三菱が、電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」の改良モデルとなる「ミニキャブEV」の発売を発表しました。
改良により魅力をアップした三菱新型ミニキャブEVについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】航続距離&走りもUP!三菱「新型ミニキャブEV」改良発売!
- 三菱新型ミニキャブEVの【変更点まとめ】
- 243万円から!三菱新型ミニキャブEVの価格は?
- 力強く!新型ミニキャブEVの外装(エクステリア)デザイン
- 軽快!三菱新型ミニキャブEVのボディサイズは?
- 実用的!三菱新型ミニキャブEVの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型ミニキャブEVのスペックは?
- 延長!新型ミニキャブEVの航続距離と充電時間は?
- いつ?三菱ミニキャブEVの発売日は?
【最新情報】航続距離&走りもUP!三菱「新型ミニキャブEV」改良発売!
▼三菱新型ミニキャブEVの画像
三菱が、電気自動車「ミニキャブEV」の発売を発表しました。
三菱ミニキャブEVは、2021年3月末に一度、一般向けの販売を終了したものの、近年の環境問題への注目度の高まりにより問い合わせが大幅に増えたことから2022年11月に一般販売が再開されていた電気自動車バン「ミニキャブ・ミーブ」をベースに、開発・メンテナンスで得られたノウハウを最大限に活かした大幅改良モデルとなり、あわせてモデル名が変更されています。
▼駆動用バッテリーパック
新型ミニキャブEVでは、モーターや駆動用バッテリーなど電動系コンポーネントを新世代化し、一充電あたりの航続距離を先代モデル比で約35%増となる180km(WLTCモード)に延長。
電池容量を約25%向上した駆動用バッテリーは、AC200V(15A)での普通充電で約7.5時間で満充電となり、業務終了後に充電すれば、翌日の業務開始時には満充電状態で使用できるように。また、急速充電の場合、約42分で80%までの充電が可能となっています。
▼インバーター 一体型モーター
新採用されたモーターは、走り出しから最大トルクの20kgmを発生するため、荷物をたくさん積んで重くなった状態でも、電気自動車ならではのスムーズかつ力強い走りでストレスなくキビキビと走行。
また、新型モーター・インバーターを採用するとともに一体化構造とすることで、先代モデルよりさらに高い静粛性を実現し、早朝や深夜でも周囲に気兼ねなく走行することができるようになっています。
加えて新型ミニキャブEVでは安全システムに、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]や車線逸脱警報システム[LDW]、オートマチックハイビーム[AHB]、誤発進抑制機能(前進時)[UMS]などの予防安全技術「三菱e-Assist」を採用。安全機能を向上しサポカーSワイドに対応。
急な坂道で発進時の後退を防止するヒルスタートアシスト[HSA]が追加され、安心してスムーズな発進ができるように補助されます。
充電した電力は、フロアコンソール背面に設定されるアクセサリーコンセント(AC100V、最大1500W)により、災害時などの緊急時でも、消費電力の大きい電化製品を使用することができるように。
インテリアはインストルメントパネルに、充電用USBポートのタイプCとタイプAがメーカーオプション設定され、ユーザーの使いやすさを考慮したスマホトレイを併設。
走行性能では、前後ショックアブソーバーの減衰力特性を見直し、乗員の乗り心地の向上とともに、キャビンの揺れを抑制して荷物への負担を軽減。
回生ブレーキを積極的に活用するBポジション時の回生力を強めることで実用電費がアップされています。
三菱ミニキャブEVは2023年11月24日に発表され、12月21日に発売。価格は2シーターが2,431,000円、4シーターが2,486,000円となっています。
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三菱新型ミニキャブEVの【変更点まとめ】
▼三菱新型ミニキャブEVの変更点
- 「ミニキャブ・ミーブ」からモデル名を変更
- 新世代電動系コンポーネントにより、航続距離を延長
- 一体化構造の新型モーター・インバーターを採用し、高い静粛性を実現
- 安全システムに、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]、車線逸脱警報システム[LDW]、オートマチックハイビーム[AHB]、誤発進抑制機能(前進時)[UMS]を含む「三菱e-Assist」を採用し、サポカーSワイドに対応
- ヒルスタートアシスト[HSA]を追加
- 充電用USBポートをメーカーオプション設定
- 前後ショックアブソーバーの減衰力特性を見直し
- Bポジション時の回生力を強め、実用電費をアップ
243万円から!三菱新型ミニキャブEVの価格は?
▼三菱新型ミニキャブEVの価格
- CD 20.0kWh 2シーター:2,431,000円
- CD 20.0kWh 4シーター:2,486,000円
三菱新型ミニキャブEVの価格は、バッテリー容量をアップしながら、2シーターモデルで前モデルから維持、4シーターモデルで33,000円のアップに抑えられています。
また、完全電気自動車のため各種補助金を活用することで、導入コストを下げることができるようになっています。
▼参考:ミニキャブミーブ(前モデル)の価格
- CD16.0kWh ハイルーフ 2シーター:2,431,000円
- CD16.0kWh ハイルーフ 4シーター:2,453,000円
力強く!新型ミニキャブEVの外装(エクステリア)デザイン
▼ミニキャブEV「4シーター」
三菱新型ミニキャブEVの外装は、実用性の高さを表現する力強いデザインとされています。
▼ミニキャブEV「2シーター」
用途にあわせたラッピングにも対応し、店名やサービスをアピールすることができるようになっています。
軽快!三菱新型ミニキャブEVのボディサイズは?
▼三菱新型ミニキャブEVのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1915mm
- ホイールベース:2390mm
- 最低地上高:165mm
- 車重:1100kg
- 最大積載量:350kg(4名乗車時:200kg)
三菱新型ミニキャブEVのボディサイズは軽自動車サイズとされ、取り回しの良さが魅力となっています。
また、新型ミニキャブEVでは走行用バッテリーの容量をアップしながら車重は前モデルと同じ1100kgに抑えられ、最大積載量もガソリン車同等の350kgが確保されています。
実用的!三菱新型ミニキャブEVの内装(インテリア)デザイン
▼2シーター
▼4シーター
三菱新型ミニキャブEVの内装には、2シーターと4シーターの2パターンが設定されています。
4シーター仕様は後部座席を床下に収納でき、シーンにあわせ使うことができるように。
ラゲッジスペースは、商用バンとして広く、使いやすい空間が確保されています。
パワフル!新型ミニキャブEVのスペックは?
▼三菱新型ミニキャブEVのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 最高出力:42ps(改良前モデル:41ps)
- 最大トルク:20kgm
- 駆動方式:後輪駆動
三菱新型ミニキャブEVには、走り出しから最大トルクが得られる、専用の小型・軽量な電気モーターが搭載されています。
電気モーターは最高出力が42psとなっていますが、最大トルクは2Lエンジンに匹敵する20kgmを発揮。
これにより多くの荷物を積んだ場合にも、軽快な走りができるようになっています。
また、セレクターレバーでは、航続距離を重視した「ECO」、力強い走りが可能な「D」、回生ブレーキを強めた「B」が設定され、性能を活かすことができるようになっています。
延長!新型ミニキャブEVの航続距離と充電時間は?
▼三菱新型ミニキャブEVの航続距離と充電時間
- バッテリー電力量:20.0kWh
- 航続距離:180km(WLTCモード値)
- 普通充電:約7.5時間(満充電まで)
- 急速充電:約42分(80%まで)
▽参考:改良前モデル
- バッテリー電力量:16.0kWh
- 航続距離:133km(WLTCモード値)
- 普通充電:約7時間(満充電まで)
- 急速充電:約35分(80%まで)
三菱新型ミニキャブEVには、電池容量を約25%向上した20.0kWhの走行用バッテリーが搭載されています。
あわせて、モーターや駆動用バッテリーなど電動系コンポーネントを新世代化し、一充電あたりの航続距離を先代モデル比で約35%増となる180kmに延長。
充電は、AC200V(15A)での普通充電で約7.5時間で満充電となり、業務終了後に充電すれば、翌日の業務開始時には満充電状態で使用できるように。また、急速充電の場合、約42分で80%までの充電が可能となっています。
いつ?三菱ミニキャブEVの発売日は?
三菱ミニキャブEVは2023年11月24日に発表され、12月21日に発売されます。
三菱は、軽商用EVのミニキャブEVを改良することでユーザーのニーズに対応し、販売を拡大していきたい考えです。
新型三菱ミニキャブEVについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!