型のエンジンを搭載する「GRヤリス」より出力を高めた304馬力を発揮。
駆動システムには電子制御4WD「GR-FOUR」を採用するほか、前後にトルセン式LSDを装備。
車体は、専用のエアロパーツによる空力性能の引き上げに加え、ワイドフェンダーによりトレッドも拡大することで走行性能をアップ。
▼トヨタ新型GRカローラ「RZ モリゾウエディション」の画像
また、日本70台の台数限定モデルとして、マスタードライバーでもある豊田章男社長が自ら試作車のハンドルを握り、こだわりを持って作り込んだ「GRカローラ RZ モリゾウエディション」も設定。
モリゾウエディションでは、後部座席を除去し2シーター化することにより30kg軽量化し1440kgとしたほか、最大トルクを37.7kgmから40.8kgmにアップ。専用のギヤ比やモノチューブアブソーバー、245/40R18ミシュラン製PILOT SPORT CUP2タイヤなども採用することで走行性能を向上。
加えて、モリゾウサイン、TOYOTA GAZOO Racingロゴ入りBBS製ホイール、専用インテリアパーツが採用されています。
新型GRカローラは当初2022年秋の発売が予定されていましたが生産の事情により延期され、2022年12月2日に正式発表。価格は「RZ」が525万円、「RZモリゾウエディション」が715万円。
70台限定モデル「モリゾウエディション」のほか、通常モデルも生産の事情から初回は抽選予約受付を実施し500台を販売(初回以降は状況により検討予定)、2023年年初に発売。
抽選申し込みは「GRカローラ RZ」が12月19日までWEBサイトで、「GRカローラ RZ モリゾウエディション」は12月18日まで全国のGR Garage店頭で受け付けされます。
▼新型GRカローラの動画
▼カローラスポーツ(ベースモデル)
【新型カローラスポーツ】「新デザイン!」マイナーチェンジ発売!最新情報、価格は?
▼GRヤリス
トヨタ新型GRカローラの【特徴まとめ】
▼新型GRカローラの特徴
- 高出力を発生する1.6Lガソリンターボエンジンを搭載
- スポット溶接箇所、構造用接着剤使用部分を増やし剛性を高めた専用ワイドボディを採用
- 大容量ブレーキシステム、専用ホイールを装備
- 新たに「4WDモード」と「ドライブモード」それぞれの選択に対応した、電子制御4WDシステム「GR-FOUR」を採用
- 前後トルセン式LSDを装備
- 12.3インチデジタルメーターを採用
- 「トヨタセーフティセンス」を標準装備
- 2シーター限定モデル「GRカローラ モリゾウエディション」を設定
525万円から!トヨタ新型GRカローラの価格は?
▼新型GRカローラの価格
- 【RZ】(初回500台限定):525万円
▼オプション
▽セット1:11万7700円
・ブラインドスポットアラート
・クリアランスソナー
・ヘッドアップディスプレイ
▽セット2:2万7500円
・ステアリングヒーター
・前席シートヒーター
▽セット3:17万4900円
・8スピーカーJBLオーディオ
・10.5インチディスプレイ
・前後ドライブレコーダー
□ワイヤレス充電:1万3200円 - 【モリゾウエディション】(70台限定):715万円
▼オプション
ボディカラー:マットスティール+35万2000円
新型GRカローラの価格は、525万円からとされています。
3ドアのハイパフォーマンス「GRヤリス」は同じ1.6Lターボエンジンを搭載し、競技仕様「RC」が330万円、量販モデル「RZ」が396万円とされていましたが、新型GRカローラではボディサイズにあわせ価格をアップしています。
▼参考:GRヤリスの価格
- RS(1.5L/CVT/FF):265万円
- RC(1.6Lターボ/6速MT/4WD):330万円
- RZ(1.6Lターボ/6速MT/4WD):396万円
- RZ”High performance”(1.6Lターボ/6速MT/4WD):456万円
トヨタ新型GRカローラを試乗動画でチェック!
迫力UP!トヨタ新型GRカローラの外装(エクステリア)デザインは?
▼トヨタ新型GRカローラ「RZ」の画像
▼参考:カローラスポーツ
トヨタ新型GRカローラの外装は、ワイドフェンダーや専用のデザインにより、ベースとなった「カローラスポーツ」から迫力をアップしています。
フロントはエアインテークを大型化し、エアベント付きボンネットも装備することで高出力のエンジンを効率的に冷却。
足元には、専用のブラックBBS製18インチホイールや、フロント356mmディスク&4ピストンアルミキャリパー、リア297mmディスク&2ピストンアルミキャリパーのレッド塗装ブレーキシステムを採用するほか、ホイールアーチ後方にダクトを装備。
タイヤには、235/40R18ヨコハマ製ADVAN APEX V601が採用されています。
▼参考:カローラスポーツ
リヤは、排圧低減と消音性能を両立させたバルブ付き3本出しエキゾースト、ディフューザーを採用。
▼カーボン製ルーフ
また、カーボン製ルーフも採用することにより重心をダウンし、走行性能をアップ。
▼新型GRカローラのボディカラー
- スーパーホワイト2
- プラチナホワイトパールマイカ
- プレシャスブラックパール
- エモーショナルレッド2
- プレシャスメタル
ボディカラーは、全5色から選択できるようになっています。
ワイド&ロー!トヨタ新型GRカローラのボディサイズは?
▼トヨタ新型GRカローラのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4410×1850×1480mm
- ホイールベース:2640mm
- 車重:1470kg
- タイヤ:235/40R18 Michelin Pilot Sport 4
- 乗員:5人乗り
- 参考
・カローラスポーツ(ベースモデル)
全長×全幅×全高:4375×1790×1460mm
ホイールベース:2640mm
車重:1370kg(1.2Lターボ/4WD車)
・GRヤリス
全長×全幅×全高:3995×1805×1460mm
ホイールベース:2558mm
車重:1280kg(4WDモデル)
トヨタ新型GRカローラのボディサイズは、専用のエアロパーツを採用することによりベースモデルから拡大されています。
車体はフロントフェンダーを片側20mm、リヤフェンダーを片側30mm拡大し、フロントトレッドを60mm、リヤトレッドを85mmワイドにすることにより、高速旋回性能を向上。
しかし、走行性能を最重視し3ドアとされたGRヤリスと違い5ドアを維持することで、使いやすさも両立。
ボディはハイパフォーマンスエンジンの搭載にあわせてリヤホイールハウス間や床下トンネル、タンク前の床下にブレースを追加。スポット溶接の箇所を増やし、構造用接着材も長く塗布することでボディ剛性を向上。
サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーン式を採用し、ブッシュのピロボール化、スプリング、アブソーバー、アライメントの最適化を実施。
専用チューニングされたスポーツサスペンションの採用により、鋭い走りが可能となっています。
専用装備!トヨタ新型GRカローラの内装(インテリア)デザインは?
新型GRカローラの内装は、専用の装備を採用することでドライビングに集中できる空間に仕上げられています。
メーターには、回転数と過給圧、現在のギア、ドライブモードなどの表示に対応した12.3インチデジタルメーターを採用。
シフトレバーはショートストローク化され、パーキングブレーキにはドリフト走行時のなどのコントロール性を重視し、手引き式を採用。
インフォテインメントシステムには、8インチの最新ディスプレイオーディオを採用することで、クラウドとの連携や音声による操作に対応。
装備は、専用スポーツシート、レザーステアリングホイール、アルミニウムペダル、6スピーカーオーディオシステムを採用。
インテリアカラーには、ブラックとレッドの2パターンが設定されています。
パワフル!トヨタ新型GRカローラのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型GRカローラのパワートレインとスペック
- 【GRカローラRZ】
直列3気筒1.6Lガソリンターボ
出力:304ps/37.7kgm - 【GRカローラ モリゾウエディション】【限定】
直列3気筒1.6Lガソリンターボ
出力:304ps/40.8kgm - 駆動方式:4WD「GR-FOUR」
- トランスミッション:6速MT「iMT」
トヨタ新型GRカローラには、高出力の直列3気筒1.6Lガソリンターボエンジンが搭載されています。
▼参考:カローラスポーツ(ベースモデル)のスペック
- 直列4気筒1.2Lターボ
最高出力:116ps/5200-5600rpm
最大トルク:18.9kgm/1500-4000rpm
駆動方式:FF or 4WD
トランスミッション:CVT or 6速MT - 直列4気筒1.8Lハイブリッド
エンジン出力:98ps/14.5kgm
モーター出力:72ps/16.6kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF
1.6Lターボエンジンは、同型のエンジンを搭載する「GRヤリス」の272psから出力を304psまでアップし、GRカローラを軽快に加速。
駆動システムには、電子制御4WDシステム「GR-FOUR」を組み合わせることで、前後駆動配分を0:100~100:0で可変させることが可能に。
走行シーンにあわせ、「ノーマル」で60:40、「スポーツ」で30:70、「トラック」で50:50の基本値から駆動配分を変化。
フロントとリヤにはトルセン式LSDも装備することにより、駆動力をアップ。
新型GRカローラでは新たに、駆動配分を制御する4WDモードと、アクセル応答性やステアリングなどを制御するドライブモードを分けたことで、ドライバーの好みや走行環境に応じた選択が可能になっています。
充実!新型GRカローラの安全性能は?
新型GRカローラには、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が標準装備されています。
システムは、歩行者検出機能付きプリコリジョンシステム、ステアリングアシスト付きレーンデパーチャーアラート、レーントレースアシストを採用。
加えて、レーダークルーズコントロール、自動ハイビーム、道路標識アシスト、後部座席リマインダー、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート、ヒルスタートアシストコントロールなども搭載することにより、安全性が高められています。
いつ?トヨタ新型GRカローラの発売日は?
カローラシリーズのハイパフォーマンスモデルとなる新型GRカローラは、日本仕様を2022年6月1日に公開。日本発売は当初2022年秋が予定されていましたが生産の事情により延期され、2022年12月2日に正式発表。
70台限定モデル「モリゾウエディション」のほか、通常モデルも生産の事情から初回は抽選予約受付を実施し500台を販売(初回以降は状況により検討予定)、2023年年初に発売。
抽選申し込みは「GRカローラ RZ」が12月19日までWEBサイトで、「GRカローラ RZ モリゾウエディション」は12月18日まで全国のGR Garage店頭で受け付けされます。
トヨタはGRブランドのスポーツモデルを拡大することにより、ブランド力をアップしていきたい考えです。
新型GRカローラについては今後も最新情報があり次第、更新していきますのでお楽しみに!