ロールスロイスが、最上級SUV「カリナン」のマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップした新型カリナンについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!ロールスロイス「新型カリナン シリーズ2」発表!
- ロールスロイス新型カリナンの【変更点まとめ】
- さらに上質!新型カリナンの外装(エクステリア)デザイン
- 最高峰の室内!新型カリナンの内装(インテリア)デザイン
- 600馬力!ロールスロイス新型カリナンBlack Badgeも!
- 最上の余裕!ロールスロイス新型カリナンのエンジンとスペックは?
- ロールスロイス新型カリナンの燃費は?
- 充実!ロールスロイス新型カリナンの安全装備は?
- 堂々!ロールスロイス新型カリナンのボディサイズは?
- ロールスロイス新型カリナンの価格は?
- いつ?ロールスロイス新型カリナンの発売日は?
- ロールスロイス新型カリナンの名前の由来は?
【最新情報】進化!ロールスロイス「新型カリナン シリーズ2」発表!
▼ロールスロイス新型カリナンの画像
ロールスロイスが、SUV「カリナン」のマイナーチェンジを発表しました。
ロールスロイス・カリナンは、最上級車を手がけるロールスロイス初のSUVとして2018年に新設定され、フラッグシップサルーンの「ファントム」からくる最高峰の質感、V型12気筒ターボエンジンによる高い走行性能を持つモデルに仕上げられています。
初の大幅改良により「シリーズ2」となった新型カリナンでは、新しいデザインを採用。
また、内装のバリエーションを拡大することで質感が高められています。
ロールスロイス新型カリナンは2024年5月7日に発表、受注が開始されました。
▼ロールスロイス新型カリナンの動画
▼ロールスロイス・ファントム
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▼ロールスロイス・スペクター
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ロールスロイス新型カリナンの【変更点まとめ】
▼ロールスロイス新型カリナンの変更点
- 新しいデザインを採用
- 内装のバリエーションを拡大
▽2018年新設定時の特徴
- ロールスロイスのフラッグシップ「ファントム」と基礎を共有した最上級SUVとして開発
- 最上の走りを提供するV型12気筒ターボエンジンを搭載
- 4WDシステムを組み合わせ、高い走行性能を発揮
さらに上質!新型カリナンの外装(エクステリア)デザイン
▼ロールスロイス・新型カリナンの画像
▼参考:カリナン(前モデル)
ロールスロイス新型カリナンの外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
▼ロールスロイス・新型カリナンの画像
▼参考:カリナン(前モデル)
フロントには新設計のライトやバンパーが採用され、デイタイムランニングライトは下方向に伸びたスタイルとすることで重厚感をアップ。
グリルには新たに、バックライトを採用。
足元には、初めて23インチの大径ホイールを採用することで引き締められています。
その他、ロールスロイス・カリナンでは、「ザ・スクラブ」と呼ばれるテールゲートが採用され、設定されるシートによりレジャーを楽しむことができるようになっています。
最高峰の室内!新型カリナンの内装(インテリア)デザイン
ロールスロイス新型カリナンは内装は、SUVの広い室内空間を利用し、世界最高峰の空間がつくられています。
改良では、ダッシュボードの時計の下に、ブランドマスコットのスピリット・オブ・エクスタシーを新たに配置。
インテリアトリムには最高級のウッドや生地などを使用し、オーナーの要望にこたえ無限のデザインを提供。
リヤシートには、ロールス・ロイス製のウィスキーグラスとデカンタ、シャンパンフルート、クールボックスを収めるキャビネット付きリアセンターコンソールも採用。
ラゲッジスペースは、通常時で560L、リアシートを倒すと最大1930Lまで拡大。
ガラス製パーティションにより、ラゲッジを乗員空間とわけ、快適性をあげることもできるように。
リアドアはロールスロイス伝統のコーチドアとなっており、後ろにヒンジをもつことでドレスをきたゲストも美しく乗り降りが可能に。
乗り込む際は、キーをアンロックするかドアハンドルに手を伸ばすと車高が下がり、乗り込んでスタートボタンに触れると車高が上がるようになっています。
600馬力!ロールスロイス新型カリナンBlack Badgeも!
▼ロールスロイス新型カリナンBlack Badgeの画像
ロールスロイス・カリナンには、ハイスペックモデルとなる「カリナン・ブラックバッジ」が設定されています。
カリナンブラックバッジは、搭載するV型12気筒6.75Lツインターボエンジンの出力を600ps/91.8kgmとし、ベースモデルから29ps/5.2kgmアップ。
あわせて、よりアグレッシブなスロットルとトランスミッションのチューニング、ブレーキペダルのストローク短縮により、スポーティな走りを実現。
エクステリアには、ブラックのグリルやブランドマスコットのスピリット オブ エクスタシーなどのほか、ブラッククロームのエキゾーストパイプを採用。
インテリアはカーボントリムとされ、採用される23個のパーツは6回のラッカー塗装により、生産に合計21日がかかるとされています。
最上の余裕!ロールスロイス新型カリナンのエンジンとスペックは?
▼新型カリナンのパワートレインとスペック
- エンジン:V型12気筒6.75Lツインターボエンジン
- 【ベースモデル】
出力:571ps/86.7kgm - 【ブラックバッジ】
出力:600ps/91.8kgm - トランスミッション:8速AT
- 0-96km/h加速:4.9秒(ブラックバッジ)
- 最高速度:250km/h(リミッター)
- 駆動:4WD
新型カリナンには、最新世代のロールスロイス「ファントム」でピストンやクランクシャフト、補機類が新設計されたV型12気筒6.75Lツインターボエンジンが搭載されています。
このエンジンは、ベースモデルで571ps/86.7kgmもの出力を発揮。特に最大トルクは1600rpmで発生することでカリナンを軽快に走らせることができるようになっています。
組み合わせられる8速オートマチックトランスミッションは、GPSと連携することで常に最適な変速を行うことができ、パワフルなエンジンのちからを路面状況やコーナーなどの状況を問わず最高の状態でタイヤに伝達します。
このパワートレインにより、大柄な車体ながら最高速度はリミッターがきく250km/hと、最高峰の性能が確保されています。
ロールスロイス新型カリナンの燃費は?
▼ロールスロイス新型カリナンの燃費
- 15.0L/100km(約6.7km/L)
ロールスロイス新型カリナンの燃費は、欧州値が発表されており約6.7km/Lとされています。
カリナンでは高出力のV12エンジンを搭載しながら、オールアルミ製のプラットフォームなどにより最大限環境性能が高められています。
充実!ロールスロイス新型カリナンの安全装備は?
ロールスロイス新型カリナンの安全装備には、「アクティブクルーズコントロール」や「ナイトビジョン」などの先進システムが採用されています。
「アクティブクルーズコントロール」は、ミリ波レーダーやカメラにより前走車や道路の車線を検知し自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止にも対応。
「ナイトビジョン」は、夜間の運転中に人や大型動物を検知し警告を発するほか、赤外線カメラが捉えた対象物の姿をコントロールディスプレイに表示。衝突の恐れがある場合には、システムが自動でブレーキ圧を高めることで、ブレーキ操作時の制動距離を短縮します。
この他にも新型カリナンには、パノラマビューや衝突警告、クロストラフィックアラート、レーン逸脱警告、車線変更警告など安全装備が採用されています。
堂々!ロールスロイス新型カリナンのボディサイズは?
▼ロールスロイス新型カリナンのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:5340×2000×1835mm
- ホイールベース:3295mm
- 車重:2660kg
- 参考
・ロールスロイス・ファントム
全長×全幅×全高:5762×2018×1646mm
ホイールベース:3552mm
車重:2700kg
ロールスロイス新型カリナンは、ファントムからくるオールアルミ製スペースフレーム・アーキテクチャー「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用しながら全長を短縮、逆に全幅は拡大されています。
この変更は、若返っているというロールスロイスのユーザー層にあわせ、専属の運転手がつくショーファードリブンカーではなく、ドライバーズカーとしての利用を重視したものになっています。
車重は重量級になっていますが、走行による外部からの入力をボディが受け止め、高スペックのエンジンが余裕のある走りを実現するバランスがとられています。
ロールスロイス新型カリナンの価格は?
▼ロールスロイス・カリナンの価格
- ベースモデル:4258万円
- カリナンブラックバッジ:4951万円
ロールスロイス・カリナンは、ベースとなる最上級サルーンの「ファントム」が約6000万円から販売されていますが、カリナンは4000万円台からとなっています。
ロールスロイス車では加えて、ユーザーの要望により無限とされるデザインが提供され、好みの1台を楽しむことができるようになっています。
▼ロールスロイス・ファントムの価格
- ファントム:6050万円
- ファントムエクステンデッド:7007万円
いつ?ロールスロイス新型カリナンの発売日は?
マイナーチェンジしたロールスロイス・カリナンシリーズ2は、2024年5月7日に発表されました。
顧客向けにオーダー受付も行われており、ロールスロイスSUVの走り味がアピールされています。
ロールスロイス新型カリナンの名前の由来は?
▼ダイヤモンド「カリナン」のレプリカ
ロールスロイスが製造する車のモデル名には、「存在感を感じないほどの高い静粛性」を持つことから「ファントム」(亡霊)、「ゴースト」(幽霊)といった名前が採用されていますが、SUVの「カリナン」はイギリス王室が持つ同名のダイヤモンドから名付けられました。
ダイヤモンドのカリナン (The Cullinan) は、1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見された史上最大のダイヤモンド原石で、その重量は3106カラット(621.2g)もあり、鉱山の所有者サー・トーマス・カリナンの名前にちなんで命名されました。
カリナンは発見後、南アフリカに存在したトランスヴァール政府に売却され、1907年にイギリス国王エドワード7世への66歳の誕生日プレゼントに。
その後、9つの大きな石と96個の小さな石が切り出され、9つの石にはそれぞれカリナンIからIXの名前がつけられ、イギリス王室もしくは王族個人が所有することになりました。
ロールスロイスでは、ブランド初めてのSUVとなるカリナンに、地元イギリス王室の所有する”ダイヤモンドの頂点”と言われる名前を採用したと発表しています。
新型ロールスロイス・カリナンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!