フィアットが、コンパクトカー「フィアット500」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型500のスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】お得に!フィアット「新型500 1.2Cult」改良日本発売!
- フィアット新型500の【変更点まとめ】
- 259万円から!フィアット新型500の価格は?
- レトロ!フィアット新型500の外装(エクステリア)デザイン
- コンパクト!フィアット新型500のボディサイズは?
- 質感UP!フィアット新型500の内装(インテリア)デザイン
- 軽快!フィアット新型500のパワートレインは?
- フィアット新型500を試乗動画でチェック!
- 実用的!フィアット新型500の燃費は?
- いつ?フィアット新型500の発売日は?
- フィアット500を「おさらい」
【最新情報】お得に!フィアット「新型500 1.2Cult」改良日本発売!
▼FIAT 500 1.2Cultの画像
フィアットが、コンパクトカー「フィアット500(チンクエチェント)」の改良日本発売を発表しました。
フィアット500は、ブランドを代表するコンパクトカーとして設定され、SUVモデルの「500X」とあわせ、そのデザインが人気になっています。
改良では「FIAT 500 1.2Cult」グレードで、従来の14インチスチールホイールを15インチのアルミホイールに、ミラーキャップのカラーをボディ同色からブラックに変更。
加えて、フィアットロゴがエンボス加工されたブラックのファブリックシートを標準装備しながら、価格は従来より3万円低い設定とされ選びやすくなっています。
改良された「FIAT 500 1.2Cult」は2024年3月19日に日本発売。価格は2,590,000円となっています。
▼フィアット500e
▼フィアット500X
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フィアット新型500の【変更点まとめ】
▼フィアット新型500の変更点
- 「FIAT 500 1.2Cult」グレードの14インチスチールホイールを15インチのアルミホイールに、ミラーキャップのカラーをボディ同色からブラックに変更。
フィアットロゴがエンボス加工されたブラックファブリックシートを標準装備
▽2023年10月の変更点
- 「TwinAirエンジン」搭載モデルの生産を終了
▽2023年3月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「アバルト695ツーリズモ」、「アバルト695コンペティツィオーネ」を設定
▽2021年6月の変更点
- 「1.2ポップ」「ラウンジ」グレードに代え、新グレード「カルト」「ドルチェヴィータ」を設定
- 「500/500C 1.2カルト」に、クルーズコントロール、パドルスイッチ、スピードリミッターを標準装備
- 「500/500C ツインエア ドルチェヴィータ」に、クルーズコントロール、トリムバッジ、2トーンシートを標準装備
- ボディカラーに「シチリアオレンジ」と「ポンペイグレー」の2色を新設定
259万円から!フィアット新型500の価格は?
▼フィアット新型500の価格
- 500 1.2 Cult(1.2Lエンジン/ハッチバック):2,590,000円
- 500 1.2 Dolcevita(1.2Lエンジン/ハッチバック):3,090,000円
- 500C 1.2 Dolcevita(1.2Lエンジン/カブリオレ):3,260,000円
▽アバルト(ハイスペック)モデル
- アバルト F595(1.4Lターボ)
5速MT/右・左ハンドル:4,480,000円 - アバルト 695ツーリズモ(1.4Lターボ)
ATモード付5速シーケンシャル/右ハンドル:4,700,000円 - アバルト 695Cツーリズモ(1.4Lターボ)
ATモード付5速シーケンシャル/右ハンドル:5,000,000円 - アバルト 695コンペティツィオーネ(1.4Lターボ)
5速MT/左ハンドル:4,800,000円
ATモード付5速シーケンシャル/右ハンドル:5,000,000円
フィアット新型500の価格は、259万円からとなっています。
改良では、装備を充実しながら「500 1.2 カルト」で3万円価格をダウンし、選びやすくなっています。
レトロ!フィアット新型500の外装(エクステリア)デザイン
▼フィアット新型500の画像
フィアット新型500の外装は、レトロモダンなデザインにより、「ひと目でフィアット500」とわかるスタイルに仕上げられています。
▼フィアット500C
ボディタイプにはオープンモデルとなる「500C」も設定され、好みにあわせた選択ができるようになっています。
コンパクト!フィアット新型500のボディサイズは?
▼フィアット新型500のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3570×1625×1515mm
- ホイールベース:2300mm
- 車重:990kg
- ※参考
・フィアット500X(SUV)
全長×全幅×全高:4280×1795×1610mm
ホイールベース:2570mm
フィアット新型500のボディサイズは、ホイールベースを2300mmとすることで、都市部での取り回しに優れた設計とされています。
SUVモデルの「500X」との比較では全長-710mm、全幅-160mmとされ、車重は990kgまで軽量化されています。
質感UP!フィアット新型500の内装(インテリア)デザイン
▼新型500/500C「カルト」
フィアット新型500の内装は、専用のデザインを採用することにより質感が高められています。
新型500では、インフォテインメントシステムに7インチタッチパネルを採用した「Uconnect」が装備され、ラジオやUSB入力に対応したメディアプレイヤー機能、Bluetoothハンズフリー通話機能のほか、Apple CarPlayやAndroid Autoを搭載し、スマートフォンとの連携が強化されています。
軽快!フィアット新型500のパワートレインは?
▼フィアット新型500のパワートレインとスペック
- 【1.2Lガソリン】
直列4気筒1.2Lガソリン
出力:69ps/10.4kgm - 【アバルトF595】
直列4気筒1.4Lガソリンターボ
出力:165ps/21.4kgm - 【アバルト695】
直列4気筒1.4Lガソリンターボ
出力:180ps/23.5kgm - 駆動方式:FF
- トランスミッション
ATモード付5速シーケンシャル「デュアロジック」
5速MT(アバルトモデル)
▽生産終了
- 【0.9Lツインエア】
直列2気筒0.9Lターボ「TwinAir」
出力:85ps/14.8kgm
フィアット新型500の標準モデルには、1.2Lガソリンエンジンが搭載されています。
トランスミッションにはATモード付5速シーケンシャル「デュアロジック」を組み合わせることで、軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
フィアット新型500を試乗動画でチェック!
実用的!フィアット新型500の燃費は?
▼フィアット新型500の燃費
- 1.2ガソリン:18.0km/L
- アバルトF595:14.2km/L
- アバルト695:13.2km/L
- 0.9Lターボ:19.2km/L【生産終了】
フィアット新型500の燃費は、軽量な車体により高められています。
WLTCモード値では1.2Lガソリンで18.0km/Lが確保され、コンパクトカーとしての使い勝手がアップされています。
いつ?フィアット新型500の発売日は?
改良されたフィアット新型500は、2024年3月19日に発売されました。
フィアットは主力車である500を改良することにより、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
フィアット500を「おさらい」
▼フィアット500(初代)
フィアット500(チンクエチェント)は、初代が1936年に登場したコンパクトカーです。
初代は2人乗りの小型車として設計され、流線型の全鋼製ボディや油圧ブレーキに加え、当時先端技術であった前輪独立懸架、水冷エンジン、FR駆動と、コンパクトカーとして贅沢な設計を採用。
その軽快な走りと愛嬌のあるデザインから、ハツカネズミを意味する「トポリーノ」の愛称で呼ばれ、戦前・戦後を通して大ヒット車になりました。
▼フィアット500C(初代/フェイスリフト版)
1949年にはヘッドライトをフェンダーに埋め込むなど近代的なデザインとなった500Cも登場。
▼参考:フィアット600
後継車種としてリアにエンジンを搭載する「フィアット600(セイチェント)」が登場する1955年まで、長期間販売されました。
▼フィアット500(2代目)
2代目はフィアット600の登場から2年がたった1957年に発表され、コンセプトが初代から大幅に変更されたことからモデル名を「NUOVA 500(新フィアット500)」として登場。
フィアット600から多くのパーツを流用し、ドライブトレインを小さくできるリアエンジン・リアドライブ(RR)レイアウトを採用。
フィアット600から一回り小さな車体により価格を下げ、若干窮屈ながら4人乗りが可能な設計だったことから人気になり、1977年まで約400万台を製造。
車体を延長したワゴンバージョンのフィアット500ジャルディニエラも設定されていました。
▼フィアット500(3代目)
現行モデルの3代目は、2代目の登場から50年の節目となる2007年に登場。
エクステリアデザインは2代目をイメージするものとされましたが、駆動方式はより空間効率に優れるFFレイアウトに変更。
レトロなスタイルなどが評判を呼び、2008年ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーや、2009ワールド・カーデザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞。
当時経営状況が芳しくなかったフィアットの復活にも貢献し、世界的なヒット作となりました。
モデルバリエーションには、キャンバストップを採用しオープンエアを楽しむことができる「500C」、アバルトが手掛けたハイスペックモデル「アバルト595」や「アバルト695」などもラインナップ。
同じデザインコンセプトを採用したミニバンバージョンとなる「500L」や、SUVの「500X」なども開発され、フィアットブランドを代表するモデルになっています。
新型フィアット500については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!